ナースプラクティショナーNPの修士のプログラムに通っていた時

講義で学ぶものの一つに皮膚科がありました。

そして、いざプライマリーケアの外来実習に行くと

皮膚に関する症状による訴えが多かったのを覚えております。

学校が勧めていた教科書の1つがこちら。
Derma
1ページに1つもしくはそれ以上の写真が載っており

予測される診断名が列挙されており

皮膚科の特性ともいえるビジュアルで学ぶことが重視されているなと感じました。

アメリカでは皮膚の色も患者さんによって違うため、

本当にわかりにくいなぁと感じております。

典型的な帯状疱疹などはわかりやすい気もしますが、

皮膚の問題のもならず、他にはどのような症状があるのか、

身体のどの箇所から広がったのか、

どこか行かれたのか、何を食べたのか、何か新しい薬を飲み始めたのか

最近のストレスはどの程度か、洗剤を変えたのか、

もともと皮膚アレルギーはあるのか、などなど

いろんなことを聴くことが大事であり、

質問をしていきながら

一つずつ最適そうな診断に近そうなものに絞っていくため

バイタルサインなどの数値以上に、

問診の重要性を痛感しました。

皮膚も身体の臓器の一部であり、最も割合を占めていますしね。

アトピー性皮膚炎や、ニキビなどの場合、

重症な場合には薬が必要な場合には適したものであれば

私のプリセプターは処方しておりましたが

強度のものや、ある一定の処方薬は、特別な講義を受けて処方資格がない限り

出せない薬も皮膚科にはあるため、

すぐに皮膚科(MD または DO)に紹介をしておりました。

病棟で看護師として働いていると、

皮膚のトラブルの問題に悩む患者さんもいると思います。

おそらく、

輸血の副作用の一つである

蕁麻疹やアナフィラキシー症状の有無や、

薬疹、褥瘡、黄疸などの確認などが

必ず観察項目に入ってくると思うのですが

外来実習に行き、

初めて皮膚の問題がこんなにも多種多様にあるとは、と

驚きとプライマリーケアの深さをしみじみと感じておりました。

皮膚科の医師の紹介をする際に、

医療機関に属している携帯電話で写真を撮り

それを皮膚科医へメールで送信していたのと覚えています。

百聞は一見にしかずではないけれど、

文章で書くよりも、

写真を見せた方が分かってもらえるんだなと感じました。

テクノロジーって素晴らしい。

きっと様々な研修期間で経験を積んでいる皮膚科医は

本当に頼もしいな、と感じました。

写真を見た30分以内に、私のプリセプターは

皮膚科医から見た診断名と治療方法を訊けており

安心して治療を提供している雰囲気がありました。

もちろん、この実習先の医療機関は

非常に他の科との連携が強かったのも

大きなメリットかなとは思いますが。


因みに、皮膚科というと日本の場合

脳神経外科や

救命救急科、

心臓外科、

などと比べて

また違った反応をされる方たちもいるかもしれませんが、

こちらアメリカでは皮膚科は非常に競争率の高い専門分野になっております。

どこまでこの情報が頼れるかわかりませんが

以下のサイトを見つけました。

アメリカでどの研修分野が最も競争率が高いのかを述べている記事です。

https://medapplications.com/competitive-medical-residences-north-america/

この情報によれば皮膚科を専攻する場合

上位 5番目の人気ぶりだそうです。

また、別の文献は

皮膚科医であるメンターが

これから皮膚科の研修に進みたいと考えているメンティーに対して

最も適切なアドバイスはどれか?という

倫理的な問題を想定しているもののようです読んでみて面白かったです


この文献によれば

皮膚科は医学の中でも

最も競争率の高い専門分野の一つであると書かれてあります。

皮膚科に行きたい出願者全てが、皮膚科に行けるわけではなく

2017年のデータでは

メディカルスクール卒後2年目の

初期研修医(PGY-2)の 423あるスポットに対して

651人のメディカルスクール卒の方たちが出願されたそうです。

全員、医師である中で、更に競争率の高い皮膚科となれば

メディカルスクール所属の間にも成績優秀でないと

競争には勝ち残れないのかな?と予測します。

私の個人的な見解ですが

皮膚科医であれば

緊急の手術をする必要はなく

通常、日勤が主であり

夜勤がない分、睡眠や生活、プライベートのバランスを取るのには

良さそうな専門分野なのかなと予測します。

また、皮膚科の先生ってキレイな肌の方ばかりな印象を持ちます。

羨ましい。。。。。

話が脱線してしまいましたが、

プライマリーケアのNPも

ベーシックな皮膚の問題について学びます、

ということをお伝えさせて頂きました。



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