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(2016年皐月賞で、
二ノ宮厩舎にクラシック初勝利をもたらしたディーマジェスティ。)


【切り開いた道の偉大さ、待たれるフォロワーの出現】

外厩舎の活用や、海外遠征の実績。
準備の周到さと行動力で、日本競馬の新たな時代を開拓した二ノ宮調教師。

エルコンドルパサーの凱旋門賞は、
「勝者が2頭いた」、
「我々は初めて、本当の意味での国際競馬を経験したのかもしれない」
と地元紙パリテュルフに評され、
ライアン・ムーア騎手も近年のインタビューで
「エルコンドルパサーは凱旋門賞を勝って然るべき馬だった」と讃えるなど、
近年でも、全く色褪せることがない。


果たして、二ノ宮師の
エルコンドルパサーナカヤマフェスタの遠征なしに、
その後のオルフェーヴルなど、
凱旋門賞での日本馬の活躍がありえただろうか…。

今よりも海外競馬の情報がずっと少なく、
日本馬の凱旋門賞出走が10年以上途絶えていた時代。
凱旋門賞など、欧州のトップGIで結果を出すことで、
日本の関係者、ファンに希望を与え、
欧州の関係者に、日本競馬の存在を知らしめ、
後進に海外遠征の道筋を作った功績は、
本当に感謝しても、感謝しきれない思いがする。

体調不良での引退は残念ではあるが、
昨年の9月ごろから師のコメントが新聞紙上に載ることがなくなり、
状況を察していたので、
師の健康面を考えても、今の引退は最善の道ではないかと思う。


二ノ宮師の意思を継ぎ、
海外遠征に用意周到な準備で臨む調教師が増えて欲しい。
そして、師が惜しくも届かなかった、
凱旋門賞制覇を、いつしか達成して欲しい。

20年来の競馬ファンとして、切に願う。


二ノ宮調教師、ありがとうございました。
どうか日本の競馬を見守り、
引退後の有意義な時間を過ごして頂きたい。

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ナカヤマナイト、2016年のエプソムカップ。
柴田善臣騎手、石井厩務員と共に)