モルト侍

池袋のショット・バー、ジェイズバーのバーテンダーが、大好きなシングル・モルトを斬る。

2013年03月

ベン・ネヴィス 1990-2008 / ザ・クロス・ヒル

意欲作というのは時に問題作となることがありますな。ま、ウイスキーに限った話ではありません。広く一般にそのようなことはありますねって話であります。

「それが問題だ」と考えるか、「そこに意欲がある」と捉えるか。立場の違いがその違いということでございましょう。ま、意欲があっても問題を起こしちゃいかんでしょ。とも思いますがね(笑)。

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このウイスキーを苦手だなと思う人はいるでしょう。一方、とても好きという人もいましたな。同じものを好きな人がいて嫌いな人もいる。何もウイスキーに限った話ではありません。

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個人的には「好きではないが愉しい」。そして、「家飲みには買わないな」という感想を持つウイスキー(笑)。

「シェリー樽のウイスキーが好き」という方には、愉しいから飲んでみてとお勧めします。ジェイズ・バーのお客さんの話を聴いても評価は分かれますね。曲者だと思うのですな(笑)。

ざっくり言うと、
セメダイン、「からの」
→ポン酢、「からの」
→ブドウ、「からの」
→プルーン。

そんな展開のウイスキーですな。

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下地に豆っぽい甘さを感じて、それはこのウイスキーに適切な奥行き感を与えていると思う。

ブドウを感じるところまで辿り着けない人はいるだろうし、そんな人にはやはり苦手と思わせるようなウイスキーでしょうな。僕も十分に愉しむことはできるけど、家飲み用には買いませんな(笑)。

一杯飲んだら「お腹いっぱい」なウイスキーです。
でもね、こういうのって、ちょっとだけ飲みたくなっちゃう夜があるのね(笑)。

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ベン・ネヴィス 1990-2008
ザ・クロス・ヒル
Sherry Cask , 611bottles , 61.2%

「3杯セット」のご利用が可能です。
他の違う銘柄のウイスキーと合計3杯(ハーフ・ショット)で¥2,000(税込¥2,100)。
1杯当り、¥700(税込)です。


よろしくお願いします。

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グレンタレット 1977 35Yo / 3R チャーチ

今年はスリーリバース(3R)さんも創業十周年だそうで、まぁ、何かと賑やかな年になるのかね?そんな訳で、新ブランドの「チャーチ」から第一弾。グレンタレットです。

1977グレンタレットというと、ちょいと前に3Rからも「アートワーク」のブランドで出てましたな。「アートワーク」に比べると、今回の「チャーチ」は同じグレンタレットでも、ちょいとメリハリの効いた印象。

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綺麗で強めなプラム・アプリコット系フルーティな香り。イチジク味のキャンディ。フィニッシュのミント&スパイシーが好印象。

時間とともに麦芽の甘さと芳ばしさ、ねっとりした感触が出て来て、メロンパンの皮みたいな感じになるとこが好きですな(笑)。

「アートワーク」の方は度数に近い印象があって、こちらの「チャーチ」は度数以上の快適な飲み応えがあるかな。

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酸味の強さを感じるタイプですな。そのおかげで、度数は低いけどエッジの効いた印象を出せているのだと思う。その部分は間違いなく評価できるところ。

個人的には同ヴィンテージのDC(ディスティラリー・コレクション)も丁寧な淡さも感じて好きですけどね。

背の低い、でもグラマラスな美人さん。
そんな感じですな。

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グレンタレット 1977 35Yo
3R チャーチ
Bourbon Hogshead , 215bottles , 47.4%


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タレット77

水曜日のお知らせ

昨夜は残念な結果に終わったサッカー日本代表であった。
まぁ、何が悪かったかはさて置いて、結果は結果として受け止めねばなるまい。
それでも人生が続いて行くように、最終予選も続くのである。

さて、本日は3月最後の水曜日。
毎週水曜は恒例の「チャージ無料の夜」でありましたが、本日を最後に「チャージ無料の夜」を終了させていただくことにします。そんな訳で、お時間のある皆様には今夜お集まりいただきたい。

で、来月からはまた別の違ったサービスをご提供したいと思っております。
新たなサービスは4月1日(月)よりスタートしたいと思います。
詳細は後日、改めてお伝えしますので、よろしくお願いします。

本来なら今夜は「ブラジル行き」を決めて、お祝いをしたいところでしたが、人生はままならないものですな。

お祝いにはなりませんでしたが、次戦ホームでのオーストラリア戦の勝利を祈念して3本のウイスキーを特別価格でご提供いたします。実は今までホームで本大会出場を決めたことのなかった我らが日本代表ですが、ホームで盛り上がれるというのも素敵なことじゃないですか。6月を待ちましょう。

さてさて、以下3本のシングル・モルト、
今夜限りではございますが、
どちらもハーフショット1050円(税込)にてご提供いたします。
3種類全部お試しいただくことは可能ですが、お一人様それぞれ1杯限りです。

タレット77

グレンタレット 1977 35Yo
スリーリバース チャーチ
Bourbon Hogshead , 215bottles , 47.4%


ポートエレン3R

ポート・エレン 1982 29Yo
スリーリバース オリジナル
Bourbon Cask , 150bottles , 55.5%


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スプリングバンク 21Yo
OB
46%

よろしくお願いします。

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スプリングバンク 21Yo / OB

復活第二弾のスプリングバンク21年でありますな。

前回は「久し振りに出て来てくれたこと自体に感謝」って気持ちもあったので、僕自身の評価も緩めでしたが、復活第二弾ともなれば「今回からはちと厳しいよ」って気分で飲みました。

まずまずっていうのが素直な感想。綺麗なイチゴの香りが出ています。穀物の甘さ。軽快なバニラ。全般的に好印象。ただ、今のところ「香り酒」的でありますな。

昔と同じものを求めても仕方のないことなのだろうと、前回はつくづくそう思いましたので、新生21年として、船出したのだと解釈しております(笑)。

正直に申し上げれば、飲み口に物足りなさを感じました。まぁ、抜栓初日数時間後の感想です。決してポテンシャルの低いウイスキーではないと思われますので、今後の展開が愉しみです。でも、少し安堵したのは、前回よりは良い印象になったかなと、そんなことを素直に思いました。

気になる方、お試し下さい。

そんな訳で、本日限り、
ハーフショット1050円(税込)にてご提供です。
是非とも、お集まり下さい。

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スプリングバンク 21Yo
OB
46%


よろしくお願いします。

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マルス モルテージ 3 plus 25 28Yo / 本坊酒造

季節の変り目ということもあってちょいと体調を壊しておりまして、まぁ、続々新入荷もあったのですが、ご案内が遅れまして申し訳ありません。こいつは「コレうま」ですな。

ハチミツ・バニラ、カスタードクリーム系のドルチェ。甘美です。芯にちょっとした苦味がありますが、その辺もまた「大人スイーツ」な感じですな。

押し潰したウェハースって感じかな。

入荷して一週間経っていませんが、もう既に半分なくなってます。皆様、結構「あ、これ気になってたんだよね」って人も多かったので、お早目に飲んでね。

他にもヤングなダルユーインとか、76のジュラとか入ってます。
よろしくね(笑)。

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マルス モルテージ 3 plus 25 28Yo
本坊酒造
46%

「3杯セット」のご利用が可能です。
他の違う銘柄のウイスキーと合計3杯(ハーフ・ショット)で¥2,000(税込¥2,100)。
1杯当り、¥700(税込)です。


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ボウモア 1989 23Yo / 信濃屋オリジナル テンプテーション

反響も大きくて、もう既に半分なくなってしまったので、ご報告させていただきましょう。

まぁ、1989というヴィンテージ、そのスペックから危惧するほどにパフューミィではなかったな、というのが個人的な実感です。

もちろん、個人的な感想でありまして、僕自身あまりパフューミィなボウモアが得意な方ではないのですな(笑)。ま、そんな訳でありますから「一安心」な訳であります。

つまり、強烈パフューミィをお望みの方には少し物足りないかと思われますな。

僕としては「バニラを探せ!」と申し上げたいボウモアです。

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フルーツ・ヨーグルト飴、潮風、レモンピールな感じで入って来て、じんわりとパフュームが顔を出して、少々戸惑っていると落ち着きを取り戻すためのバニラの香りがやって来た。出会いはそんな感じです。

ピートの印象もしっかり強めです。煙たさとして現れているかな。口に含むと、しっかりした塩味。豆腐のニガリのようなニュアンスも感じて、恐らく、その辺が独特の飲み応えや噛み応えをもたらしているのだと思う。

信濃屋新宿店の18周年記念のボトリングらしいですな。
まずは、おめでとうございます!

「テンプテーション」というブランドでの瓶詰め。ネオン街、不夜城、新宿歌舞伎町をイメージしたラベルのデザインとのことですな。

まぁ、ウイスキーのラベルのデザインとしては、はっきり言って「一線を越えた」感じですな(笑)。個人的には意欲作として高評価です。

1989年と言えば、この国はバブル真っ盛り。ラベルを見て昔を思い出してしまいましたな。この娘はあの時代に全盛期を迎えていた、新宿や池袋にいた水商売の女の子ですな(笑)。

かつては「手に負えない」感じの傍若無人ぶりを発揮していた彼女たちですが、今じゃ「随分おとなしくなって…」というのが素直な感想(笑)。パフューミィなボウモアも歳を重ねて付き合い易くなったようです。

「テンプテーション」というくらいですから、誘ってる訳ですな。装うのが上手な彼女です。バニラの香りもキュートです。「誘われちゃおうおかしら?」なんて思ったりもしますな。

「お客様、そろそろお時間ですが…」なんて言われても延長はしません!「そうですか、では帰ります」とキッパリ言いましょう。

そうそう、何処かで見掛けたら、帰り際に彼女の耳たぶに触ってみて欲しい。ちょっとドキッとしますぞ。

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ボウモア 1989 23Yo
信濃屋オリジナル テンプテーション
Refill HogsHead , 120bottles , 50.2%

「3杯セット」のご利用が可能です。
他の違う銘柄のウイスキーと合計3杯(ハーフ・ショット)で¥2,000(税込¥2,100)。
1杯当り、¥700(税込)です。


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グレンバーギ 1966 - 2008 / G&M for JIS

先日、同じG&Mさんの蒸留所ラベルの90年代流通品「8年」を抜栓したばかり。そちらの方を「予習」とご案内させていただいたが、こちらが「本番」でありますな。

様々な事情や思惑が錯綜し、今年はG&Mさんのウイスキーに注目してみようかなんて思う訳でありますな。個人的に原点回帰な気分なのもあるかもね(笑)。

まぁ、何ですかね。僕は毎日ウイスキーのことばかり考えて生きておりまして、昔から疑問で、恐らくは永遠に解けることのなさそうな問題があります。

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「どのようなウイスキーを?」
「どうして?」
「好きなのか?」

みたいな話であります。

これは、昔っから分からなくて、何度も考えて来て、やっぱり分からなくて、いつも諦めて来た話でありますな。

「そんなことどうでも良いじゃん」
(だって愉しいんだから)
っていうのと、
「真理があるなら追求したい」
(せっかくウイスキーに関わる人生を選んだのだから)
っていう気持ちのせめぎ合いなのですな。

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ウイスキーを飲むこと自体は愉しいので飲んでしまう訳ですな。これは、うっかりしてても飲んでしまいます。いやむしろ、うっかりしてた方が飲んでしまいます。

で、うっかりであろうがなかろうが、ウイスキーを飲んでいると「僕は何故、このウイスキーを美味しいと思うのだろう?」と疑問が湧いてくる訳ですな。

もちろん、状況や体調も重要です。具合が悪ければ美味しいものも美味しく感じませんし、嫌いな人と一緒に飲んだなら、それは窮屈な時間になるでしょう。

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ウイスキーを美味しく飲むために、愉しい人たちと愉しみを分かち合うことという気持ちを持つのは大切です。違いを明らかにして喧嘩を始めるのが僕らの目的ではありません。

僕らがウイスキーの周りに集まり共感をすること。
ウイスキーを愉しむ大きな目的の一つはそれですな。
そんなことで、人は癒されたり救われたりするのですな。
永らく飲み屋なんてやってますと、そんなことはたくさんあります。

ま、それはホントに素敵なことですよ。

で、それは重要な話なのですが、本日僕がお話ししたいのは「ウイスキーというものは、それそのもの、ウイスキー自体が魅力的である」ということですな。

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例えば、グラスに一杯のウイスキーを注いで、そのウイスキーそのもの
に関してある程度の説明ができたとして、「果たして、その魅力について語れただろうか?」と疑問に思う訳ですな。

目の前のウイスキーに魅力を感じていて、でも、その魅力について上手く説明ができていないのではないか?そんなことを良く思う訳ですな。

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突き詰めて考えるなら、ウイスキーの魅力なんてものは、飲む人個人に深く関わることであります。例えば僕が、ある化粧品についてレクチャーを受けて、その効果・効用についてとても深く理解したとしても、その化粧品に魅力を感じることはないだろうなというのと一緒ですな。

魅力を伝えるというのは難しいことです。改めてお話する必要もないかもしれませんが、それは「自分を語る」ということと一緒だからです。「自分にとって、どのように魅力的なのか?」ということでありましょう。

自分を語らず、そのウイスキーの効果・効用だけを語れば、それは説明として成り立つことはあっても、魅力を伝えたことにはならないのだろうなと、最近はそんなことをよく思うのであります。

だけど、ひっくり返して逆から発想すれば、ウイスキーについてまったく知識がなかったとしても、その香りや味わいについて詳細に説明することができなくても、ましてやその効果・効用についてなど語れなくても、「あなたにとって、どのように魅力的なのか?」ということなら、誰にでも語ることができるのです。

確かにそれは、客観性や公平性とはかけ離れた立場での話です。とても主観的で独善的な立場からの主張です。でもね、僕が聴きたいと思うのは、カウンターの向こうに座る「あなたが感じたこと」なのです。

ウイスキーについて「あなたが知っていること」よりも、「あなたが感じたこと」の方が重要なのです。そこにフォーカスし、あなたを良く知ることが僕の仕事です。

それはきっと、主観的で独善的で、だけど「本当のあなたのこと」なのです。ウイスキーはあなたに「本当のあなたのこと」を語らせるためにあるのかもしれません。

ウイスキーを飲むというのは、とても圧倒的な体験です(少なくとも、僕にとってはね)。時に容赦なく、僕に何かを感じさせて通り過ぎて行きます。あなたにとっても、そうかもしれません。

「あれは何だったんだろう?」と思った時、僕はウイスキーのトリコになりました。僕は今でも「自分の感じたこと」しか説明できません。そして今夜も、「あなたはどう感じましたか?」と訊ねるでしょう。

ウイスキーの香りや味わいに「正解」はあるでしょうか?
あったとしても、それは何処かよその場所に約束され、用意されたものでしょうか?

「答え」を見つけることも、「間違い」を探すことも、ウイスキーを飲む愉しみを阻害することでしょう。まず、あなたが「感じること」に注目して下さい。

結果として、あなたが「好きだ」と思ったウイスキーが「正解」なのでしょう。でも、それは何処かにあるものではありません。答えはあなたの中にあります。

自分の中の「それ」に触れようとすること。
それも、ウイスキーの愉しみのひとつなのです。

そして、そのようなウイスキーの愉しみ方は、何ひとつウイスキーの知識がなかったとしてもできることなのです。既知の情報に照らし合わせて正誤を判断することだけが、ウイスキーの愉しみではないのですな。

僕はこのグレンバーギにアンズや桃のフルーティさを感じます。口に含むと、甘さはあっても大人っぽい苦味を十分に感じます。松やに、あるいは樹脂っぽさと言っても良いでしょう。

次第にすり潰したナッツやシナモン。薄いハチミツやバニラのフレーバー。例えば、その上に麦芽の芳ばしさを感じたなら、このウイスキーは全体として、「ハチミツで甘味を付けた、ナッツ入りでバニラ・フレーバーのクッキー」のように感じるかもしれません。

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僕ならば、このグレンバーギにそのような感想を持ちます。それは、僕が「感じたこと」に間違いはありませんが、そこには専門的な用語は一切含まれません。すべては僕らの生活の中に溢れている香りと味わいなのです。

僕はこのグレンバーギに、とても強く「ウイスキーらしさ」を感じてしまいます。とても強く「私はウイスキーである」とこのグレンバーギが主張しているように思えるのです。

何故、僕がそのように思ってしまうのか?
自分の中の「それ」に触れようとすること。
それもウイスキーの愉しみなのですな。

さて、そんな訳で、そんな思いを皆様と共感できたら良いなと、まぁ、僕は思う訳ですな。

で、共感していただき易いように、本日から4日間、
金・土・日・月曜日まで、

ハーフ・ショット1050円(税込)でのご提供です。

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グレンバーギ 1966 - 2008 / G&M for JIS
Refill Sherry Hogshead , Cask No.3409 , 233bottles , 50%


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カリラ 19Yo / TWE The Whisky Show 2012 Bottling

「コレうま」ですな。

しかし、このラベルは反則ではないのかとも思うが、この手のことは「やったもん勝ち」なのだろうか?あるいは、やる人によってアウトだったりセーフだったりということなのだろうかね(笑)。

ま、同じことされても、許せる人とそうでない人がいたりなんてことは誰にでもありますな。

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樽の種類やヴィンテージなど詳しい表記はありませんが、バーボン樽で90年代前半の蒸留ということでしょう。

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ペッパー系スパイシーがしっかり出たカリラですが、キラキラで凛とした仕上がりです。綿アメのようなふわりとした甘さ。洋ナシと穏やかで凛々しい柑橘フルーツ。で、特筆すべきはこの滑らかさ。

フレッシュですが、それは、若さを弁解する言葉ではありません。飲み応えの足りなさを心配する必要はなし。ミネラル豊富。海辺の潮風。遠い焚き火。

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このウイスキーの持つ粘度に注目してしまいましたな。「ヌルリ」とした感覚が心地良い。岩海苔のようですな。ちゅるちゅると岩海苔を飲んでいるような感じです。滑らかさの背景にこの岩海苔がありますな。

個人的には「アイラ・モルトの魅力満載」な感じのカリラです。エレガントよりは手前。でも、エレガントとフレッシュがトレードオフなら、このカリラに限ってはフレッシュが正解なのではないかと、そんなことを思いました。

多くの場合、僕が気に入るアイラ・モルトは、いくらかの方に「物足りない」と言われますが(笑)、こいつは大丈夫。

本日抜栓。何人かの方に飲んでいただきましたが、皆さん好評です。

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カリラ 19Yo
TWE The Whisky Show 2012 Bottling
55.9%

「3杯セット」のご利用が可能です。
他の違う銘柄のウイスキーと合計3杯(ハーフ・ショット)で¥2,000(税込¥2,100)。
1杯当り、¥700(税込)です。


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グレンバーギ 8Yo / GM

蒸留所ラベルのグレンバーギ。90年代流通品のようですな。

縁もあり、ちょっとした企みもあっての仕入れです。
本日は第一弾。第二弾のグレンバーギにもご期待下さい。
言うなれば、予習のようなものですな。

ちょっとした驚きでした。

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この辺りのグレンバーギというと、いくつか飲んだ記憶はあります。まぁ、あんまり素敵な記憶はなくて、「不可ではないけれど、良でもないな」という思い出しかありませんでしたな。

もちろん、すべてのグレンバーギが悪い訳ではなく。このラベルの熟成の短いのには「良い印象がなかった」ということであります。ひと言で言うなら、若さが嫌味に感じるタイプって風でしたな。

90年代というなら、僕も若かったのか、あるいはコイツもボトルの中で歳を取ったのか。ま、お互い様ということでありましょうな。

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じわっと麦アマなウイスキーです。ジンジャー系スパイシーも程よい。口に含むと、意外なほどの飲み応えがあって、そこにちょっとした驚きがありました。ウイスキーとしてとても適切。

どことなく、シェリーっぽいニュアンスも感じるかな。バランスを考えられた仕上り。当然のことながら、フィニッシュは短め。でも、そのことを殊更に嘆いても仕方のないウイスキーなのだろう。加水タイプ、40度のウイスキー。

ウイスキーの飲み応えっていうのは、必ずしもアルコール度数と一致するものではない。多くの人はそのことを経験からご存知かもしれない。

ネガティブに感じるほどに乱暴な、「飲みづらさ」としてのそれを僕は歓迎しないけれど、多くの人はウイスキーに適切な飲み応えを欲するだろう。それは、ウイスキーの魅力そのものの一つであるとも思う。

その魅力を20年近く前に瓶詰めされた、しかも加水タイプのウイスキーに見つけることに成功して、僕にはちょっとしたサプライズであったのだな。

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グレンバーギ 8Yo
GM
40%


驚きに気付かぬフリをしたままなら、
疑うことを忘れてしまうだろう。

疑うことを忘れたなら、
考えることはなくなるだろう。

考えることがなくなるなら、
ただ信じるより他なくなるだろう。

意外なものを見つけたなら、まず驚いてみせること。
それは、嘘に対する信仰を生まずに生きるための作法なのだと思う訳ですな。

「3杯セット」のご利用が可能です。
他の違う銘柄のウイスキーと合計3杯(ハーフ・ショット)で¥2,000(税込¥2,100)。
1杯当り、¥700(税込)です。


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ミルトンダフ 1980 32Yo / リキッド・サン

こういうウイスキーってのは好物ですな。
個人的にいい感じ。

乱暴な言い方をしてしまえば、「蒸留所の個性なんてものはどうでも良くて、気に入るか・気に入らないかだけでしょ?」ってことであります。

ま、そうは言っても、僕だってその「蒸留所らしさ」みたいなものは、できれば感じたいと思ってますが、最初の出会いで香りを嗅いで口に含み「お、コイツは悪くない」って思えるウイスキーは好きですな。

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「それぞれのウイスキーには個性があって愉しい」ってのと、「やっぱり自分が美味しいって思えるウイスキーが好き」ってのは相反するだけでもないでしょう。それぞれにウイスキーの愉しみではありますな。

ただ、「個性的でないウイスキー」に罪はありません。同様に「個性的ではあるが歪(いびつ)に思えるウイスキー」にも罪はありませんな。

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要は、飲む人が愉しめるかどうか、でございましょう。

お断りしておきますが、このウイスキーは「まったく無個性」ではありませんぞ。ミルトンダフらしさのようなものは十分に垣間見られます。

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ただ、多くの人は「薄口」に感じるでしょうな。アルコール度数も低目です。「物足りなさ」を感じる人も少なくないでしょう。でも、アルコール度数が低いことは飲む前から分かっています。つまり、了解済みにての仕入です。

僕の好きなウイスキーのカテゴリーのひとつに「愛すべき薄ぼんやり系」というのがありまして、実は、そこを狙っての仕入ではありました。

まぁ、そこからまったく外れているという訳ではありませんが、「それだけ」ではないという印象のミルトンダフですな。

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リンゴとサクランボの香りから、とろりと甘い飴のニュアンスが出て来るウイスキー。ハーブっぽいニュアンスがあって、それを微かなピートが裏打ちしている。結果として、僕はそれを適切な苦味に感じている。

飲み進めて慣れてくると、このウイスキーにあるオイリーさに気付く。でも、それはネガティブなものではない。オレンジの皮を軽く絞ったようなオイリーさ。鼻をくすぐる程度に心地良い。

あるいは紅茶のようで、ハーブティの何かのようであるかもしれない。花びらのようなニュアンスも感じて、だけど、ワクシーに過ぎない。花びらというより花の蜜という感じだろう。

実は存外に気に入って、その理由はこのミルトンダフに、僕の好きなグレン・エルギンのようなニュアンスを見つけてしまったからだろう。

大袈裟に言うなら、グリーン・エルギンに近いと感じたのですな。小悪魔的キュートなのであります(笑)。この価格でそれに近い体験ができるなら納得。ま、「個人的には」で、ありますが。

そういう意味で、「皆さん、コレお好きでしょ?」って意味で「コレうま」とは言えませんが、僕自身が惚れてしまうという意味において「オレうま」なミルトンダフでありますな。

ま、お試し下さい。
気軽に「3杯セット」対象商品です。

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ミルトンダフ 1980 32Yo
リキッド・サン
EX-Bourbon Hogshead , 173bottles , 41.9%

「3杯セット」のご利用が可能です。
他の違う銘柄のウイスキーと合計3杯(ハーフ・ショット)で¥2,000(税込¥2,100)。
1杯当り、¥700(税込)です。

よろしくお願いします。

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今月のディスティラリー・コレクション

まずはグレンリベットから。

つい最近、同じヴィンテージ(1982)のBBRのグレンリベットをご紹介させていただいた。そちらはアルコール度数も低くあっさり目。個人的には「朝ごはん的」と感じたグレンリベットだった。

あくまでも、このふたつを比べるなら、こちらは相対的にふっくら太めな印象でありますな。BBRがフルーツ・ジャムを塗ったトーストなら、こちらのDC(ディスティラリー・コレクション)はピーナツ・バターを塗ったトーストな印象。

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で、BBRもこちらのDCも良い具合のクリーミィなニュアンスがある。

まぁ、1982年というと、「あれから30年」的な今年は2013年でありますな。30年熟成のグレンリベットということで、これからまた何か出てくるのかな、なんて思ってしまいます。

目論見を外さない感のあるDCでした。アーモンドっぽい渋味や芳ばしさ。軽快フルーティを望むならBBR。穏やかな安定を望むならDCって感じでしょうな。

今のところ控え目ですが、バニラ・カスタード系の甘い香りも感じて、数週間後にこのニュアンスがより前面に出てくるようになると愉しみが増えるなと、そんなことを思います。

程よい酸味にピートが被るように現れなかなか特徴的ですな。

グレンリベット 1982 30Yo
ディスティラリー・コレクション
Cask Ref. No.7708 , 52.5%


お次はグレンカダム。

まぁ、グレンカダムというと佳酒ですな。地味ながら実力派。DH制の9番バッターに置きたいタイプです(笑)。個人的にはそう思っている訳ですな。

嫌味のない綺麗なリンゴの香り。鼻抜けの良さが心地良い。この程度の熟成年数のグレンカダムの親しみやすさは、多くの人に受け入れられるものでしょう。

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ひと言で言うなら、どぎつい印象のない軽やかなフルーティさが良いですな。

まぁ、人気蒸留所とは言えませんから、飲んだことがないという方も多いかと思います。もしも「初めて飲むグレンカダム」であるなら、こちらをお勧めしますよ。良い印象を残すことに成功するでしょう。

グレンカダム 1991 21Yo
ディスティラリー・コレクション
Cask Ref. No.5762 , 53.9%


さてさて、ちょいとくたびれている感じなので本日はこの辺で。

グレンカダムは「3杯セット」対象商品。残念ながら、本来はグレンリベットは「3杯セット」対象外となりますが、来週水曜日(3月13日)まで、

こちらのグレンリベットを「3杯セット」の対象商品としてご提供させていただきます。

お気軽にお愉しみ下さい。

「3杯セット」のご利用が可能です。
他の違う銘柄のウイスキーと合計3杯(ハーフ・ショット)で¥2,000(税込¥2,100)。
1杯当り、¥700(税込)です。

よろしくお願いします。

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さて、本日は水曜日。
今夜のジェイズ・バーはチャージ無料の日です。
気軽にウイスキーが飲める日と覚えておいて下さい。

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クーリー 2001 11Yo / デュワー・ラトレー カスク・コレクション

本日の入荷情報 : たまにはね
...
スコッチウイスキーばかりでなく、たまにはアイリッシュも なんてことで仕入れである。ま、酒屋さんに乗せられたってことでもありますな(笑)。

毎日、同じ道を使って通勤をしていると、誰だって段々飽きて来ますな。もちろん、効率良く移動することを目的とするなら「いつもの道」を行くのが合理的。

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「違う道」を通って会社に遅刻しては、「何をやっているんだ」ということであります。本末転倒ですな。

でもそれは、針金と同じようなものであります。同じところばかり折り曲げていては、その部分が折れ易くなりますな。野球選手の中で、特にピッチャーが肩を壊しやすくなるようなものでもあります。

「余裕があるなら普段と違うことをしてみる」。大切な態度だと思う訳ですな。ま、大概は「余裕がないので普段と一緒」になる訳ですが、そもそも余裕なんてものは、作るつもりがないとできないものですな。

一時間早起きをすれば、普段と違う経路で通勤できるかもしれません。一時間早く仕事を終えれば、新しい何かと出会える機会があるかもしれません。ま、いづれにしても、「普段と違う何か」は人生を変えるきっかけになることがありますな。

少なくとも「視点を変える」「視野を広げる」。それらの始まりではあります。人生何が起こるかわかりません。ルーティンの繰り返しばかりが人生ではありませんな。たまには自らの意志で、普段と違うことをしてみるのも悪くありません。

そんな訳で、普段と違うアイリッシュ・ウイスキーの蒸留所、クーリーからのリリースです。大きな余裕の必要ない仕入れなのでありがたい(笑)。

まぁ、「気軽にどうぞ、アイリッシュなんてあまり飲まないでしょ?」って感じでお勧めですな。

「グレンフィディックをよく飲みます」とか、「クラガンモアって置いてますか?」なんておっしゃるお客さんに出してあげたら気に入ってくれそうかな。

「コレ、良いかもよ」って感じです。

甘い梨の香り。甘いキャンディ。微かにワクシーで、ヨーグルト飴のよう。食べ終わったスイカ。
口に含んで、飲み易い。乾燥したウェハース(口の中で溶けるのに少し時間がかかるという意味で)。クリームをサンドしたビスケット(ただ少し残念なことに、生地にハーブが練り込んである)。

まぁ、皆様が大きな期待を寄せていないのは良く分かる(笑)。
しかし、十分にコストに見合ったパフォーマンスを持っている。
で、この提案を受け入れた自分に満足をしている。

「気軽にどうぞ、アイリッシュなんてあまり飲まないでしょ?」

クーリー 2001 11Yo
デュワー・ラトレー / カスク・コレクション
セント・パトリック・ディ for 信濃屋
Barrel , Cask No.3440 , 120bottles , 55.7%


「3杯セット」のご利用が可能です。
他の違う銘柄のウイスキーと合計3杯(ハーフ・ショット)で¥2,000(税込¥2,100)。
1杯当り、¥700(税込)です。


よろしくお願いします。

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