モルト侍

池袋のショット・バー、ジェイズバーのバーテンダーが、大好きなシングル・モルトを斬る。

2012年10月

ベンリアック 1976 35Yo / OB Limited Release Batch 9 Cask No.6967

驚いた。
すんごい、と呟いた。

今回バッチ9から、この76と83ホグスヘッドを仕入れることになって、「まぁ、76は鉄板。83の方がお客さんにウケるホグスヘッド系のフルーティなウイスキーだろうかな」なんて目論見を持っていました。

83も飲みました。もちろん、良かったですよ。アルコール度数を思えば、意外なほどの濃い口で、飴っぽいフルーティなニュアンスが素敵でした。85の方が綺麗な乳酸のニュアンスがあったかな。という感じ。

まぁ、83の話は後日に譲るとして、本日は76の話。

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細部にこだわれば、全体が見えなくなる。
木を見て森を見ずという態度は愚かだ。

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それは、物事の本質を理解するのに大切な態度だと思っております。何事にもそのような振る舞いができるよう心掛けたいと僕は思っている訳です。

ただ、ウイスキーの愉しみの真髄は、
目の前の木を愛でること。
、であると思う訳であります。

ウイスキーを愉しもうと思う時、その森全体に詳しい必要はありません。目の前の木を美しいと思えるなら、それは素敵なことじゃないですか?という訳であります。

森全体に理解が及ばなくとも、ウイスキーは十分に愉しむことができるのです。

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例えどんなウイスキーでも、目の前のグラスに一杯注いで、そいつを「美味いね」と言えるような誰かがそばにいたなら、それが一番幸せじゃないでしょうか?という訳であります。

僕はこれからもその素朴を愛し続けるでしょうし、それこそがウイスキーの愉しみの真髄であると思う訳であります。

その素朴を愛しているうちに、僕はウイスキーそのものを愛するようになってしまったのだろう。それは、恋をすることと変わらない。

これはどんなウイスキーなのだろう?
どうしてこのウイスキーを好きなのだろう?

それは、僕にとって最初のうち素朴な疑問だった。好きになったウイスキーの生い立ちや背景について知りたいという素直な気持ちだった。人に恋をすることと変わらない。

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かつて、郷ひろみがこう唄っている。
♪ 会えない時間が、愛育てるのさ ♪

仕事中の飲めない時間にウイスキーのことを考えたことなら、多くの人にあるだろう。郷ひろみのその唄は、真実の一つの側面を正確に伝えている。

さて、相手を知る上で、僕は次の3つの側面に注意を払うように心掛けている。

印象と構成と展開。
それらは、ウイスキーを知ろうと思う時、僕が大切にしていることだ。

その件について詳細に語っている時間はなさそうなので、機会を改めようと思うが、このベンリアック、そのどれもが素晴らしい。シェリー樽のウイスキーとして素晴らしい。

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上品で清楚な印象のあるシェリー。その印象はこのウイスキーの最大の特徴だろう。重厚に過ぎず、軽快に偏らず、ましてや軽薄ではない。度数の高さもあってか、エッジが利いた印象だが、舌から喉へと滑らかに流れる。

このウイスキーに「苦い」という印象を持つ人はいるだろうか。確かに、いるだろう。ただしかし、その苦味は僕を興奮させるのに必要な要素だ。僕には焼き海苔のように感じた。ただし、僕には全くネガティブではない。

複雑で多様なパーツを組み合わせた構成だ。リンゴやオレンジのフルーティさ。もちろん、探せば桃っぽさも十分に拾える。穀物系の甘みは今のところあまり感じない。蜂蜜感も少なめで軽快なもの。メープル、あるいはカラメルの甘い香り。

若干感じるウッディさとペッパーのスパイシーさは、このウイスキーのエッジを際立たせるのに一役買っているかもしれない。ピーナッツ・バターのような甘さ。それがまたとても上品で子供っぽくない。

このウイスキーは揺らいでいる。揺らぎながら展開する。この揺らぎはどこに収斂して行くのだろう。しっかりしているが嫌味のないアルコール感がこの優れた展開力の背景にあるだろう。

伸び伸びとした生命力に溢れたベンリアック。張りがあり艶やかで嫌味のないシェリー感。上質なシェリー・カスク最高峰のひとつの基準となり得るウイスキーではなかろうか?

ちょっと興奮しちゃってすみません(笑)。
お詫びに本日、月曜日より、火・水曜日まで、
ハーフ・ショット1995円(税込)にてご提供します。

多くの方に、この体験をして欲しいと思います。

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ベンリアック 1976 35Yo
OB Limited Release Batch 9
Butt , Cask No.6967 , 339bottles , 59.0%

「3杯セット」のご利用が可能です。
他の違う銘柄のウイスキーと合計3杯(ハーフ・ショット)で¥2,000(税込¥2,100)。
1杯当り、¥700(税込)です。

よろしくお願いします。

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本日の入荷情報:秩父 2009 3Yo / イチローズ・モルト チビ樽

詳細なテイスティング・ノートは後日に譲るとして、美味しいウイスキーが入荷したことをお伝えしておきたい。

コレうま。です。

熟成3年のウイスキーがこれほどまでの複雑さと展開力を備えていることに、素直な驚きを隠せない。事前にサンプルをいただいて、その上で仕入を決めたウイスキーであるが、その時の印象ともまた違った側面を見せてくれている。

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この独特のフルーティさはサンプルを愉しんだ時には感じないものだった。抜栓時のこの印象がそのうち失われてしまうものだとするなら、この愉しみを手に入れられたことに感謝をしよう。

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先日は「バニラ・クッキーに蜂蜜入りのオレンジ・マーマレードを載せた感じ」とご案内をさせていただいたが、もちろん、その範疇から外れてはいない。ただ、オレンジ・マーマレードと説明をした部分が、少しズレを生じていて愉しい。そのフルーティさがキュートだ。

本日はそのことをお伝えしたくて速報させていただいた。

「今夜は眠いので、以上」。
な感じで、これにて失礼。

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秩父 2009 3Yo
イチローズ・モルト チビ樽
Quarter Cask "CHIBIDARU" , Cask No.291 , 161bottles , 61.0%


「3杯セット」のご利用が可能です。
他の違う銘柄のウイスキーと合計3杯(ハーフ・ショット)で¥2,000(税込¥2,100)。
1杯当り、¥700(税込)です。

よろしくお願いします。

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ラフロイグ 1990 21Yo / ウイルソン&モーガン

何とも不思議な気分になるラフロイグだ。何が不思議なのかというと、「不思議に思う自分を不思議に思う」という入れ子構造を持っていて、その辺が厄介だ(笑)。

何のことはない。普通のラフロイグじゃないか。

そう言われるなら、確かにその通り。僕も十分にラフロイグらしさを感じるし、もちろん、それを愉しんでいる。

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ジワリと来る旨味。適切な塩味。煙たさもちょうど良い。フェノールや塩素のような、勢いはあっても少しネガティブに思うようなニュアンスはほとんど感じない。背景にはプラムやアプリコットのようなフルーティさが存在していて、嫌なものを覆い隠し、全体を支えている様子。

何のことはない。普通の(美味しそうな)ラフロイグじゃないか。
そう思っていただけるなら僕もありがたいのだが…。
出来の良いラフロイグだ。

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少し釈然としないのは、本性をあらわにしてくれないように思えるところがあるからだろうか?ゆっくり向き合うとカラメルソースとカカオパウダーのような甘さを発揮する。ついさっきまでバーボン樽だろうと思ってたのに、シェリー樽と思ったり。

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上質で涼し気なところのあるラフロイグ。かと思えば、キュートな猥雑さを見せてくれたり。2種類のラフロイグを交互にテイスティングしているような気分になるが、バランスの悪いラフロイグと簡単に評してしまうのを躊躇ってしまう。

素直な告白をさせていただくなら、僕はこのようなウイスキーに水銀を思ってしまう。もちろん、過去に水銀を味わったことはないのだが(笑)。

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実は、テイスティングと言い訳をして、随分な量飲んでしまった。いくらか飲んで、僕なりの結論に至っていないことが残念だが、ぼんやりと辿り着いたのは、これはモザイクなのだということ。

ラフロイグにモザイクが掛かっているのではなく、ラフロイグがモザイクを掛けている。そんな気がした。何にモザイクを掛けているのかというと、このラフロイグの持つフルーティさではないだろうか。

今日の話は何だか不思議なまま終わってしまうが(笑)、十分に素直なラフロイグらしさを持った美味しいラフロイグ。ただ、ここから少し不思議なものを拾ってしまう人も少なくないだろう。

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ラフロイグ 1990 21Yo
ウイルソン&モーガン
Cask No.2350 , 53.2%

「3杯セット」のご利用が可能です。
他の違う銘柄のウイスキーと合計3杯(ハーフ・ショット)で¥2,000(税込¥2,100)。
1杯当り、¥700(税込)です。

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本日の発注情報:秩父 2009 3Yo / イチローズ・モルト チビ樽

この一年ほどの間に秩父3年のリリースがいくつか続いたが、その度に驚かされて来た。「何に?」と問われるなら、「その進化に」とお答えしておこう。

世界中にウイスキー愛好家はいるだろう。それはとても素敵なことだ。さて、日本のウイスキー愛好家の強みは何だろう。この国はウイスキー生産国なのだ。そう、僕らはこの国に暮らしている。

しかも、蒸留所の数はひとつやふたつではなく複数。もちろん、スコットランドのその数に比べたら少ないけれど、僕はそのことを誇らしく思うし、それを僕らの強みだと思っている。

実は先日、このチビ樽のサンプルをいただいた。先ほど、「秩父の3年が進化している」と申し上げたのは、そのテイスティング結果を受けてのことである。

簡単に今までの秩父3年の感想を綴っておくと、

ファースト → おめでとう!
フロア・モルテッド → なるほど。
ピーテッド → やるじゃん。
チビ樽 → おぉ!

という感じである。

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初めてこのチビ樽の存在を知ったのは、2年前の秩父蒸留所見学の時だったろうか。熟成庫に積まれたたくさんの樽の最上段にちょこんと乗ったチビ樽を指差して、イチローさんが「秩父蒸留所仕様のクオーター・カスクで、我々はチビ樽と呼んでます」と説明をしてくれた。

チビ樽について簡単に説明するなら、いわゆる「バット」サイズの樽の両端をカットして、容量を少なくした樽。一般的なクオーター・カスクに比べ、鏡板が大きく原酒が接触する面積が多く、その影響が大きいとのことだ。

蒸留所見学の帰り道、夜の街並みがグイグイと秩父の方へ行き過ぎる景色を電車の中で眺めながら、恐らくあのウイスキーが世に出るのはあっという間なのだろうな。と思った。

僕のぼんやりしたあっという間は、秩父蒸留所見学のスタッフには大切な時間だったのだろう。彼らはその時が来るまでチビ樽に出番を待たせ、4番目の秩父3年として市場に送り込んだ。

あのウイスキーがやって来るのだなと思えば、感慨深い。

詳細なテイスティング・ノートはチビ樽の入荷情報に譲るとして、簡単な印象を書いておきたい。

バニラ・クッキーに蜂蜜入りのオレンジ・マーマレードを載せた感じ。
です(笑)。

個人的な感想だが、これまでの秩父のウイスキーには「独特の太目な甘さ」を感じて来たが、チビ樽にはその甘さがより洗練された印象を持った。今までの秩父に比べると、少しの落ち着きと涼し気な印象を持ったと言ったら良いだろうか。

最後にこのチビ樽を飲んで、少し不思議な気分になったことをお伝えしておこう。

僕はチビ樽とのファーストキスの興奮から少し落ち着きを取り戻すと、「何かに似てるなぁ」と呟いた。加水すると一気にフルーティな印象が前面に出て、僕はあることに気付いた。

「あること」というのは、このウイスキーがスコットランドのある蒸留所に似ていると感じたこと。そして、それに気付いたのは、ある方のご教示があってのこと(笑)。

それについては詳細に書けないので、お店でお話しします(笑)。

10月25日(木)、入荷予定です。

チビ樽


よろしくお願いします。

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ハイランド・パーク 1981 30Yo / 信濃屋オリジナル「禽獣図会」

同シリーズのダルユーインに比べて、こちらのハイランド・パークの方がラベルのデザインとしては好き。勢い良く勇ましい海老である。

1981ヴィンテージ、熟成は30年の大台に乗っているとは言え、素直に僕を驚かせたのはこの勢いの良さ。30歳にして張りのあるボディを持っている。1981年生まれの皆様。自信を持ちましょう(笑)。

潮っぽいニュアンスも十分にあって、この勇ましさはラベルの海老のようである。喰べちゃうぞ(失礼!:笑)。

まずは、お伝えしておいた方が良いだろう。こちらのハイランド・パークと先日ご紹介したダルユーイン、本日まで大特価。「3杯セット」対象商品です。

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バーボン樽のハイランド・パークが気になり始めたのはいつ頃の頃からだろうかと、ふとそんなことを思う。10年ほど前からだろうか。

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それまでのハイランド・パークには、何処かに必ずしっとりとシェリーのニュアンスを感じて、そのバランスの良さが好きだったり、あるいはしっかりとシェリーで美味しいって感じだったり、まぁ、とにかく大体ハイランド・パークは美味しいって感じだった(笑)。

60年代のバーボン樽のハイランド・パークを初めて飲んだ時、そこにはっきりと「蜂蜜バナナ・クレープ」のようなニュアンスを感じて非常に驚いたことがある。今思い出してみてもあれは衝撃的だったな。

以来、何となく気になってバーボン樽のハイランド・パークを追い掛けて来たところがあるのだなと、今そんなことを振り返る。

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そんな背景から考えても、コイツはなかなかヴァイタリティのあるハイランド・パークだ。口に含めばはっきりと塩味を感じて、キリッと柑橘フルーティ。ただし、レモンというよりどちらかと言えば、ライムのよう。ハイランド・パークらしい焚き火のような煙たさというより、鼻抜けの良いスパイシーなピート感。

さて、先日は「ハート・ブラザーズの1990ハイランド・パーク」の記事で、「塩ハチミツ」系のウイスキーが好きだということを告白させていただいたが、抜栓時の現在、塩味は十分に感じてもまだ「ハチミツ感」が足りない。

「塩ハチミツ」ではないのか?とご不満な方がいるなら、(恐らく)心配はいらない。元来がヴァイタリティのあるハイランド・パークようだ。僕らはまだまだ出会ったばかりで、彼女はまだ強がっている。

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最初のうちはアルコールのアタックも強い。シャープなピート感はやがて焚き火の煙のような暖かさを感じさせるだろう。グレープフルーツのワタのような渋味は微調整を繰り返し適切な領域に、ライム・ピールのような苦味は程よいアクセントになるはずだ。

僕が彼女を知るにはもう少しの時間が必要なようで、彼女が変化をするにももう少し時間が必要なのだろう。心配はいらない。すべては時間が解決してくれることだろう。

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ハイランド・パーク 1981 30Yo
信濃屋オリジナル「禽獣図会」
Bourbon Hogshead , Cask No.6082 ,254bottles , 53.8%

さて、ダルユーインとこちらのハイランド・パーク。「3杯セット」の対象商品となるのは本日日曜日まで。皆様のご来店をお待ちしております。


「3杯セット」のご利用が可能です。
他の違う銘柄のウイスキーと合計3杯(ハーフ・ショット)で¥2,000(税込¥2,100)。
1杯当り、¥700(税込)です。

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ダルユーイン 1976 35Yo / 信濃屋オリジナル「禽獣図会」

信濃屋さんオリジナルの「禽獣図会」。ダルユーインとハイランド・パークがリリースされたが、どうやら今のところ、こちらのダルユーインの方が人気が高いらしい。

個人的にはハイランド・パークの方に期待が高かったし、もちろん、飲んでみて気に入っている。まぁ、ハイランド・パークの詳しい話は次回に譲ろう。

ただ、こういうダルユーインに対する人気が低くないことを聴いて、少し嬉しくなった。度数も低めで、少し繊細な印象のあるこの手のウイスキーは敬遠されることも多いだろうと危惧するところがあったからだ。

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ある意味、「力まずに飲める」この手のウイスキーが好きだ。「物足りない」という意見があるなら理解は不可能ではないが、「十分に複雑である」と反論をしたい。

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繊細であることはか細さと同義ではない。このウイスキーは十分なしなやかさを持っている。そして、繊細さと複雑さとしなやかさは同居することが可能だ。

イチヂクやビワのような和のニュアンスも感じることができて、その辺りも僕が気に入るポイントになっている。そこだけを切り取るなら、昨日紹介したディーンストーンに似たニュアンスを持っている。

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僕が感じるこのダルユーインの一番の大きな特徴は、「灰っぽいバニラ」感とその背景に存在するフルーティな甘さ。

「灰っぽい」と言うと少々ネガティブなイメージを持たれるかもしれないが、僕が伝えたいのは心地良い苦味とちょっとした粉っぽさのようなもの。その印象が様々なところに顔を覗かせていて、それはこのウイスキーの全体をイメージさせるのに役立っている。

このダルユーインの商品案内に「ランシオ(貴熟)香の一歩手前まで進化する強烈なインパクト!」というテイスティング・ノートがあって、恐らくそれは、僕がベビー・パウダーのように感じる部分と一致するのだろう。

で、僕としてはこのダルユーインを「とてもフルーティで灰っぽいバニラ感のあるベビー・パウダー」と位置付けたのである(笑)。

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ダルユーイン 1976 35Yo
信濃屋オリジナル「禽獣図会」
Bourbon Hogshead , Cask No.5966 ,124bottles , 48.3%

さて、最後になりますが、昨日もご案内したとおり、この「禽獣図会」のダルユーインとハイランド・パーク。本日から金・土・日曜日まで、
「3杯セット」対象商品とします。


「3杯セット」のご利用が可能です。
他の違う銘柄のウイスキーと合計3杯(ハーフ・ショット)で¥2,000(税込¥2,100)。
1杯当り、¥700(税込)です。

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本日の入荷予定 : 信濃屋オリジナル「禽獣図会」

ハイランド・パーク 1981 30Yo
信濃屋オリジナル「禽獣図会」
Bourbon Hogshead , Cask No.6082 ,254bottles , 53.8%

ダルユーイン 1976 35Yo
信濃屋オリジナル「禽獣図会」
Bourbon Hogshead , Cask No.5966 ,124bottles , 48.3%

信濃屋Hパークダルユーイン


先日、10月5日から予約がスタートした 信濃屋さんオリジナルの「禽獣図会」から2本のウイスキーが到着予定。

10月5日と言えばジェイズ・バー移転から一周年のまさにその日で、「一周年を記念して信濃屋さんからプレゼントが届くのだな。そりゃまた、粋な計らいをしてくれたな」と思っていたのだが、どうやら僕の勘違いだったようだ(笑)。

ま、そんなことはどうでも良いか。
愉しみなウイスキーが今夜届きます。

この派手なラベルも印象的だ。このセンスの良さを僕は個人的に気に入っている。

「中身が美味しくなければ意味はないだろ?」とのご意見があるならその通り。美人さんとお付き合いしてみたら、「まったくつまらない人だった」みたいな話も世の中にはある。

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ただ、人の顔がその人柄の表れであるということがある。ウイスキーも同様なところがある。ウイスキーのラベルは後から付けられる。このウイスキーを試した方が、「このラベルが似合う!」と思い付けられたラベルだということだろう。

「美人だから、好き嫌い」な訳ではなく、「凡庸な顔つきだから、好き嫌い」ではなく、付き合うには中身が大事ということである。

ただ、このウイスキーを好きと思った方が、この顔が似合うと判断したのだろう。

さてさて、まだ飲んでいない。
故に愉しみである。

今夜、入荷します。
本日木曜日より、金・土・日曜日まで、上記のウイスキー2本を「3杯セット」対象商品とします。

来てね(笑)。


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ディーンストーン 1976 34Yo / スリー・リバース アートワーク

もうほぼ完売の状態だけれど、先日リリースしたTWA&ネクターのディーンストーンがなかなか気に入っていた。度数も低く、ある意味少しぼんやりした印象もあって、好みの範疇に入らない方もいたけれど、個人的には気に入っていたのだ。

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とは言え、気に入られなくとも嫌われることの少ないウイスキーではあった。そんな意味では、熱狂的なファンは少ないが、万人受けするタイプとも言えるだろう。

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今回のディーンストーンもその点では同様で、僕の仕事としての立場からも使いやすいウイスキー。で、なおかつ、どこかのバーに行って棚に置いてあれば気になるウイスキー。「箸休め」的な良さも持っている。

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こいつが気になるウイスキーとなる大きな要因のひとつが、そこに「和」あるいは、「漢方」のニュアンスを感じるからなのだと思う。

少し水っぽいイチヂク、あるいは、ビワのように感じる部分が僕のお気に入りだ。

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ビワと言うと、薬用なイメージもあって、大人っぽいちょっとした苦味も印象的だ。強過ぎない甘み。ビワの皮のウブ毛が苦くなったイメージが沸いて来て、梨のような瑞々しい甘さが遅れてやって来る。

キャンディの包み紙のようなワクシーさ、ハーブのニュアンスと微かにミント。

何だかアレだな(笑)。
こんな文章書いちゃって、どれだけの人が興味を持っていただけるか不安になって来たな(笑)。


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ディーンストーン 1976 34Yo / スリー・リバース アートワーク
Bourbon Hogshead , 109bottles , Cask No.2977 , 41.1%



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トマーチン 1976 34Yo / スリー・リバース ザ・ライフ

これは素晴らしい。

一般的に肌に触れた時の感触やその風合いの良いことを「肌触りが良い」と表現するが、このようなウイスキーを愉しんでいると「鼻触りが良い」と言いたくなる。

べったりし過ぎず、かと言って何も感じない訳ではなく、当然のことながら鈍重ではなく、これより重厚と言えるだろうウイスキーはいくらでもあるだろう。むしろ軽快でさえあって、しかし、軽薄ではない。そんな状態が僕にとって「鼻触りが良い」ということ。

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ラベルの老夫婦を眺めながらグラスを傾け、歳を重ねるとは如何なることだろうかと、そんなことを思う。そのすべてが積み重ねであるなら、僕らの心と身体には何かが澱(おり)のように沈殿するだけだろうか。

恐らく、それだけではないはずだと、このウイスキーを愉しみながら思う。時を経て何かを手放したからこそ、残ったものがより輝きを増すということがあるだろうと、このウイスキーを愉しみながら思う。

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いくつかのドライフルーツ。アンズ、ブラウン・シュガー。トロピカル・フルーツ。イチゴ味のコーンフレーク、少しのミルク。口に含めば、ウッディと言っても良いだろう。口溶けの良いウェハース。心地良く長いフィニッシュ。ハーブ。

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瓶詰めが2011年11月とある。
一年近くの間、どこで何をしていたのだろう。

勢いの良さだけで成り立っていないウイスキーがここにある。でもそれは、素直なだけのウイスキーではない。バランスの良さだけが売りのウイスキーでないことは確かだ。

複雑だろうか?
その通り。

今後の展開に期待できるだろうか?
その通り。

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ちょっとしたクセモノでさえあるかもしれない。飲み口の後半に現れるハーブのニュアンスをお気に召さない方も何人かいるだろう。

さて、あなたはどう思うだろう?

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トマーチン 1976 34Yo
スリー・リバース / ザ・ライフ
Refill Sherry Butt , Cask No.14 , 49.9%

よろしくお願いします。

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トマーチン 1976 / ライフ その他の入荷情報

さて、先週末のサッカー日本代表の親善試合・フランス戦にすっかり気を良くしている。試合内容に反省や改善点があることは否定しないが、「結果が伴わないまま反省」より、「勝ってその上で改善点を洗い出す」ことの方が気分良く有意義でもあるだろう。

今まで一度も勝ったことのないワールドカップ優勝経験国にアウェイで勝利。気分が良いことこの上ない。

今のフランス代表が既に「巨人」ではないというのなら、ジャイアント・キリングとの表現は適切でないかもしれないが、大方の予想を裏切るという意味に置いてアップセットではあっただろう。

ただ、この結果は番狂わせではあっても奇跡ではない。
勝機は十分にあると見ていた。

試合後、勝利の余韻に浸りながら、僕はぼんやりとスーザン・ボイルを思い浮かべた。

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スーザン・ボイルをご存知だろうか?スコットランド出身の女性歌手。もう3年前の話になるのだが、彼女のデビューのきっかけとなったサクセス・ストーリーがちょっとした話題になったことを覚えている方も多いのではないだろうか?

ご存知でない方はもちろんのこと、「ああ、アレね」という方も是非とももう一度見いただきたい。
こちらをどうぞ

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彼女はもう50歳を超えた普通のオバサンだ。髪は白髪交じり。どちらかと言えば太り気味。お世辞にもスタイルが良いとは言えないし、明らかなことを言わせていただくなら、「美人ではない」ということだ。誰が見ても普通のオバサン。もちろん、芸能人には見えない。

彼女を有名にしたのは英国の素人オーディション番組。彼女はマイクを持って舞台に上がり、審査員からの質問に「将来はプロの歌手になりたい」と答える。

垢抜けない普通のオバサンが精一杯の(引き攣った)笑顔で「歌手になりたい」と答える。意地の悪く高慢な態度の審査員は彼女から視線を逸らしてせせら笑う。

会場の雰囲気も冷笑と嘲笑。彼女が歌い始めたら、どんな失態を見せてくれるかが楽しみという、冷淡な蔑みの反応の客席。

歌い始めた彼女の唄声は会場を魅了することになる。彼女の失態を望む皮肉な態度はゆっくりと消えて、彼女の唄はスタンディング・オベーションで迎えられる。

歌い終えた彼女に向かって放たれた審査員の言葉が印象的だ。「最初、ここにいるすべての人があなたの敵でした」。

今回の日本の勝利もアウェイでのものだ。周りは敵ばかり。

僕は思う。長らく、我らが日本代表も同じような境遇だったなと。「日本人がサッカーで成功できる訳がない」。残念なことに、それは、かつてのこの国の一般的なメディアの論調だった。

もちろん、たったの一回だけワールドカップ優勝経験国に勝ったからといって、その栄誉を僕らが奪えるものではない。ワールドカップにおいては、グループリーグを突破したことはあっても、まだその先へと進んだことはない。

可能性を追い求め実現するということは、どれほど勇気のいることだろうか。いや、そもそも何故、そのことに勇気が必要なのだろうか?

恐らくそれは、僕らの気分の問題なのだと思う。僕らは気分に押し潰されるのだ。気分をマインドと言って良いかもしれない。「日本がフランスに勝てる訳がない」。僕らは簡単に気分としてそう言ってしまう。その対戦について事前にまったく検証することもなく。

それまでの対戦成績が不利であることは当然明らかだ。現在の実力差も認めざるを得ない。だけど、ゲームはまだ始まってない。まだ始まっていないなら、僕らが勝つ可能性があることは確かな事実だ。同じように普通のオバサンの唄声が僕らの心を魅了することなどないと、僕らは簡単に、気分としてそう思い込んでしまう。

僕らのマインドはコントロールされているのだろうか。「日本がフランスに勝てる訳がない」と言わせてしまう理由はなんだろう。冷静になれば明らかなことだが、「訳がない」という言い分は、その可能性のすべてを否定している。

素直に考えて欲しい。ゲームがまだ始まってないとするなら、どうして「勝つ可能性は100%ない」と言ってしまうのだろうか?結果が出てないのに、何故「絶対に勝てない」と言ってしまうのだろう?

真実に近いことを言わせていただくなら、勝てないと思った時は負けやすい。僕はどんな時も、皮肉より誠実さや良識に耳を傾けて行きたいと思う。

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僕らのマインドはプログラムされているのかもしれない。太った普通のオバサンを見たら「歌手にはなれない」と思い、フランスに対戦する日本を見たら「ゲームには勝てない」と思い、飲んだことがないから「ウイスキーが愉しいはずがない」と思うように。

それらは、先入観としてプログラミングされているのかもしれない。

先入観と戦うには勇気が必要なのだろう。あなたの気分の中に先入観がプログラミングされているなら、それを取り除くことも僕の仕事のひとつだ。

あなたには「ウイスキーの味の違いなんて分かる訳がない」という先入観があるかもしれない。だけど、多くの人の中にあるそのプログラムを取り除くことを、僕はさほど難しいことだと思っていない。

多くの場合、僕はスーザン・ボイルのように冷酷な嘲笑にさらされて来たけれど、初めてウイスキーを愉しむという人たちの先入観を取り除くことに成功して来た。

もちろん、必ず成功するとも限らない。成功に至るにはあなたの協力が不可欠だからだ。

鍵になるのは、あなたの中の素直さと良識だ。「ウイスキーの味の違いなんて分かる訳がない」と、あなたが思い続けている限り、ウイスキーを愉しめる可能性は限りなく低くなる。改めて考えてみて欲しい。「訳がない」訳がないのである。

「フランスに勝てる訳がない」日本はフランスに勝ち。「歌手になれる訳がない」スーザン・ボイルは歌手になった。「ウイスキーの味の違いが分かるかもしれない」と思った時、ウイスキーを愉しめるようになる。

「愉しめたら良いな」。そう思ってくれたらいい。

大きな勇気が必要なことでもない。必要なのは、ウイスキーを目の前にした時に、先入観ではなく素直さと良識を手に入れることだ。たったそれだけのことで、大きな愉しみを手に入れることができる。

本日は(もしかしたら)圧倒的な感動を呼び起こすかもしれないウイスキーが2本入荷する予定だ。

トマーチン 1976 34Yo
スリー・リバース / ザ・ライフ
Refill Sherry Butt , 49.9%

ディーンストーン 1977 34Yo
スリー・リバース / レディ&ユニコーン
109bottles , 49.9%

まだ入荷していない。当然、飲んでいないので、どのようなウイスキーかは分からない。だから、「美味しい訳がない」とは思っていない(笑)。「美味しかったら良いな」。今、そう思っている。

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さて、今夜は午後9時から

日本代表 VS ブラジル代表

国際親善試合 21:00キックオフである。
もちろん、ジェイズ・バーにて放映予定。

正直に申し上げるなら、フランスより強敵と思われる。
ここ最近のブラジル代表はイランを相手に6ー0、中国を相手に8ー0と無失点ながら高得点という調子の良いパフォーマンスを見せている。

破壊力のある攻撃が武器と言えばその通りかもしれないが、とても積極的な印象のチームに仕上がっている。フランスに比べ完成度が高いと言えるだろう。

手強い相手であることは間違いがない。しかし、勝てる可能性があることも確か。良いゲームを期待している。

一緒に観ましょう。

そうそう、トマーチンとディーンストーンは午後10頃の入荷予定です。

よろしくお願いします。

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ブレアフィンディ 1986 25Yo / ブラッカダー ロウ・カスク

中身はスペイサイドの有名な蒸留所でお馴染みのブレアフィンディ。
シェリー・カスクでございます。

抜栓時、飲みづらい印象がありましたが、ねっとりした甘さも前面に出て「らしさ」を感じるようになりました。

グラスに注いで香りを嗅ぐと、この手のウイスキーに「ブラウニー」を思い浮かべる。クッキーより柔らかく、だけど、スポンジ・ケーキより硬いチョコレート焼き菓子としての「ブラウニー」。

あるいは子供の頃駄菓子屋で買った、黒糖の焼き菓子。
あれ何だっけ?

まぁ、いづれにしても、この素朴さが好きだな。

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当然、これは駄菓子でもブラウニーでもなくウイスキー。
でも、愉しむ時は「大人の素朴なお菓子」みたいに愉しむ。

ただ、この「素朴さ」は「素直さ」には通じないかもしれない。この「素朴さ」は「荒削り」と感じられるかもしれない。この「荒削り」を「粗雑」や「田舎臭く」感じるかもしれない。

子供はいつから苦いものが食べられるようになるのだろう。苦さを好むようになった時、僕は少し大人になった気がしたけど、そんなものは幻想だろうか?

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ブラウニーのようで、タンニンの苦さも感じる。柑橘系の酸味もありながら、甘さ控えめ。でも、とろり。

飲み手を選ぶウイスキーかな。
心配な方はご相談を(笑)。


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ブレアフィンディ 1986 25Yo / ブラッカダー ロウ・カスク
Refill Sherry Butt / 556bottles / 49.7%



「3杯セット」のご利用が可能です。
他の違う銘柄のウイスキーと合計3杯(ハーフ・ショット)で¥2,000(税込¥2,100)。
1杯当り、¥700(税込)です。

よろしくお願いします。

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ピート・リーク 13Yo / ブラッカダー ロウ・カスク

中身はカリラでお馴染みのピート・リークである。もしも、カリラじゃなかったらごめんなさい。

ブラッカダーはピート・リークのブランドでこれまで何度もウイスキーを出している。当たり前だが、リリースごとにその香りと味わいは異なるものになる。

異なるとは言っても、例えばカリラとグレンフィディックほどの大きな違いがあるはずもなく、そのブレ幅は「若干の」という程度である。

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ただ、「若干の」という程度のことであっても、これまでいくらかのピート・リークを飲んで来た者から言わせれば、なるほどと理解できる程度の違いを感じることができる。

余談だが、随分昔、ピート・リーク(peat reek)をインターネットの翻訳サイトで翻訳してみた。思わず笑ってしまったが、「peat reek」→「泥炭異臭」となるのだな。

ブランド名には何らかの意図が含まれると考えるのが妥当だろう。そのブランド名が「泥炭異臭」なら、(異臭と感じるかどうかは別にして)ブラッカダー社がピートの存在感の薄いウイスキーを瓶詰めしてくるとも思えない。

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今までもそうであったが、今回もしっかりとピートの存在感を十分に感じるウイスキー。ただ、今までと少し違うなと感じるのは、ラガヴーリンに近い印象を感じることかな。

コクのある甘さがラガヴーリンに近い。

まぁ、今までも単なる「泥炭異臭」なだけのピート・リークではなかったと思うが、この甘さの質は十分に好みの範疇だ。


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ピート・リーク 13Yo / ブラッカダー ロウ・カスク
Oak Hogshead , 268bottles , 61,5%


「3杯セット」のご利用が可能です。
他の違う銘柄のウイスキーと合計3杯(ハーフ・ショット)で¥2,000(税込¥2,100)。
1杯当り、¥700(税込)です。

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ハイランド・パーク 1990 22Yo / ハート・ブラザーズ ファイネスト・コレクション

「どの蒸留所が好きですか?」みたいなことを聞かれることがあって、ウイスキーを蒸留所別で括るのは難しいなと思いつつ、「ハイランド・パークです」と答えることが多いと思う。

その昔、オフィシャル12年のハイランド・パークばかり、家飲みしてた頃があって、空瓶にうんざりしていたな。当時は何でそんなに飲み続けられたかを説明することはできなかったと思う。せいぜい、「何となく、美味しいから」という程度のことだろう。

今の僕がそれを簡単に説明するなら、「私は塩ハチミツ好きなのだ」と自己紹介するだろう。

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説明や分析に意味がないなどと言うつもりはない。もちろん、重要なことだろう。ただ、かつての僕がそうであったように、「何となく、美味しいから」ということを、実は今でも一番大切なことだと思っている。

「分析できるけど、美味しくない」
「分析できないけど、美味しい」

さて、どちらが幸福であろうか?
僕の答えは後者である。
もちろん、「分析できて、説明できて、美味しくて、愉しい」
の方がより素敵だとは思うが。

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その昔、僕はハイランド・パークを「何となく美味しい」と思っていた。もちろん、その理由を説明することなどできなかった。でもそれは、どんな人にとっても、ごく普通のあり様だろう。

「何となく美味しい」のだから、それでこと足りているのである。それ以上を知らなければ、それ以上を欲することもない。しかし、それ以上に出会い、その驚きを受け入れた時、人は変わるのである。

何故なら、その「何となく美味しい」が見事に崩れてしまうからである。「今まで私が美味しいと思って来たもの、ウイスキーだと思って来たものは、一体何だったのだ!?」という覚醒である。

覚醒をした人の中から、分析を始める人が現れる。動機は「もっと美味しいものが飲みたい」からである。

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「ウイスキーには偉大な秘密があるのではないか?」と思い始める。その「神秘の法則を手に入れたい」と思い始める。そうすれば、「美味しいものに出会う確率が高くなる」と考えるからである。

そして、まだ飲んだことのないウイスキーに目論見を立てるようになる。蒸留所、ヴィンテージ、熟成年数、樽の種類、瓶詰業者、果ては樽番号まで。その他の各種の属性・諸元データを元に目論見を立て、欲しいウイスキーを手に入れる。

飲んでみれば明らかだ。僕らは喜んだり、ある時はがっかりしたり。予想を裏切って愉しいことがあったり、またその逆もあったり。

すべての人が分析を始めるのが正しいことだとは思わない。僕はただ、すべての人がウイスキーを愉しく思えるようにと願っている。だから、誰かが「何となく美味しい」と呟いてくれるなら嬉しい。だって、それがすべての始まりだから。

分析や説明が面倒なら、相談できる人がいればそれで良い。そもそも分析の動機は「もっと美味しいものが飲みたい」から、なのだから。

もしも相談できる人が近くにいないなら、あなたが「何となく美味しい」と感じた時に、「私は何故、このウイスキーを美味しいと思うのだろうか?」と考えてみて欲しい。

世界中でたったひとつだけの真実をお伝えしておこう。あなたがそのウイスキーを美味しいと思う理由は、あなたの中にしかない。

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ハイランド・パーク 1990 22Yo
ハート・ブラザーズ / ファイネスト・コレクション
52,4%


さて、このハイランド・パーク。僕に言わせれば明らかに「塩ハチミツ」系であるのだが、付け足すなら「塩ハチミツ・レモン」。ハイランド・パークらしい煙たさ。キャンディっぽい甘さも感じます。

正直に言うと、ヴィンテージと価格を考えて見送ろうかと思ったウイスキーでした。サンプルを頂いて「コレうま!」。


「3杯セット」のご利用が可能です。
他の違う銘柄のウイスキーと合計3杯(ハーフ・ショット)で¥2,000(税込¥2,100)。
1杯当り、¥700(税込)です。

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ロングモーン 1965 - 2009 / G&M リザーブ・ラベル

ちょっと懐かしいロングモーン。

瓶詰めが2009年の1月ということだから、もう3年を過ぎてそろそろ4年になろうかというくらい昔のことなのね。

あの頃は、60年代のロングモーンのリリースが続いて、この流れは永遠に終わらないんじゃないかなんて思ってたかな(笑)。

もちろん、そんなことはなくて、当たり前だけど昔のウイスキーっていうのはどんどんなくなって来た様子。最近じゃ70年代のウイスキーも高騰して来たなぁ。

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80年代、90年代のロングモーンとなると、そのスペックだけでは一気に見劣りするような気分になる方も多いかもしれない。もちろん、そんなことないのだけれどね。

だけど、この年代のロングモーンに「ゴージャスでキラキラした思い出」を持っているウイスキー飲みも多いと思う。

何がゴージャスで、何がキラキラなのかは人それぞれ思いがあると思うけど、僕の中では少しゴージャスに欠けてもスレンダーな美人さんだな。もちろん、キラキラしている。

リフィル・シェリーの「リフィル具合」が素敵なのだと思う。

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抜栓したばかりで、まだ少し、酸っぱい苦味があるけれど、そいつがこれから出て来る甘さの中に隠れた頃が、飲み頃と言えば飲み頃。ボリュームとしては少なめで、だけど、十分にその存在感を発揮するメントールなニュアンスに変わるはずだから。

でも、抜栓したばかりの今だから感じるこの酸っぱい苦味がちょっぴりキュート。

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さて、このロングモーンを思い出して、思わず「懐かしい!」って叫んじゃった人も、「飲んだことあるけど忘れちゃった」って人も、「そんなの飲んだことない」って人も、ジェイズ・バーのリニューアル・オープンを記念して、すべての皆様に平等に、

ハーフ・ショット1杯、1050円(税込)です。

特別価格での販売期間は今日と明日。
本日木曜日と明日の金曜日。
期間中お一人様1杯限りです。

キラキラ体験してみてね。

恐らく、今夜は4本ほどの新入荷あり。
明日は2本くらいはいるかな。多分ね。

最新の入荷情報はツイッターを、
より詳細な入荷情報はFacebookページを、


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ロングモーン 1965 - 2009 / G&M リザーブ・ラベル
Refill Sherry Hogshead , Cask No.69 , 218bottles , 43.9%

今夜も頑張ります。
よろしくお願いします。


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おかげさまで、一周年

10月5日(金)、ジェイズ・バーは現在のこの場所に移転して一年が経とうとしています。リニューアル・オープンから一周年を迎えることになりました。

これもひとえに、日頃からご愛顧いただくお客様のおかげでございます。本当にありがとうございます。心より感謝いたします。

これからもジェイズ・バーは、ウイスキーを気軽に愉しめる店として末長く続けて行きたいと思います。

旧店舗から通算すれば今年19年目となるジェイズ・バーですが、僕は生涯現役バーテンダーとしてカウンターに立つことを目標に進んで参りたいと思っております。

僕らの仕事も皆様のご支持がなければ成り立ちません。
今後ともよろしくお願いいたします。

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ドア-1



飲み手の最適解を探ること。

僕はそのことをポリシーに働いて参りました。注文を聞くバーテンダーではなく、相談を受けるバーテンダーになろうと努力して参りました。その姿勢は、これからも変わることはありません。

ウイスキーを愉しもうと思う時、ウイスキーの知識に詳しい必要はありません。僕に気軽にご相談下さい。そして、あなたは自分の中の「感じる身体」を呼び覚まして下さい。

「感じる身体」を「センス・オブ・ワンダー」と言い換えても良いかもしれません。目の前のグラスに注がれたウイスキーから、ある種の不思議さを感じ取る感性を取り戻せば、どんな人にも愉しむことができるのがウイスキーなのです。

子供の頃、僕らの身の回りにはたくさんの不思議が溢れていたことを思い出して下さい。ワクワクしながらその秘密を手に入れようとしていたことを思い出して下さい。すべては知らないことばかりでした。家から1ブロック離れた場所へ向かうことは、それだけで十分に冒険だったのです。ウイスキーも同じことなのです。

もしもあなたが、ウイスキーを愉しんだことがないというのなら、目の前には広大な未知の領域が広がっているということ。そこに存在する謎と神秘を愉しもうとするなら、知識は確かに重要ではあっても、必要なものではないのです。あなたが5歳の時、あなたは地図を手にしてその冒険の旅に出たでしょうか?

あなたはどんなウイスキーが好きなのでしょう?
僕の仕事は、あなたの最適解を探ること。
僕は相談を受けるバーテンダーです。


さて、日頃のご愛顧に感謝して、本日より一週間、
チャージ無料としたします。

(なおさら)気軽にご来店下さい。
皆様のご来店をお待ちしております。

よろしくお願いします。

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