月曜の朝にこの記事を読んでいる方も多いかと思うが、実は普段は更新しない日曜日に記事を書いている。月曜の朝から忘年会があるのだ。なので、月曜の記事の更新はお休み。飲み過ぎないように、気を付けたいとは思うが。

昨日の土曜日。ちょっとしたイベントをジェイズ・バーでやった。そこに刺客も参加していただいたのだが、ついでに営業と集金、さらにラーメン屋との勝負をすることになった。

今回刺客が用意した問題はグレンリベット。ディスティラリー・コレクションの商品だ。1979年蒸留、26年熟成、49.1度。

実はやばいのではないかと思った。ラーメン屋には当て易い蒸留所だ。あれこれ悩んだ末にラーメン屋が出した答えはスプリングバンク。結果として刺客の勝利。最終的な決着を次の最終戦に持ち越すことになった。

甘さとバニラ、ピート感のなさに気付いていながら答えにたどり着けなかったラーメン屋である。素直に考えれば、スペイサイド・モルトであることまでは絞れたのではないか。
ラーメン屋が気にしていたのはある種の腰砕け感。「何だか、ヘニャッとした感じがあるんだよな」と盛んにつぶやく。シャキっとした印象は薄いかもしれないので、確かにそれは理解できるが、ラーメン屋の感じたそれは熟成感でもある。また、今回のグレンリベットに存在する、どこか漢方薬にも似た苦味と辛味は答えを探すのを邪魔したかもしれない。

さて、その後である。「いくつか持ってきたサンプルがあるので、侍もやりますか?」。

急遽始まった刺客対侍の対決であるが、恐らくは史上最短、最速の解答で侍は刺客を斬った。
「答えはベンリアック!」。
店内には「おぉ」とため息が漏れた。最高に気持ちが良い。

刺客が用意したのは非常にピーティなベンリアック。アイラ・モルトに間違わせようという魂胆はみえみえであるが、この侍を舐めてはいけない。まず、問題のシングル・モルトに塩味を感じない。いわゆるダシの要素も感じない。麦芽系の甘味を持つシングル・モルトである。アイラ・モルトではないが非常にピーティなシングル・モルトであると予測した。実は当初、グレンタレットではないかと考えたが僕が普段感じる生姜のようなニュアンスがほとんどなかった。

少々疑問だったことがある。とても話を単純にしてしまうが、ピーティであることを「辛い」としよう。あくまでもそれはニュアンスの話であるが、僕の中でその辛さがコショウに近いものが多いのがアイラ・モルトであるのに対して、このベンリアックの辛さは非常にホット。赤唐辛子の熱さに近い。

まぁ、とはいえ、正解である。
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