September 23, 2017

 
 スペイン・エルシドロンにある4万9000年前の考古学的遺跡で希少なネアンデルタール人の子どもの部分骨格は、成人7人と若者5人の骨の化石とともに発見された。

 少年の頭蓋骨の分析で、その成長パターンが現生人類の少年と酷似していたことを示唆する結果が得られとする研究論文が21日、発表された。
 
 絶滅したヒト属の一種ネアンデルタール人が現生人類と似た特徴を持っていたことを示す新たな証拠。

 
 現生人類の少年では、この年齢までに脳の重さが成人の約95%に達していると考えられる。

 また、脊柱については、一部が未結合だったことが分析で示された。
 これと同じ部位の骨は、現生人類ではより若い年齢の4〜6歳で結合する傾向がある。

    

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September 16, 2017

 
白藤江の戦い(はくとうこうのたたかい バクダンの戦い)

 1288年にベトナムで行われた陳朝ベトナム軍と元軍との戦いのこと。
 
 元朝皇帝のフビライ・ハーンは1258年の第1次元越戦争および1283年の第2次元越戦争の二度の遠征に失敗した。
 
 1287年に三度目の出兵し第3次元越戦争を開始した。
 今回の遠征では元はクビライの息子の一人
   鎮南王トガン(脱驩)
を総司令官として9万の大規模な兵力を投入した。
 
 加えて何百にもなる戦船と
   張文虎将軍
が率いる数十万石の糧食を運ぶ船団も備えていた。

 今回の出兵にあたりフビライは「小国だからと交趾を甘く見てはいけない」とトガンに入念に説いたうえで出撃させている。

 1287年12月末、トガン率いる元軍が国境を越えて諒山、北江に攻め入った。
 
 陳興道の別名で知られる
   陳国峻
は隘路や要害の地で戦いながら、萬劫(ハイズオン省チーリン)とドゥオン川流域の数ヶ所に軍を後退させた。

 1288年になるとトガンが直接指揮を取った部隊が萬劫を占領して
   長期戦を戦うための陣地
を構築し始めた。
 
 同じくしてウマル(烏馬兒)将軍が指揮する戦船船団が海より白藤江を遡り、トガン軍と合流した。
 
 ウマルは張文虎の
   糧船船団
の護衛をする任務を与えられていたが、陳朝軍では元軍の侵攻を阻止することができないと考え、命令を無視して萬劫へと向かった。
 
 
 1288年1月末、軍隊を3つに分けて進軍したトガン軍は昇龍を占領した。
 都城の住民は朝廷の
   「清野」策(焦土作戦)
を実行しており、城内はもぬけの殻で食料なども持ち去られていた。
 
 元軍はまともな戦闘が行われず陳朝の抗戦勢力を全滅させることが出来なかったため、次第に守勢に立たされることになる。
 
 トガンは、危機的な形勢に立たされたと判断し萬劫に兵を引き、そこから水路と陸路の二手に分かれて本国へ退却することを決めた。

 元軍を全滅させ、国を解放する機会ととらえた仁宗と陳国峻は反撃を決断した。
 陳国峻は白藤江の潮位の上下を日々調べさせ、川底に杭を打ち伏兵を配した。

 1288年4月初め、ウマルが指揮する船団は、騎兵の護衛を伴いつつ白藤江を遡上した。
 
 戦船が杭を打ち込んだ地点に差し掛かった好機を見計らい陳軍の軽舟が出撃し、小競り合いをしてすぐに負けを装って後退した。
 
 殲滅すべく懸命に追撃に転じた元軍が伏兵された地点にたどり着くと、両岸から何千もの陳軍の小舟がなだれ込んできた。
 
 ちょうど潮が引きはじめた時刻に合わせた合戦であり、元軍の船団は慌てて退却したものの干潮で水位が下がり顕わになった川底の杭に退路を阻まれたうえ、船底が杭で破壊された多くの船が沈没するに至った。

 さらに、陳軍は火をつけた筏を潮に乗せて流し、身動きが取れなくなった船団を炎上させたといわれている。
 
 生き残った兵士は川岸へと泳いで逃げたが、伏兵していた歩兵による奇襲攻撃を受け全滅し、ウマルは生け捕りにされた。

 トガンが指揮した部隊は萬劫より諒山の方向へ逃走し、陳朝軍の追撃を受けつつ広西に逃げ帰った。
 
  
 

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September 13, 2017

 
 国立天文台などの研究チームが11日、札幌市で開催中の日本天文学会で平らな円盤の形をした銀河の中心部が
   厚い楕円形
に変わっていく様子の観測に成功したと発表した。

 研究チームは、地球から約110億光年離れた、成長中の銀河の活動に着目した。
 
 銀河の形の変化や、星ができる様子を、ハッブル宇宙望遠鏡と南米チリのアルマ望遠鏡を使って詳細に観測した結果、銀河の中心で多数の新たな星が急激に誕生し、厚みのある楕円に形を変えつつあることがわかった。
 
 1年間に誕生する星の質量は太陽の約126個分に相当し、地球がある天の川銀河の約40倍のペースで増えているとのこと。

 楕円形の銀河は、複数の円盤形の銀河が衝突・合体してできることが知られていた。
 
 ひとつの銀河が成長して楕円形の銀河になるケースが観測されたのは初めてのこと。
 
  
  

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September 12, 2017

 
 岡山理科大(岡山市)とモンゴル科学アカデミー古生物学地質学研究所の共同調査隊が12日、モンゴルのゴビ砂漠南東部で大型恐竜「竜脚類」の足跡化石3個が見つかったと発表した。
 
 昨年発掘した世界最大級の足跡化石と一続きの歩行跡とみられ
   がに股
でゆっくり歩行していたと推測されるとのこと。

 岡山理科大によると、今回の化石は幅約80センチ、長さ102〜120センチという。
 
 植物を主食としていた竜脚類の一種でティタノサウルス類が残した足跡の可能性が高い。 
 約7千万〜9千万年前の白亜紀後期の地層から発見された。
 
 
   

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September 11, 2017

 
 国立がん研究センター(東京)などは魚や大豆などの食品に含まれるマグネシウムを多く摂取する人は
   心筋梗塞
を発症するリスクが約3割低いとする調査結果を明らかにした。
 
 マグネシウムの摂取量と心筋梗塞のリスクの関連が明らかになるのは国内で初めて。

 マグネシウム不足は血圧上昇や動脈硬化につながり、心筋梗塞の原因になりうる。
 
 1日当たりの摂取量の目安は、成人で男性320〜370ミリ・グラム、女性270〜290ミリ・グラムだ。
 絹ごし豆腐だと150グラムで60〜70ミリ・グラム摂取できる。

 調査は、1995年と98年に45〜74歳だった男女約8万5000人が対象という。
 
 食事の内容や頻度などからマグネシウムの摂取量を推計し、心筋梗塞発症との関連を調べた。
 その結果、約15年の追跡期間中、1283人が心筋梗塞を発症した。
 
     

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September 10, 2017

  
 オランダのティルブルフ大学とエラスムス大学ロッテルダムの研究チームは、死亡時の正確な年齢の記録が残っているオランダ人約7万5000人のデータを分析し、女性の寿命の最高上限が115.7歳であると断定した。

 過去30年間に及ぶデータから抽出したサンプルを調べた。
 
 その結果、男性の寿命の上限は女性よりやや短く、114.1歳だった。
 
 今回の研究を行った3人の科学者のうちの一人
   ジョン・アインマール教授
は、「平均すると人はより長生きになっているが、最年長のグループについては、この30年間でその年齢がさらに延びているわけではない」と語った。

 また、オランダで95歳に達する人の数がほぼ3倍になっていることに触れ、「平均寿命は延びているが、ここにはある種の壁が確かに存在する」「それでも最高上限そのものは変化していない」と指摘した。

 「寿命」は、個体が生存する期間がどのくらいかを表すのに用いられる用語だ。
 
 
 米国の研究チームも2016年、人の寿命の上限に関する研究結果を発表している。
 
 ここでは、特に群を抜いて長寿命の人々の年齢が以前ほどの高齢には達していないと主張された。
  
 ただ、アインマール教授は、中には例外もあると述べ、122歳と164日生きたフランス人女性ジャンヌ・カルマン(Jeanne Calment)さんの名前を挙げた。
 1997年に死去したカルマンさんは、これまでで最も長生きした人物。

 統計的極値理論は統計学の一手法で、データを測定し、寿命や災害などの事象の極限状態におけるさまざまな問題に答えを出す。

  
    

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September 09, 2017

 
 国立極地研究所(極地研)などの研究チームは江戸時代の書物「星解」記などに書かれた
   オーロラの記録
から、約250年前に史上最大規模の磁気嵐が発生していたことが分かったと発表した。

 明和7年(1770年)9月17日夜から18日未明に京都で観測されたオーロラとみられる赤い筋が描かれているが、大きさなどの詳しい状況は不明だった。
 
 京都市伏見区の東丸神社に保管されている東羽倉家の日記に、同じ日の夜空の様子が詳しく書かれているのを発見した。

 オーロラとみられる光が「天の川を貫いた」などの記述を基に、空のほぼ真上まで広がる巨大なオーロラが発生したと仮定し、当時の地磁気などを考慮して京都での見え方を計算した。
 
 その結果、「星解」に描かれた絵とほぼ同じ形になったという。
 

 磁気嵐は、太陽で起きた爆発(太陽フレア)によって、電気を帯びた粒子が地球に到達して引き起こされる。
 磁気嵐の規模が大きければ、普段は見られない低緯度の地域でもオーロラが見えることがある。

    
  

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September 05, 2017

 
鎮南王トガン(Toγan, ? - 1310)

 モンゴル帝国第五代皇帝クビライ・カーンの庶子
 モンゴル帝国の皇族

 クビライにとっては11番目の息子でバヤウト部のブラクジンの娘
   バヤウジン・ハトゥン
とクビライ・カーンとの間に生まれた子供。

 モンケ・カーンの側室にもバヤウジンという名の側室がいる。
 ただ、同一人物ではないかと推測されている。

 至元21年6月、トガンは父クビライから鎮南王に封ぜられ、翌7月にチャンパーを征服するよう命じられた。
 鎮南王位は大元ウルスの制度において6ランク中第2位に位置する高位の王号。
 
 第4〜5ランクの王号しか与えられなかった他の庶子(フゲチ、アウルクチ、ココチュら)に比べると破格の待遇であった。
 
 クビライがトガンの東南アジア進出に大きな期待を寄せていたためと推測されている。

 同年末にはトガンは安南(陳朝ヴェトナム)に至り、軍を分けてベトナムへの侵攻を開始したもののヴェトナム側の
   陳興道
の戦略でモンゴル軍は苦戦し、1288年の白藤江の戦いにおいてトガン率いるモンゴル軍は壊滅した。

 至元28年(1291年)、敗退したトガンは命令を受けてモンゴル軍500・漢兵1000人とともに揚州に出撃している。
 
 ただ、ヴェトナムでの敗戦に怒ったクビライは死ぬまでトガンが謁見するのを許さなかった。

 これ以後のトガンの活動については記述が少なくなり、僅かにクビライ没後のクリルタイに出席してテムルを推戴したこと、テムル即位直後に他の存命の兄弟とともに下賜を受けたことが記録されている。

 大徳2年(1298年)に6万錠の下賜を受けたのを最後にトガンに関する記述はない。
 トガンが大5年(1301年)に亡くなり、同年息子のラオジャンが鎮南王位を承襲したことが記録されている。
 
 
     

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September 02, 2017

 
 陳朝ベトナム軍の陳慶餘は、元軍のウマルの戦船団が通過してしまえば糧船船団を攻撃できると考え、配属された部隊の一部を割いて待ち伏せした。
 
 ウマルは張文虎の糧船船団を護衛する任務を与えられていたが、攻撃がないため陳朝軍は阻止することができないと考え護衛を放棄し、戦域まで先に船団を航行させた。
 
 数日後糧食を満載しているために鈍重となっていた
   張文虎
の糧船船団を雲屯(クアンニン省ヴァンハイ)にて奇襲を仕掛け、糧船の多くを沈没または強奪することに成功している。
 
   
  

manekinecco at 08:13軍事戦略  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

September 01, 2017

 
 京都大iPS細胞研究所の高橋淳教授らのグループは
   人のiPS細胞(人工多能性幹細胞)
から神経のもとになる細胞を作り、パーキンソン病のサルに移植したところ、症状が改善したと発表した。
 
 移植後2年間、異常もなく、「人への応用を目指す上で大きな成果」という。
 
 パーキンソン病は、脳内で情報を伝達する
   「ドーパミン」
を出す神経細胞が減少することで発症する。
 
 患者は国内に推定16万人におよび、徐々に体が動かなくなる難病で、根本的な治療法はない。

 グループは、人のiPS細胞を変化させて、神経細胞のもととなる細胞を約480万個作製した。
 
 パーキンソン病を発症したカニクイザルの脳に移植し実験したもの。
 
 
      

manekinecco at 20:47サイエンス  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

August 31, 2017

 
 米シンシナティ小児病院医療センター(オハイオ州)の吉田富准教授らのチームは人やチンパンジーなどの霊長類が細かく指を動かすことを可能にする神経回路を特定し、遺伝子改変技術でマウスの手先を器用にすることに成功したと発表した。

 運動障害を持つ人の治療法の開発に役立つ可能性がある成果。

 研究チームは指を1本ずつ動かすことができないマウスの神経回路を詳しく調べ、生後間もないマウスには、この動作を可能にする神経回路があることを発見し関連する遺伝子を特定した。
 
 なお、マウスが成長し、神経細胞で関連遺伝子が働くようになると、細胞同士の結合が切断されて不器用な手の動きになることもわかった。
 
 
  

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July 06, 2017

 
 6月に開かれた火山噴火予知連絡会において、有史以来噴火の記録が残っておらず、また噴煙などの活動もない栃木県の
   男体山(なんたいさん)
について、7,000年前に噴火していた痕跡が発見されたことから
   新たに活火山
と認定された。
 
   
   

manekinecco at 18:04サイエンス  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

July 04, 2017

 
 ミツバチの大量死との関連が指摘される
   「ネオニコチノイド系」
と呼ばれる農薬を、農場周辺で検出されたのと同程度の低い濃度でミツバチに与えると、寿命が2割ほど短くなったり女王蜂の数が減ったりしたとの実験結果を、カナダのチームが30日付米科学誌サイエンスに発表した。

 ネオニコチノイド系農薬は日本を含む世界各地の農地で広く使われている。
 
 今回、現実に近い条件による実験で、農作物の受粉を助けるミツバチに深刻な影響が確認されたことから使用規制を求める声が強まりそうだ。
 
 
  

manekinecco at 18:02サイエンス  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

July 03, 2017

 
 経済産業省は29日、次世代の国産エネルギー資源として期待される
   メタンハイドレート
について、4月下旬から愛知・三重県沖で実施していた産出試験を28日に終了したと発表した。
 
 今回の試験では予定された日程のなかで天然ガスの産出を確認するなど一定の成果が得られた。
 ただ、一方では設備トラブルも発生した。
 
 同省は「生産技術を確立するうえで課題を残す結果となった」としている。

 メタンハイドレートは分解すると
   天然ガス
が得られる氷状の塊のこと。
 
 愛知県渥美半島の南方70キロ付近の沖では地球深部探査船「ちきゅう」を使い、海底からガスを産出する試験を行った。
 
 経産省はメタンハイドレートの商業化には10年以上かかると見込み、実証試験を重ねている。
 
  

manekinecco at 18:00サイエンス  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

July 01, 2017

 
 大阪大産業科学研究所の
   八木康史教授(情報科学)
らのチームは26日、乳牛の歩行時の映像を、人工知能(AI)を使って分析し、ひづめに炎症が起きる蹄病を早期に発見する技術を開発したと発表した。

 軽度の症状でも高い精度で発見できるのが特長の技術。
 早い段階で治療することで、牛乳やチーズなどの品質向上につながる可能性があるという。

 蹄病は乳牛の三大疾患の一つとされる。
 歩き方が変化したり背中が曲がったりすることや、痛みなどで乳量減少や食欲減退が生じ、命に関わることもある疾患だ。

 チームでは、乳牛のさまざまな歩行映像を約500回撮影し、健康な牛と蹄病の牛の歩行の特徴をAIに学習させた。
 
 
  

manekinecco at 17:53サイエンス  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote
 
 ボストン大学の研究チームは
   ヒト細胞
のプログラムを書き換え、109通りの論理演算命令に従わせることに成功した。
 
 生物学的な論理ゲートの作製は過去にも成功例がある。
 ただ、これだけの数を安定して生み出したのは初めてのこと。
 
 化学物質の生成からガン治療まで、さまざまな分野への応用が期待される。
 
 
  

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June 30, 2017

 
 ドイツ・ミュンスター大学のThomas Kruijer氏らの研究で太陽系の第5惑星である木星が、実は
   太陽系で最も古い惑星
だったのではないかという地球に落下した隕石の年齢の研究から推論された新説が持ち上がっている。も
 
 研究によれば、木星の中心部を構成するコアは太陽の誕生(約46億年前)からわずか100万年の間に現在の地球の20倍の質量にまで成長したもので、太陽から放出された星雲ガスが散らばってしまう前に、惑星の形を取ったのではないかという結論に導いた。

 太陽系は、ガスとチリの雲から、太陽が形成された後、残った物質は太陽の周囲に円盤状に集合し、それが惑星となっていったという基本的なストーリーがある。

 木星は、巨大な惑星だが、主にはガスでできている。
 ガスのため地球より比重は軽く、体積は地球の1,321倍あるが質量は318倍ほどである。

 研究から導き出された仮説では、誕生から100万年後には木星は「十分に成長していた」ものの、まだ今ほどのサイズがあったわけではない。
 その後、しばらく成長が止まり、400万年後までは地球の50倍の質量を越えることがなかったと考えられるとのこと。

 ただ、太陽系には、地球と天王星・海王星の間に、十分な質量を持った惑星が存在しないことが理論的に「不思議である」とされている。
 
 今回の研究で木星が太陽系内でバリアのような役目を果たしたことが影響して、木星より内側の物質の質量が足りなくなった。
 太陽系の惑星配置が今のようになったことの理由であるのかもしれないという。
 
 
   

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June 27, 2017

 
 電通は、AI(人工知能)の学習方法の一つである
   ディープラーニング
を使用し、高精度でテレビ視聴率を予測するシステム
   「SHAREST(ベータ版)」
を開発したことを明らかにした。
 
 この開発は2015年10月に、データアーティスト社との共同で始まったもの。
 
 過去の視聴率データ、番組ジャンル、出演者情報、インターネット上のコンテンツ閲覧傾向などのデータをもとにディープラーニングのモデル構築を行い、放送前にテレビ視聴率の予測を行うシステムを開発したという。
 
 
ひとこと
 
 人の思考は天候や周囲のいろいろな環境の変化により動作は常に揺らぐもの。
 AIを使ったこころみで視聴率を予測するより、質の良い番組に金をかけるのが先だろう。 
 
 似たり寄ったりの宣伝番組が反乱しているテレビのコマーシャルで金を稼ぐ宣伝の効果はそもそも曖昧だろう。
     

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June 26, 2017

 
 オランダの科学者チームは26日、国内の民家に落下した45億年前のものとみられる隕石(いんせき)を公開した。
 
 オランダ国内では「極めて珍しい」発見例で
   太陽系の誕生
に関する手がかりを握っている可能性があるとチームは話している。

 ライデンにあるナチュラリス多様性センター(Naturalis Biodiversity Centre)の地質学者
   レオ・クリーグスマン氏
は、動画共有サイトのユーチューブ(YouTube)に公開した動画で「隕石が非常に特別なのは、これほど古い時代の岩石が地球上に存在しないため」と述べた。

 重さ約500グラムのこぶし大の隕石は今年1月、首都アムステルダムのすぐ北にある小さな町、ブルック・イン・ワーターランの納屋に落下したmの。
 
 なお、屋根を突き破った際の速度はおそらく高速列車並みだったとされる。

 隕石は翌朝、壊れて積み重なったがれきの下から住人によって発見された。
 
 広範囲に及ぶ捜索にもかかわらず、この地域ではその他の破片は見つからなかった。

 オランダでは3〜4年ごとに流星群が出現すると考えられている。
 ただ、小型の隕石は、水中や泥炭湿原に落下したり、森に落ちて他の石と見分けがつかなくなったりすることが多いため、見つけるのは非常に困難なのだという。

 今回の隕石は過去200年間にオランダ国内で発見された6個目の隕石となる。
 前回の発見は1990年にさかのぼる。
 
 
   

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May 01, 2017

  
FGM-148 ジャベリン(FGM-148 Javelin)

 米国製でドラゴン対戦車ミサイルの後継として開発された歩兵携行式多目的ミサイルのこと。
 
 主な目標は
   装甲戦闘車両
として開発されたミサイルであるが、建築物や野戦築城、さらには低空を飛行するヘリコプターへの攻撃能力も備えている。
 

   
 
 
 完全な「撃ちっ放し」(ファイア・アンド・フォーゲット)機能を保有している。
 また、発射前のロックオン・自律誘導能力、バックブラストを抑え室内などからでも発射できる能力などの特長がある。

 ミサイルの弾道は、装甲車両に対して装甲の薄い上部を狙うトップアタックモードと、建築物などに直撃させるためのダイレクトアタックモードの2つを選択できる。
 
 トップアタックモードでは高度150m、ダイレクトアタックモードでは高度50mを飛翔する。
 
 ミサイルは、画像赤外線シーカーと内蔵コンピュータによって事前に捕捉した目標に向かって
   自律誘導
される方式でサポートしており、メーカー発表によれば、講習直後のオペレーターでも94%の命中率を持つ。

 弾頭は、タンデム成形炸薬を備え、メイン弾頭の前に、より小さなサブ弾頭を配置し、サブ弾頭により爆発反応装甲などの増加装甲を無力化した後にメイン弾頭が主装甲を貫通するように設計されている。

 FGM-148は、CLU(Command Launch Unit)と呼ばれる発射指揮装置の部分と、弾薬の部分(LTA(Launch Tube Assembly)と呼ばれる発射筒体と、発射筒に収められたミサイル本体)で構成され、総重量は22キログラム。

 発射されたミサイルは圧縮ガスによって発射筒から押し出され、数m飛翔した後に安定翼が開く。
 同時にロケットモーターが点火される(コールドローンチ方式)。
 
 これにより、バックブラストによって射手の位置が露見する可能性を抑え、後方が塞がっている室内などからも安全に発射することができる。
 
 なお、ミサイルは完全自律誘導のため、射手は速やかに退避することができる。

 操作運用は1名でも可能でだが、通常は射手と弾薬手の2名で行うのが一般的だ。
 なお、弾薬手は、発射時の周囲警戒も担当することになる。
 
 
  

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