下田市内の実家から帰京する前に、河津経由で修善寺に立ち寄り、わずかな時間ですが、頼家と政子関連の史跡を訪ねました。

2023年4月8日(土)

河津駅から出ている修善寺行きの東海バスに揺られること約90分。
車窓から眺める幾重にも重なる天城の山々。
目にも優しい新緑のまぶしい若葉、陽光にきらめきしぶく清流に、
道々癒されながらのひとり旅に、自然の中に身を置くことの大切さに覚醒しました。

修善寺は初めてではないけれど、これまでは友人との気楽な遊びだったり、
結婚式への参列だけだったので、ずっと気になりながら史跡めぐりをしたことはなく、
鎌倉時代の惨劇の舞台というイメージもあり、やや敬遠していたところがありました。

お天気は良いのですが、持っていたチラシが風にあおられて破れるほどの強風です…。

修善寺駅から、再びバスで終点の「修善寺温泉」までバスを利用します。
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とにもかくにも「修禅寺」を訪ねないと始まりません。
バスの終点から徒歩1〜2分の近さに「修禅寺」はありました。
おそらく2回目の訪問となりますが、前回の記憶はほとんどありません。
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土曜日ということもあって、若いカップルや外国人、御婦人のグループ、中高年のご夫婦など、
参詣に訪れる人たちの姿が多くみられます。
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手水屋の水が温泉水の寺社は初めてでした。さすが湯処、修善寺ですね。
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縁起。
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参拝と
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宝物館を拝観。宝物館は貴重なものがたくさん見学できました。
再訪しようと思います。時間が限られているので、あまりゆっくりできなかったからです。
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やはり頼家の面が気になりました。
かぶれた顔を写した面の話が真実ならば、私が頼家なら心が折れて立ち直れない気がします。
私は頼家と誕生日が同じ※なので、なんとなく頼家には同情的なのです。
※新暦に計算した場合


虎渓橋を渡って
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独鈷の湯を眺め
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本日のメインのひとつ、指月殿へ。
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十三士の墓が先に現れました。
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頼家を慕って、頼家を失って行き場をなくして…無念のうちに命を落とした13人の御霊。
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そして頼家の墓。傍らにおみくじの自動販売機。
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指月殿と
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ご本尊。
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絵馬の自動販売機がありました。

きょうのような明るい春の陽光があふれ、新緑が美しい季節にここに導かれて本当によかった。
指月殿には何か暗い「気」が漂っているのではないかと思っていたのです。
頼家の墓にも十三士の墓にもそれは感じられず、穏やかな気持ちでいられました。



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修善寺はよいところ、また来たいし、何度でも来たいような気がします。
次もお天気の日を選びたいと思います。
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再び「修禅寺温泉」からバスで修善寺駅に戻るのですが、
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終点・修善寺駅のひとつ手前の「湯川橋」バス停で下車し、
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すぐそばの「横瀬八幡宮」というお宮に参拝しました。
ガイドマップチラシには載っていませんが、私にとってはこちらがもうひとつのメインです。
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頼家や政子ゆかりの史跡です。
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狛犬さんがユニークです。
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本殿の向かって右テに
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この話を知ったのは高田崇史さんの『源平の怨霊』という小説でした。
ネタバレになるので書けませんが、興味深い仮説が展開されていました。



「横瀬」交差点の
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徒歩で修善寺駅に戻りました。
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15時39分発の踊り子号に乗るつもりで、早めに史跡めぐりを切り上げてきたのですが、
三島までしか行かないことになっており、しかたなく【いずっぱこ】で三島に出ることにしました。
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車窓からのなだらかな稜線を眺めているだけで、心が癒されていきます。
もしもこのあたりに実家があったなら、東京から引き揚げてくることも考えていたかもしれません。
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何よりも、やはり私は頼朝や政子周辺の歴史が大好きなので、「聖地巡礼」よろしく、
ただ、その舞台になった場所にいられるだけで、なんともいえない歓びを感じているのです。

三島からの列車の待ち合わせで「韮山」に少し停車しました。
東京になど帰らず、いますぐに飛び降りて、この地にとどまりたいとさえ思ってしまいます。
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三島からは新幹線「こだま」で帰京しました。
三島駅前にまもなく「スタバ」ができるようで楽しみです。
本日のところはコンビニのカフェラテで一服。
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伊豆での気持ちの良い晴天が嘘のように、東へ向かうほど曇っており、
新横浜では激しい雨に降られました。自宅最寄りの浅草も雨でした。

バスで天城越えも楽しかったし、修善寺に初めの一歩を刻んだようで嬉しいひとときでした。
もちろん、蒲殿や安達藤九郎の史跡めぐりのため、再訪することは確定です。
願わくば温泉を楽しむために宿泊をして修善寺をもっと深く知りたいと思っています。