お土産余市ダラダラと続いている連載「凄いぞ、イチロー」は本日一時中断。本日はちょっとした小ネタを。とはいえ、イチローさんとまるで関連のない話ではない。

ジェイズ・バーの常連客、越後屋が余市蒸留所に遊びに行った。お土産に蒸留所限定のシングル・モルトを2本買って来てくれた。ともにシングル・カスク、アルコール度数60%を超えるウィスキーだ。

その味わいについて詳しくは書かない。イチローさんのウィスキーについてもつくづく感じてしまうのだが、日本のシングル・モルトのその秀逸さ。「愉しいじゃないか」、改めて呟いてしまう。ジャパニーズ・ウィスキー、天晴れである。

H9ラベル越後屋も言っていたが、面白いのはイチローさんのシングル・モルトとの比較。イチローさんのシングル・モルトは埼玉県の羽生市で作られた。埼玉県が海のない県であることは皆さんご存知の通り。ラベルからも明らかなように、羽生は利根川沿いの街だ。一方、本日のお題、余市蒸留所は北海道にある。もちろん余市は地名であるのだが、余市が港町であることを皆さんご存知だろうか。

察しの良い方はお気づきだろう。海からは距離のある内陸部、しかも利根川沿いの街の羽生にあるイチローさんのシングル・モルト。そのことを考えるとイチローさんのシングル・モルトにどこか「スペイサイド・モルト」のようなニュアンスを感じてしまう。甘味を軸にその奥行き感が形成されている様子などを取ってみても僕なりに納得がいく。「スペイサイド」ならぬ「利根川サイド」である。

それに対して、余市蒸留所はまさに沿岸部の蒸留所なのである。北海道を「島」と言うには確かに大き過ぎる気もするので、「ハイランド・モルト」に例えてみてはどうだろう。微かな塩味、ミネラルを感じるハイランド地方沿岸部の蒸留所という気がしてならない。

越後屋のお土産モルトにまさにそれを感じた。
皆様に是非ともそれを感じていただきたい。容量が少ない故、ちょっとづつだけど、¥100にてご奉仕。イチローさん(ハートの9)と飲み比べを。

さすがに3連休後、ヤバイ。人気ブログランキング