グレン・キースという蒸留所には僕にとってひとつだけ苦手な側面があって、僕はそれを個人的に「根菜系」ニュアンスと呼んでいる。

要するに、泥の着いた生のゴボウをそのままかじっているような感覚で、人によっては漂白した割り箸のように感じたり、良く言えば(良く言っても)ヒノキの香りのような感じかもしれない。

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ただ、それはあくまでも側面であって全面ではない。その根菜系ニュアンスが背景に隠れていたり、小さければ問題にはならずアクセントになるだろう。けれども、いわゆる「ウッディ」なニュアンスとは使い分けるように考えております。

とは言え、全般的にはグレン・キースのウイスキーを好ましく思っており、少し前なら1992ヴィンテージのコストパフォーマンスの優れたグレン・キースにお世話になったし、それより以前なら1970ヴィンテージがちょいと流行った時代もありましたな。

全般的に「悪くない」と思わせるグレン・キースには、しっかりした麦芽の甘みと樹脂っぽいニュアンスが根菜系のネガティブな印象を覆い隠してくれて、「良い」と思わせるグレン・キースは、そのゴボウをしっかりとアク抜きしてくれて、根菜系ニュアンスが程良いアクセントになっているようにも思うのであります。

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ミドル・エイジのグレン・キースの良さは「太さ」であり、ロング・エイジのグレン・キースの良さは「洗練」。そのように認識し解釈しているのであります。

1995ヴィンテージのグレン・キースは初めて(だったかな)と思いながらの仕入れであります。入荷して抜栓し、前面に根菜系ニュアンスが出ているので「むむむ」と思ったのであります。

正直、参ったなと。僕にとっては苦手な部類のウイスキーでありました。まぁ、このアクセントが好きな方もいますし、しばらく放置して硬さがほぐれてくれば変化をする可能性も十分にあるなと思い、紹介がちょいと遅れた訳でありますな。

で、まずまず育った感がありますのでご案内です。

根菜系グレープフルーツの香り。リンゴ。草っぽさ。バニラ。麦芽糖の甘さ。口に含んで、ジンジャー系スパイシー。コショウ。艶っぽく辛いハチミツ。潔い。スパイスの効いた短めなフィニッシュ。

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グレン・キース 1995 18Yo
インプレッシヴ・カスク
57.3%

「3杯セット」のご利用が可能です。
他の違う銘柄のウイスキーと合計3杯(ハーフ・ショット)で¥2,000(税込¥2,160)。
1杯当り、¥720(税込)です。


よろしくお願いします。

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