歴史家・作家の加来耕三先生、講演会「歴史に学び、未来を読む」に参加してきました。
写真をクリックすると大きな画像を見ることができます。
2014年9月27日(土)
メトロ銀座線「赤坂見附」駅最寄り、千代田放送会館2Fホールで14時〜行われた
公益財団法人・通信文化協会の文化講演会「歴史に学び、未来を読む」に参加してきました。



講師は歴史家・作家の加来耕三先生です。


13時45分頃に2Fホールへ入ると、すでに多くの参加者が着席していました。
講演会は14時〜15時30分、1時間半の予定でしたが、講演後の質疑応答も含めると2時間近く。


演題の「歴史に学び、未来を読む」は、加来耕三先生の公式サイトのタイトルでもあります。
BSプレミアムで放送されていた『BS歴史館』や現在放送中の『英雄たちの選択』、
BS-TBS『THE 歴史列伝』等々、歴史系の番組の監修・ご出演多数の加来先生。
演壇での歯切れの良いパワフルな口跡が印象的で、
歴史小説や大河ドラマへの批判を含め、「歴史」「英雄」の捉え方など、
TV番組に御意見番やコメンテーターとしてご出演時には聴くことができない、
加来先生のお考えを聴けてとても楽しかったです。
【本日の講演のまとめ】
歴史学を日常生活や仕事に活用できれば、周囲との人間関係がもつれたり、感情的になることはない。
常に高所(全体を見わたせる場所)に立って、寛容な精神で周囲と接することができるはずである。
そのためには、歴史を遡る訓練を自分に課すること、立ち止まって物を考える習慣を身に着けることが大切。
それにあたって、以下の3つの要点を叶えたら、歴史学の原理・原則を手に入れることができる。
歴史を疑ってかかること。
歴史小説や大河ドラマの感動した場面に出会ったら一度そこで立ち止まり、
感動した場面は、歴史学的に正しい事柄なのか、著者の作り話なのか自分で判断する。
その上で、新書や文庫本をテーマ別に3〜5冊読めば、自分の意見がしっかり据わるはず。
歴史学は答えを求める学問ではない。
過去を調べて現代と比較をし、未来について仮説を立てる学問である。正解はない。
自分の立ち位置をしっかりさせることが重要である。
「奇跡」や「偶然」という飛躍する論旨を捨てること。
「いつの日か…」「…になるのか?」という事柄は、歴史学的にはどうにも「ならない」。
あくまでも、なるものは「なる」し、ならないものは「ならない」。
その当たり前の理(ことわり)をしっかり抑えるべきである。
「偶然」を認めず、すべてを「必然」として捉えるのが歴史学である。
忙しい時にこそ「立ち止まって考える」という訓練を自分に課し、
地に足を着けた物の考え方をするべきである。
「数字」という最も合理的な物の考え方を重視し徹底すること。
数字が嘘を言う歴史学の世界はない。
しかし、「こうあってほしい」「こうあるべきだ」「こうでなければいけない」と、
人間が数字にどんどん、どんどん期待値を乗せたことで、
客観的な判断ができずに敗れた戦いがなんと多いかを改めて考えてみてほしい。
たいへん貴重な機会、有意義な時間を得られましたこと、通信文化協会さん、どうもありがとうございました。
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メトロ銀座線「赤坂見附」駅最寄り、千代田放送会館2Fホールで14時〜行われた
公益財団法人・通信文化協会の文化講演会「歴史に学び、未来を読む」に参加してきました。



講師は歴史家・作家の加来耕三先生です。


13時45分頃に2Fホールへ入ると、すでに多くの参加者が着席していました。
講演会は14時〜15時30分、1時間半の予定でしたが、講演後の質疑応答も含めると2時間近く。


演題の「歴史に学び、未来を読む」は、加来耕三先生の公式サイトのタイトルでもあります。
BSプレミアムで放送されていた『BS歴史館』や現在放送中の『英雄たちの選択』、
BS-TBS『THE 歴史列伝』等々、歴史系の番組の監修・ご出演多数の加来先生。
演壇での歯切れの良いパワフルな口跡が印象的で、
歴史小説や大河ドラマへの批判を含め、「歴史」「英雄」の捉え方など、
TV番組に御意見番やコメンテーターとしてご出演時には聴くことができない、
加来先生のお考えを聴けてとても楽しかったです。
【本日の講演のまとめ】
歴史学を日常生活や仕事に活用できれば、周囲との人間関係がもつれたり、感情的になることはない。
常に高所(全体を見わたせる場所)に立って、寛容な精神で周囲と接することができるはずである。
そのためには、歴史を遡る訓練を自分に課すること、立ち止まって物を考える習慣を身に着けることが大切。
それにあたって、以下の3つの要点を叶えたら、歴史学の原理・原則を手に入れることができる。
歴史を疑ってかかること。 歴史小説や大河ドラマの感動した場面に出会ったら一度そこで立ち止まり、
感動した場面は、歴史学的に正しい事柄なのか、著者の作り話なのか自分で判断する。
その上で、新書や文庫本をテーマ別に3〜5冊読めば、自分の意見がしっかり据わるはず。
歴史学は答えを求める学問ではない。
過去を調べて現代と比較をし、未来について仮説を立てる学問である。正解はない。
自分の立ち位置をしっかりさせることが重要である。
「奇跡」や「偶然」という飛躍する論旨を捨てること。「いつの日か…」「…になるのか?」という事柄は、歴史学的にはどうにも「ならない」。
あくまでも、なるものは「なる」し、ならないものは「ならない」。
その当たり前の理(ことわり)をしっかり抑えるべきである。
「偶然」を認めず、すべてを「必然」として捉えるのが歴史学である。
忙しい時にこそ「立ち止まって考える」という訓練を自分に課し、
地に足を着けた物の考え方をするべきである。
「数字」という最も合理的な物の考え方を重視し徹底すること。数字が嘘を言う歴史学の世界はない。
しかし、「こうあってほしい」「こうあるべきだ」「こうでなければいけない」と、
人間が数字にどんどん、どんどん期待値を乗せたことで、
客観的な判断ができずに敗れた戦いがなんと多いかを改めて考えてみてほしい。
たいへん貴重な機会、有意義な時間を得られましたこと、通信文化協会さん、どうもありがとうございました。
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