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読むだけですっきりわかる日本史 (宝島社文庫)
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旧石器時代から平成までの日本の歴史を網羅した、教科書的作品。
日本史の教科書の内容をそこなわず、加えて教科書より何倍もわかりやすく、興味を持ちやすく改訂されたような感じでした。



とにかく、非常にわかりやすい。これに尽きる。
私は日本史の先生に恵まれていたこと(本書のような授業をしてくださる先生でしたので)と、何気に日本史の教科書を読むのが好きな、ちょっとおかしな子(爆)だったこともあって、本書に出てくる出来事や太字の部分は大概耳にしたことはあったのですが、歴史は結局ぶつ切りで覚えられるものではないですから。
本書はそのあたりが巧いのだろうと思いますね。
Aという出来事とBという出来事に因果関係があるということをしっかり、そしてわかりやすく述べてくれていて、流れを掴みやすい。
本書を読むと、好きな時代こそあってもやはり歴史は一定以上はすべてを網羅してこそだと思いますね。だから歴女という概念があまり好きではないのかも。だってテレビや雑誌でいう「歴女」って、ただの戦国オタクか幕末オタクっていう扱いですもの。いや、それでも凄いけどさ十分。

あと本書ではちょいちょい語呂合わせで年号の覚え方を紹介してくれるのが参考書的使い方もちょっとできそうですね。
噂によれば、私の3、4つ下くらいの世代だと中学では年号暗記はやらないみたいなのですが、ワタクシはがっつり年号暗記世代でしたので、ちょっと懐かしい。
とはいえ私は語呂合わせが苦手で、そのまま覚えてましたけど(爆)。
だから新鮮でおもしろかった。院政の白河上皇の「どやろ?(1086)」なんかは画期的すぎた。天晴れ!!

私は受験生でも何でもないし、特に覚えようとして読んでいたわけではないので今すべて覚えているわけではないですが、ことあるごとに再読していたら日本史の大まかな流れは完璧になるんじゃないかと錯覚するほど教科書網羅の作品な気がします。
あくまでも教科書網羅なので、掘り下げた知識を得られるかというとそれは違うのだろうけど、その入り口に立つことを手助けしてくれるのは間違いないかなと思いますね。
読んでいて楽しかった。