以前書いた記事が非常に読みにくかったため、書き換えてきました。

アメリカのナースプラクティショナー大学院プログラムに入るには

必ずその大学院の属している

州の正看護師の資格が必要となる。

それ故に

アメリカ看護師 =全ての50州の看護師免許を保持している 

とはならないため注意する必要がある。

通常、多くのナースは

アメリカ内の一定の州の看護師免許(RN)を保持しているということになる。

特に一番多いかと思われる種はニューヨーク州の看護師保持者たち。

なぜかといえば、現在、外国人看護師にとって、

アメリカの看護師免許の試験NCLEX-RNの受験許可が

英語の試験のスコアなしに、

直接NCLEX-RNを受けることができる州が

ニューヨーク州に限定されているからである。

それゆえに、多くの外国人看護師さんたちが

ニューヨーク州のNCLEX-RNを受ける人がほとんどといえる。

かつては、他の州でも、比較的規制は緩和されていたものの

徐々に州の規制が移民・外国人看護師に対して

強くなってきた理由のいくつかに、

アメリカの社会的変化(アメリカ人でも看護師RNになりたい人たちが増加)

政治的な変化(大統領の影響、法律改正)に大きく影響されていると言える。

アメリカ合衆国は50州もの、様々な州から成り立っているため、

日本の国家資格である看護師免許とは違う制度、システムとなっており

各州がまるで1つの国となっているかのように

州によって大きな制度の違いがある。

もし、アメリカでナースプラクティショナー大学院へ入りたい場合、

どの州の正看護師 RN の資格 licenseを保持しているかによっても、

出願できるナースプラクティショナー の大学院の選択肢が変わってくる

つまり、もしニューヨーク州の看護師の免許を取得したとしても、

ペンシルベニア州のナースプラクティショナー大学院には出願できないことになる。

しかし、出願時点でペンシルベニア州の正看護師の資格がなくとも、

現時点でペンシルベニア州のRN取得のための手続きをしている場合には、

ナースプラクティショナーの臨床実習の

バックグランドチェックの締め切りまでに

ペンシルベニア州の正看護師の資格を取れてアクティベイトされていれば

可能と言える。

これは大学院のスタッフの方と綿密に連絡を取り合う必要がある。


では、アメリカのナースプラクティショナー になりたい場合

どのような順序を経ていく必要があるのか?


Step 1

まずは1にも2にもNCLEX-RN を受けて、合格し、

正看護師 RNの資格 license

しっかりとアクティベートしておくこと

Step 2

次に外国人の場合には必ず英語の試験

つまりTOEFL or ILETS のどちらかの点数が必ず必要となるため

試験を受けて点数を取る。

この英語の試験の点数は

出願する大学院によっても求められる数値が変わってくる。

名門と言われる大学院のレベルではTOEFL 100, IELTS 7.0 以上と言われている。

稀ではあるものの、名門校の中には

GREを求めてくる大学院もある。

ペンシルバニ大学の場合はこちら



こうしたGREを求めてくる学校のサイトで

どれほどの点数を要求されているのかを確認してみると

TOEFLやIELTSなどのようなスコアの表示が記載されていないことが多い。

よって出願する前年度などに、自分の行きたい大学院にサイトに行き

確認し、もし不明な際には、直接学校のスタッフにメールをしてみるといいと思う。

因みに、私の出願した学校のサイトにも

GREは必要だと書かれてあったものの

スタッフの方にメールをしてみたところ、

GPAが一定以上であるため免除すると言われ、

GREの点数を提出することを求められることはなかった。

上記に添付したペンシルバニ大学の場合にも同じことがいえる。

看護学部(BSN) の頃の成績GPA3.2 以上であるならば

GREは受けなくてもよいと書かれている。

また、私自身、アメリカの4年制大学に入りなおして

看護学士BSNを取得したため、

TOEFL or IELTSの点数を提出する必要はないと言われた。

因みに、うちの学校の場合、

もしアメリカの看護大学卒ではない場合、

このペンシルバニ大学よりは

遥かにハードルが低く、

最低点がIELTS 7.0

もしくはTOEFL 87 の要求であった。 

こちらのサイトに詳細情報あり(ペンシルバニア大学)



Step 3

上記のものが揃っていよいよ出願することになった際、

必要とされるものは以下の通り。
  • 看護学士号 (BSN):日本の看護大学卒でもOK
  • 3つの推薦状:職場の上司や大学教授などに依頼する
  • GPA 3.0 以上:大学時代、それ以外の高校卒後の成績全て 
  • RN license (Activated):大学院の属する州の正看護師の免許
  • 3年以内にアメリカで取ったPhysical assessment (学士レベル) のクラスの証明
  • 3年以内にアメリカで取ったStatistics 統計学(学士レベル)のクラスの証明
  • 5年以内にアメリカで取ったPhysiology 生理学 (学士レベル) のクラスの証明
  • 5年以内にアメリカで取ったNursing Research(学士レベル)のクラスの証明
  • 看護師常勤経験最低1年:病院、リハビリセンター、特養でもOK、日本での経験だけでもOK
  • Statement of Purpose 出願動機のエッセイ
また、日本の診療看護師の入学条件のように

看護師経験が最低5年以上という要求されることは

アメリカの場合求められない


ある時、私が通っていたナースプラクティショナーNPの大学院の教授が

仰っていたのは、

正看護師RN として医師やクリニシャンから指示をもらって

ベッドサイドでケアするのと、

ナースプラクティショナーNPとして、

自分が診察して、フィジカルアセスメントをして、

血液データ、画像診断、内服薬の処方や確認、

専門医への紹介とその後のフォローなど

をしていくことになるのでは、

全く異なる働きであるとのこと。

ゆえに、RNの経験が5年以下でも受験資格は得られる。

クラスメイトの中には10年以上の経験の方もいたものの、

多くのNPクラスメイトたちの正看護師の経験年数は、

2−3年が多かった。

因みに、ナースプラクティショナーの学校にもよる上、

専攻は何かにもよる。

上記に添付したペンシルバニ大学の場合では

新生児ナースプラクティショナーになりたい際には

NICUで2年常勤で働いていることが必須のようである。


Step 4

以上の条件がクリアーしたら

とにかく出願してみること。

通常、修士学のナースプラクティショナーの場合、

出願締め切りは11月~12月末が多い印象。


Step 5 


ナースプラクティショナーの学校からの合否待ち。

合否の通知は3月頃にEmailで報告されることが多い。

私は2校だけ出願した。

NPの大学院に入学した後に、

他の留学生たちと話したら彼女たちは3~5校出願したそうである。

何校出願するかは、自分の納得いく数が一番だと思う。

私の場合、経済的に2校が限度だったのあり、

あまり優雅に選んでいる場合でもなかった。苦笑


決して優等生とは言えない自分が、

どうしてもNPになりたいという根性と

時間さえあれば とにかく勉強すること、

とにかく自分を信じで行動してきたことから言えることは

別に優秀でなくても、

やる気と行動力

そして自分を信じる気持ちがあれば

目標には必ず近づいてくる
、ということ。


経済的な貯金や支援も需要な鍵であり、

日本で何不自由なく購入したり食べることができていた

気にもしなかった当り前のことも、

アメリカという異国に来ると、

不足や不便さ、不安定も多々生じてくるため

それらにも怖気ない心身の忍耐力も必要。

私は食事の回数が一日1食のなったこともしばしばあり

通常ならアメリカに来ると体重が増えると言われている中、

学費と教科書代などに費用がかさむため

食事や日常品のものを節約し、体重は見事に減った。

留学生F1ビザ保持者の場合、

学校のキャンパス内では合法的に働けるものの、

アメリカ人や永住権保持者のように

看護師の免許があっても、病院などで働くことが自由にできないため

そのあたりは日本でできることが、

アメリカに来ると、外国人であることを痛感する瞬間といえる。


それでも、

もしアメリカでナースプラクティショナーになるために

大学院で勉強しようと決意すれば、

意外とそれに向かって行動できる可能性は

誰にでも秘めていると思う。


アメリカでは少なくとも学ぶチャンス、

そしてキャリアアップを得られる機会が日本より多いと思う。

それは年齢制限が緩いというのもあるから。

日本では、女性だから、もう30歳以上だから、と

すぐに年齢や性別という固定概念ゆえに

諦めることがあるかもしれない。

それを信じて諦めるのも、

怖気ることなく自分を信じて決行するのも

全ては自分次第
だと思う。

他人のせいにしてみたり、周囲の意見に翻弄されていては

チャレンジする機会は失われるだけ。




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