以前、通っていた修士学のナースプラクティショナーの大学院でも

よくグループワークの課題になると

必ずやれない理由を言い続けるメンバーがいました。

最も多い言い訳は

「今日も明日も夜勤だから課題をやる暇がない」とのこと。

多くのクラスメイトは付属病院の正看護師として働いてる子たちであり、

その子たちは病院の従業員であるがゆえに、

大学院の学費をかなり免除して貰えているため

必ず週に2日間12時間は働かないといけないようでした。

もし、最低限の必須科目だけを取るのであれば

通常の授業は火曜日、水曜日の

早朝から夕方、時には夜までの丸一日で済むクラススケールになっていました。

しかし、更に自分の興味によって追加で授業を取っている人は

各学期にもよりますが

月曜日から金曜日まで授業がある人たちもいました。

私も実習がない時はそのうちの一人でした。

研究・実験室の仕事や、

ティーチングアシスタントとして学部生に教えると、

どうしても月曜日から金曜日、

時には土曜日や日曜日も

研究に参加して下さる患者さんが

週末の方が都合がいいと言って来たならば

キャンパスに足を運んでせっせと働いていました。

週末のキャンパスは通常のようにごった返しておらず、

のんびりした気分で過ごすことができ、結構好きでした。

付属病院で働いている子たちも、

もちろん大変なのはわかるのですが

それでも、はっきりと

「忙しいから」とだけ言われてグループワークの放棄をするのを見ていると

なんと上手くシステムを利用しているんだろう、と

別の意味で関心しておりました。

「看護師として働いていないんでしょ?」という態度を取られ、

こちらが、ティーチングアシスタントとして

永遠にかかる採点や添削も知る由もなく、

実験もテキトーにやれば病院の看護師の労働に比べたら

ラクなのでは?と思わるようで

グループワークの重荷が自然と自分の方に来ることも

結構ありました。

ハッキリいって、どの職場、どの立場にも、

それぞれの苦労というものは絶対にあると思います。

きっと看護師としてのみ働いてきた人には

多職種の大変さなどもわからないのだろう、と痛感しました。

おそらく私も日本にずっといて、

看護師としてのみで働いていたら

クラスメイトのような態度になっていたかもしれません。

それでも、経験不足かつ固定概念だけで話されると、

You should put yourself in my shoes という

言葉が頭をよぎります。

私の立場にもなって考えてみて欲しい、

とでも言いましょうか。

”Put yourself in someone else's shoes"

=相手の立場になってみる


そもそもお金を貰うってことは

それなりの責任が発生するわけですから。

私はこのキャンパス内の仕事のお陰で

授業料は半額に抑えることができました。


また、ティーチングアシスタントになってみて

人に教えることの大変さ、

入念なパワーポイントなどの準備、

学生の質問への対応をオフィス時間にしたり、Emailで返信したり、

毎回ある小テストの採点や、エッセイの採点、などなど

こういうことを大学院生ってするのか、と

教えてもらう側から教える側になることで

どれだけ教授やインストラクターたちが

大変なのかを垣間見ることができ

良い人生経験だったと思っております。

そんなこんなで、

言い訳をしてやろうとしない

アメリカ人のナースの子たちに出会った経験から、

自分がどんなに大変であっても、

やはり何等かの貢献はしないことが

逆に不快でもありました。

個人的には何もしないで

他人任せで高得点を取る人たちの行動って

学問の場にしても、職場においても

一事が万事なのではないかと感じます。

念のため、勿論、ものすごくやる気満々な子たちも沢山いました。

それもそれで凄すぎて、

こんな子たちが世の中にはいるのか!と圧巻しておりました。


さて話は戻って、今回の生物統計学の授業でも

またグループでのプロジェクト。

もやもやしていたものが終わってすっきりしたので

愚痴にはならず書けそうなので

記録として残しておこうと思います。


前回のプロジェクトで貢献するチャンスがなかった

急性期ナースプラクティショナーの子が

提供してくれた案とデータを基に、

数日間、どうしたら、うまくこのデータの問題背景をもっていけるのか、

を考えたものの、2日間考えても、あまり明確な案が出て来ないために

メンバーに連絡して、

「このデータは良さそうだけど、

 でもどうやって問題背景を書き上げていくのがいいのかな?」

と問うものの、返答なし。

チーン。。。。

これはもしや、やれない言い訳を出し始めるパターンなのでは。。





はい、その通り。

予感的中でした。




やれない言い訳を皆がしてくるものだから

甘えられている&使われているのが明確に伝わってくるのですが

そんな言い訳する時間があるなら

頭と手を動かした方が健全だと思うのですが。

私としては、臨床現場での問題を想定して、

過程を各ステップごとに踏む練習ほど

少しだけ手間のかかるかもしれないけれど

意味があってこの授業を取っているわけで、

今後の研究には欠かせない学びのチャンスを

率先してやりたくないのかな?

と学ぶ情熱の温度差の違いを感じました。

他の子たちは

「正直もう、どーでもいいんだー。」とか、

「先生も私たちがプロジェクトを提出したとしても、

 この計算の過程を、やり直さないと思うから

 テキトーでいいんじゃない。」

と言い始め

こちらは課題のことをききたくて、

意見を求めたのだけれど、

やりたくない言い訳コメントが

出てくる 出てくる。笑

なんだかそんなメンバーたちの幼さに

逆に笑えてしまえて

いつまでも彼女たちを待っていても

何も拉致が空かないため

じゃあこんなにやる気がないなら、

私が内緒で(怠慢防止のため)全部してしまおう!と

2日間コツコツ文献を読みながら書き上げていきました。

クラスメイトたちも

もしかしたら動いてくれるという

淡い期待をしつつも

全くもってまだ何もしていない状況に

今日に至っておりました。

本当なら100%自分だけで終わらせることもできたのですが、

あえて全てを文章化せず、

計算過程と結果を簡潔に残して

APAスタイルのフォームを作り、

問題背景、結論、参考文献も入れておき、

夕方になってクラスメイトたちが

送ってきたメッセージは言い訳ばかり。

「今朝、コロナのワクチンを打ってきたから今週末は課題できない」とか

「私も今日打ってきたの。今後24時間は何もしないで皆同意よね?」

そのメッセージを受け取った瞬間に。

ガツンと

「ところで、私ね、やっぱりあのデータからだと

 あまり問題背景が浮かばなかったから

 アメリカ疾患予防管理センター【CDC】で調べたデータを基に

 文献も拾ってきて

 ペーパーとパワーポイントを

 ほぼ完成した状態で作っといたから

 Google Docでシェアするよう今から送るから

 ワクチン打ったのはわかるけど、

 しっかり週末目を通して、

 必要なら直してね!」

と返信しておきました。

すると皆、大喜び。

そりゃそうだろう、な。

Thank you for doing that! などなど。笑


少なくとも提出期間までには

3日間はあるので、

きっとイヤイヤばかり言う

駄々っ子ナースプラクティショナーたちも

重い腰を上げて修正して

終わらせてくれることでしょう。

彼女たちはネイティブなため、

私の英語もきっと直してくれるだろうという思惑もあったのですが。


因みに、昨日、

この授業のインストラクターからメールがあり、

グループのメンバーの評価をするように、

と評価法が送られてきました。

この週末の反応をみて、

厳しくつけていきます。笑


同じことを提供されたときに、

その目の前のことを

どう捉えて、

どう行動するか、

その積み重ねが未来を作るのではないかと思っております。

「えー、グループワーク?面倒くさい。だるーぃ」と受け止めるのか

「これは学べるいいチャンス!チームワークを固めよう!」とするか。

他人のモチベーションは変えられないこともありますが

自分のモチベーションは気持ち一つでどうにでもなる。

地道な苦労と努力

そして、

もっと学びたいという情熱のお陰で

第二カ国語である英語を用いて

なんとか アメリカ社会で生きて残れております。

今週末は気が楽だ~。嬉しい。





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