北米向け、750mlボトルでの瓶詰。2011年というのだから、もう7年も昔の話でありますな。北米で余ってて日本に流れて来た。みたいな話でちょいと話の盛り上がったグレングラッサだったと覚えている。


750mlって何だか少しだけお買い得感があって嬉しいみたいな話はよく聴くけど、僕らバーテンダーにとって750mlボトルってのは、「手に取った時のサイズ感」が気になる存在なのでありますな。


まぁ普通の700mlボトルに比べると、太い。


普通の人は気付かないかもしれないけれど、毎日利き手でウイスキーのボトルを握っている僕らには、ちょっとハッとさせられる違和感がある。


750ml - 700ml = 50ml


な訳で、その違和感とともにお買い得感を再確認することになり、ちょっとだけ「ニヤリ」としてしまうことがある。


もしもあなたが、池袋のジェイズ・バーでこのグレングラッサをオーダーして、僕が「ニヤリ」としていたら、「あぁなるほど、そういうことか」と思って頂いて結構であります。


ひと昔前に比べると、素材のガラス自体の厚みも薄くなって来ているけれど、それでも毎日手にする僕らには確実に感じる違いなのでありますな。


当時も当然、その中身に対する評価が高かったグレングラッサでありますが、僕としては「漂白した割り箸系ウッディ」がちょいと(ネガティヴな意味で)気になったところがあったのであります。


評価の軸になるのは「シェリー感」と「トロピカル感」であると考えられるグレングラッサでありますが、どちらもその点に関してはGJ!であります。


シェリーとトロピカルの調和のようであり、拮抗でもあり、劣勢ながら対抗するトロピカルのようであり、遂には最大勢力たるシェリー勢の軍門に下りつつ、その存在感ゆえ一石を投じるトロピカルであり。


まぁ、少数勢力たるトロピカルが生き残りを図り、シェリー勢と同盟関係を結んだ。と思われるグレングラッサでありますな。


そうそう、言い忘れるところでしたが、先程お伝えした「漂白した割り箸系ウッディ」でありますが、瓶詰から7年の時を経て、すっかりいい子になっております。


当然僕も、7年前、かつての印象がありましたから、そのやんちゃな子を探しながらテイスティングしてしまうのですが、まぁ驚くほど「どこにもおらんがな」という感じでありましたな。


シェリーとトロピカルの同盟関係。素直ないい子。素晴らしいウイスキーであります。


やんちゃなあの子を愉しめたのは7年前だけだったのね?ってのがちょいと寂しくもありますが、いたらいたで、また文句のひとつも言いたくなっていたんだろうと(笑)。


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グレングラッサ 1974 - 2011 37Yo

OB / The Masters’ Distillers’ Selection 

Sherry Cask , 470bottles , 56.0%


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