ファブルと呼ばれる伝説の殺し屋。
あまりにも人を殺しすぎて、ボスから「1年間、一般人として普通に暮らせ」と指令を受ける。
ファブルは「佐藤アキラ」として、相棒のヨウコと共に大阪のヤクザに住居を提供してもらい、一般人として暮らし始める。しかしそこで、ひょんなことから知り合いになったミサキが拉致された。
ミサキにお世話になったアキラはミサキ奪還を試みる。
殺し屋ファブルは果たして誰も殺さずにミサキを奪還できるのか!?


岡田くんハマり役です!!!
わりと、私が観たかった岡田くんがそこにいた。
めちゃくちゃアクションが凄い。だけどそれ以外はおバカ。
殺し屋という特殊な鍛錬を積んだ普通ではない人間が一般人に溶け込もうとするも、隠し切れないその肉体の非日常感というか(笑)。
正直ストーリーに唸るみたいなところはないですしストーリーに惹かれるところは実はまったくなかったのですが、見栄えがあっておもしろかったです。
岡田くん以外のキャストも良かったよ〜!
以下ネタバレ
初っ端からファブルが料亭で大暴れするのでびっくりします。結構血みどろ。予想より流血が多かった(笑)。
でも料亭のシーンかっこよくて、派手で良かったな〜。
とにかく殺し屋のときの岡田くんと、佐藤アキラで頑張ってる岡田くんのギャップがおもしろいですよね。ファブルって浩市さん演じるボスが考えてる通り、たぶん「普通に生きることができたら才能がなくなる」タイプで、最初に教え込まれたことがたまたま殺しの技術だったから凄腕の殺し屋になっただけであって、それが探偵技術であればシャーロックみたいになってただろうし生物学だったら『インハンド』の紐倉みたいになってたんじゃないかなぁという気がします(何気に『インハンド』ちょっと観てた)。で、とにかくアクションが速い。はえぇ。はえーーー(笑)。
なんかファブルのファンみたいな感じでファブルかっけー、それに勝ったら俺もっとかっけー!ウェーイ!!系の役を福士蒼汰くんが演じていて、この2人のアクションが速い速い。カメラついていけてなくない?なんか撮り方がアクションに追いついてないっていうか。
まぁとにかくなんか凄かったとしか言いようがない。よく動けるよなぁ、凄いわ。殺し屋凄い。
で、それと対をなすのが向井くんと柳楽くんのチンピラの殴り合い。
この2人、とても良かったです。柳楽くんのクソチンピラっぷりと、後半見せるおもしろさがもうほんとたまらん。小物っぷり。チンピラだけど、プロの殺し屋とはまったく縁遠い人間だなっていうのがよくわかる。
そして向井くんですよ!チンピラ〜!!凄い好きだった〜!!
こういう役やるようになったんだ〜って思ったけどそれはちょっと失礼な物言いだった。
だって別にテレビドラマでヒーロー役ばっかりやってたわけじゃないもんね。
でも、ちょっとこのヤクザはインパクト大きかった。非常に良かったです…。
で、この2人の、そらもうファブルのアクションに比べたら段違いに人間っぽい殴り合いがしょーもなくて、安心感があってとても良かった。
あとはまぁ「この人本当に、悪気がないんですぅ〜〜〜」という木村文乃の名言は私も決め台詞にしたかったし(本当はもっとアクションしてほしかったけど仕方がないかな)、顔をめちゃめちゃにされる山本美月も笑ったし、まぁなんというか、わかりやすく楽しめる映画って感じで良いですね。
俳優さんが皆良かったのもポイント高いです。
浩市さんとか凄いよなぁ、いぶきではちょっと弱気(というかちゃんと物事を丁寧に考えている)な総理大臣役だったのに今作では殺し屋の匂いプンプンでかっこよかったし。
やっぱこういう非日常チンピラ殺し屋アクション映画って楽しいよなー!!!