六本木の森アーツセンターギャラリー(MACG)で1月25日(土)〜4月6日(日)開催中の
ブルックリン博物館所蔵 特別展「古代エジプト」へ。

2025年4月3日(木)

会期1月25日(土)〜4月6日(日)終盤でも雨だから空いているかな?と出かけた
六本木・森アーツセンターギャラリー(MACG)ブルックリン博物館所蔵 特別展「古代エジプト」
春休み中とあって若い入場者が多く、入場制限もかかっていましたが、
5分ほど行列に並んで待って入ることができました。
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タイトル通り、米・ブルックリン博物館が誇る古代エジプトコレクションから
選りすぐりの名品群を集めて展示しています。
案内人はいま注目を集めるエジプト考古学者の河江肖剰(かわえゆきのり)さん。

個人的に最も興味深かったのは「ミイラの間」と、そこで流れる呪文ですが、
それは「Final Stage」…最後の展示ゾーンのお楽しみ。

まずは「1st Stage 古代エジプト人の謎を解け!」の展示ゾーンから。
現在から遡ること5000年以上前から高度な文明があったことを物語る資料をはじめ、
古代エジプト人の日常生活が垣間見える作品の数々が展示されています。

その中から気になった展示品をいくつか。

「歩く男性の小像」なんか可愛い。
墓の中で死者のカー〈生命力…人間を構成する重要な要素の1つ。供物のカウ〈食物〉と関連〉
が宿り、生者から供物を受け取る役割をする。
古王国時代・第6王朝後期(B.C.2288〜B.C.2170年頃)の作。
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この「人型棺の右目」好き。エジプトって感じ。
ミイラになった人物を納める外棺に使われていた。
まぶたは不透明な青いガラス製。
古代エジプトではガラスは貴金属や宝石とともに高い価値が認められていた。
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この木製のローテーブルなんか、現在でもどこかの家にあったり、
普通に店頭で売っていそうな感じで…新王国時代のものなのに、状態の良さに本当に驚きました。
椰子(やし)のサンダル、誰かが履いていた感満載。
ですが、ただの履物ではなく、社会的地位、宗教的儀式など象徴的に様々なことと関わりが。
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つづく「2nd Stage ファラオの実像を解明せよ」 👇公式サイトの文章のまんまですね。
クフ王やラメセス2世など、先王朝時代からプトレマイオス朝時代まで
3000年の王朝史を通じて活躍した12人の王にまつわる作品を紹介し、王の姿と王朝の変遷をたどる。
また、最新研究を元に巨大ピラミッドの建築方法や建てられた当初の姿を解き明かす展示ゾーン。

ギザの大ピラミッドを建造させたクフ王。
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クフ王、ちょっとイメージと違いました。
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公式サイトの画像を見た方が鮮明で綺麗なのですが、リングも撮影したのでアップ。
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権力をもつと巨石の建造物でその力を示そうとするのは世界の常なのか
日本でも古墳や城の石垣など権力を象徴する史跡が多くて。


そして「Final Stage 死後の世界の門を叩け!」
古代エジプトでは人は死後、来世で復活し永遠の命を得ることができると信じられていた。
最後のステージでは、人2体や動物のミイラをはじめ、美しい副葬品の数々や葬儀のための道具、
神々の姿をあらわしたレリーフなど、葬送儀礼に関する作品を紹介。
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ミイラはなぜ、どのように作られたのか?など、
古代エジプト人の死生観にせまる。
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また、ベールに包まれた古代エジプト語の真の音声を再現。
現存最古の葬送文書である『ピラミッド・テキスト』を読み上げる声👈呪文が、厳かな空間を演出。
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この古代エジプト語の呪文がなんとも神秘的で良かったです。
お笑いコンビ「バンビーノ」の持ちネタ、
♪ダンソン フィーザキー…を思い出したのは私だけでしょうか。テンポはだいぶゆっくりですが。

死生観は世界各国それぞれ、お国柄が表れていて興味深いです。
数字で表すと遠い昔に生きて死んだ人々が遺していったものですが、
彼らはとてもそんなに遠い昔とは思えない近しい存在に思えました。

総じて平日の当日券2,500円ではもうしわけないくらい愉しませていただきました。
もちろんブルックリン博物館にもエジプトにも行ったことはなく、
憧れかつ未知の世界ではありますが、「憧れるのはやめましょう」と自分に言い聞かせ、
特にエジプトには近い将来行くことを前提にした勉強の必要性を感じました。