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IMG_2579_1シェリー樽熟成のシングル・モルトというと、皆様はどの蒸留所をイメージするのだろう?マッカラン、グレンファークラス。何人かのお客様に伺ってみたが、一般的な回答はそのあたりなのだと思う。ただ、その両者はともにスペイサイド・モルト。

「シェリー樽熟成、ハイランドの雄ここにあり!」と、自ら立ち上がった感のあるグレンドロナックである。ここ最近は積極的で精力的に限定品のシェリー樽のウイスキーをリリースしている同蒸留所。2008年にオーナーが変わったこともきっかけになっただろう。「優れた樽を持ってるじゃないか!」と実感させてくれるものが多い。

周囲の評判も上々で、「飲んだ?」、「仕入れるの?」と話は尽きない。今年からウイスク・イーさんが正規代理店になったようで、日本のマーケットに向けて本格始動ということだろう。(蒸留所の名前は出さないが)他のシェリー樽熟成の銘酒が不甲斐ないのなら、グレンドロナックには大きなチャンスなのかもしれない。

「シェリー樽熟成、ハイランドの雄ここにあり!」
さて、彼らの目論見は成功するだろうか。

期待をして見守りたい。もちろん、成功か否かは良質なウイスキーを出し続けられるかどうかに掛かっている。10年後に「やっぱ、シェリーって言ったらグレンドロナックだよね」なんて時代が来ているのかもしれない。もちろん、それは、これからの実績次第だ。気になるのは、まだまだ良質な樽を保有しているのかどうか?というところ(笑)。

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やはり、この手のウイスキーの良さは、ポテンシャルの高いウイスキーの持つ複雑さだ。しかも、非常に旺盛な展開力を十分に発揮する。ただし、複雑だがむしろ繊細な印象。危ういバランスの上に成り立っているようで、少々切ない思いにもなる。もちろん、複雑に存在する各要素を繋ぎ止める力があり、ウイスキーとしてひとつのスタイルを作っている。

グラスの中に存在する様々なものにきっと驚くはずだ。探してみると良い。きっと、あなたにとっての宝物が見つかるかもしれない。

芳ばしいカラメルのようであり、ジャムのようであり、コーヒーにも似て、瑞々しいメロンのような香りも感じ、焦がした黒糖のようでもある。もちろん、カカオ。フルーティさも愉しめる。

強引なウイスキーではない。それらのすべてを一度にまとめて投げつけて立ち去るような、乱暴なウイスキーではない。次々とグラスの中から新しい何かを見つけることができて、それらは優しさを伴い順番にやって来る。端正で行儀が良い丁寧なウイスキーだ。

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