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ロードカナロア産駒勝ち上がり第1号で、
サウジアラビアRC&朝日杯FS2着のステルヴィオ

年末の朝日杯FSでステルヴィオが2着、
年明けのシンザン記念でアーモンドアイが1着となり、
日に日に存在感を強めている種牡馬ロードカナロア

初年度産駒のデータを見ると、
あらゆる点で非凡な数字が目につく。

今回は、種牡馬ロードカナロアの成績と可能性について、
記事を書いてみたいと思います。


【優秀な勝ち上り率と、勝ち馬数】
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まず、2017年の2歳馬成績で、
勝ち馬数が10頭以上かつ、勝ち上り率が2割を超えた種牡馬は、
上記の14頭。

その中でロードカナロアは、勝ち上り率、
勝ち馬数ともに、ディープインパクトに続く2位と、
初年度産駒から順調なスタートを切っている。

2歳時に重賞勝ちこそなかったが、
明け3歳にアーモンドアイがシンザン記念を制覇。
率、頭数に加え、ここにきて大物が現れている。


【歴代種牡馬、初年度との比較】
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次に、歴代種牡馬の初年度産駒成績について。

調べのついた1990年以降、
初年度産駒20頭以上が勝ち上がったのは、上記の6頭のみ。


その中でも、勝ち馬数が30頭の大台を超えたのは、
ディープインパクトに続き、ロードカナロアが2頭目。
歴史的に見ても、
ロードカナロア初年度産駒が、
過去の名馬の産駒に、決して劣らぬ成績を残したことが見てとれる。


勝ち上り率で見ると、
1994年サンデーサイレンスの.625が、
少々、狂気じみた数字に見えるが、
ロードカナロアの残した.349も4番目の数字。

上記の表で、非サンデーサイレンス系は
ロードカナロアと、父キングカメハメハのみで、
出走頭数が同じでありながら、
ロードカナロアキングカメハメハの勝ち馬数を
7頭も上回ったのは、注目に値する。


また上記表の内サンデーサイレンスディープインパクト
アグネスタキオンキングカメハメハは、
後のリーディング種牡馬。
初年度産駒から好結果を残したロードカナロアも、
将来の成功に一歩近づいたのではないかと
感じさせられる結果となっている。


【仕上がりの早さと、距離延長へ対応の可能性】
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最後に、ロードカナロア初年度産駒が
昨年マークした37勝の内訳について。


まず、条件別に見ると、
勝ち上がった30頭の内、約半数の14頭が
新馬勝ちを収めているのが特徴的。

仕上がりの早さと、センスの良さ。
この点は、晩成傾向の競走生活を送りながら、
新馬を勝ち、2戦目でOPのジュニアCを2着と、
早い内から結果を残していた、
ロードカナロア自身の特徴が伝わっていると見てとれる。


また、距離別成績では、
最も勝ち鞍を上げているのが、1500M~1600Mの18勝。

スプリントGI5勝の自身の適性に収まらず、
むしろ父キングカメハメハの融通の利く点が出たか、
マイルで好成績を上げているのが特徴的。

牡馬の代表産駒であるステルヴィオは、
騎乗したルメール騎手、C.デムーロ騎手が口を揃えて
「マイルでは忙しい」というコメントをの残しているのも印象的。

現時点でステルヴィオ以外、
1800M以上の距離で勝ち馬が出ていない
ロードカナロア産駒であるが、
今後も単なるスプリンター、マイラーに留まらず、
距離の幅を広げる産駒が増える可能性は大いに考えられる。



以上のように勝ち上り率、勝ち馬数で、
歴代名種牡馬に匹敵する数字を記録し、
距離延長での活躍の余地を感じさせられる、ロードカナロア産駒。

種牡馬としても、競走馬時代の名実況さながら
「世界のロォードカナロア」と呼ばれる存在に羽ばたくことが出来るか…?

今後の楽しみは尽きない。