国分寺で市民講座

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15歳以下の子どもと家族のための交流会9/17
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9月10日に国分寺市でお話しします。まだ席が空いているので、ご興味にある方はどうそ。
どなたでも参加できます。

 人権講座 多様な性 LGBTについて考えよう
日時:平成29年9月10日 午前10時から12時
場所: 国分寺市光公民館
要予約制。詳しくは主催元HPをご覧ください。
http://www.city.kokubunji.tokyo.jp/smp/kouminkan/shisetsu/1003168.html

 

15歳以下の子どもと家族のための交流会

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今度、あたらしい交流会を不定期ではじめることになりました
15歳以下のLGBT(かもしれない人を含む)のお子さんやご家族の方、よかったらぜひお越しください。


<シェア歓迎>
15歳以下の子どもたちや家族のための 第⼀回 にじっこ交流会

性別に違和感がある。同性が好きかもしれない。
じぶんって、うちの子って、ひょっとしてLGBT? 性同一性障害?
そんな15歳以下の子どもたちや家族が
のびのび安心して集まれる場所を都内で開催します。

LGBT:レズビアン,ゲイ,バイセクシュアル,トランスジェンダーの頭文字をとった言葉

○日時 
2017年9月17日(日) 13時から17時
※途中離脱も OK です。

○場所 
大正大学巣鴨校舎内。
都営三田線「西巣鴨」駅A3出口より徒歩2分
※お問い合わせいただいた方に詳細をご連絡します。

○参加費 
500円(茶菓子代ほか)

○参加できる人 
同性にひかれたり、生まれたときの性別に違和感があったりする15 歳以下の子ども、およびその家族

○やること 
家族どうしのわかちあい、子どもの交流プログラムなど。
臨床心理士の資格をもつ相談員などが関わります。

○協力 
LGBTの家族と友人をつなぐ会10 ストーリーズ
佐々木掌子、にじーず

○問い合わせ先
下記アドレスまで、呼ばれたいお名前と人数をあわせてお申し込みください。おって場所の詳細等をお送りします。
nokolgbt☆yahoo.co.jp  (担当:遠藤まめた)
☆は@に変換してください

チラシはこちらからダウンロードできます。
http://www.endomameta.com/nijikko.pdf

㊗︎podcast「にじいろ交差点」始めました

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冊子「LGBTと医療・福祉」(改訂版)が出ました!
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いやー、このような日が来るとは!という感じですが、今夏からトロント在住でブロガーのキャシーと「にじいろ交差点」というpodcastを始めることになりました!

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「10年前に東京で一緒に活動した二人が、過去を振り返りつつ、LGBTと多様性をそれぞれの視点から語る」というコンセプトで配信予定。キャシーのブログもコラムもめちゃくちゃ面白くて、めっちゃワクワクしてます。

東京とトロントという二つの拠点で多様性について語っていく予定。今の日本はLGBTブームと呼ばれているけれど、経済主導で多様性や人権の話が進むなかでこぼれ落ちることもあるだろうと個人的には思ってて、その意味で、民族や国籍、障害などとLGBTの話をからめて、みんなで多様性について考えられたらな!と思ってます。

リンク先から第1話が聞けるので、関心ある方は是非。リンク先からコメントなどもらえるとうれしいです。文字起こしも読めます(桜井弓月さん、ご協力ありがとうございました!)。

iTunesはこちら

Google Play Musicからはこちら


キャシーのブログ記事



YouTubeもあるよ。テクノロジーすごい。

ウガンダのLGBT難民支援について

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数年前にウガンダのLGBTを描いたドキュメンタリー映画『Call Me Kuchu』を仲間たちと翻訳した

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ウガンダは世界でもっともLGBTに過酷な国
のひとつで、大衆紙が同性愛者の人たちの顔や名前、住所をガンガン晒したり、その結果殺人事件が起きたりしている。

有名なのは「反同性愛法」で、これは同性愛者を死刑にするというすさまじい法案。
たびたび議会で取り上げられてきたが、そのたびに国際的な非難をあび、なかなから成立しなかった。

2014年2月、内容を終身刑に差し替えたものが成立したが、手続き上に問題があったらしく廃止へ。一連のことはアフリカ日本協議会の稲場雅紀さんの記事「魂のジェノサイド」にも詳しい。

で、今日はその後のお話

ウガンダからケニアへのLGBT難民には都市部難民と、より劣悪な環境のキャンプ難民がいるようだが、最近カクタキャンプのLGBT難民の方とやりとりする機会を得た。カクタキャンプには分かっているだけで228人のウガンダ人LGBT難民がいて、1日1食、国連配給のトウモロコシ粉などでしのいでいるそうだ。

都市部の難民は、基本的に家賃を払う必要がある。これまで都市部難民の人たちは月四千円ほどを支援団体からもらっていたのだが、その支援が先月打ち切られたので、いま彼らはパニックでキャンプのほうにどんどん流れている感じらしい。

そもそも都市部に暮らせるのはまだラッキーなほうで、もともと脆弱性の高い人たちはカクマキャンプに流れるしかないらしい。たとえばカクマキャンプにおけるトランス女性の割合は高い。それでも、キャンプ内は治安が悪く、暴力もあるからトランス女性たちは自分ひとりでは水汲みにも行けない。ゲイ男性が代わりに外に出かけているようだ。

で、いま、日本の団体が立ち上がった。
彼女たちが細々とカンパを集めて送金して、ようやく肉が食べれた!みたいなことを地味にやっている(普段はUN配給のとうもろこし粉みたいなのを1日1食だから野菜も動物性食品もない)。

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サイトはこちら
ケニア・カクマLGBTI難民支援

キャンプから出国するのには三年以上かかる。オバマのときは1年たらずの場合もあったけど、とのこと。

LGBT難民だけ支援すると周りから妬まれて危険ではないのか、などいろいろまだわからないこともあるのだけれど、ひとまずこのような活動もあるということでシェアしてみます。

栃木のLGBT事情

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栃木で10年近く活動しているLGBT団体 S-PECさんがチラシをリニューアルしたとのこと。

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にじーずに来ている画伯が、デザインでまた才能を発揮したらしい。本当にすごい。
これを機に、栃木でのS-PECさんの認知度がどんどんあがっていけばいいなと思う。家族も参加できる団体ってホント素敵だと思うんですよね。

私個人、ここ数年やたら栃木とご縁がある。先日は塩谷那須地区での人権指導者向け一般研修でお話させていただいた。

その前は那須教育事務所、那須地区養護教育研究会、他にもチャイルドラインとちぎさんや、S-PECさんの宇都宮大での講演にも呼ばれた。2015年に栃木県教育委員会でやってから、芋づる式に繋がれてとてもうれしい。

栃木県の取り組みは熱心で、先日は素晴らしいリーフレットも発行された。

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なんでも文部科学省が性同一性障害の児童生徒に関する通知を出す際に、先進事例として栃木県にヒアリングに来たらしい。

だからLGBTについての取り組みは我が県のほこりなんですよ」と担当者がおっしゃっていたのが印象的だった。
どんどんやってほしい。

新刊「性別に違和感がある子どもたち」

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教職課程コアカリキュラムにLGBTを(パブコメ募集)
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こちら、帯文を書かせていただきました。
「らしさの押し付けでも、性同一性障害の決めつけでもない第三の道がある」と書きましたが、道は無限にある気もします(笑)
子どもたちへの愛情を感じる一冊でした。よかったらぜひ買い求めください。

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アマゾンページはこちら:性別に違和感がある子どもたち



あと、先日発売の「女たちの21世紀」にも寄稿しました。特集は「LGBT主流化の影で」。

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私からは「フェミニズムを虹色に」と題して、フェミニズムが狭い定義の女たちだけのための運動ではなく、みんなのものになる必要があるんじゃないか、ということを書きました。

フェミ運動サイドの一部には、なんでLGBTだけ最近目立ってんの的なことを思っている人たちもいるようだけど、LGBTブームを批判的に見るだけじゃなくて、フェミニズム自体がインクルージヴになることの大切さについて問い直してもらえたらいいかなと思ってます。



教職課程コアカリキュラムにLGBTを

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messyで「トランス男子のフェミな日常」連載しています。

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久々の更新。messyで連載始めてから、近況はそことFacebookとツイッターで完結みたくなってるけど、たまにはこちらも。

というわけで、またもやパブコメの呼びかけです(笑)


【教職課程コアカリキュラムにLGBTを】

※現在パブリックコメント受付中です。6月25日まで。

学校の先生を育成するにあたり、大学で何を教え、どのようなスキルを身につけてもらうのかを定める教職課程コアカリキュラムが現在策定中です。

政府への意見(パブリックコメント)はこちらから送れます。


これまでは、大学の教員が何を教え、どのようなテストをし、どう採点するのかは自由裁量の部分が大きかったのですが、もう少し統一的なものを作れないのか(目安としては、先生を育てるのに必要なことの2/3ぐらいはコアカリキュラムで決めて、あとは各大学の独自性に任せる)という議論が進んでいます。

現在の案では、たとえば「発達障害やその他特別な配慮がいる子どもへの対応」という項目を作り、発達障害や貧困家庭その他のことについて一定の知識と対応ができることが盛り込まれています。

LGBTについてもコアカリキュラムで盛り込んでもらえば、教員がより細やかに子どもたちに寄り添い、孤立を防ぐことができます。

自殺総合対策大綱では、性的マイノリティは自殺のハイリスク層であり教職員の理解を進める必要があると指摘されていますが、これまでの調査では、いじめを受けたLGBT当事者の67パーセントが「先生は役に立たなかった」と述べ、あるいは、そもそも教員の約7割が同性愛は自分の意思で選び取ったものかもしれないと誤解していることが指摘されています。

教員になった後の研修だけではなく、ぜひ教職課程でLGBTのことを学ぶ機会を持てるよう、ぜひぜひパブコメ送りましょう。簡単にかけるよ!

#パブコメ書いた

LGBTへのいじめ防止をあらためて考える

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「LGBTと医療・福祉」冊子ができました!
・messyで「トランス男子のフェミな日常」連載はじめました
5月7日(日)パレードの日だけど和歌山いくよ

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ブログ更新の過疎ぶりがごめんなしゃい。

いじめ防止対策推進法の基本計画にLGBTが盛り込まれる(文部科学省が主体的に「性的指向」って使うの史上初めてなんじゃないすかね)など、いじめとLGBT関連でいろいろニュースがあります。

尊敬する日高庸晴先生の新しい調査も出ました。

いじめ解決に先生は役立たなかった LGBT調査で判明 (教育新聞より)

母数1万5064人って本当すげーな。

その上で、なんとなくタイトルが、
現在いじめられている子にとって絶望的な雰囲気を醸し出している感じ・・なので、いくつか情報をフォロー&既存調査と比較してみます。後半は趣味です。


<その1:”今いじめられてんだけど、どしたらいいんだよ!”なキミへ>

こちらのサイトはあなたのために作られています。最大限つかいたおして、いじめをぶちのめそう。

ストップいじめ!ナビ 

相談先も載ってます。チャイルドライン、LGBT関係の研修頑張ってるよ。安心して使えるよー。
子どもの心に寄り添うプロフェッショナルでござるよ。 

「え〜それでもLGBT系の話題、性について絶対くわしい人じゃないと、やだ!!!!!」


というあなたは、
LGBT向け電話相談機関一覧がここにあります。Coprismさんありがとう

電話は匿名だし、しゃべりたいことだけしゃべって、なんならワンギリしてもいいです。


< その2:先生に相談=無駄!ってわけでもないかも>

 
リンク先の文中によれば

”同性愛者やトランスジェンダーなどの性的少数者であるLGBTの約6割が学校生活でいじめを経験し、そのうち先生が「いじめの解決に役立った」との回答は約1割だった”

・・・ってことで、先生マジがんばれよって感じです。

ただ、実際に先生に相談した人が「相談しても無駄!!」な経験をしている
わけではないかもです。


・「先生がいじめ解決に役だたねぇ」ってのは既存のいじめ一般調査でもよく言われています。

ただ、
これは「相談しても全然だめだった」じゃなくて「相談できなかった/介入できなかった」という部分がでかく、実際には介入した場合は半分以上でいじめが止まる/軽くなるというデータもあります。先生が介入できていないことが問題というわけです。

 
森田洋司ほか『日本のいじめ』(金子書房、1999)より

「先生は介入してくれたかどうか」
   先生はなくそうとした  41.8%
   先生は知らない   46.9%

「(介入した結果)どうなったか」
 
  いじめはなくなった  23.2%
   いじめは少なくなった  42.1%
   
いじめは変わらなかった  28.2%
   いじめはひどくなった 6.5%

    (http://stopijime.jp/data#sec12より)
 

じゃあ、LGBTの場合はどうなの、ちがうんじゃないの?と思ったあなた。

  ホワイトリボンのLGBT学生生活調査(2013)によれば ←母数が609人で少ないけど・・  

 「いじめを受けた場合、だれかに報告したか」
  相談した  48%
  だれにも相談しなかった 52%
  → 約半数は大人の関与なし。
 
 
 「相談した場合、だれに相談したか」

  母親(29%)、担任の教師(19%)、同級生( 1 割前後)
  → 教師に相談したのは全体の9.1%
  つらいときには母ちゃん頼むのね。
 

 
 「相談した場合の相手の反応」
  
 親身に話をきいてくれた (69%)、
   一緒に解決策を考えてくれた(37%)、
   解決にむけて具体的に行動してくれた(32%)

  「あなたも悪いと言われた」「まじめに受け止めてもえなかった」等の否定的な反応は 2 割程度

  →ひっでぇ目にあった人は、報道で強調されるほど多くはないのかもしれません。

 
 
 「相談したことによって問題がどのように変化したか」
   
問題がすっかり・かなり解決した 22%
   問題が小さくなった  28% 

   問題が変わらなかった  45%
   相談したことでひどくなった 5%
 
  →上記で紹介した調査と同じく、約半数は問題が解決する方向にいっています。相談による悪化は5%で、
先生による介入が状況悪化をまねく例はLGBTだからといって多いわけではなさそうです。
 

<その3:まとめおよび推察>

先生が、いかに頼れる相手として生徒から認識されうるのかが重要。
 ⇒LGBTが他集団よりも先生に援助希求しづらいのかどうか、そうだとしたらなぜなのかは詳細が知りたいところ。たとえば「ホモネタを言ってるから相談できない」とかは理由としてあるのかな?
 


・ホワイトリボン調査によれば
LGBTのユースがカミングアウトする相手の6〜7割は同級生なのに、いじめ相談している相手は大人

 
⇒いじめ被害渦中の子どもにとっては ”LGBT理解よりも、とにかく力がある人にいじめを止めてほしい”のかもしれません。あるいは、いじめ被害にあっている場合”そもそもカミングアウトできるような同級生なんていねえよ”ということがあるのかも。
 

・LGBTユースにおいて、カミングアウトをする・される、孤立を防ぐためのキーパーソンは同級生だが、いじめが起きている場合のセーフティネットとしては同級生は機能しにくい?
 ⇒いじめ対策においては、あくまでも大人の介入を得やすくすることが深刻化・長期化を防ぐ可能性がある。 
 

藤川大祐氏の『子どもがいじめで壊れる前に』(角川oneテーマ21)によれば、大人がスルーすることで、いじめが深刻化・長期化することがあげられている。初めはコソコソしてたいじめが先生の前に露呈され、それを先生がスルーしたり、加担して笑ったりすると、もう手がつけられなくなるという話。


・・・と、いろいろ書いてみたが、
推測が多い&ホワイトリボンはパイロット的調査でしかないので、学術的調査がさらに望まれるところですね。 

子どもが差別されたらどうするか(翻訳)

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「デフレ化するLGBTフレンドリー 電通過労死事件とゲイエリート写真から考える『働きやすい職場』とは」という記事を書きました。

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プロセス指向心理学のドーン・メンケンの『Raising Parents, Raising Kids』(洋書です)を読み始めて、わりと後ろの方になってから、著者が同性で子育てしていることに気がついた。

いまのところ、本書の内容すべて秀逸なのだけど「差別にどう向き合うか」の章がとてもよかったので、以下、簡単に和訳します。この本、翻訳されて出版されないかな。

子どもが差別されたらどうするか、ということは多かれ少なかれ、どんな親/大人でも不安に思っていることであって、喉の奥のつまってしまうような問いだけれど、実際にそのようなことは起きていて、私たちはそんな場面でも主体性を持つことはできるんですね。
 

++++++++++
 

・差別に直面したとき
 

差別とまったく無縁でいられる贅沢さを持ち合わせていない子どもたちはたくさんいる(中略)。

息子が小学二年生だったある月曜の朝、登校して五分もせずに学校から電話がかかってきた。


「テオは具合が悪くて、家に帰りたいそうです。彼を迎えに来てください」。


彼を迎えにいくと熱もなく、特に症状もなさそうだった。どうしたのと尋ねると「足だけ、他の部分とはちがう方向にいきたがってた」と言う。なんとも謎だなと思いながら、ようするに彼の体のほとんどの部分は学校にあったのに、足だけ家の方向をむいていて、そこにはなにか理由があったのだなと思った。


家に帰ると、彼はまっさきに本棚に行ってTodd Parrの絵本『ちがっているのは、いいことさ(it's okay to be deferent "』と『いろいろかぞく(ファミリーブック)』を手に取った。


「ママ、ぼくこの本好き。だってうちの家族と同じじゃん」


そして彼は、金曜の午後に、ある男の子から二人のママがいることをからかわれたことを話しだした。ぼくはすごく傷ついたし、恥をかかされた気分になった、だって周りには友達もたくさんいたんだよ、と彼は言った。だれも何も言わず、彼をかばってくれなかった。金曜の日は、家に帰ってきたらそのことは忘れていたけれど、月曜の朝になったら思い出したのだった。


7歳になった彼は、ほとんどの子どもにお父さんとお母さんがいることは十分にわかっていた。それだけでなく、親が一人だったり、離婚していたり、いくつかの同性カップルによる家族も知っていた。彼は自分がユニークなのを分かっていたし、これまでに何度か「そう、うちはママが2人いるんだよ」とクラスの友達にも話していた。でも、からかわれたのは、これが初めてだった。


小学校に入る前に、私は彼に話していた。子どもたちの間では、ときどき、他の子をみんなとはちがうという理由でからかうことがあること。そして、そんなときには、自分自身のためにどうやって立ち上がったら良いのかを学ぶことが大切なんだよ、と。


その朝、私たちは何が起きたのかについて話し合った。はじめに、そのとき受けたショックや、みんなの前で起こったということについて話した。だれも彼をかばおうと声をあげる人はいなくて、彼も何も言えなかった。なので、私たちは別のリアクションができたんじゃないか、と話し合い、いくつかのロールプレイをして、ちょっと面白がったりした。テオは自分のことをことばにして、パワフルな態度をあらわすようになった。そのとき私が着けていたネックレスのことを、彼は「いじめを跳ね返す盾みたい」と言った。たしかに、黒と銀色のガラスの形は盾みたいに見えた。私は彼に、自分の持ってる力を思い出せるようにと言って、その「盾」を持っていってもいいよと言った。


次の日、彼は学校から帰ると興奮しながら話し出した。
「校庭でザックのところに行って、こう言ったんだ。ザック、金曜日にきみはぼくの家族をばかにして、ぼくを傷つけただろう。本当に傷ついたんだ、謝ってよ、って。ママ、そしたらザックはごめんねと言ったんだよ!で、ふつーに遊べたよ。」


私は、彼が自分でイニシアチブをとったことを本当に誇りに思った。彼は輝いていた。
私はすでに先生たちにコンタクトを取り、どう力を貸してくれるかや、教育の機会を設けてくれるのかを相談していた。テオに、Todd Parrの絵本を学校に持っていって、それをみんなに読ませてあげるのはどうだろうかと聞いてみたら、彼は「ママ、それ超いいね!ぼく、持っていってみんなに読んであげるよ」と言った。てっきり、私に来てもらうとか、だれかのサポートを求めるのかと思っていたのに、彼は自分でそれをしようとして、実際にそうした。先生は素晴らしく、彼の読んだ本をもとに、学びにあふれるディスカッションをしてくれた。絵本のページが2人のママの家族のところに行くと、子どもたちのひとりが興奮してさけんだ。
「テオ、おまえんちと一緒じゃん!」


この話はささやかだけれど、大きな影響を与えていった。テオが自分のことを誇りに思うことだけでなく、これは他の人たちにも大きなインスピレーションを与えたのだ。次の日、私のクライアントだった妊娠しているレズビアンの女性は、自分の子どもがどう世間から見られるかを恐れていた。彼女は子どもが直面するかもしれない事態への参考になる話に飢えていたので、この話のシェアをとても喜んだのだった。

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<LGBT系ユースの場所>1月のにじーずのお知らせ

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「デフレ化するLGBTフレンドリー 電通過労死事件とゲイエリート写真から考える『働きやすい職場』とは」という記事を書きました。

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毎月やっている、LGBT(そうかもしれない人を含む)の 10代〜23歳ぐらいまでの人のための居場所「にじーず」の1月の案内です。ブログでの更新前日やんけ!大変もうしわけないです!!

いつ来ても帰ってもOKで、交流タイムもあるけど、参加のペースは参加者にお任せです。

にじーずチラシ
























以下、転送・転載大歓迎です。

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10代〜23歳ぐらいまでのLGBT(そうかもしれない人を含む)のための居場所
<にじーず 第4回オープン・デー>


1月29日(日)午後、池袋で10代〜23歳ぐらいまでのLGBT(そうかもしれないと思っている人もふくむ)向けのオープン・デーをやります。
友達を作りたい人、自分とはちがう/同じセクシュアリティの人と話してみたい人など、ぜひどうぞ。

○日時 
2017年1月29日(日)13時から17時
※いつ来ても、帰ってもオッケー 
14時からの交流タイムでは、おぞましいカルタ遊び(仮)などが待っています。 
あとホームページ作りの作戦会議もやりましょう。 

◯場所 
池袋保健所1階にある「AIDS知ろう館内 東京都HIV/AIDS啓発拠点"ふぉー・てぃー"」
(JR池袋駅東口徒歩5分) 
東京都豊島区東池袋一丁目20番9号 
※アニメイト池袋総本店のすぐ横です 
地図はここから 
http://www.4tweb.jp


◯オープン・デーって何するの?
場所を開放しているので、いつ来ても、いつ帰っても大丈夫です。LGBTについての漫画や本、DVDなどもあります。過去にはガチUNOバトルや、言葉しりとり、レインボーアクセサリーの試作、夏休み美味しかったもの自慢などをしました。

◯おねだん 
無料 

◯問い合わせ 
nokolgbtアットyahoo.co.jp (担当:遠藤)  アットは@に変換 

※にじーずとは、10代〜23歳ぐらいまでのLGBT(そうかもしれない人を含む)の居場所づくりをしているグループです。 

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