歌舞伎座で1月2日(日)〜27日(木)まで公演中の壽初春大歌舞伎・第一部に行って来ました。

2022年1月7日(金)

昨日予想以上に降り積もった雪で路面が凍結。
足元に気を配りながら東京メトロ・浅草駅に向かい、銀座駅で下車して徒歩で歌舞伎座へ。
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新年を迎えて最初の、壽初春大歌舞伎・第一部に行って来ました。
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11時開演の第一部の予約、取っていました。
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目的はズバリ。ふたつめの演目である
【祝春元禄花見踊(いわうはるげんろくはなみおどり)】長唄囃子連中で初お目見得となる
中村獅童さんの長男・小川陽喜(はるき)くんを観るためです
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相変わらずコロナ禍で第六波の気配が濃厚になっていますが…
各所に手指消毒液の設置、入口にはサーモグラフィーによる表体温スクリーニングを実施していたり、
観客席の間隔があらかじめ開けてあったり、と感染予防対策がしっかり取られています。

そんななか、ひさしぶりの歌舞伎で気持ちも華やぐお正月の雰囲気を満喫できました。
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タイムテーブルです。
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上演中は写真撮影禁止のため、感想のみアップします。

何人か歌舞伎役者さんも主要な役柄を演じる今年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を踏まえてか、
ひとつめの演目【一條大蔵潭(いちじょうおおくらものがたり)】二幕 檜垣 奥殿 は、
味わい深い義太夫狂言の名作。上演時間:11時〜12時25分
愛嬌あふれる作り阿呆の大蔵卿を演じる中村勘九郎さんに、
在りし日の亡父・十八世勘三郎さんが息づいていました。
風貌(特にお顔)もそうですが、声なんかもなんだかお父さんにそっくりなんですもの。
ほどなくして平家が没落することを識っているからこそ「大丈夫よ」と安心して観ていられますが、
当時の人は平家の世の中いつまで続くんや(うんざり…)なんて思っていたのでしょうね。
平家を滅ぼすという篤い志を同じうする源氏の皆さんの想いが天に通じたのでしょうか。
ひさしぶりに歌舞伎の舞台を観たせいか、ちょっと長く感じた1時間25分でした。

幕間(30分) 女子トイレに長蛇の列ができましたが、個室の数も大幅に増えましたし、
食事を摂れないので何も食べないから時間的に余裕でした。15分前にはガラッガラ。


【祝春元禄花見踊(いわうはるげんろくはなみおどり)】長唄囃子連中
賑やかな花見の風情にあふれ、心浮き立つ華やかな舞踊の演目。上演時間:12時55分〜13時17分。
時は太平の世。爛熟した文化が花開いた元禄期です。
名古屋山三(勘九郎さん)と出雲阿国(七之助さん)を従えて、
真柴久吉の獅童さんが奴喜蔵の陽喜くんと連れ立ちます。
見得も立ち回りも、陽喜くんの幼児らしいあどけないしぐさにヤられました
小さくて「可愛い」のひとことに尽きます。
明日VTR出演の「はじめてのおつかい」も必ず見ますよ〜。
勘九郎さんも七之助さんも、本当に優しいお顔で陽喜くんを見守っています。
お父さんの獅童さんは厳しい表情にも見えましたが、
心中は陽喜くんを想う「親心」でいっぱいだったのではないでしょうか。
大きくなったら、どんな役者さんになるのでしょうね。本当に楽しみです。

終演後のひととき。。。

3Fの「想い出の歌舞伎俳優」のコーナーですが、
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昨年11月に亡くなったばかりの中村吉右衛門さんのポートレイトが。
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嘘でしょ、信じたくない。つらい。悲しい。淋しい。
さまざまな想いで皆ここで立ち止まり、
心底惜しむ天下の名優。
本当にもう吉右衛門さんの姿を生(なま)で観ることは
できないのでしょうか…信じられません。





帰り、歌舞伎座B2Fの歌舞伎茶屋に立ち寄りました。
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いただいた「蛤(はまぐり)と鶏の旨しおラーメン(850円)」おいしい。これ、また食べたいです。
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スープまできれいに完食。隈取が描かれたスタイリッシュな器でした。
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コロナの影響が気になりますが、今年はできれば複数回、歌舞伎鑑賞に出かけたいです。
歌舞伎を観ていると、日本人で良かったなぁ、と思います。