今日のノルマは

実習に行けない分、架空の患者さん達とのやり取り

面白いなと思ったのは、大学3年生の男の子の症例。



彼はPre-med(プリメッド)と言って医学部を目指している学部生。
アメリカは大方の医学部は、4年間の学部を卒業してから
医学部の4年制の大学院に行く。
多くの学部生は学部時代に沢山ボランティアをする。

どうやらこの患者さんもやる気満々なPre-med君。

彼曰く、3月からヨーロッパ圏に行きボランティアをしてアメリカに帰ってきたところ、
微熱と息苦しさと、体の節々が痛いとのこと。

咳がで始めたのは2日前。Dry cough でProductive cough ではないとのこと。

元々 既往歴に呼吸器疾患も訴えていたが、それはmildであるためコントロールできていた。
頓服の吸入器を持っていたため使用してみたものの症状は一向に変わらない。

とにかく今は咳が常に出て身体中が痛くて 疲労感大。
喉はあまり痛くないと言う。

こちらは、他の情報を訊くにしても制限があり100まで。
それを過ぎたら訊いてもいいけれど、点数には加算されない。


この100の質問の中で、誰か体調の悪い人と接したか訊いたところ

ヨーロッパにいた時にホストファミリーのところに滞在していおり
そのうちの家族のうちの1人が医者として病院に勤務しているそう。


フィジカルアセスメント 診察 の過程で

確かに両肺の呼吸音が異常であること、
バイタルサインの呼吸数が上がっていることもあり、
胸部レントゲン画像も肺炎になっている。


さて、いよいよ診断名を煮詰めていくことに。

そのことを英語で Differential Diagnosisと言う。


予測される診断名はいくつか浮かび、それに則って検査オーダーをしていった。


その後、疾患に関わる症状や薬のクイズも抜き打ちで出てくる。

この経過で大体どの疾患かはわかってくる。


最初の過程では別の肺炎、喘息、インフルエンザかなとも思ったのだけれど。

でも、やはり最近の旅行歴が気になった。特にヨーロッパの某国からの帰国。

検査データーの結果、画像の結果、なども出てくる。


そして今回の答えは。。。。新型コロナ感染症の肺炎 Covid-19 だった。


やはり。。。


正直、学校の授業でCovid-19 Test, Treatments などは学ばなかった。
(そして 現在では まだこれといったものが確立されていない)

自分でしっかり最新の情報を学んでいかなければならない。
きっと臨床で働いていたら違うのだろうなぁ。


今ならではの症例だっただけに
この習った情報が すぐに頭に焼きついた。
検査方法も治療方法も、外来で対応する場合に何をすればわかるのはありがたい。


思い返せば、まだここまで拡散する前の実習でも、
必ず患者さんには過去2週間の間にコロナの感染が高い国に旅行しましたか?
熱、咳、喉の痛みがありますか?と必ず聞き、検温をするというプロトコールはあった。




絶対にCovid 19 の症例は ナースプラクティショナー の試験に出てくると思う。 
私が出題者だったら問題に入れる。(ってどんな立場なんだか。笑)




この課題は自分がクリニックやUrgent Care(緊急診療所:ERとは違う)で患者さんが

訴えてきた時にどう問診して、診察して、診断して、治療方法を決めるかの訓練。

今週のノルマを全部終えた。

また来週も頑張ろう。

明日はまたやることいっぱい。ありがたい。










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