先週、第19回目の訴訟期日がありました。

5月9日に第16回目期日で裁判官から和解に関するお話があり、第17回目に我が家から和解条件を提示し、住友不動産は「検討します」とのことでした。そして第18回目の訴訟期日で、住友不動産は「前向きに検討します」と好意的な回答に変更されたため、我が家はブログの更新をストップしました。

 

その理由は、住友不動産が我が家のブログ更新を誹謗中傷とは考えていませんが、更新されることをとても嫌がっている、とのことを当方の代理人経由で理解したため、和解の歩み寄りという意味でブログの更新をしませんでした。

 

しかし、先日の第19回目訴訟時(今回期日)に、住友不動産からの回答は、一定条件を上回る和解には応じられないという趣旨の回答でした。


この住友不動産の回答に対して、我が家の代理人は「一旦持ち帰って検討します」と返答をしているため、次回の期日に、我が家が何らかの回答を裁判所にすることとなります。

裁判の場に感情を持ち出すことは、誰もが幸せになれないということを理解しておりますが、やはり、毎回訴訟期日になるとやり切れない気持ちで一杯になります。

今回は期日内で、初めて私が裁判官と直接会話を交わしました。会話の初めは建築訴訟は業者に忖度した判決が多いという先入観がありましたが、実際に裁判官とお話をしたところ、裁判官はとても論理的にこの訴訟を見ており、裁判所の考えもある程度理解することができたため、気持ちが少し救われています。

この会話で、私は契約の範囲を明白にする必要があると感じました。今までは契約の範囲を重点に争っておらず、この点は我が家の代理人と再検討をし、分かりやすく主張をまとめたいと思います。

我が家は住友不動産から説明を受けた内容で、住友不動産が作成した契約書で契約を交わし、この契約書の内容をもとに押印をしています。これを住友不動産の「契約書の記載ミス」という一言でまかり通るならば、何のための契約書だったのか、契約の意味が分からなくなります。

これがまかり通るならば、今後、債務不履行の施工に対して、全てが契約書のミスで済まされかねません。こんなことを判例として残してはいけないし、力任せで真偽が決まるような世の中になってほしくありません。

こんな状況の中で、この品質で引き渡された我が家に対して、住友不動産の代理人は次回期日に「除斥期間に関する内容」を主張したいと言ってきました。厚顔無恥とはこういうことでしょうか。戦争で例えるならば、核爆弾を使ってでも勝つ、というようなものです。

とはいえ、私としても、除斥期間に関する住友不動産の対応を明白にしておく必要があると感じています。その理由としては、私自身の体験談、被害者達の共通の声により、引き渡し後の住友不動産の手口をみなさんに知っていただくにはベストな事例であると感じているからです。
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訴訟に勝つためにどんな手段でも取るような業者に、完成したら、細部の確認が出来なくなってしまう家を、建ててもらいたいと思えるかどうかを我が身に置き換えて考えていただきたい。

一生のお付き合いになるかも知れない業者選びは企業としてのモラル、品格、体質を見極めて選んでいただきたいです。

 

次回は住友不動産の除斥期間について詳しく書きます。

次回は10月末、第20回目になります。

 

いつも暖かく支えられてくれている方々に感謝します。

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