2012年04月30日

医療訴訟:向精神薬処方過失で妻死亡 夫ら提訴 /東京

医療訴訟:向精神薬処方過失で妻死亡 夫ら提訴 /東京

3月28日10時34分配信 毎日新聞

 併用禁忌の向精神薬を処方する過失で妻を中毒死させたとして、中央区の会社社長、中川聡さん(49)らが26日、都内の医師に約7400万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。

 訴状によると、中川さんの妻一美さん(当時36歳)は04年1月から都内の精神科クリニック(08年閉院)で睡眠障害の治療を受け、中枢神経抑制剤、精神神経用剤などの向精神薬を処方されていた。04年9月には1日分として11種33個、その後も10回にわたり同量の薬を医師から処方され、05年1月に死亡した。

 行政解剖で胃や血中から、処方されていた精神神経用剤など複数の向精神薬の成分が検出された。死因は薬物中毒と推定された。

 この精神神経用剤の医師向け添付文書には、禁忌として「中枢神経抑制剤の強い影響下にある患者には投与しないこと」と記載されている。中川さんらは、承認用量の2倍など医師の処方は明らかに大量投与と指摘し、一美さんは「中枢神経抑制剤の強い影響下」だったと主張している。

 また添付文書で併用注意とされる多数の向精神薬を、漫然と長期間投与したことも医師の過失と訴えている。
 医師の代理人弁護士事務所は「何も話すことはない」としている。【和田明美】
〔都内版〕

3月28日朝刊


精神科医に自殺対策は期待できない

2007/6/9(土)

精神医療産業の戦略

昨日、自殺総合対策会議が開かれ、問題ある自殺総合対策大綱が決定されました。

あまりにもタイミングが良いですね。読売新聞でキャンペーンが始まり、厚生労働省と警察庁が相次いで昨年の自殺について統計を公表した直後というタイミングです。

国民は知っているのでしょうか?自殺総合対策構成員には、農林水産大臣も含まれていたことに。
それ以上に国民が知っていなければならないのは、うつ病の早期発見・早期治療の実態です。ほとんどの国民は、精神科医はうつ病を「正確に」診断でき、開発された安全な薬を使ってすぐに完治させることができると思い込まされています。

結果は見えています。多くの国民は不必要にうつ病のレッテルを貼られ、薬漬けにされることでしょう。子どもを精神科に回す学校は、子どもの不可解な自殺に悩まされるでしょう。精神科の早期受診を勧める会社は、有能だった会社員が治療の度にどんどん悪化し、職場に復帰しなくなる現状を目の当たりにするでしょう。

有能な医者ばかりだと、この対策にも期待が持てるでしょう。有能な医者とは、しっかりと患者を見ることのできる人です。精神的問題を引き起こしている原因や要素を丹念に調べて特定できる人です。科学的根拠の乏しい精神科の診断マニュアルを機械的に用いて、適当に薬を処方するような精神科医とは対極にいる人のことです。

精神科医療の現場がいかにすさんでいるのか、いかに薬漬けしかできない無能な精神科医が多いのか。この実態を知っている国民はあまりいません。以下の記事は一つ参考になるでしょう。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20070608ik08.htm
統合失調症患者の7割、今なお「多剤大量療法」

 統合失調症の患者に対する日本独特の「多剤大量療法」が今なお広く残っていることが、全国61の精神科病院を対象にした調査でわかり、日本精神神経学会で報告された。複数の種類の抗精神病薬を投与されている患者は7割にのぼった。

 多剤大量療法は、副作用で患者の社会復帰を遅らせる一因と批判されている。

 薬剤師でつくる「精神科臨床薬学研究会」が昨年10月、61病院に統合失調症で入院中の9325人全員の処方を分析した。

 治療の主力となる抗精神病薬には1996年以降、「第1世代」の従来の薬に代わり、副作用の少ない「第2世代」と呼ばれる薬が登場。効果を見極めるため、1種類の処方が原則とされている。しかし調査では、単剤投与は第1世代だけの場合を含めて29%にとどまり、2剤が34%、3剤が21%。最大は8剤だった。

 第2世代は患者の76%に処方されているが、単剤投与はその3割にすぎず、副作用を減らす意味がなくなるのに第1世代と併用している場合が多かった。

 欧米では、第2世代の単剤処方が7割前後という。

(2007年6月8日 読売新聞) これが現状なのです。副作用を減らすために第2世代を投与するのではなく、処方する薬の種類をただ増やすために投与されているのです。「最大は8剤だった」とはあきれて物が言えません。これでは、病気を治すのではなく、病気を作っているとしか思えない。

 誤った自殺対策により国民がこのような精神科医にかかってしまうことを防がないといけません。

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精神医療現場での被害の報告を受け付けています。
特に、その被害に関して何らかの行動(刑事告発、民事訴訟、内部告発、行政交渉、マスコミへの周知、法律改正の働きかけなど)を起こしたいという方、一度ご相談下さい。
特に情報を集めている事例
・子どもの被害事例(投薬や受診の強要、不当な診断、向精神薬の副作用など)
・抗うつ剤(特にSSRI)を服用後に自殺行動を起こした事例
・精神科医からの暴力や性的虐待事例
・診療報酬などの不正請求事例思い当たることがあれば、こちらまでご報告下さい。
kebichan55@yahoo.co.jp


ブログ「精神科医の犯罪を問う」より転載

http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/37363484.html

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