クラガンとローズバンク本日ご紹介するのはローランド・モルトのローズバンク。残念ながら1993年に閉鎖した蒸留所だ。1993年というのが、僕にとってはわりと最近のことのように思えてならない。僕がおっさんになったことの証拠であるかもしれないが。

最近のことのように思えばなおさらであるが、僕はこの閉鎖という決定が残念でならない。どうせなら、グレンキンチーを潰してくれれば良かったのに。なんて失礼なことすら考えてしまう。

ローランド・モルトあるいはローズバンクに、皆様はどんな印象をお持ちだろうか?このローズバンク蒸留所、ローランド伝統と言われる3回蒸留を行う蒸留所であった。その味わいは、「軽快」、「スムース」、あるいは「薄味」などと言われることが多い。全般的にそのような傾向があることは否定するつもりはないが、たまには違うローランド・モルトやローズバンクもある。

本日紹介するザ・ウィスキー・エクスチェンジ 「ローズバンク」1991。熟成年数は14年、度数は59%。グラスに注いだばかりの香りの華やかさに驚かされる。鼻をくすぐる程度にスパイシー。底辺に麦芽の味わいを感じる。はじめのうちスッキリとドライ。やがて、ハチミツやメープルのようにゆっくりと甘味を濃くして行く。ハチミツを練り込んで焼き上げたクッキーのよう。

このシングル・モルトに軽快でスムースという表現を当てはめることは不可能ではないが、間違っても薄味ではない。華やかでしっかりとした甘味が存在する。麦芽味わいとハチミツの甘味が、先ほどはクッキーのようと表現したが、その食感はとてもしっとりとしている。その程度には濃厚ですらある。

今度の土日まで、¥1,500。
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