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敗色を悟った慶喜は、神保修理の助言を受け、容保を連れて大坂を抜け出そうとする。
三郎戦死、修理切腹。
修羅場が本格的に始まりました。
もっとも三郎の被弾→戦死という流れは、正直あの描写はどうなのかと思った。
突然敵陣向かってあんな格好で突っ込んでいくなんて、アホの極みとしか言いようがない。
そりゃ撃たれますよ。どうしてあんな行動をとる、という描写なのか。
と、思ってたんですけども、要するに「戦は人を壊す」ってことだと。
単なる悲劇にして美談にしちゃうよりも、確かにこっちの「はぁ?そこでアンタ出てくの?意味わからん!」っていう怒り、呆れのほうが今後の展開を考えると堪えるよねと。
つまり三郎の死は、その先駆けにすぎない。
これから毎週のように「はぁ?なんでそうなるの!?」という呆れと哀しみが襲ってくるんだろうなぁと…おおう、それはそれは堪えるぜ。。。
そして修理の切腹。
戦況が悪くなる一方でどうしようと焦る慶喜に「江戸へ引き揚げる」と提案した修理。
修理的には、兵を率いて江戸へ引き揚げ、そこで一度立て直すという意味でのポロリ提案だったはずが、それを頭のいい慶喜は利用した。なんと内緒で、容保だけ連れて(他の兵は置いて)大坂を出た。
そして、何も、本当に何も知らない他の藩士は、好戦的ではなかった修理に怒りの矛先を向けてしまった。
あの状況だと、一度修理に向けられた憎しみは急速に膨れ上がるしかないよな…。
もう本当に、慶喜お前…!!!って話ですよ。
今回も容保に甘えまくりの慶喜。容保相手だからあんなこと言えるんだよなぁほんと、この人ら厄介だわよ。
容保も家訓もあるから見捨てることが出来んのですな。
あんなに酷い仕打ち受けてんのにな…まぁ錦の御旗の威力は、日和見してた諸藩よりも慶喜自身に一番堪えるわけよ。だって水戸の出だもの。
思いっきりとばっちりで修理切腹。
本来容保と接見はしなかったみたいですが、ここでは最期に会うことができて、しかも逃げ道まで作ってくれた。
切腹ってだけで組!の山南さんと被るのに、逃げ道作ってくれるなんて描写があるもんだから、もう山南さんとは切っても切れない。あのときは皆が皆逃げ道を作ってくれて、でも最後に同志と誓ったはずだった土方さんがピシャリと障子を閉めていくんですよね。思いを汲んでるんだろうなと。
今回修理にはその相手がいなかったな、それがちょっと辛かった。
介錯もなしで、っていうのは、やっぱり戦の最前線に立つ、というか戦の真っただ中にいる会津藩と、わりと閉じた組織のストーリーだった組!との違いだよなー。
会津でも京都での状況が伝わってきて、権八パパと尚さんの意見が真っ二つ。
尚さんは現代人である視聴者目線も入っているのでだいぶ浮いてますが、それがなくとも根っからの会津人である権八パパと外部からやってきた尚さんでは見え方が違うというのは想像がつきますね。
とはいえ、「恭順を〜」云々かんぬん言ってる尚さんも、ちゃんと戦の準備はするって言ってるのがいい。
戦は嫌でございます大河と真逆なのがむしろ、しっくりくるというか。
だからあんなふうに今後なっちゃうのも辛いんだけどね。
あとすっかり影が薄くなった覚馬は、そろそろ脚もやられるような描写。
しばらくあんな感じなのか…時栄といちゃこら&酒盛り描写(がわりと史実らしいとか)はないのか…。
まぁ予告で八重がついに覚醒(?)する最中、そんな描写はできんか(爆)。
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