ブログネタ
シングル・モルト に参加中!
皆様のご支援を、「人気ブログランキング」

午前4時、東京は大粒の雨が降っている。その雨の勢いはどこか季節外れで、清々しい夏のそれを思い起こさせる。夏の雨が大地の熱を冷まさせる、あの気持ちの良い勢いのある雨。両手を広げて身体ごと雨に打たれたくなるような、そんな清々しい雨。

雨に包まれる気持ち良さというものがある。
水に身を委ねる安心感というものがある。
走る続ける僕らに、立ち止まることを許してくれる優しさがある。

IMG_9697_1


何ものかに支えられ、すべてを許され、多くの優しさを与えられただけなのに、その昔、僕はすべてを自分の力で手に入れたような、そんな気分になっていたことはなかっただろうか。振り返って思うことがある。遠い遠い記憶、それはまだ、僕がまだヒトになる前のことだったかもしれない。夏の雨にはそんな力が備わっている。そんな潤いを持っている。

夏の雨がすべてを包み込み、洗い流してくれるのに比べたら、冬の雨は本当に冷たい。身体から熱を奪ってしまう雨。熱とは暖かさであり、力の源泉と言えるだろう。冬の雨の振る舞いには、優しさの欠片もなく、僕らに矢が射すようにダメージを与える。冬の雨の前に、僕はもう万能ではなく、生きるために傘が必要であることを知るようになる。

IMG_9715_1


傘が必要になることは不幸なことではない。
屋根があればより快適だろう。
ありがたいことに、雨の降る日ばかりではないのだから。

晴れの日に傘を捨てて走り出してはいけない。
あなたの傘を預かってくれるのは誰だろう。
あなたの傘を置いて行ける場所はどこだろう。

自らの無力を知り、優しさと許し合うことが必要であると気付く。
一杯のウイスキーの持つ優しさに、感謝して立ち止まる。


IMG_9654_1しっとりと優しいバニラ・クリーム。穏やかに満たされる懐かしさ。至福。小麦粉を使いふっくらと仕上がった焼き菓子。下地に麦とハチミツの甘い香り。甘く煮たオレンジの酸味。口に含んでねっとりと舌に絡みつく。ある種の芳ばしさ。べっ甲飴に存在する苦味と渋味。凛々しさ、透明感、端正な美しさとは対極的な太さ、厚さ、安定感。私を支えてくれるウイスキー。

「3杯セット」のご利用が可能です。
他の違う銘柄のウイスキーと合計3杯(ハーフ・ショット)で¥2,000(税込¥2,100)。
1杯当り、¥700(税込)です。


よろしくお願いします。

人気ブログランキング ←こちらをクリック!