米国ナースプラクティショナー(NP)になるために

アメリカの看護大学院に通っていました。Board certified ナースプラクティショナー になれるように勉強中。日々のこと、勉強のこと、アメリカの看護大学院に入るまでの過程、アメリカの医療職や日常について、研究や、将来の仕事のことなど、順序は関係なく、気ままに書いていきます。

October 2020

今日のCNNの記事でこのような内容があった。

科学者たちが、新たなる人体の一部といえる可能性のある部位を 発見をしたそうである。

このことを発表した研究グループは、オランダの癌治療センター腫瘍外科チームのようである。



最初、画像解析をしている際に、多くの対象者は男性患者さんだった。

そのため、性別による偏りがないようにと、

後日、女性患者さんのデータ収集も加えていったそうである。

科学が発展し、医療も目まぐるしい進歩を遂げていても

未開な医療の部分があることを知る現実。

しかし、この記事にもある通り

「まだまだ人体に関することは学ぶことが多い」

「テクノロジーの恩恵を受け、こうした未曾有な人体の発見ができている。」

と楽観的なコメントが見られた。

今ある常識が、明日の非常識となり得ることを証明している気がする。


この研究論文を発表したグループは、今回の発見が、

特に 咽頭がんや舌癌を含めた頭頸部の腫瘍を抱える患者さんたちへの

今後の臨床での意義を見出すだろうと語っていた。

というのも、放射性治療を行う際に、唾液腺への被爆のダメージが出ることで

口喝や嚥下困難などにも おそらく関わるからだとのこと。

医療の世界では、常に勉強をつづけながら研鑽していく必要があることが

改めて感じられる記事だった。

もし、この発見が確定されたら、今後の解剖学の教科書にも

新たな情報が載せられるのかもしれない。

医療の世界って終わりがなくて常に勉強していく必要があるのだと感じる。

知らないことを知ることができる喜びがあるのだろう。


さて、現実に戻って後半戦の勉強と書類作成とパワーポイントの準備をやっていこう!



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英語を第二カ国語とする同じナースプラクティショナーの大学院を卒業した友達の中には

ナースプラクティショナーとして現場で働かないまま

すぐに大学院の博士課程に進学をした子たちがいる。

一体どうやって大変な実習とクラス、試験をこなしながら

更にはGREという大学院入学に必要な数学と英語、

そして2つのタイプのライティングを書き上げる試験と

博士課程が求めるTOEFLのスコアを獲得するための勉強をしていたのだろう。

向上心が旺盛で、有言実行である彼女たちにはただただスゴイの一言である。

そんな目標達成をしてきている友達たちも、博士課程が始まり大変苦労をしているらしい。

なぜか私も彼女たちのZoomに参加するようにと言われ一緒に話を聴いていたのだけれど、

授業は5つか6つは取っており、リサーチの方法を学んだり、理論を学んだり、

そして自分の勉強のみならず、

同時に修士課程のナースプラクティショナーのクラスの上級病理学で

ティーチングアシスタントとしてクラスを教えてるらしい。

一体全体どうやって時間を作り上げているのだろう。

更には自分たちの研究に関しても常にアドバイザーと話し合いながら

進めているのだそうである。あまりにも辛くていろんな現象が起こっているようで

私的には修士だけでも大変だったのに、

彼女たちは それはまだ序の口だと言っていた。

「え??序の口ですか??」

きっと彼女たちが見えている世界は一気に広がりを増していて

私の知っている世界には限りがあるのかなと感じた。

毎日は読むものがたくさんあり、書くこともたくさんあり、

それらに関するディスカッションも自分たちがリードしていく上に、

プレゼンテーションも個人またはグループで行うため、

睡眠時間は 3時間あればいい方 だとのこと。

「また修士の時のような 睡眠不足の日々なの??」とビックリ。

それゆえに 週末に寝だめをしていると話していた。

誰かが教えてくれるのではなく、自分で自分を教えていく状況だとのこと。

教授もあえて何も言わず、学生が主導を握るように仕向けているとのことだった。

しかし、それでも自分たちがやりたい研究のテーマがあり、

それに向かってこの2年間はリサーチの種類の特性や理論のみならず、

統計の方法も深く学び、

3年目からは自分のリサーチテーマに焦点をあてることができるらしい。

相当な覚悟が必要なんだなと傍から聴いていてわかる。

つい先日までは同じことを学び続けて来た友達が

今や研究者への第一歩を踏み出しており、とにかく応援したい気持ちでいっぱいになった。

「What about you? PhDに行かないの?」と言われて、

また、

「研究したいテーマはあるか」と訊かれ

正直なところ、今はそこまで明確なものはなくて、

できれば培った知識を活かして、

ゆくゆくはナースプラクティショナーとして働ける環境が得られたら

臨床をしっかりやっていきたいと思っている。

研究を読み解き、理解することで、最新の根拠に基づいた実践が

提供できることは強みだと思う。

それができることで科学的根拠に基づいているガイドラインに沿った

安全を重視した治療方法を提供できるのだろうから。

しかし、日本とは違ってアメリカの場合

臨床の場では、実際に患者さんのニーズやどんなにいい薬があっても、

健康保険ではまかなえない現実などもある。

実際問題、国民皆保険など存在しないため

健康保険のない人たちも多数いる。

そのグレーゾーンの中でどうやりくりしていくかが、私の将来的な課題な気がする。

彼女たちと一緒に話をしているだけで、いろんなことを学ばせてもらっており、

貴重な友達たちだと感じている。

きっと将来、彼女たちは各々の研究を出版して、

国際的なカンファレンスの場でも発表していくのかな、と思うとワクワクする。

彼女たちが言っていたことの一つに、

アメリカのPhDの大学院の受験の面接で必ず訊かれる質問の一つに

「どうやってストレスを管理していますか?」というものがあるらしい。

きっと教授たちも、彼女たちの通ったPhDの過程を知っているからこそ

その質問がどんなに大切なことなのかわかっているのかもしれない。

どんな現場にいてもストレスマネージメントはかなり大事だとは思うけど、

PhDの場合、時間で終わることもできない上に、誰かに委ねることもできず、

常にストレスのある状況下だからこそ

ストレスコーピングスキルが大事なのだろう。

友達たちが自分たちなりにこうやってZoomでミーティングを開催して

それぞれの愚痴大会をするのもストレスコーピングの一つでいい方法なのだと思った。

やはり同じ環境下の仲間がいるのは強みなのだろう。

さて、私はといえば相変わらず やるべき課題の山を片付けていくのみ。

年末までは休むことなくコツコツやっていかないとなぁ。


こちらの”No Salt”という調味料は 塩分を控えたい高血圧の患者さんなどにお勧めの調味料。
塩を使い代わりに、これを使うことで料理の味気無さを割けることができるもの。
けれど、もし腎機能疾患、腎機能の低下が伺える方の場合には使用を控える必要があります。

No salt
ご覧の通り Sodium(ナトリウム)が0%。素晴らしい!
アメリカのスーパーであれば通常、簡単に手に入ります。

no salt2






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アメリカで生活をしているとアメリカの看護の情報は入ってくるけれど

逆に日本の看護のことや医療の現状などを知る機会から遠のく。

それでもやはり日本人として日本で生まれ育って、

日本でずっと看護師として働いてきたため

日本の看護や医療に関して興味は持ち続けている。

先日、初めて学んだ日本でのナースプラクティショナーの詳細情報を聴講することができ

非常にためになった。

大分県で初のNPの養成が始り、現在では500人近くの方たちが

急性期やプライマリーケアで活躍されている。

アメリカほどの細かな専門性には分かれていないことを知った。

これから精神(メンタルヘルス)の専門や、小児や新生児の専門、

女性の健康(ウィメンズヘルス)の専門なども出て来るのかな?と期待する。

日本の急性期をメインとしたナースプラクティショナーの学校のプログラムは

アメリカのフィジシャンアシスタントのそれと似ている印象を受けた。

一方で、アメリカのナースプラクティショナーの大学院の場合、

臨床や試験もあるものの、

それ以上にかなり看護理論や毎学期ペーパーが多いため、

文献詮索や文章を書く訓練をかなり受ける。

前に一度だけ、電子カルテシステムを学ぶオリエンテーションで

フィジシャンアシスタントの学校に通っている子たちと受ける機会があり、

話したことがある。

彼らは論文を提出する必要はなく、卒業前にグループでプロジェクトがあり、

それを発表し終了すれば修士を取ることができると言っていた。

その代わり、6週間ごとに、手術室や、救命救急病棟、皮膚科、整形外科、内科などの

様々な急性期病院内、外来・クリニックでの実習が

月曜日から金曜日までみっちりあると話していた。

それゆえに、日本のナースプラクティショナーのプログラムは

アメリカのフィジシャンアシスタントの訓練と似ていると感じた。

実技を強化されていて、実践を強化されている印象を受けた。

その方が、きっと臨床を出てから、とても役に立つ学びができるのかと思う。

(日本のナースプラクティショナーの学校に関する修士論文のことはわからないため、記載を控えます)


もちろんアメリカのナースプラクティショナーの実習先でもいろんな実習先で学ぶ機会はある。

通常、実習頻度はフィジシャンアシスタントほど多くはなく、

初期は週に1回、そして2回、最終的には3回となっていく。

プライマリーケアの場合に関しては、急性期病院ではなく、

外来やホームヘルスなどの急性期病院での実習はなかった。

Outpatients と言われる患者層を中心に診てきた。

因みにこの実習のカリキュラムも学校によって変わってくる。

1年目は座学や実技、そして2年目は臨床実習をメインとする学校もある。


ただ、一つ書いておきたいこととして

アメリカの場合、

フィジシャンアシスタントの学校に入学する人たちの中には

全く急性期病院での経験のない人たちもおり、

看護師になるために要求される勉強や実践を受けてきていない人たちもいるため、

(その代わり他の医療職、クリニックで働くメディカルアシスタントや

 施設などで働くナーシングアシスタントなど)

ナースプラクティショナーに入る人たちの背景とは

また違うことを書き留めておきたい。

ただ、ナーシングアシスタントの人たちの中には

急性期病院で働いている人たちも結構いる。

私もボランティアをしていた時には、

このナーシングアシスタントの人たちとよく働いていた。

日本の正看護師がする業務の一部を彼らはしている。

話がずれてしまったのだが、

それゆえに、フィジシャンアシスタントのプログラムは

こうした背景を持たない人たちもいることを考慮して

濃密な臨床強化がなされているのかと予測する。


日本のナースプラクティショナーのことを学ぶ中で面白いなと思ったのは、

アメリカではFamily Nurse Practitioner(家族ナースプラクティショナー)

のことをFNPといい、この専門領域は赤ちゃんから高齢者まで全ての患者さんを対象に診る

プライマリーケアを強化されたナースプラクティショナーのことを指すのだが、

日本でのFNPは某大学を卒業したナースプラクティショナーのことを呼ぶらしい。

国が変わればで、略語の意味も全く違う意味をなすのだと感じた。


日本の友達で看護師を長年続けてきている子たちの中には、

まだまだ日本でのナースプラクティショナーの存在や役割が

わかっていない人たちも多い印象を受ける。

これから本格的に法律化されて、国家資格となったら、

更に認知度は高まるのかと予測する。


うちの母は決して医療者ではないけれど、私の影響を受けて、その存在は知っている。

しかし、ナースプラクティショナーがどう専門看護師や認定看護師と違うのかと訊かれると

私の説明もおぼつかないことに気づかされた。

日本での看護職が更なる活躍の場を広げていけるように、

様々な学校の解説、法律の改正などが着実にされていることを

耳にすることができ、とても嬉しくなった。


私はといえば、今年の残り3ヶ月弱をどうやりくりしようかと

毎日悩みながらも、いろんな状況の変化があるため、それに則って

To Do List を作って、やりべき優先順位を見極めながら

3足、4足の草鞋を履きながらいろいろと奮闘している。

相変わらず毎日勉強はしている。


人生一度きりだから、後悔なく、やれることを毎日コツコツやっている。

学問に王道なし。

Chocolate
いろんな工夫をして、チョコレートが売られていた。



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以前までは アメリカの正看護師の免許は、

2年ごとの更新の度に クレジットカードのサイズの免許が郵送されていた。

しかし、現在はエコを考えて更新後、免許のカードを郵送することがなくなり、

直接Board of Nursing(看護協会)のウェブサイトにアクセスし

そこから免許がネット上で見られるようになっている。

必要時には、自分でプリントアウトをするなり、PDFファイルとして保存し、

それを実習先や雇用先に提出することもある。

さて、いよいよ今年の12月末までに更新をしなければならない時期がやって来た。

それは忘れていなかったものの、念には念をとでも言おうか、

Board of Nursingから葉書が届き、更新を忘れないようにとの連絡が来た。

最近はBoard of Nursingのサイトで自分のステータスを見ていなくて、

今日見てみたら 少し驚いた。

というのも、早い時期にナースプラクティショナーの資格が下りていたからである。

このナースプラクティショナーの資格は、

アメリカの看護大学院でナースプラクティショナーの課程を終えると

学校側が書類を送ってくれて、

また私たち学生もアプリケーション代を支払うことになるのだけれど、

それが済むと、資格が発行される。

たしかに つい先日、ナースプラクティショナーの資格とファニシングナンバーの

2つの賞状が郵送され受け取ったばかりだった。

まるで日本の正看護師や保健師の資格である、賞状のようなものだった。

そして懸念していたことが起こった。

なんとまだ最近 NPの資格を取ったばかりなのに

もう更新の時期だとのことで、支払いを迫られた。


初期のナースプラクティショナーのアプリケーションと

ファニシングナンバーという薬を処方する際の番号の申請をした時には

合計額が900ドルだった。

まだ1年も経っていない上に、

更にはナースプラクティショナーとして働いていないのに

正看護師の資格が更新の時期だから、それに合わせてナースプラクティショナーの資格も

更新しなさいとのことだった。

なんたるボッタ■■ なんだろう。

このナースプラクティショナーの資格の場合、

更に継続教育の申請をしなければならないのか懸念していたものの

それは必要なく、正看護師の資格の更新の時だけ必要であることがわかった。


おそらくビジネス的な考えなのだろうと思わされたのは

正看護師の更新代の方が高くて、

ナースプラクティショナーの資格の更新代の方が安かった。苦笑

(ただしこの場合、ファニシングナンバーは別料金の際のことを話しております。)

アメリカの正看護師さんたちは、働く場所や経験にもよるけれど

ナースプラクティショナーよりもお給料がいい人たちが結構いる。

正看護師で十分な収入があり、キャリアもあり、なぜわざわざ苦労して

ナースプラクティショナーの学校に行き、

経験豊富な大病院やベテラン病院(退役軍人の政府の管轄にある病院)、

有名な医療機関(カイザー)などで働く正看護師の給料よりも安くて

責任感も重いナースプラクティショナーになるのか、

意味を見出せないとの話も耳にする。

たしかにいろんな見方があるから、その人たちの言っていることもわかる。

私の通っていた学校の先生たちが言っていたのは、

最初の10年はとにかく期待はできないけれど

最終的に継続して働いていると良くなるとのことだった。

きっとこれは個人差もあるのかもしれない。

お金のために働くのか、自分のスキルアップのために働くのか、

目標や価値観に近いものがどちらなのか、などによって選択肢も変わるのだと思う。

また、正看護師の方が更新料が高い理由として考えられるのは

総体的な正看護師の人数の方が圧倒的にNPよりも多いから、

そちらを高く使用という魂胆もあって免許の更新料が高いのかな?とも感じた。

今回は、正看護師、保健師、ナースプラクティショナーの資格、

そしてファニシングナンバーの合計更新額は およそ600ドルちょっとだった。


今回、正看護師の更新にあたり、CE (Continuing Education)という継続教育のコースに

使用したのは学校の成績証明書。

最近2年以内のCEのクレジットを提出することになっており、

アメリカの看護大学、看護大学院の授業1つだけでもCEのノルマは達成できる。

また看護の専攻ではなくても、Community Collegeなどで取ったサイエンスの科目であれば

適応することもあるため、もしアメリカで看護以外の専攻を学校で取得している際には

わざわざ 改めてどこかにお金を払ってコースを取る必要はない。

成績証明書だけBoard of Nursingのサイトでアップデートすれば十分。

また、無料でもCEの単位、時間を稼ぐことができるサイトもある。

こちらの記事で紹介してあります。宜しければ参考までにどうぞ。

ひとたび正看護師になってアクティベイトをして、

特に犯罪や飲酒運転で捕まるなどを起こさなければ、

アメリカの看護師の免許を維持することは難しくない印象を受けている。

おそらく病院などでフルタイムで働いている看護師さん達であれば

きっとCEのコースを提供されるのではないかと思う。

更新料は本当にばかにならないと思った。

He
可愛らしいシャンプーとコンディショナー。





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今日は 友達がくれたオンラインの練習問題を

朝8時からずっと解いていた。

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このサイトが友達からの頂き物 Board Vitals という。



1ヶ月または3ヶ月、もしくはそれ以上の期間、

アクセスしたい期間を決めることができ、それに則って支払い額が変わる。

自分で購入しなかったため、詳細の額はわからないのだけれど$100ちょっとだときいた。

友達曰く、1ヶ月も3ヶ月もそこまで変わらないから、3ヶ月のものを購入したそうである。


今日は 心を入れなおして 椅子からほとんど動くことはなく、

段々と試験モードになる身体(一体どんな?)になるよう

自分なりに意識付けをしながら解き続けてみた。

解き終えた後に答え合わせをする上で、一気に続けて200問で設定するよりも

10問ずつを20回繰り返すことにした。

その方があとで見やすいと思ったため、そういった設定で解いていった。

あえて休憩は取らないようにした。


答え合わせの際に、各問題の難易度がEasy, Moderate, Difficult と表示されている。

Difficultが以外にも簡単な時もあり、

逆にEasyと書いてあるのに問題にトリックがあり間違えたり

上向きになってみたり、下向きに点数が落ちてみたりといろいろだった。


成人高齢プライマリーケアナースプラクティショナーの場合、

同じナースプラクティショナーでも2つの認定組織(ANCCとAANP) があり、

それらの組織から全米で統一されたナースプラクティショナーの認定試験がある。

ANCC(American Nurses Credintialing Center)も

AANP (The American Assosication of Nurse Practitioners)も

ナースプラクティショナーの認定証に変わりはない。

取得した後の書き方が違うのと試験の傾向が違うだけ。

また、まだ詳細は知らないのだけれど、

更新の際の要求される条件も違うらしい。

いつか調べたらお伝えしていけたらとは思っている。

更新する日が来ることを夢見て。。。。


ANCCの場合なら

Adult Gerontology Primary Care Nurse Practitioner- Board Certified =AGPCNP-BC

AANPの場合であれば

Adult Gerontology Nurse Practitioner- Certified=AGNP-C。

なぜAANPには成人高齢プライマリーケアと加わらないかと言えば、

AANPには成人高齢急性期ナースプラクティショナーの認定試験はなく

3つのみに限定されているからである。

因みにANCCの成人高齢急性期ナースプラクティショナーであれば

AGACNP-BC となる。 


その3つとは

1. Family Nurse Practitioner (FNP-C) ファミリーナースプラクティショナー

2. Adult Gerontology Nurse Practitioner (AGNP-C) 成人高齢ナースプラクティショナー

3. Emergency Nurse Practitioner (ENP) 救急ナースプラクティショナー

この3つ目の救急ナースプラクティショナー(ENP)の認定はまだ歴史は浅く、

基盤としてFamily Nurse Practitionerであること、

そして、更に救命救急に関する授業と実習をこなすとなれるようである。

もし将来、アメリカの救命救急の現場で活躍をしたい人がいるならば

このEmergency NPも一つの選択肢に入れてもいいのかと思う。

下記にAANPの詳細サイトを添えておくので参考にして下さい




では Adult Gerontology Acute Care Nurse Practitioner の人たちは

AANPの選択肢はないと言うことは?

私の友達は、ANCCの認定試験を受けている&受けるらしい。

他にもAdult Gerontology Acute Care NPの認定試験に

ANCC以外に選択肢があるのかは知らない。

AANPにしてもANCCにしても、

どちらが簡単、難しいというものではなく、どちらも挑戦的なものだときいた。

強いて違いを指摘するとすれば、

私が受ける予定のANCC は試験に写真が出て来る。そして合計200問。

AANPには写真は出てこない上に、倫理や看護研究の問題はなく、合計150問。

AANPは臨床に関する問題のみだから

こちらの試験を選ぶ人たちも多いのだと耳にした。


今日も、皮膚や眼の感染、耳の鼓膜や胸部レントゲン、

腹部の写真、などが練習問題に出ていた。

この内、解いた200問の中で写真の問題が7つ出て来た。

それを見て、何の診断名か、と問うものもあれば、

診断名は状況から汲み取った上で処方薬は何かといったものだった。

また12誘導の心電図も出てきて、波形を解析した上で、

その次に行う治療計画についても問われた。

また、食品のこともある一定の内服薬を飲んでいる人に対する指導も、何問か訊かれた。

昔になりつつある、アメリカの正看護師の試験(NCLEX-RN)でも

食事のことは訊かれたのを覚えている。

問題の中にも、答えを1つだけ選ぶのではなく

全て当てはまるものをクリックするようにとの問題もあった。

相変わらず、倫理的な状況設定問題も結構あり、

解けば解くほど、丸覚えでは対応できなさそうだなとつくづく感じる。


今日は200問の後も、更に解いていたため頭が燃焼していたため、

自分へのご褒美に、また散歩をし、

そしてプロバスケットボールの試合を1時間ほど見た。

次回の試合は日曜日。選手は疲れていると思うけれど、

見る側としては楽しみが増えた。


また、寝ることが 記憶を助けるためしっかり寝ることにする。

明日も朝からコツコツ最低200問は解こう。


注:因みにアメリカには他の専攻のナースプラクティショナーもあるのですが、
  今回は取り上げておりません。




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この話はなかなか説得力のあるものだと思うので紹介したいと思う。

Jaines Andradesの実話。

彼女は10年前、病院で清掃の職員だったそうである。

その後、正看護師となり、そして先月ついにナースプラクティショナーになった。

画像からもわかる通り、

彼女のネームバッチにはトラウマ外科ナースプラクティショナーと書かれてある。



私がとても気に入っているコメントの一つに、

「清掃をする仕事は厳しい。でも、もし私がまた清掃業から始めることになるのなら、

 それは価値のあることだからやり直す。」

「採血を専門をしている部門(Phlebotomy)や栄養部などの全ての職業は重要なもの。

 彼ら彼女らなしにはできないから」と語っている。

彼女の言わんとしている視点は本当によくわかる。

日本でそこそこの期間、正看護師として働いていたのに

アメリカに来た当初は、正看護師の試験に合格したものの、働けないステータス。

そして英語力もない。

それゆえにずっと根気よく様々な場所でボランティアをしてきた。

病院は2つ、施設は2つ、ホームレスセンターも2つ、

その他にもコールセンターやFood Bankなどでも働いてきた。

ボランティアをしていると、特に病院では

看護師やCNA(看護助手のようなもの)との関わりのみならず

清掃の人や搬送の人、そしてキッチンの人たちと頻繁に関わることが多く、

彼らの仕事がいかに大事であるかを目の当たりにした。

こうした気づきはボランティアを根気よく続けてこなかったら経験できなかったと思う。

根本的な環境整備や患者さんの食事や、間食の確保によく駆り出され、

ナースコールや外部部門の電話の応対、

また、転倒リスクの高い不穏の患者さんとは

ずっとマンツーマンでベッドサイドに居続けて

一緒にテレビを見たり、話したり、洗顔や足拭きなど

スタッフや家族の方たちが忙しくてできないことは百も承知だったため

ボランティアとしてできることなら何でもした。

看護師の働きがわかるからこそ、率先して助っ人にもなれたこともあった気がする。

初めて語学学校の学生として留学に来た時は

まだまだ日本では看護師として働いてすぐに辞めて来たため

日本では看護師という意識が結構あった。

しかし、アメリカでは看護師として働けないことを

現地に来てからより一層 現実として受け止めていたため、

頭をしっかり切り替えて、ボランティアとして働きたいと思い、

その結果、十分に満足していろんな経験をさせて貰えた。

患者さんやスタッフに貢献できるのは嬉しかった上に楽しかった。

謙虚になれた上に、違った目で看護師の働く姿を見ることができた。


Jaines も きっと、清掃業として踏み出して、徐々にステップアップしているため

問題なく、すぐに看護師、ナースプラクティショナーなった人たちには

見えないものが見えているのだと思う。

たとえ長い年月、学校に通ったからといって、学位が上だからといって、

それで威張る必要はないと思う。

もし、そのように厳かなことをして、しっかりとチーム医療に貢献できないのなら

宝の持ち腐れ。小さなこと、どんな仕事でもしっかり尊重できることは大事だと思う。

「なんでそんなことをしなければならないの?

 私は日本で看護師だったのよ!一体私を誰だと思っているの!?」

といった態度に出るのか、

それとも、新天地には新天地でのルールや やり方、教育の制度も違うことを知り

川の流れの如く身を任せてやれることをやるのも方法の一つかな、

と個人的には思う。


この映像を見てまた勉強を 頑張ろうという気持ちになった。

新型コロナの不安定な時代であっても

それに押しつぶされることなく コツコツ頑張り続けている人たちが世の中にはいる。



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今日も朝から晩まで勉強ばかりしていた。

パンとヨーグルトとナッツとコーヒーと水だけ飲んだり食べたりしながら

結構 集中することができた。

途中で目が乾いたり疲れたりと、やや症状が出てきたため

目薬にお世話になりながら続けた。

E1
使用方法について読むと、充血した目に対し違和感や灼熱感がある際に
一時的な軽減として1,2滴必要に応じて使用するようにと書かれてある。
これはどの薬局でもスーパーでも売っている目薬。
写真をクリックすると拡大できる。

E2

しかし、さすがに夕方には集中力が切れてきたため、ウォーキングに出掛けた。

やはりどんなにずっと勉強したくても、あえて少し離れる時間も必要だと感じた。


さて、今回お伝えしたい内容は

アメリカのプライマリーケアナースプラクティショナーの試験の中で

必ず問われる頭痛について書きたいと思う。

頭痛を訴えて来た患者さんに対して、しっかり経過を尋ねることは大事だけれど、

その際に、危険なサインであるものの覚え方が載っていたので書き留めておきたい。

その名も ”SNOOP"(スヌープ)。

動詞では「詮索する」などの意味。

一瞬  このSNOOP ってもしかして ラッパーの SNOOP DOGG??などが頭をよぎった。

彼の2019年の曲 ”I wanna thank me" が無料で

Websiteから聴けるようになっているので ご興味のある方はこちら



さてこのSNOOPとは

Systemic symptoms or illness (fever, chills, HIV etc.) :全身性症状・疾患 

Neurologic symptoms/signs : 神経系症状・所見

Onset recently or suddenly: 最近・突然の発症

Onset after age 40 :40歳以降に発症

Progressive or different headache :進行中・今までにない頭痛

を示すそうである。

他にも

歪んで見えないか、

視覚が遮られていないか、

眠りから覚めた後にもあるのか、

運動後の突発性であるか、

乳頭浮腫はあるか、

なども危険サインと言える。


ちなみに頭痛を訴えてくる状況設定の問題で、

危険サインでないものの選択肢は

Photophobia(羞明) であった。

個人的に SNOOP よりも SPOON(スプーン)の方がしっくりくると思った。


さて、副大統領の演説は勉強をしながら聴いた。

オバマケアのことや経済、ある一定の収入の人たちには増税しないなど。

最後の女の子が二人に対してした質問はなかなか印象的だった。

それに対して 民主党ハリス副大統領候補が未来には希望はあるなどの

ニュアンスを言っていたのが印象的だった。

思うことはいろいろあるけれど、とりあえず今は勉強第一。

ペンス副大統領のハエが頭に2分止まっていたとか、

左眼が赤いのは新型コロナの初期症状だとか

どうでもいいことだと思うのだけど、

マスコミやSNSでも はやし立てられている。

きっと ペンス副大統領も、

コロナ罹患そして入院をしていたトランプ大統領のできない仕事をしたり、

ストレスも身体に応えるほどなのだろう。

ハリス副大統領候補の発言は

大統領候補であるバイデンを立て発言できることは明らかだった。

このパンデミックの中で、アメリカの次期大統領が誰になるのかは

ある意味歴史的瞬間がいよいよ来月到来する。


さて、自分のやれることを明日も全力で頑張ろう!



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今日はよく練習問題を解いた。

友達から頂いたオンラインの問題。

合計1000問以上ある。

基本として解いてきた別の参考本&練習問題よりも難しい。

クラスメイトが

「このオンラインの問題を解くと自信がなくなるから

    途中で解くのをやめた。でも合格した。」と話してくれた。

彼女の言っている意味がわかる。

このオンラインの問題の難易度には、かなりのばらつきがあり、

簡単なものもは目をつぶってでも解けるようなものであるものの、

難易度の高いものは かなり時間がかかる。そして間違えている。泣


クラスメイト達の感想をきいていると、

「そこまで勉強しなくても大丈夫だよ」という子たちもいれば、

「難しかった~。練習問題に似ている本番の問題は30%くらいしか出なかった。」

という人もいる。

主観が入るため、一体 誰の発言を信じたらいいのかわからない。

少なくとも、私の場合、「そこまで勉強しなくてもいい」、とは

鷹をくくることはできない。

すっかり気持ちは試験モードなため、できる限りとにかく1問でも多く解きたい。


このオンラインの問題のいいところは、とにかく解説が詳しい。

マニアックな話になってしまうのだが、

たとえば、

Hydrochlorothiazide  (HCTZ) ハイドロクロルサイアザイトと発音する(私的には)が

日本語ではヒドロクロロチアジドと言う高血圧の薬がある。

この最もよくある副作用は何か?

答えはHypokalemia 低カリウム症なのだが、

解説にはかなり細かく

なぜかこのHCTZという利尿薬がこの副作用を起こすのかを

生理学を交えて細かく書いており単に頭に詰め込むのではなく

その根拠は何なのか?がよくわかる説明となっていた。

もしこのHCTZという利尿薬を

一日に25㎎ 内服すると 血中のカリウムが 0.4㎎/dL下がり、

50㎎ 内服すると 血中のカリウムが 0.7㎎/dL 減少し。。。。。

と更なる情報まで書かれてあった。
 
確かに試験に受かるためだけなら、このプラスαな情報はいらないのかもしれない。

しかしいずれ臨床に出ることになったら、知っていて損にはならないこと。


さて、今回のタイトル、

二次性高血圧はどういった疾患で起こるのか?の覚え方を紹介したいと思う。

この問題は、おそらくNCLEX-RN(アメリカの正看護師の試験)

でも勉強する内容だと思う。

改めて、アメリカのナースプラクティショナー認定試験に出てくる二次性高血圧の問題。

『ABCDE』を覚えていこうとのコツが書かれてあった。

A: Apnea:無呼吸  
  
Aldosteronism:アルドステロン症

B: Bruits:血管雑音 (in renal artery 腎動脈にて) 
   Renal artery stenosis: 腎臓動脈狭窄  

C: Catecholamine :カテコールミン (excess 過剰)
     Coarctation of the aorta :大動脈狭窄
     Cushing syndrome: クッシング症候群

D: Drug :薬
     Diet :食事 

E: Erythropoietin :エリスロポエチン(excess 過剰) 
     Endocrine disease :内分泌疾患 



正直 D はあまり役に立たないかなとも思ったけれど、

主となる上記の疾患がわかっていることが解答を導いてくれると感じた。


実際の練習問題としては、

この中で、二次性高血圧の原因とならないものはどれか。

1)アジソン病

2)睡眠時無呼吸症候群

3)クッシング症候群

4)腎動脈狭窄

 このABCDEがわかれば簡単に答えがわかるはず!?


さて、話は変わって こちらは秋らしい色をしたラビオリ。

Pa1
今日は勉強の合間の唯一の楽しみに、このラビオリとサイドに野菜を添えて昼食とした。
(単なる手抜き)
Pa2
最後に、昨日退院をしたトランプ大統領がどのような治療を受けてきているのかが

朝ニュースで流れていた。やはり医師はまだ退院はしない方がいいと勧めていたとのこと。



どうやら来週行われる第二回目の大統領候補のディベートには出る気 満々のようである。

しかし、バイデン候補はトランプ大統領がまだコロナに感染しているなら

ディベートはするべきではないと発言している。

もし決行するなら、せめて救急カートと緊急対応のできる医療者が

ディベートのステージの後ろで待機していた方がいいような気がする。




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