たどり着く場所「世界で一番当たり易いブラインド・テイスティング」に優勝の中村君に、侍からプレゼントをしたい。

それは、いつでも構わない。できる限り中村君の体調が良い日で、あまり飲み過ぎていない時にジェイズ・バーに来て欲しい。侍は中村君を連れて旅に出ようと思う。シングル・モルトの森の散策にふたりで出かけようと思う。

森の奥深くまで、今まで中村君がたどり着いたことのないような場所まで、迷子にならないようにご案内したい。愉しんでもらいたい。戸惑うこともない。いつものように素直な感想を伝えて欲しい。繰り返すけど、中村君は何かを用意する必要はない。何かを知っている必要もないし、勉強もしなくて良い。いつものように「好き嫌い」を言ってくれれば良い。評論家ではないのだから「良し悪し」を語る必要もない。

僕は中村君の知っていることになんて興味はない。僕が知りたいのは中村君が「どう思ったか」、それだけ。

僕はいつものように目の前に2杯のシングル・モルトを差し出して、「どっちが好き?」って聞くから、中村君はそれに答えてくれれば良い。そしてできれば、その理由も教えてくれたら嬉しい。そしたら、次の1杯を僕は選ぶ。そしてまた僕は聞くよ、「どっちが好き?」。

何度かそれを繰り返すと、何処かにたどり着いてるよ。少し遠回りをするだろうけど。だから少し疲れるかもしれない。でも、それはきっと中村君の好きな場所だよ。どこを入口にして森に入って行くか、まだ決めていないけど。

スペイサイドの林はじっくり回るよ。イジワルかもしれないけどアイラの林も少しだけ。最近はアイランドの林にも興味があるみたいだね。

もしかしたら、最後には中村君でさえ意外と思う木の前で、僕はその歩みを止めるかもしれない。でもね、その木のとても上の方にきれいな花が咲いているんだ。それを見せてあげようと思う。


中村君ばかりズルイ。と皆さんは思うかもしれない。
でも大丈夫。中村君はいつ来るか分からないけど、もしもその当日、あなたが隣に居合わせたら、中村君に出した最後の一杯を半額で提供します。僕が中村君をどこに連れて行くか、見ていて欲しい。
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