モルト侍

池袋のショット・バー、ジェイズバーのバーテンダーが、大好きなシングル・モルトを斬る。

2011年01月

マッカラン 1970 / G&M スペイモルト・ラベル for La Maison du Whisky

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IMG_8616_1先日ご紹介したイチローズ・チョイスの川崎と同じく、ウイスキー・マニアックスの金メダル受賞のマッカラン。何だか少し、懐かしい気がしたのは僕だけだろうか?「マッカラン 1965 43Yo フィノ・シェリー / セレブレーション・オブ・ザ・カスク」と飲み比べたからだろうか?こちらの方がより僕のイメージの中のマッカランらしさを持っている。

例えば、うま味調味料のしっかり効いたラーメンを食べて、「たまに食べると、こういうラーメンは美味しく感じてしまうな」なんて思うことがある。だから、たまに飲むこういうカラメル風味のマッカランにグッと来てしまうことがある。

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もちろん、ギトギトでコテコテな味わいではない。マッカランはラーメンではないのでご心配なく(笑)。口に含んだ後にも感じる、美しい華やかさも持っている。ギトギトとは真反対のさらりとした印象を持っている。恐らくこれは、46%という加水の妙なのかもしれないと、そう思っている。

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IMG_8720_1「マッカラン 1965 43Yo フィノ・シェリー / セレブレーション・オブ・ザ・カスク」に存在する伸びの良さとしっかりしたボディの張りは非常に秀逸だ。こちらのマッカランは色合いからイメージする印象より、この軽快さに驚くかもしれない。宙を舞うように軽やかで、ただもちろん軽薄ではない。そして今のところ、捕まえられそうで捉えどころがない。

IMG_8733_1最近はあんまり、そんな人を好きになろうと思わなかっただろうか?
何だかこういうマッカランは久しぶりで、くすぐったく懐かしい。
少しドキドキしてみるのも良いだろう。

時間を掛けてゆっくり飲んで眠ろう。

よろしくお願いします。

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アジアカップ 優勝

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勝ちました。
アジア・チャンピオンです。

勝利を記念して、是非、何かしたいと思います。(セルジオ越後さん風)

いつも、3杯で¥2,100(税込)の「「3杯セット」です。
1杯当たり、¥700(税込)ということになります。
でも、4杯目からは通常料金になります。
つまり、お買い得なのは3杯目までということになります。

さて、本日ですが、日本のアジア・チャンピオンを祝して、「3杯セット」対象所品は4杯目以降も¥700(税込¥735)にてご提供します。

好きなだけ飲んで下さい。
3杯目までは¥2,100(税込)。
4杯目以降は¥700(税込¥735)×杯数分。

プラス、何かしらおまけ。
何を出すかは内緒。

気持良く2月を迎えられそうな、1月最後の日曜日。

皆様のご来店をお待ちしております。

是非。


よろしくお願いします。

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この辺全部、3杯セットね(笑)。

ベンリアック 1994 15Yo / OB マネージャーズ・チョイス

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コイツはなかなか良いと思う。
率直に感想を述べるなら、そういうところだ。

IMG_8144_1マネージャーズ・チョイスと名の付いたウイスキーである。まぁ、そうそう悪いものではあるまいと思っていた。ただ何となく、注文を出しそびれていた。ぼんやりとしていたということか。正月ボケということか。縁あってサンプルをいただいて、「ふむ、コイツはなかなか良い」と。「コストパフォーマンスも高いではないか!」と。

もっと美味しいベンリアックなら、70年代のものにいくらでもあるだろう。ジェイズ・バーにも68ヴィンテージのベンリアックがあって、まぁ、当然ながら、そちらには負ける。そうは言っても、そんな話を持ち出しても仕方あるまい。十分に複雑なウイスキーだ。今年のウイスキーマガジン・ライブ向けに蒸留所のマネージャーが選んだというのも納得。

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フットボールの代表チームと同じように、シングル・モルトの蒸留所も黄金世代というものがあるらしい。どこそこの蒸留所は○○ヴィンテージが良いね、みたいなことが言われる。

ベンリアック蒸留所の1994ヴィンテージの全般的な事情については詳しくないが、このウイスキーは同世代の中でも、頭ひとつ抜けているということだろうか。これより美味しいベンリアックがあったとしても、それよりは、目の前のこのウイスキーを愉しもう。十分に素敵なベンリアックである。

他にも、キルホーマン、グレンドロナック、アランからもマネージャーズ・チョイスとしてシングル・モルトがリリースされているが、正直、このベンリアックのお買い得感は立派だと思う。

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1994年と言えば、ジェイズ・バーのオープンした年で、何だかちょっと懐かしいな。ラベルを見るとジェイズ・バーと同じように5月生まれかではないらしい(笑)。

とても柔らかいフルーツの香り。プラム、オレンジの皮。まったくと言って良いほど、直線的ではない。うっとりする花の蜜。心地良く鼻をくすぐる。華やかさを残しつつハチミツ、メープル、カカオ、キャラメル。口の中で最後までとても大人しい。甘く煮たフルーツ。ホットでスパイシー。

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「3杯セット」のご利用が可能です。
他の違う銘柄のウイスキーと合計3杯(ハーフ・ショット)で¥2,000(税込¥2,100)。
1杯当り、¥700(税込)です。


よろしくお願いします。

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ラフロイグ 1998 12Yo / 信濃屋オリジナル the MOON

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IMG_8323_1先日ご紹介した、太陽のラフロイグと対をなす月のラフロイグ。
遂に登場である。

昼の反対は夜なのだろう。だけど、どうだろう?太陽の反対は月なのだろうか?太陽が日中の象徴的な存在であることを否定しないし、夜を象徴する存在が月であることは僕も認めるけれど。太陽は恒星で、月は衛星で。太陽は自らその光を放ち、月はその光を反射して輝いている。僕らはみな、そんなことは知っていて、だけど、太陽の反対は月だろうか?

昼と夜。陰と陽。それぞれ、その反対の存在だけれど、実はその境界線は曖昧だ。
そして、太陽と月。実はそのふたつは、まったく別の存在。

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確かに、太陽と月は対をなす存在だけれど、そのふたつを繋げているのは僕らの気持ちだ。陰と陽をセットで考えるように、僕らは太陽と月を一組のものと考えがちだ。だけど、太陽と月は同じコインの裏表ではない。太陽と月はそもそも違うコインで、ただ、その2枚のコインは一組のカップルなだけだ。

だから、このふたつのラフロイグも同じコインの裏表として存在しているのではない。ただ、太陽と月のように種類の違う輝きを放ちながら、僕らの周りを周っている。誰だってそうだろう、陽の光を浴びて大きく息を吸い込みたいと思う日もあれば、月灯りの下でそっと息を殺しながら夜空を眺めたい夜もある。

ただ、今夜のあなたにはこのふたつのラフロイグのうちのどちらがお気に入りだろうかということ。昨日まで嫌いだったものが今日好きになることもある。あるいは、その逆も。

太陽のラフロイグを素直なバーボン樽とするなら、月のラフロイグは怪しげなシェリー樽といったところだろう。太陽にヴァイタルを月にタフネスを思う。

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落ち着いて華やか。柑橘フルーティ。オレンジの皮のようで皮革製品のよう。少しのフェノール。潮風。煙たく湿った土。少しの石灰。校庭の白線。甘い匂いのする体育倉庫。鉄分を含んだプルーン。口に含んで煙たいベリー。刺激的塩味。煙たいフルーツ。スモーキー&スパイシー。

「3杯セット」のご利用が可能です。
他の違う銘柄のウイスキーと合計3杯(ハーフ・ショット)で¥2,000(税込¥2,100)。
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勝って忘れる

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フットボールはいろんなことが起きるなぁと、昨日のようなゲームを観ているとそう思う。大切なのは決勝戦に駒を進めることである。確かに、手際の悪いゲームだったかもしれない。だけど、決勝戦に進んだのは我らが代表ということである。上手くても負けるよりは、下手くそでも勝った方が良い。

少しづつ勝者のメンタリティを身につけて欲しいものだと思う。

さて、昨日は韓国に勝ったのは良いのだが、店に撮った写真のデータを忘れて来た。通常の記事は明日にして、今日はひとり祝杯を挙げよう。

眠い…。

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ダラス・デュ 1981 28Yo / リバーズタウン

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IMG_4692_1昨日は、どうしても確実なものを手に入れたくて頑張ってしまうと嘆く女の子と話をしていた。「そんなものが手に入るのか?」と訊ねると、良いところまで行くのだけれど、最後の詰めが甘いという。どうやら彼女は、まだその努力を続けて行く様子で、僕は疲れやしないかと心配になる。

永遠や絶対や不変など、言葉遊びの範疇でしかないと思う僕からすれば、そんな彼女が不思議でならない。もちろん僕は、忠告をしたり説得するようなつもりはまったくなくて、彼女はまたいつものようにやって来て、日々の出来事を語って行くのだろう。誰だってやりたいことはやめない。誰かが特に困っている訳ではないのだし。

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彼女が目指すのは世界を支配することで、そのやり方は色々あるのだろう。もちろん彼女は、自分の野望には気付いていないだろう。だけど、自分が世界をコントロールできたら、すべての人が幸福に生きていけるはずなのにと思っている様子だ。「すべての王様は最初はそう思うのだよ」と僕は思っている。

彼女にはカレシがいて、僕から見たら、彼女はカレシを箱の中に閉じ込めているようだ。カレシはいつだって、彼女からの禁止事項でがんじがらめだ。いつだって、してはいけないことばかり告げられている。少しづつ消耗して、だからやっぱり、また身動きが取れない。僕から見たら、彼女がカレシを苦しめているようにも見える。

彼女が正しいのか間違っているのか、僕にはそんなことは分からない。彼女は3杯のウイスキーを飲んで\2620を払って帰った。そのうちの1杯がこのダラス・デュ。

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「好きな人を大切にしてあげなさい」と僕は言って、彼女はゆっくりと頷いて微笑んだ。頭にカレシの顔を思い出した様子で、だけど、その後少し戸惑った風に見えた。

人は不思議なものだなと思う。
ウイスキーがミステリアスなように。

レモンのように爽やかで、メロンのように瑞々しい香り。水飴、枯れた草、遅れて少し苦いバニラ。微かにメーントール。その後、ゆっくりとねっとり。舌の上に広がり溶ける淡い甘味。消えた後現れるスパイシーな苦味。ピーナツの皮のよう。ゆっくりと後を引くフィニッシュ。温くなったメロン。

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トマーチン 1993 17Yo / BBR 復刻ラベル

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IMG_8065_1昨日の東京は日が沈んでから少し雨が降って、程よい湿り気が空気を落ち着かせたような気がした。もちろん、暖かくはないが身体を芯から冷やすような乱暴な雨ではなく、優しい気分になる雨だったと思う。仕事中に外に出て空を見上げた。もう雨は止んでいて、風は寒いけれど柔らかく、でも、まだ雨はその匂いだけを残していた。

ある人によれば、インポーターさんもまだ冬眠中とのことだ(笑)。
個人的にはちょっとホッとしている。
僕の方が正月ボケのままだ。

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まぁ、そんな訳にも行くまい。年が明ければ、3月くらいまでのウイスキーの入荷も少しは見えて来る。このトマーチンも昨年末に発注して先週末に届いた。このフルーツ感は上出来だと思う。熟成年数より以上には複雑。

いくつかの複合的なフルーツの香り。桃の皮のようで林檎の芯のよう。デラウェアのようでプルーンの種のよう。次第に落ち着いて甘い洋ナシ。クラッシュ・アーモンドのハチミツがけ。口の中で苦いオレンジ。ちょうど良い重さ。程よく弾ける。下地にハチミツの甘さ。微かにカカオ。ゆっくりと、しかし確実に消え入るようにフィニッシュ。

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マッカラン 1965 43Yo フィノ・シェリー / セレブレーション・オブ・ザ・カスク

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IMG_8271_1マッカランと言えば思い出のウイスキーだなと、時々、マッカランのボトルを眺めながら溜息を吐いてしまうことがある。それまで、ぼんやりとしたウイスキー好きだった僕を決定的なウイスキー好きに変えさえたシングル・モルト。時代は変わっても、いつまでもマッカランには素敵なウイスキーであって欲しいと願うのだが。

人生の中でマッカランを一番飲んだのは80年代末から90年代前半のことだろう。僕がまだジェイズ・バーを始める前のことだ。毎日仕事が終わる時間には早くマッカランが飲みたいと、そんなことを考えていたものだ。それは、「とにかく酒飲んで酔っ払いたい」ではなく、「あのウイスキーを納得するまで味わいたい」という、僕の中に明らかなウイスキーを飲む意図の生まれ始めた時代だったのだろう。

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思えば僕は、あの頃からウイスキーのトリコになったのだ。

とにかくマッカランばかり飲んでいた時代があった。ボトラーズ物のシングル・モルトなんて、そんな時代でもなかったから、当たり前のようにオフィシャルのマッカランを飲んでいた。「10年/100プルーフ」なんてホントにご馳走だったな。飲んでいた時代を考えるなら、僕の思い出のマッカランの原酒は1970年代のものなのだろう。

このマッカランは1965年4月27日生まれ(同じ誕生日の人いるかな?)。僕がマッカランばかり飲んでいた時代にだって20数年の熟成だったことになる。その時代から数えたって、もう20年になる訳だ。さてさて、このマッカランも熟成を重ね変化し、マッカラン蒸留所自体も変わっただろうし、僕はと言えばマッカランからは随分と遠ざかってしまったな。

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自分から遠ざかってしまったのに、その遠くの人のことを思い出して切なくなることがある。人は身勝手な生き物だ。切なくなって耐え切れず、久しぶりにまた会いたいと思った。昨年の暮れに僕はリクエストをして、このマッカランは昨日やって来た。

話は変わるが、本日はアジアカップ VSカタールである。ザッケローニ監督はこれまでの対戦成績の良くないカタール戦に向かい、「サッカーに過去は関係ない」と答えたそうだ。

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実のところ、最近は僕もマッカランには相性が悪い。「ウイスキーに過去は関係ない」とは僕は思わないが、60年代のマッカランとの出会いは本当に久しぶりのこととなる。

大変恐縮ですが、こちらのマッカランはそのほとんどを予約販売にて承っております。一般販売は非常に少量となります。ご了承ください。

よろしくお願いします。

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グレンロセス 1989 21Yo / ブラッカダー ロウ・カスク

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IMG_7670_1営業中にお客さんと食べ物の話をすることがある。特に珍しいことはなく、むしろ日常的に様々な食べ物の話をする。ウイスキーに興味がある人は、食べ物にも関心が高いのだろうか?どこそこで何を喰った。美味しかった。不味かった。また食べたい。もう二度と喰うまい。僕も関心が高い方なので、そんな話には花が咲く。

愉しい話なのは良いのだが、食べ物の話が辛いのは「お腹が減ってしまう」ことだろう。話に出て来たその食べ物を、今すぐ食べたくなってしまう。仕事が終わるまで、その食べ物が頭から離れなかったりして、それは結構辛いものがある。だから、美味しそうに食べ物の話をする人が嫌いだ(笑)。

思うに、映画の話をすれば映画が観たくなり、小説の話をすれば読書がしたくなり。どうだろう?僕が影響を受け易いということか。

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どんな人にだって思い出の「ぶどうパン」というものがあるだろう(いや、ないのか?)。実はこのグレンロセスを飲んでいて、僕の思い出の「ぶどうパン」を思い出した。つい、こないだ、あなたとジェイズ・バーで話をした、あの「ぶどうパン」のことである。「カリッとトーストして、少しのハチミツとバターを落として食べる」。あの時僕とあなたの心はひとつになった。

ちょっぴり残念だったのは、僕が牛乳派であなたがコーヒー派だったことだろうか?
「ぶどうパン」には温かいミルクである。そこだけは譲れない。

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そう、話を戻そう。

このグレンロセスから「ぶどうパン」を思い出した。何だかちょっと嬉しくなって、僕はまた「ぶどうパン」を食べたくなった。だけど、残念なことに、大麦からウイスキーが造れても、ウイスキーからは大麦パンさえ造れない。

華やかな花の蜜の香り。微かにアーモンドの芳ばしさ。背景にシェリーの影響。ほんの僅かにヒネた印象。刺激的。ゆっくりと甘くメープル。ハチミツ。口の中で干しぶどうのよう。しっかりした噛み応えとオイリーさ。ぶどう、あるいはオレンジの皮のような苦味。重たくスパイシー。

美味しい「ぶどうパン」情報、待ってます。

「3杯セット」のご利用が可能です。
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ラフロイグ 1996 13Yo / the SUN 信濃屋オリジナル

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IMG_7815_1目指すものや目論見を持つことで人のやる気は生まれるのだと思う。例えばそれは、「このゴールを決める」であったり、「このゲームに勝利する」であったり、「決勝トーナメント進出」であったり。あるいは、「とにかく日本に勝つ」であったり。だけど、それは誰のためだろう。僕にはどう見てもそれが「自分のため」には思えない。

「人のために何かをするのはバカバカしい」。それは傷付いた人の素直な心情なのだろう。犯人探しは後回しにして、いくつかの人の思いと欲望が交錯すれば、誰かを傷付け、誰かが傷付くことがある。悪意のあるなしは別にして、あるいは、どちらの側になるかは別にして、傷付いた人は何かを失い、傷付けた方だって大概は何も手に入らない。

僕に言わせるなら、結局「人は誰かのために、何かをしたくなる生き物」だ。自分を認めさせようとするための行為なのかどうかは分からない。ただ、僕から見ていると人は誰かを喜ばすために何かをしたくなる生き物のようだ。どうせなら、自分を不幸にしない人のために何かをした方が良い。

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世の中にはサッカーがバカバカしいと思う人もいるし、ウイスキーなんて意味が分からないという人もいる。だけど、そんな人だってサッカー以外のバカバカしいことや、ウイスキー以外の意味の分からないことをしているだろう。人はそういう生き物だ。僕はウイスキーに夢中で、そうじゃない人は何に関心があるのだろう。

「サッカーなんかやらなくても人は死なない」というのと同じように、「ウイスキーなんか飲まなくても人は死なない」訳だ。ならばどうして、僕らはサッカーを観戦し、ウイスキーを飲むのだろう。どうやら明らかなのは、「人は死ななければOK」というだけでは生きて行けないらしいということだ。

人が人を喜ばせたくなるのは何故だろう?明らかなのは、誰も喜ばなくなったら人はサッカーをやらないし、ウイスキーだって造られることがないだろう。

世の中にはウイスキーに興味がない人もいる。だから、「ウイスキーなんて何でも一緒」って思っている人はこのラフロイグを喜ばない。だけど、このラフロイグを選んで売っている人は「このラフロイグは誰かを喜ばすはずだ」と思っただろう。そこには目指すものや目論見があっただろう。だとしたら、それは何だろう。どんな人を喜ばせたかったのだろう。

数あるウイスキーの中からラフロイグにスポットライトを当てて、「お!ラフロイグだ」と誰かの足を止めさせる。多くのシングル・モルトがそうであるだろうが、このラフロイグもそういうウイスキーだ。ただ、すべての人の心に引っ掛かるかどうかは分からない。ウイスキーに興味がない人はスルーしてしまうかもしれないし、あるいは、この太陽の絵に足を止めるかもしれない。

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「私は大丈夫だろうか」と思い悩み、「私を認めろ」と叫ぶ。人はそのふたつの間を生きているなと、カウンターのこちら側から人を見てそう思う。もちろん、僕も変わらない。同じだ。

封を切る前のほとんどのウイスキーは「私を認めろ」と叫んでいる。僕は気になったウイスキーをグラスに注ぐ。途端にウイスキーは落ち着いた様子で、今度は「私は大丈夫だろうか」と少しだけ低姿勢だ。僕はウイスキーの香りを嗅いで、口に含み、それらのウイスキーを認めたり、認めなかったり。嫌いなところが鼻に付いたり、好きなところが出て来るのを待ってあげたり。

多くの開封したてのウイスキーは心配そうでモジモジしている。
最初から堂々としているウイスキーも時々いて、凄いなと思う。
そう、恥ずかしそうなウイスキーも悪くない。

すべてのウイスキーは僕らを傷付けることを目的に世の中に出て来た訳ではないだろう。最近はそう思えるようになった。残念だが、若い頃はウイスキーを飲んで勝手に傷付いていただけだったということ。悪いウイスキーなど、そう滅多にないものだ。自分に合わないウイスキーには、「僕じゃない良い人を紹介するよ」とそう声を掛けることにしている。

いつ頃からだろう、いや、もちろん、ウイスキーそのものに興味が薄れた訳ではないのだが、ウイスキーより以上に、そのウイスキーが誰に似合うだろうかと、そんなことが気になるようになった。ウイスキーを飲んでいて、いくつものお客さんの顔が浮かぶ。それは僕にとって良いウイスキーの証拠だ。僕の仕事柄ということだろう。

このラフロイグを飲んだ時も、たくさんのお客さんの顔を思い浮かべて、でもそれは、純粋に「あの人に飲ませたい」から少しズレて、「あの人は(このラフロイグを)なんて言うだろう?」。そんな理由からだ。

ひと言で言うなら「美しき柑橘フルーティ」なラフロイグ。だから、そう聞いて「飲んでみたい」と思った方を喜ばせたいと目論んだラフロイグであろう。

あなたはラフロイグにどんな思いがあるだろう?どんなウイスキーだと思っているだろう?このラフロイグはフルーティで、少なくともガサツな印象はないと申し上げておこう。僕の頭の中で、何人かの人が「ラフロイグの印象が変わったよ」と言って、何人かの人が「物足りないね」と言って、結構たくさんの人が「今ドキのラフロイグだね」と言っている。

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もちろん、実際になんて言うかは分からない。だから、僕は確かめようと思っていて、ウイスキーを飲みながらまた、アレコレお客さんと話をするのだろう。少し真面目に飲んで、あとの大半はバカバカしい話ばかり。

太陽が沈めば月が夜空に明かりを灯す。
そして、月明かりを消すようにまた太陽が昇る。
変わることのない繰り返しだ。

太陽のラフロイグは、どうやら月のラフロイグと対になっているようだ。
僕らはきっとまた、太陽と月の違いについて話をするのだろう。
まったくプライベートな場所としてのジェイズ・バーのカウンターで。
言いたいことの言える幸福がそこにはあるのだ。

ウイスキーは人と人をつなぐためにある。
ウイスキーの周りに集まる笑顔は人をつながり易くする。
ウイスキーが持つ力を僕は信じていて、
その力が最大限に人の役に立つことを望んでいる。

僕の仕事に何かの意味があるなら、そういうことだと思うのだ。

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ラフロイグ 1996 13Yo / the SUN 信濃屋オリジナル

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IMG_7815_1フットボールは恐ろしいゲームだ。昨日、「かつての」強豪サウジアラビアを相手に5−0のスコアで楽勝となった我らが日本代表である。誰がこの結果を予想しただろう。かく言う僕も、「ここまでの」結果は思い描いていなかった。予選グループの対戦相手の中では一番のテクニックを持つと思われたサウジアラビアだ。何しろ、3連敗はできまいと。

もちろん、既に予選突破の可能性の残らないサウジアラビアである。心底本気になれなくとも仕方あるまい。そうは言っても、かつては「中東にサウジあり」と言わしめ、アジアカップでは優勝3回、ワールドカップ最高位はベスト8。自らも「我らがアジア最強国」との自負のある国だ。相手が日本なら、彼らにとっても「不足はない」はず。前の2連敗を帳消しにするほどの「日本に勝利」ではあるまいか。

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サウジアラビアの選手も俯いて国に帰るのは辛かろう。最後に日本戦を残し「決勝トーナメントには進めずとも、巨人の首、獲ったり!」と胸を張って帰りたいであろうと。テクニックはヨルダンとシリアに比べれば確実に上。アジア覇者としての歴史もある。彼らがプライドを賭けて戦えば、そう簡単には勝たせてくれないだろうと。そう思っていたのだが。

いやいや、フットボールは恐ろしい。この予選リーグを見る限り、「テクニック?関係ない」と言わんばかりだ。要するにモティベーション次第ということ。

テクニックを「上手さ」と見よう。モティベーションを「強さ」と見よう。そのふたつを掛け合わせて答えを出すとするなら、どちらかの数値がゼロになれば、その掛け算の答えもゼロだ。

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「モティベーションの低いプレーヤーのするフットボールは、どうにもならない」ということを露呈した昨日のサウジアラビアであったが、それはなにもフットボールだけの話ではない。ウイスキーだって、モティベーションの高い者が選んだ方が良いウイスキーが出て来る。

唐突だが、「サッカーなんかやらなくても人は死なない」というのも、「ウイスキーなんか飲まなくても人は死なない」というのも、両方とも事実だ。だから、僕が言いたいのは、「僕らは愉しくて、好きだからウイスキーを飲んでいる」ということ。僕がウイスキーを飲むのは「愉しみを増やしたいから」だ。

長らくウイスキーを飲んで来て、ちょっぴり切なく思うのは「ウイスキーを飲んでも悲しいことは減らない」ということだ。残念なことに苦しいことも減らない。ただ、ありがたいことに、「愉しいことなら随分増えた」。

思うに、このラフロイグはモティベーションの高い人が選んだのだろう。
僕はそう思っていて、そんな話は明日にしようと思う。

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イチローズ・モルト再考

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年のワールドカップほどには話題になることもないが、現在中東のカタールでフットボールのアジア・チャンピオンを決める闘いが繰り広げられている。知名度が低いとは言え、先日のシリア戦は深夜1時のキックオフにも関わらず、10%を超える視聴率を記録したそうだ。翌日のジェイズ・バーでもお客さんと「結局最後まで観ちゃったんですよね」って話に花が咲いた。

「国を代表するチームを応援する」というスタンスで楽しめる代表戦が好きだ。斜めに観ているだけでもフットボールはツマラナイ。クラブ・チームの戦いは、プロフェッショナルのプレーヤーの良いゲームが観られたなら満足するところがあるが、代表戦は精一杯応援して勝利をすることにこそ愉しみがある。僕のスタンスは概ねそんな風だ。

何によってカタルシスを得るのか、それは、非常に個人的な問題だ。

ワールドカップを終えた新しい日本代表の初陣。今回のアジアカップをそう位置づけることにしよう。この冒険が彼らを成長させてくれることを願っている。もちろん、結果が重要なことは言うまでもないが、結果を出した者にだけ次の冒険が待っている。それが、決勝トーナメントである。

先日のシリア戦はタフなゲームだった。「お粗末な試合運びながら辛勝」と説明をすることは十分に可能だが、僕はあのゲームに希望を見ている。あのゲームにいくつかの成長が見られたと考えるからだ。

長らく「テクニックはあるけれど、サッカーが下手」と言われる我らが代表である。僕が思うのは、先日のあの壊れたゲームではテクニックの優劣などまるで意味を持たない。ただ、あのゲームに「涼しげな顔で何となく負ける」のではなく、「喰らいついて、攻めて、勝った」というのは大きなことだと思う。それこそが、フットボールの上手さではないだろうか。

「テクニックはあるけれど、サッカーが下手」よりは、「技術はないけど、試合には勝つ」方がよほど良いだろう。あのゲームの日本代表に僕はある種の「太さ」を感じたのだ。負けるイメージを排除してゴールに近付こうとする気持ち。目指すものを心に持って結果を掴み取る。僕に言わせるなら、あの日の日本代表はそのように勝利したということだ。

イチローさんのウイスキーにも、僕は同じことを感じているのだろうと、そんなことを思った。

彼の造るウイスキーを「評価する」のではなく、彼のウイスキーに「惹かれる」理由はそこにあるのだと思う。僕が彼のウイスキーに求めるのは「華麗なテクニック」ではなく、やはり独特の「太さ」なのだと思う。そして、それこそが、彼のウイスキーを日本代表となし得た理由だろう。ずっと、こういうウイスキーを求めていたのだなと、そんなことを思う。

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今回の4本のウイスキーから、クラブのキングを除外して考えるなら、僕の中ではハートの3に大きく惹かれるものがある。そこに存在する「太さ」を、僕は個人的に「汚れたヴァイタリティ」と呼んでいるけれど、そのヴァイタリティには劣勢のゲームをひっくり返す力がある。誤解を恐れずに言わせていただくなら、「ドブネズミのように美しい」とはそういうことなのだと、ひとり得心している。

どんなにウイスキーが好きでも、あるいは、フットボールが好きでも、睡魔には勝てない。
つまり、今日は眠いということ。

本日10時より、サウジアラビア戦です。

クラブのキング、スペードの9、ダイヤの7、ハートの3と合計4種で、

ハーフショット4杯で、¥2,520です。



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リトルミル 1990 20Yo / クリエイティブ・ウイスキー エクスクルーシヴ・モルツ

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IMG_7819_1新学期が始まって1週間も過ぎたというのに、まだ宿題を提出していなかったなんてことなら、何度か子供の頃にもあっただろう。もしかしたら、宿題を出さないまま学期末を向かえて新年度になるのではないかという淡い期待は叶うことがなかった。それだけでなく、不幸というものはいつだって自分の知らないところで、確実に大きく育つものだということを思い知ることになる。

放っておいた問題は、ある程度の大きさになってからいきなり現れるものだ。現れた時には大概、もう既に「参ったな」というくらいの大きさになっている。僕が子供の頃は、僕に不幸を告げに来るのは多くの場合先生の役目で、あの時もその先生は「おい、宿題どうなってる?」とワリと軽い感じで問い掛けた。そう、始業式の日に僕が、「家に忘れちゃったんで明日持って来ます」と嘘をついてごまかしたあの宿題のこと。

「明日持って来ます」と言ってからもう1週間が経っている。当然、宿題を終わらせていなかったから嘘をついた訳で、更に、僕は1週間の猶予があっても宿題を終わらせるような良い子ではなかったということ。今思えば、良い子でなかったより以上に、かなり「頭が悪い子」だったようだ。始業式から1週間後、痺れを切らした先生に「宿題どうなってる?」と訊かれて僕はこう答えた。

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「あっ、いっけねぇ、ホントに明日持って来ます。もう終わってますから」。

それを台詞と考えるなら、なかなか上手い芝居ができたと思う。おっちょこちょいな忘れん坊(この言い方も死語だね)っぷりを表現できていたと思う。さて残念なことに、嘘とフィクションとは違うということ。小学生だった僕だって、当時はそれなりのリアルな現実を生きていた訳だ。「あの台詞はお芝居の為でした」。では、済まされない。

もちろん、おかげで宿題の提出期限は「明日」になった訳だ。しかしお察しの通り、僕がその1日で宿題を終わらせる訳がない(笑)。同じ言い訳が何度も通る訳がないと、子供の僕にだって分かっていただろうに…。

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歳を取るというのも不思議なものだ。僕はその宿題の提出期限の「明日」のことを覚えていない。いくら何でも「お咎めなし」で通り過ぎることはなかろうし、かといって、宿題を提出できずに「ごめんなさい」と謝った記憶がない。もちろん、数多くの「先生の激怒」の記憶がある。「僕の謝罪」の記憶もある。だけど、それらのどれが何に繋がっているのかが分からない。

都合の悪いことは忘れる。ある意味、人間らしいということか?大人になって辛いなと思うのは、自分に自分の宿題を出すことが多くなったからだろう。忘れて困るのは自分だ。

人は何かを守りたいと思った時に嘘を吐いてしまいがちだ。
そしてまた、失いたくないと思った時に相手を赦してしまいがちだ。

嘘を吐いてまで守りたいと思ったものは何だろう?
すべてを赦してまでも失いたくないと思ったものは何だろう?

昨年の暮れに(確か、12月30日だったな)封を切ったリトルミル。「ブログの記事にしなくては…」と、自分の中では年越しの宿題になっていたウイスキーだ。やはり、宿題を終わらせると気持ちが良い。

ごく稀に、このウイスキーにカビ臭さを感じる人がいる。言われれば意味として理解できる。ただ、僕にとってはまったくネガティブな要因には感じない。だけど、そこで引っ掛かってしまうと、そこから先に進めなくなってしまうことがある。誰かには引っ掛かるが、他の多くの人はスルーする。だけど、引っ掛かってしまう人がいる。

臭いチーズを美味しいと思ったり、納豆が大好きだったり。
人は不思議な生き物だ。

「3杯セット」のご利用が可能です。
他の違う銘柄のウイスキーと合計3杯(ハーフ・ショット)で¥2,000(税込¥2,100)。
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川崎 シングル・グレーン 1982 / イチローズ・チョイス

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IMG_7763_1知人からのいくつかのメールとツイッターで、このグレーン・ウイスキーの「金メダル」受賞を知った。その後すぐに、イチローさんご本人からも連絡をいただいたりして、僕は何だか随分と顔が綻んだ日になった。どうやら酒屋さんの店頭から、「川崎 シングル・グレーン 1982 / イチローズ・チョイス」が消え始めている様子で、それはまたそれで良いことだ(笑)。

僕が初めてこの川崎グレーンを飲んだのは、今から2年ほど前。秩父蒸留所に見学にお邪魔した時。「詳しいことはお話できないのですが…」みたいな前フリで、商品になる前の川崎グレーンを飲ませていただいた。素直なクセのないシェリー樽のウイスキー。熟成感はあるけれどシンプル。そんな風に思ったのを覚えている。

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当然だが、その時の僕らには、それが川崎蒸留所のグレーン・ウイスキーであることは明かされず、もちろん、当時の僕は川崎に蒸留所があるなんてまったく知らなかった。ほどなく、1976と1981ヴィンテージの川崎が商品としてリリースされ、「えっ!?あの秩父で飲んだヤツは国産のグレーン・ウイスキーだったの?」。「つーか、川崎蒸留所って、…何?」。みたいな気分。

IMG_7756_1恐らく、こんな商品が出てこなければ、僕らは一生、川崎蒸留所の存在など知ることもなかっただろう。皆さんあまりその名も知らないかもしれないが、かつての「オーシャン・ウイスキー」を支えたグレーン・ウイスキーだ。僕も少しムキになっていろんなことを調べさせてもらった。個人的には本当に有意義な勉強だったなと思う。

そうそう、昔作った川崎蒸留所の資料をファイルに綴じて用意したので、興味のある方には差し上げたいと思う。もちろん、ジェイズ・バーで川崎グレーンを飲んでくれた人に限るけど。

世の中には「グレーン・ウイスキー・マニア」っていうのはあんまりいないかもしれない。だけど、「シェリー・カスク・マニア」ならまだその数は多いだろう。そもそもはバーボン・バレルに充填されていたはずのウイスキーだが、結局、シェリー・バットで熟成を重ねた。ヒネたところの少ないウイスキーだが、開くまでにちょっと時間が掛かる。その点は最初に随分学習した(笑)。

今のところは、グレープフルーツのワタっぽい柑橘系の香りや、甘いけれどサインペンのような香りに感じるかもしれない。しばらく時間が経つと、しっかりした甘さの向こうから、焦がしたカステラの苦味を感じるようになる。飲み干してからさらに時間が経つと、しっかりしたハチミツやメープル、アンズのような香り。そして最後はクリームの香り。

何だか久し振りに、イチローさんのウイスキーがたくさん並ぶジェイズ・バーである。

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イチローズ・モルト カード・シリーズ クラブのキング

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IMG_7329_1とても素直で滑らかな香りのウイスキーだ。例えば僕は、スペードの9やハートの3のような、武骨だが芯のしっかりした太さを感じるイチローさんのウイスキーを好きだと思ってしまう。クラブのキングは太いウイスキーではないと思う。

もちろん、か細い訳では決してないが、僕がそこに感じるのは太さではなく厚みである。しっかりした床を踏みしめて歩いているような心地良さがある。

太さのあるものからは、グラスの中から僕に飛び掛ってくるような勢いを感じるけれど、厚みのあるものには、こちらを受け止めてくれるような安堵がある。

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落ち着いて華美に過ぎない香りは、今回の4種の中でも「馥郁たる」と言える香りだ。

あくまでも個人的な見解であるが、「一番イチローズ・モルトらしいウイスキーは?」と訊かれたなら、僕は間違いなくイチローズ・モルト15年と答える。素直で滑らかな香りが特徴的なウイスキーで飲み飽きない。そして、そのイチローズ・モルト15年を軸にして、各方面に多彩に展開するそれぞれのカード・シリーズたち。僕はそんな風に思うことがある。

IMG_7368_1過剰なゴージャスとも違う、太さでも重さでもなく、フルーティで滑らかな厚みを持ったウイスキー。そういう優しさが存在するのがイチローズ・モルト15年だと、僕はそう思っている。そして、そのイチローズ・モルト15年の良い特徴を背後で支えているのは「コニャック・カスク」ではないかと、そう思うことがある。

実はこのクラブのキングもコニャック・カスクである。
だから、この心地良さは似ていると、僕はそう思ってしまう。

清々しく甘い香り。スイカのよう。ゆっくりと重たい甘さ。栗とメープル。とても素直で滑らか。口に含んでべっこう飴。しっかりと甘く。同様にそこそこしっかりピーティ。

クラブのキング、ダイヤの7、ハートの3と合わせて

ハーフショット4杯で、¥2,520です。

よろしくお願いします。

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イチローズ・モルト カード・シリーズ スペードの9

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IMG_7279_1イチローさんのウイスキーには、時々、開くまでに時間が掛かるなぁと思うものがあって、このスペードの9なんかもそんなウイスキーなのだろう。今回4種仕入れたカード・シリーズも本日で3本目のご紹介となる。実際のところ、その4種の中で唯一の絵札である「クラブのキング」はやはりちょっと別格。開けたてから美しい飲み心地の良さを持っている。

正直に言うなら、開封したてのこのスペードの9をあまり気に入らなかった。どうにも渋味と苦味が際立って感じられ、素直に言うなら飲み難いだけという思いがあった。

封を切って1週間ほど経過した。ジェイズ・バーにも随分と馴染んだだろうか。今では随分と穏やかだ。以前はネガティブに感じた印象も、「飲み応え」の範疇と解釈することが可能だ。ウイスキーは面白いなぁと思う。グラスに注いだウイスキーが変化するように、封を切ったウイスキーがボトルの中で飲み手の都合の良いように変化することがある。

僕はそれをウイスキーの持つ「適応力」と呼んでいるけれど(笑)。

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どんなウイスキーもそうだろう。例えばそれが、飲んだことのないウイスキーなら、封を切る時にちょっぴりドキドキするものだ。どのくらい期待に応えてくれるのか?あるいは、残念な気分になってしまうのか?人生は喜びばかりではない。陰鬱な気分になってしまうことだってあるのだ。ひと口、口に含んだ時に、いや、実はグラスに注いでその香りが漂ってきた瞬間に、ウイスキーが僕を悲しくさせてしまうことが時々ある。

「お前、やっちゃったな」と、そんな時に僕は呟いている。さて、その呟きは誰に向かっているのか?自分に問い掛けるように、僕がそう言っていると思ったなら間違いだ。そんな時の僕は本気でそのウイスキーに対して腹を立てている。

「こんな大事な時に」。「何でそんなつまらないことを」。

ウイスキーに腹を立てる僕も大人気ないと思うが、愉しい会話の腰を折られたような、センスのないジョークで周囲の人をドン引きさせられたような、そう、つまりはこういうことだ。

IMG_7287_1「空気が読めないのか!」、と。

このスペードの9をそこまで悪く言うつもりはないが(笑)、まぁ、実際のところ、当初好印象ではなかったことは事実だ。ただ今では、しっかりした甘さに裏打ちされた苦味と渋味が特徴の重たいウイスキーになっている。それはある意味、僕がイチローさんのウイスキーに求める「太さ」のひとつの形でもある。

かつて空気を読めなかったヤツが、成長して周囲の人と折り合いを付け、愉しませ、むしろ人気者になることがある。空気を読めるヤツになることがある。ウイスキーにも時々そういうヤツがいて、でもそれは、「空気に触れて酸化しただけのこと」と言われるならその通りかもしれない。

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ただ、僕らがウイスキーから何かを学ぶことができるとするなら、「空気が読めない」と非難されたなら、「空気に触れることが大事」ということだ。閉じこもっていては、変わることがない。というのは人もウイスキーも同じことなのだろう。

軽快にセメダイン。ステンレス・スティール。微かに味噌。ゆっくりと焦がした砂糖。やがて黒糖。
口に含んで、とても甘く苦い。さらに渋い。徐々にしっかりと穀物の甘味。駄菓子っぽいチョコレート。とてもキュート。ただし、少しの硫黄。ホヤ貝の酢の物。

クラブのキング、ダイヤの7、ハートの3と合わせて

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本日の営業

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本日は祝日につき、

18:00からの営業


となります。
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さて、昨日お知らせした「グレントファーズ 1975 34Yo / SMS ザ・テイスター」であるが、あっという間に人気者になってしまった。「半分売ったら、一時凍結」と申し上げたが、その半分まで、あと7,8杯といったところか。気になる方はお急ぎ下さい。今週末に飲もうなんて思っていたなら、多分間に合わない。

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すっかり、グレントファーズの人気の陰に隠れていしまった感のある「ボウモア 1993 17Yo / TWA プライベート・ストック」である。メゾン・ドゥ・ウイスキーのジョイント・ボトリングと言ってもあまり説得力がないのだろうか(笑)。かつて、「あれほど、93ボウモアを追い掛けたのに」と思っている方は、是非とも。

ちなみに、このボウモアに名前を付けた。「スミレちゃん」である。オーダーの時には「スミレちゃん下さい」と言っていただけるとちょっと嬉しい。

「3杯セット」のご利用が可能です。
他の違う銘柄のウイスキーと合計3杯(ハーフ・ショット)で¥2,000(税込¥2,100)。
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グレントファーズ 1975 35Yo / SMS ザ・テイスター

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IMG_7578_1マイナーな蒸留所にスポット・ライトが当たることは悪いことではないと思ったのは、2年前、2009年のまだ暑い頃だったろうか。この「ザ・テイスター」でカーステン・エールリヒ氏がフェッターケアンを取り上げて以来、フェッターケアンと言えば、ちょっとは名の知れた蒸留所になっただろう。当時はそれ以降、いくつかのフェッターケアンが世の中を賑わせた。

あの時と同じように今回のグレントファーズも、現在のところマイナーな蒸留所と言っても良いだろう。奇しくも同じ1975ヴィンテージ。「(ウイスキー)愛好家自身の情熱と信条を傾けてボトリングしたシリーズ」と銘打たれたシリーズ、「ザ・テイスター」。さてさて、グレントファーズはしばらく皆様の心に引っ掛かるだろうか。

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世の中のすべてのグレントファーズについてはさて置いて、このグレントファーズが僕の心に引っ掛かったことは確かだ。前回同様、「なるほど、このようなタイプの素晴らしいフェッターケアンがあるのか」と気付かせていただいたように、「なるほど、このようなタイプの素晴らしいグレントファーズがあるのか」と気付かせていただいた。

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思うに前回のフェッターケアンは派手だった。今回のグレントファーズは親和性が高いと申し上げておこう。前回のフェッターケアンが「ついつい追い掛けたくなる」ウイスキーだったのに比べると、今回のグレントファーズは「素敵な人だなと思っていたら、何故か向こうから声を掛けてくれた美人さん」といった風だ。

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そう、このグレントファーズはとは、知らぬ間に仲良くなっていた。つまり、親しみやすいということだ。フェッターケアンが「追い掛けることが辛くなる」くらい良いウイスキーだとするなら、グレントファーズは「そばにいなくなったことに気付いて切なくなる」ウイスキー。

より一層親しんでいただくために、このグレントファーズは「3杯セット」対象商品とさせていただこう。お気軽に注文をして欲しい。昨日のプライベート・ストックのボウモアと合わせて「新春特別企画」である。ただし、3月に入荷予定の「例のアレ」との関係で、

半分売ったら、一時販売中断とさせていただく。

残しておいて、「例のアレ」と飲み比べてみたい。このグレントファーズ、既にジェイズ・バーでリリース済みで、つまり、残りはあとハーフショットで16,7杯分程度。

急いでね。

「3杯セット」のご利用が可能です。
他の違う銘柄のウイスキーと合計3杯(ハーフ・ショット)で¥2,000(税込¥2,100)。
1杯当り、¥700(税込)です。


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ボウモア 1993 17Yo / TWA プライベート・ストック

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1993ヴィンテージのボウモアが話題になるのもぼちぼちピークを越えただろうか。
そうは言っても気になるものは気になるか。

昨年末に入荷。
飲んだら愉しんでくれそうなお客様のために封を切った。

「3杯セットでOKですよね」と声を掛けてくれた方には3杯セットの対象商品とさせていただこうと思う。

詳細は後日とするが、「フローラル系ボウモア」と申し上げておこう。
今までのTWA系の93ボウモアとは少し違う流れを感じる。
煙たさもあり、穀物系の甘みもあり。

「3杯セット」のご利用が可能です。
他の違う銘柄のウイスキーと合計3杯(ハーフ・ショット)で¥2,000(税込¥2,100)。
1杯当り、¥700(税込)です。


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「3杯セットでOKですよね」とご確認を。

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イチローズ・モルト カード・シリーズ セブン・オブ・ダイヤモンズ

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IMG_7256_1東京の夜は寒さが少し厳しかっただろうか。ウイスキーを売りに来る人が新年の挨拶がてら顔を出して、ウイスキーを飲みに来る人の少ない一日となった。寒い夜の方がウイスキーは美味しいよと言っておきたい。もちろん、売りに来た人よりは飲みに来た人の人数が多かったが、売った量よりは注文を出した量の方が多い夜になってしまった。

「ひとりで考えていても埒(らち)が明かない」という人と、だから、随分と話し込んだ夜になった。自分の将来について、特に仕事について考えていたら眠れなくなってしまったと言う。多くの場合、眠れない原因は不安なのだろう。ただ、残念なことにどんなに頑張って起きていても、不安はなくならないということだ。もちろん、誰にだって、ひとりで寝るのが寂しい夜もある。

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ひとりが息苦しくて飲みに来たのかもしれない。飲みに行く理由が欲しくて埒の明かないことを考え始めたのかもしれない。そして、眠らないことを選んだのかもしれない。まだ眠りたくない自分を確かめて、彼は飲みに来たのだろう。彼の家の近くにジェイズ・バーがあったことは、彼にとって幸福であっただろうか?もちろん、僕はそれを不幸だとは思わない。

ただひとつ確かなことは、ウイスキーがあって良かったということだ。
そんな夜には、ウイスキーがちょうど良い。

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悩むことと考えることは違う。僕らはそのような結論に辿り着いて、彼はイチローズ・モルトを4杯飲んで帰った。だから、自分の中のある種の思いは、時々取り出して人に聴いてもらった方が良いと、僕らはそんな点で合意に達した。人に聴いてもらうには説明が必要で、説明するために自分の頭を論理的にする必要がある。説明をしようとすると、自分の考えの矛盾や破綻に自ら気付くことがある。人が「なるほど!」という顔をするのはそういう時だ。

IMG_7259_1ひとりで考えていると、論理的である必要がなくなることがある。悩んでいるだけで満足してしまうことがある。自分の中のいくつかの不幸や不条理をピックアップして、何かを納得してしまうことがある。

ウイスキーを飲みながら話をしていると、人が「なるほど!」という顔をするのを見ることができる。僕はそういう顔が好きだ。そんな夜には、イチローさんのウイスキーがちょうど良い。

焦がしたようにアクっぽい甘い香り。微かにメープル。湿った雑木林。か細いバニラと木の香り。焦がしたような煙たさは次第に芳ばしく。特徴のある苦味。少しづつ穀物系の甘さが被る。根菜系の渋味。ハーブのよう。

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イチローズ・モルト カード・シリーズ スリー・オブ・ハーツ

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IMG_7222_1昨日お知らせした通り、年明けとともにイチローさんのウイスキーをリリースさせていただいた。昨年にリリースされた「ファイナル・ヴィンテージ」には、飲み易いが軽くて薄目な印象があり、正直なところちょっと物足りない印象があった。羽生蒸留所のウイスキーの持つ、ある種の「太さ」は僕にとって大きな魅力であるため、その物足りなさは少し残念という感想に至ることとなる。

「ファイナル・ヴィンテージ」を前提に考えるなら、今回のカード・シリーズ4種はそれぞれに間違いなく羽生らしい太さを持っている。大雑把に言ってしまうなら、そのどれもが「濃い口、甘苦系」である。もちろん僕は、どちらかと言えば太さに特徴のある羽生のウイスキーが好きだ。バランスの良さは後回しで構わない。

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ラベルのデザインもとてもキュート。4本のウイスキーにそれぞれ違う種類の雪の結晶がモチーフに使われている。冬の東京に空から舞い降りた、4つのウイスキーたちということなのだろう。このハートの3は価格が手頃なのが嬉しい。

しっかりした花のような香り。あるいはとても刺激的でウッディ。直線的であるいは一方的。少し遅れて砂糖の甘い香り。口に含んで、華やかな苦み。柑橘系フルーティ。弾力があり十分な膨らみを感じるが少々硬い印象。蕾のよう。

クラブのキング、スペードの9、ダイヤの7と合わせて

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イチローズ・モルト カード4種

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イチローズ・モルト カード・シリーズ4種。
諸事情でご紹介が遅れたが、新春特別企画です。

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あけましておめでとうございます。

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2011年賀



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ニュースで聴く全国の悪天候の話が嘘のような東京の三が日が終わった。今日の東京も気持ちの良い晴天。毎年のことだが正月は良く寝る。自分を律する枠組みを失うと、人はこんなにも急速に堕落するのか(笑)。あるいは、正月くらい心配することなく休んで良いだろうという気持ちが自分に安心感をもたらしているのか?まぁ、自分でも良く分からない。

今日もまた、いくつかの色々なウイスキーがジェイズ・バーに入荷して、なるほど自分の一年が始まるのだなと、そんな気持ちになるのだろう。今年も一月から色々なウイスキーが世の中にリリースされて、僕はまたいくつかのウイスキーを選び皆様にご紹介して行くだろう。昨年の暮れにストックしたいくつかのウイスキーとも合わせて。

一昨年もそうだったが、年末になると自分がウイスキーを粗末に扱っているのではないかと心配になる。たくさんのウイスキーが出て来て、追いかけ切れなくなるのだろう。高速で車を運転しながら、様々な道路標識や矢印の付いた看板に惑わせられる。そんな気分にさせられて、気付けば「ここはどこだろう?」。

ウイスキーが好きなのだから仕方がない(笑)。
アレもコレも欲しくなってしまう(笑)。

お客さんに喜んでもらうこと。あるいは、飲み手の笑顔こそが正義であるなら、僕にはまだまだ足りないところがあるということだろう。心して、今年もウイスキーについて考えて行こうと思う2011年の正月である。

本年もよろしくお願いします。

よろしくお願いします。

ジェイズ・バー、

本年の営業を本日19時より営業開始です。


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