モルト侍

池袋のショット・バー、ジェイズバーのバーテンダーが、大好きなシングル・モルトを斬る。

2013年02月

TWA ファイト 入荷情報2点

戦うワニと蛇。戦う虎と孔雀。
ボウモアとラフロイグである。
ザ・ウイスキー・エージェンシー(TWA)から新シリーズ「ファイト」でありますな。

奇天烈なボウモアと、甘さがしっかりした素直なラフロイグ。そんな2本のアイラ・モルトであります。まぁ、当初は見送ろうかしら…。なんて思っていた今回の「ファイト」ですが、こいつもモルト飲みの性ってヤツですかね、気になったので仕入です。

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ラフロイグは素直に好きって言えるウイスキーですな。「あ、こういうの良いね」って感じです。アーモンド・オイルとバニラっぽい甘さが特徴でもありますな。リンゴとレモンのフルーティさ。焚き火っぽい煙たさもあり、クレゾールのニュアンスも顔を覗かせ、でも、灰っぽい印象は少なめ。それでいて、きりっとスパイシー。

素直に好きって方も多いラフロイグかなと。

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で、ボウモアの方がちょいと曲者ですな。ラフロイグの方が素直に好きなのは間違いがないのですが、何だろね?むしろ、このボウモアの方が愉しめちゃったりするのかね。って感じです。しっかり向き合ってみると、結構複雑な要素も感じられて、「ふむふむ」ってことなのですな。

シェリーのニュアンスとちょいとパフューミィな感じが「どーん」とぶつかってますな。「何これ?」ってところから始まって、飲み進めて行くと「ふむふむ」と腑に落ちるのであります。

コーヒーやチョコレートのニュアンス。もちろん、適度に塩っぽさもあって、燻製した食べ物や微かに花火の煙みたいな感じもありますな。

間違い探しに躍起になれば、当然評価は下がるでしょうし、愉しさを見つけることに成功すれば「ふむふむ」となるでしょう。平凡なラフロイグよりボウモアが好きって人もいれば、頓珍漢なボウモアより素直なラフロイグが好きって人もいるでしょうな。

ま、すべてのウイスキーは体験ですな。
ジェイズ・バーならどちらも「3杯セット」対象商品です。ふたつ並べて飲んでみることをお勧めします。「両方好きじゃない」って方だってそりゃいるでしょうが、「なるほど」ってくらいには納得の落ちるボウモアとラフロイグです。

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ラフロイグ 1995 17Yo
TWA ファイト
EX-Bourbon Barrel , 253bottles , 53.9%

ボウモア 1989 23Yo
TWA ファイト
EX-Sherry Butt , 341bottles , 53.1%

さて、本日は水曜日。
今夜のジェイズ・バーはチャージ無料の日です。
気軽にウイスキーが飲める日と覚えておいて下さい。
「3杯セット」のご利用が可能です。
他の違う銘柄のウイスキーと合計3杯(ハーフ・ショット)で¥2,000(税込¥2,100)。
1杯当り、¥700(税込)です。

よろしくお願いします。

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リンクウッド 1985 25Yo / メゾン・ド・ウイスキー アーティスト・コレクション#2

これは素晴らしい。

思わず「これは美味い」と感じてしまったウイスキーを、今までも「コレうま」とご紹介させて頂いて来たが、実は僕の中でひとつルールがあって、「3杯セット」の対象商品だけに関して「コレうま」とお伝えしようと思って来た。

価格が高くなれば、まぁ当然、「当たり」の可能性は高くなる訳で、だから、コストパフォーマンスの良いウイスキーを「コレうま」と思えた時の、ちょっとした存外の喜びはある意味格別なものである。

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感嘆の声を漏らしてしまうような高額なウイスキーも格別だが、穏やかにニンマリとしてしまうようなウイスキー体験に馴染むことも大切なのである。

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ま、そんな思いもあり、「コレうま」と宣言するウイスキーは「3杯セット」のみと決めて来たのだが、ここはあえて言わせていただきたい。コイツは「コレうま」です。

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少々ぽってりした美人さん。ムッチリ系ですな。官能的なウイスキー体験。アップルティー。ワクシーな林檎。上品なハチミツ。繊細なバニラ。口に含んで、上質で滑らかなキャンディ。暖かみを感じるスパイス。唐辛子のよう。適切なハーブと大人ビター。

リンクウッドには切れ上がりの良い凛々しさを求めるところがある。もちろん、それは、個人的な思い入れに過ぎない。いくつかの73ヴィンテージのリンクウッドにそんな思い出があって、「また、あんな人に出会えないものか?」なんてことをよく思う。

「あんな人」とは少し違った印象で、少しばかり肉付きの良さを感じるだろうか。でも、この人にも凛々しさはあって、暖かさも感じさせてくれる。こんな季節にちょうど良い。このウイスキーは口の中で溶けて、優しさとして溢れ出て来る。

これはとても素敵なウイスキーなのだな。

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リンクウッド 1985 25Yo
メゾン・ド・ウイスキー アーティスト・コレクション#2
Hogshead , Cask No.4541 , 139bottles , 54.7%


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グレンドロナック 1972 40Yo / OB for LMdW

「欲しいウイスキーを好きなだけ買えるなんて羨ましいですね」などとお客さんに言われることがある。「いえいえ、そんなこともないのですよ」とある程度の事情を説明させていただくことはあるが、あえて反論はしない。

「欲しいウイスキーを好きなだけ」買えることはないし、むしろ、「欲しくても手に入らなかったウイスキー」のことの方が悔しさとして記憶に刻まれている。そもそも「好きなだけ」買っていては破産である。

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「これは仕事であって趣味ではないのだ」との自覚もある。「そうは言っても、好きですよね(笑)?」などと言われる。「だから、趣味でもありますよね?」とも。

だから、あえて反論はしない。

この文脈で書き進めると「趣味であって仕事ではない」可能性を立証してしまいそうなので怖い。怖いが話を続けよう。

何を基準に仕入れを決めるのか?と問われるなら、「お客さんが喜びそうだ」というウイスキーを仕入れる。それがどんなウイスキーか、自分なりの目論見を立て、「それを気に入ってくれそうなお客さんの顔が何人浮かぶか?」を基準に仕入れる。

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「自分が好きなウイスキーだから」というのも悪い基準ではないだろう。ただ、それは優先順位の高い基準ではない。「美味しいから」というのも優先順位として最高位ではない。例えば、「これ面白いなぁ」というウイスキーは、必ずしも素直に美味しいと言えないことがある。

だから僕は「お客さんが愉しんでくれそうな」ウイスキーを優先して仕入れる。そして、ウイスキーを飲んで愉しそうなお客さんの顔を眺めている時間は、僕にとって至福である。

仕事として長くウイスキーと関わって来て、だから、僕は自然とウイスキーとの距離を保つことに慣れて来たのだと思う。

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今でも僕にとって、ウイスキーは常に魅力的な存在だ。だからいつでも「少しばかり距離を保とう」と思わないと、その魅力に吸い寄せられてしまう。近付けば「それそのもの」を詳細に見ることはできても、視野を広く他のものを見る機会を失うことになる。

視野が狭く、「それ以外のもの」が目に入らなくなることを、僕は恐れている。それは、危機管理のためのひとつの作法なのだと思っている。

ただ、時々「気になって仕方がなくなるウイスキー」というものが現れる。

このグレンドロナックは1972ヴィンテージ。2010,2011年にいくつかの1972ヴィンテージのグレンドロナックを仕入れて、もちろん、それぞれ上出来なウイスキーだった。

カスク・ナンバーで言えば、#703 , #718 , #712 , #714 。#712 , #714 はお客さんの評判も良く、中でも特に僕は #712 が気に入っていた。

#712 と #714 の間の #713 。それは、「気になって仕方がなくなるウイスキー」の条件を揃えている。

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残念なことに、昨年は2012年を迎え、1972ヴィンテージのウイスキーが40年熟成となった。その結果、このウイスキーの価格は非常に高騰した。当然、僕は仕入れを躊躇する。

気軽に買えるウイスキーではない。

しばらくの間、僕は考えた。他の誰かに買われてしまったら、「ご縁がなかった」ということで諦めがついたかもしれない。「本当に美味いのか?」とも考えた。疑いを持つことは、正当な危機管理の手段である。

「誰かが『あれはとんでもなくマズイ』と言ってくれたらいいのに」などと思い始めたら負けである。「気になって仕方がなくなるウイスキー」になってしまっているのである。

僕は諦めた。不思議なもので、諦めると人は慌てるのである。「他の誰かに買われる前に!」ということである。

慌てて発注をしたのだが、発注をしたらしたで不安になるのである。「本当にそれで良かったか?」ということである。

昨夜入荷して、すぐに抜栓した。気になっていたからである。
ありがたことに、大きな満足と納得があった。

レーズン、プルーン、ブルーベリー。基本的にドライフルーツ全開。ナッツ、コーヒー、チョコレート。気品のある芳ばしさが漂う。美しくエレガント。ネガティブな側面のない、ビターが美しいオロロソ・シェリーである。

僕はこのグラスの中に、ベビー・パウダーの香りを感じる。それは僕を懐かしさと至福へと誘う。完熟のゴージャスとも違う魅力がここにある。もちろん、それは、可能性を感じる未熟ではない。熟成の中にある幼さなのかもしれない。

抜栓5時間後の現時点で、そのポテンシャルのすべてを開花させているとも思えない。正直に言えば、記憶の中の #712 の方が現在のところその総合力で優っているとも思える。

もちろん、最終的な判断はまだ下せない。
ただ、しかし、これは飲むに値するウイスキーである。

さて、本日最後にこのグレンドロナックの特別価格のご案内をさせていただこう。

本日、日曜日から月・火曜日まで3日間。
フルショット(30ml)、4620円(税込)にてご提供させていただきます。

お一人様、一杯限り。
限定10名様。

火曜日までにご来店できるお客さまは、ご予約を承ります。
お電話、ツイッター、メール、コメント欄などでご連絡下さい。

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グレンドロナック 1972 40Yo
OB for LMdW
Oloroso Sherry Butt , Cask No.713 , 476 bottles , 50.2%


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グレンリベット 1982 30Yo / BBR 復刻ラベル

1982年蒸留のグレンリベット。ま、つまりは1982年から熟成をスタートさせて、そこから数えれば30年熟成ということになるのですな。

ついうっかり、1982年というと最近のことのように思ったりしますが、当然そんなことはありませんな。このグレンリベットと同じように、僕も同じだけの時間を生きて、あれから30年。だけども、僕とこのグレンリベットの時間は同じように過ぎたのだろうか?

このグレンリベットには30年という時間を掛けて手に入れた洗練があって、果たして僕には同じものがあるだろうか?

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30年を掛けて失ったものがあり、あるいは手に入れたものもあるのだろう。少しばかり線が細い印象があって、でもそれは、ただ単に弱いだけでもなく、そのことを洗練と言うことは可能だろう。

もう少しボリューム感があった方が良いかもしれない。あるいは、もう少しフルーティさがあった方が良いかもしれない。そんなことを思うけれど、それらのことはこのグレンリベットのバリューを下げているのではない。

バニラと薄いハチミツ。幾つかの複雑な要素を拾えるが、それぞれボリューム感には欠ける。ただし、そのことはこのウイスキーを残念にさせていない。流れるような美しさは持っている。

例えばこれは、朝食のようなウイスキーなのかもしれない。ある日の朝食にゴージャスを求めないなら、このウイスキーはとても適切である。一日の始まりにウイスキーを飲む人は少ないだろうが、一日の締め括りに飲む人はウイスキーのすべてがゴージャスである必要もない。

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口に含むとトーストのような味わいがあって、そこにはフルーツのジャムが塗ってある。でも、それが何のフルーツであるのかはよく分からない。

恐らくそれは、特定の何かのフルーツではなく、いくつかのフルーツの混ざったジャムのよう。あるいは、出来上がった数種類のジャムをミックスしてあるのかもしれない。

そのトーストには下地にバターも塗ってあって、だけども、そのバターはオイリー過ぎない。どちらかと言えばクリームのようで、心地良くフワリとしている。

朝食としてはとても適切で、だけども、豪華なディナーを食べようという時には、やはり物足りないと思うだろう。

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その物足りなさはこのウイスキーのバリューを下げているのではない。ウイスキー全体の中で、このウイスキーはその立ち位置を明確に提示している。

僕はそれを受け止め理解し、このウイスキーのバリューを感じてくれる人の、感じてくれるタイミングで提供したいと思うのである。

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グレンリベット 1982 30Yo
BBR 復刻ラベル
Cask No.4685 , 45.4%

「3杯セット」のご利用が可能です。
他の違う銘柄のウイスキーと合計3杯(ハーフ・ショット)で¥2,000(税込¥2,100)。
1杯当り、¥700(税込)です。

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ラフロイグ 1998 11Yo / シグナトリー・ヴィンテージ ラ・メゾン・ド・ウイスキー コレクターズ・エディション

瓶詰めが2010年9月、ちょっと昔のウイスキーですな。

最近のウイスキーってのは、蒸留日や瓶詰日をラベルに表記されていることが多く、そんな日付を見てはアレコレ思うこともありますな。

ちなみにこいつが瓶詰めされたのは2010年9月13日だそうで、当時の僕はTWAのウイスキーやら、最後の1本のギンコーなんかを飲んでた様子。

平和といえば平和。のんびりした毎日を過ごしていただろうか?およそその半年後には、東北地方は大きな地震に襲われ、またその半年後に僕は18年続けた前のジェイズ・バーを閉店して、今の場所に移転することとなる。

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人生ってのはつくづく不思議なものだなと思う。未来を思ってもどうにもならないことがあり、多くは受け入れざるを得ないことである。そうは言っても、未来を思い描き、そこに向かおうとするのも人生なのですな。

振り返れば、節目節目に様々なウイスキーとの出会いがあり、僕らはウイスキーの周りに集まり、集まった人には出会いがあり。ま、そんな人生は悪くないなと。そんなことを思う訳ですな。

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人の数ほどではないにしろ、世の中には様々なウイスキーが出て来る訳です。もちろん、すべての人に出会うことが不可能なように、すべてのウイスキーに出会うことも不可能。

待ち焦がれていたウイスキーがやって来ることもあれば、ご縁がなく出会えないウイスキーもあり、いくつかの偶然が重なり出会いが訪れることもあり、ふとしたことがきっかけで紹介された出会いがとても素敵なことがある。

人もウイスキーも同じですな。

多くの場合、求める人には訪れて、求めない人にはなかなか訪れない。
そのようなものでありましょう。

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「何か素敵なウイスキーはないかね?」という人と、「ここに素敵なウイスキーがあります」という人がいる。その両者を結び付けるのが僕の仕事でありますな。

ま、仲人さんみたいな仕事でありますな。何が素敵なのかは人それぞれ。何がお好みなのか、何てことは聴いてみなけりゃ分からないことも多いですな。

なかなか太目なラフロイグです。飴っぽいバニラ。灰っぽいニュアンスもあってウッディ。今のところ、フルーティなニュアンスはあまり感じない。パイナップルな感じが出て来たら最高だな、なんてね。

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ラフロイグ 1998 11Yo / シグナトリー・ヴィンテージ ラ・メゾン・ド・ウイスキー コレクターズ・エディション
Refill Butt , Cask No.700346 , 506bottles , 60.7%


「3杯セット」のご利用が可能です。
他の違う銘柄のウイスキーと合計3杯(ハーフ・ショット)で¥2,000(税込¥2,100)。
1杯当り、¥700(税込)です。

よろしくお願いします。

さて、本日は水曜日。
今夜のジェイズ・バーはチャージ無料の日です。
気軽にウイスキーが飲める日と覚えておいて下さい

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for 信濃屋 入荷情報2点

金曜に入荷済みであったが、ご案内が遅れてしまった。
恐縮です。

ジェイズ・バーのFacebookページに発注情報を流したせいか、「あ、入荷したのね」と気になっていた方も多かったようだ。

グレンリベット、グレン・モール、ともに信濃屋さん向けのウイスキー。
どちらも適切な仕上りのシングル・モルトだと思う。

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皆さん気にしていたわりには「買わなかった」という方も多く(笑)、まぁ、ここひと月ほどバタバタといろんなウイスキーも出て来てますからお忙しかったのでしょう。迷っているなら「飲んでから決めろ!」とご提案します。

ジェイズ・バーにて開封済みです。

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グレン・モール 1982 30Yo
クーパーズ・チョイス for Shinanoya 復刻ラベル
HogsHead , 216 bottles , 51.0%

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グレンリベット 1977 35Yo
W&M for Shinanoya
Refill Sherry Cask , 192 bottles , 49.6%

ジェイズ・バーのFacebookページの発注情報にも簡単に書きましたので、詳細なテイスティング・ノートは省きますが、グレン・モールはフルーツ味のシリアル系。グレンリベットは白ワイン系フルーティな感じが特徴です。

飲めば気が済むか、飲んでも気になるかはあなた次第。

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ロングモーン 1967-2008 / G&M 蒸留所ラベル for JIS

さてさて、そんな訳で(どんな?)、こちらのロングモーン。
特別価格のご案内です。

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本日金曜日より、土・日・月曜日まで、4日間。

ハーフショット1260円(税込)でご提供。

お一人様、一杯限りでお願いします。

毎週金曜日は早い時間に暇なジェイズ・バーからのご案内。
お一人様大歓迎!
皆様のご来店をお待ちしております。


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ロングモーン 1967-2008
G&M 蒸留所ラベル for JIS
Refill Sherry Hogshead , Cask No.3348 , 156bottles , 50%

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ロングモーン 1967-2008 / G&M 蒸留所ラベル for JIS

ロングモーンというのは魅力的な蒸留所のひとつであるなと思う。僕の人生の中にもいくつかのキラキラしたロングモーン体験があって、それらのことを鮮明に思い出すことができる。

ただ(それはロングモーンに限った話ではないのだが)、すべてのロングモーンがキラキラと輝いている訳ではない、というのも残念ではあるが事実でありますな。

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もちろん、ロングモーンには「ロクでもないものが多い」と言いたい訳ではありません。キラキラしたウイスキー体験なんてものは、まさに奇跡のようでありまして、切ないことに、そんな時間は極上の体験は奇跡的な確率でしか訪れませんな。過ぎれば儚いものでもあります。

僕が言いたいのは 、ロングモーンという蒸留所は、それでも極上のキラキラ体験をさせてくれる魅力的な蒸留所のひとつで、実はそんな蒸留所は稀だということ。そういう意味で ロングモーンという名は多くの人の記憶に刻まれているのだと思う。

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60年代のロングモーンというだけで、これからは入手困難な時代になるのだろう。それでもまだ、いくらかは妥当な価格で手に入るロングモーンはないだろうかと思い、こいつを仕入れることにした。

正直に申し上げるなら「まだ苦い 」というのが素直な感想だ。穏やかでエレガントな香りだが、口に含むとミンティ&スパイシー。まぁ、ある意味ロングモーン的ではありますな。

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ロングモーン 1967-2008
G&M 蒸留所ラベル for JIS
Refill Sherry Hogshead , Cask No.3348 , 156bottles , 50%


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グレン・エルギン 1984-2011 / Thosop ハンド・ライティング・ラベル by ウイスキー・マン

グレン・エルギンというとお気に入りの蒸留所のひとつで、何か出てくれば仕入れることも多い。ホワイト・ホース表記の90年代のオフィシャルものには随分とお世話になって、何だか少し「義理がある」なんて気持ちにもなっているのですな(笑)。

瓶詰めは2011年だそうで、そう言えば昨年、一昨年辺りにはこのヴィンテージ(1984)のグレン・エルギンがいくつか出て来たっけな。と思い出す。

アルコール度数も低めなので、なおさらそう思うのだが、僕はこの手のグレン・エルギンを「愛すべき薄ぼんやり系」と呼ぶことが多いのですな。

もちろん、「愛すればこそ」の「薄ぼんやり系」ということでありまして、個人的な高評価の対象です。いわゆる「ゆるキャラ」的愛おしさがある訳ですな。

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そのような文脈で説明するなら、その範疇に入る本日のグレン・エルギンであります。穏やかで落ち着いた良さがありますな。ま、ひっくり返して悪口を言うなら、「特徴がない」とか「関心がない」とか(笑)。そういう方もいるかもしれませんな。

それもまぁ、素直な感想なら仕方がありませんな。僕は好きですがね。まぁ 、僕の話を聴いて、「ふーん」くらいに思った方は「是非とも飲んでみて!」と言いたくなるウイスキーです。

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ハチミツ・オレンジ、薄口なマーマレードな感じのウイスキーです。ほのかにピートのニュアンスも感じてクールな印象。次第にしっとりした麦芽の甘みも出て来て、なかなかに奥行き感もあります。

室温に馴染んだボトルのウイスキーがいくつかあるなら、すべてのウイスキーの実際の温度はほぼ変わらないはずですな。しかし、不思議なことに、それらのいくつかのウイスキーを飲み比べるなら、そこに感覚的な温度差のようなものを感じることがあります。

そのような意味において、グレン・エルギンというのは全般的に温度が低めな印象がありますな。ホットな印象のグレン・エルギンというのはあまりお目に掛かったことがないように思います。

だけど、中にはこれよりもっと冷たい印象のグレン・エルギンもありまして、コイツはそれほどでもないかな。

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口に含んで喉に流し込む時に「ツルりん」という印象のグレン・エルギンもありますが、コイツは「トロりん」と「ツルりん」の間くらい。で、間違っても「ドロドロりん」ではありません。「サラりん」くらいかな。

ただ、だからこそ、飲みながらコイツの弱点を見つけてしまったので、素直に告白しておきましょう。

「真冬向きのウイスキー」ではないかもしれませんな。現在この原稿を書いているのが2月13日の午前一時半。3連休の後だからか、雪の予報のせいなのか、ジェイズ・バーにお客さんはいません。寒いです。いろんな意味でね。

ついでにもうひとつ。
正直なところ、値段もちょっと高いかな(笑)。少なくとも「家飲みに最高です!」とは言えませんな。ま、こんなウイスキーならなおさらジェイズ・バーで愉しんで下さい。

もちろん、「3杯セット 」対象商品です。

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グレン・エルギン 1984-2011
Thosop ハンド・ライティング・ラベル by ウイスキー・マン
Bourbon Hogshead , 213bottles , 46.1%


「3杯セット」のご利用が可能です。
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1杯当り、¥700(税込)です。

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ロウ・カスク 4種

今月のスコッチさんの新商品から、本日は「ブラッカダー ロウ・カスク」のウイスキーを4本ご紹介。入荷したて、抜栓直後のインプレッションである。まだちょっと落ち着いていないところもあるだろうし、今後の変化もあるだろうが、第一印象ということでご報告しておこう。

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まずはモートラック。
まぁ、この程度の熟成の標準的なシェリーのモートラックとして妥当だと思う。「濃い口重ため、シェリー・カスクのウイスキーが飲みたいのだよ。でも、それは、グレン・ドロナックではないのだよ」、なんて気分の時には良い感じでありますな。

現時点でまだ少々甘さが足りない感はありますが、ボチボチ出てくるでしょう。で、この「ドロリ」とした感じが良いですな。「ドロリ」の奥には「はにかんだ華やかさ」があって、そこが好き。

「私って良く『面倒臭い女』って言われるの…」なんて嘆いている女の子みたいに魅力的。そのはにかんだ様子も良いし、そんな子にも華やかさはある。で、彼女自身が自らを「面倒臭い」と自覚している姿が素晴らしい。

まぁ、女に限らず、男に限らず、人間なんてのは総じて「面倒臭い」ものでありますな。大切なのは自らの面倒臭さに気付くことで、それを自覚することなのでありますな。

ん?ウイスキーの説明としては分かり難いですね。ま、好き嫌いは別にして、キャラクターの立っているウイスキーですな。立ち位置が決まっている以上、付き合い方もこちら次第ということではあるでしょう。もちろん、ポテンシャルの低いウイスキーではありません。

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モートラック 1988 23Yo
ブラッカダー ロウ・カスク
Refill Sherry Butt , Cask No.4741 , 562bottles , 56.6%

お次はフェッターケアン。
モートラックに比べたら軽快で付き合い易い印象ですな。とは言え、こいつの方がちょいと曲者かもしれません。フローラル系漢方薬な感じのウイスキーですな。

刺激的過ぎないところが気に入ってます。しかし、素直過ぎる訳でもない。この穏やかで淡い甘さに注目すると、このウイスキーの良さが見えて来る。

モートラックとはある意味対極にあるでしょう。僕なんかには「不思議ちゃん」に見えますな。通り過ぎた後、「あれは何だったんだろう?」というのもまた魅力です。

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フェッターケアン 1989 23Yo
ブラッカダー ロウ・カスク
Oak Hogshead , Cask No.1348 , 210bottles , 46.3%

そして、スプリングバンクの1998。
こちらはアンピーテッドだそうで、「ヘーゼルバーンじゃないのね?」と突っ込みたくなりますが、まぁ、どちらでも良いか。

塩キャラメル風な甘さがあって、何だかどこかで飲んだクライヌリッシュみたいな雰囲気ですな。

まだ少し、青臭い感じがありますな。イチゴのヘタとかグレープフルーツのワタとかね。もちろん、それだけではなく、バニラ・クリーム、ウェハース、ホワイト・チョコレートなニュアンスも出て来ます。

今回の4本の中では、実はこいつが一番愉しいかもしれません。

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スプリングバンク 1998 14Yo
ブラッカダー ロウ・カスク
Oak Hogshead , Cask Ref.HB3 , 266bottles , 53.2%

さて、最後はスプリングバンクの1997。
まぁ、4杯も飲んだら酔ってしまいますな。ある意味スプリングバンク的で、キラキラ系塩味なウイスキー。

詳細は後日改めて、ということでお願いします。

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スプリングバンク 1997 15Yo
ブラッカダー ロウ・カスク
Oak Hogshead , Cask No.64 , 248bottles , 58.2%

本日はご紹介の4本はすべて「3杯セット」対象商品です。
お気軽にお試し下さい。

「3杯セット」のご利用が可能です。
他の違う銘柄のウイスキーと合計3杯(ハーフ・ショット)で¥2,000(税込¥2,100)。
1杯当り、¥700(税込)です。

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ボウモア 1999 13Yo / 3R ダイナソー

なかなか気に入った。
こういう言い方もアレなんだが、仕事柄「売り易いボウモアだな」というのが素直な印象。一口飲んで、こいつを気に入りそうだと思われるお客さんの顔が何人か浮かんだ。

3Rさんのダイナソーから第2弾ということである。第1弾のリリースが昨年の夏頃だっただろうか。あれから半年ということなのだな。

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前回は首の長い恐竜。今回は(多分)巨大なサイみたいな恐竜。共に名前は分からない。いや、聴いたが忘れた。すみません。

記憶の中の第1弾と比べると、個人的にはこちらの方が好き。一晩に何種類かのウイスキーを愉しもうとするなら、こういうのが一杯欲しくなる時があるなと、まぁ、そんな感じでニンマリなボウモアでありますな。

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シェリーでどーん、と来るボウモア。で、その「どーん」がヒリヒリとかザラザラではなく、じんわりジワジワな感じがよろし。

磯臭いシェリー。薬品系というより火を消したマッチみたいな煙たさが良い。渋目な干しぶどう。革靴に落としてしまったアイスクリーム程度には甘いが、しっかりと塩味。この暖かいスパイシーさは冬向きなウイスキーと言えるだろう。

ここまで書いて、「なるほど」と思い出したが、第1弾の方に少し遠慮がちな雰囲気を感じていたのだな。こちらの第2弾には一歩前へ出た印象があって、恐らく僕は、その辺を気に入っているのだろう。

この価格と内容で勝負しようと思うなら、お前の勝負できる場所は必ずあるぞ、と。そんな存在感を発揮するボウモアであると、そう思うのでありますな。

何だかラベルに向き合って、じっくりとこのボウモアを愉しんでいるうちに、ウルトラ・セブンのカプセル怪獣を思い出してしまいまして、ちょっぴり胸キュンなのでありますな。

オジサンですみません(笑)。

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ボウモア 1999 13Yo
3R ダイナソー
Refill Sherry Butt , Cask No.2262 , 299bottles , 59.3%

「3杯セット」のご利用が可能です。
他の違う銘柄のウイスキーと合計3杯(ハーフ・ショット)で¥2,000(税込¥2,100)。
1杯当り、¥700(税込)です。

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デュワー・ラトレー 入荷情報3点

年明けは動きが鈍くおとなしかった入荷も、中頃を過ぎてバタバタとして来た。新入荷のご案内も遅れがちになって来たので、本日は一気にご紹介だけしておきたい。

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ラフロイグ 1998 13Yo
デュワー・ラトレー
Bourbon Barrel , Cask No.10478 , 301bottles , 46%

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グレン・グラント 1992 20Yo
デュワー・ラトレー カスク・コレクション
Bourbon Hogshead , Cask No.130833 , 176bottles , 49.4%

R0017649

ボウモア 1991 21Yo
デュワー・ラトレー カスク・コレクション
1st Fill sherry Butt , Cask No.2063 , 547bottles , 55.0%

煙たく甘いラフロイグ。
クッキー&ナッツなグレン・グラント。
磯臭さが心地良いボウモア。

そんな様子の3本です。

R0017665


ラフロイグはバニラが好印象。ボウモアは嫌味なシェリーはまったく感じません。グレン・グラントは小物ながら秀逸な麦芽系スペイサイド・モルトって感じですな。

今回のデュワー・ラトレーさんのリリースから、まぁ、なかなか手堅いところを抑えたかなと。

手短ですが、本日はこんな感じでご勘弁を。
本日ご紹介の3本は、すべて「3杯セット」対象商品です。
週末金曜日は早い時間になかなかお客さんの入らないジェイズ・バー(笑)。
皆様のご来店をお待ちしております。

「3杯セット」のご利用が可能です。
他の違う銘柄のウイスキーと合計3杯(ハーフ・ショット)で¥2,000(税込¥2,100)。
1杯当り、¥700(税込)です。

よろしくお願いします。

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