June 2010

June 30, 2010

 慶応大学は28日、米国のカリフォルニア大学ロサンゼルス校と共同で唾液からがんを発見する技術の開発に成功したと発表した。
 
 慶応大によると、研究チームはがん患者を含む215人から唾液サンプルを摂取して、これを分析した結果、膵臓(すいぞう)がん、乳がん、口腔がんの3 種類のがんに罹患していることを示す54種類の物質を特定できたという。
 
 検出精度も高く膵臓がんで99%、乳がんで95%、口腔がんが80%という。

 新技術は唾液に含まれる500種類もの物質を一度に分析できる上、検査は半日程度ですみ、血液検査より患者への負担も少ない。
 
  

manekinecco at 21:48トラックバック(0)新発見  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

June 26, 2010

エール大学など2つの研究チームが、肺の再生や、肺のように動く装置の開発に成功したとする研究結果を発表した。
 エール大の研究チームは、研究室で培養した細胞をラットに移植し、肺を再生することに成功したもので、この肺は、45〜120分間、正常に機能していた。
 
 一方、ハーバード大学医学部やボストンの子ども病院などの研究チームは、血管細胞を用いて人間の肺のような動作をする消しゴムサイズの装置を作成することに成功した。

 この装置は、新薬や有毒物質が人間の肺に与える影響の調査や肺機能の研究などにも有用である可能性があるという。
  
  

manekinecco at 11:22トラックバック(0)サイエンス  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

June 25, 2010

 東北大など国内約50施設で行われた臨床試験で肺がんの治療薬
   イレッサ
を使った治療法が
   特定のタイプの患者
に対して、従来の抗がん剤治療に比べ大きく効果があることがわかった。
 このタイプは日本人に多く、とくに女性患者に多いという。
 
 遺伝子診断で対象者を事前に絞れるため、患者はより効果の高い治療を受けられるようになりそうだ。

 イレッサは2002年に、世界に先駆けて日本で初めて承認された。アジア人、とくに喫煙との関連が低い女性の肺腺がん患者によく効くと指摘される。
 ただ、一方では、承認直後は副作用の間質性肺炎による死亡者が相次ぎ、社会問題となっていた。
 
   

manekinecco at 06:42トラックバック(0)サイエンス  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

June 24, 2010

 フレッド・ハッチンソンがん研究所の生物学者マーク・ロス氏が率いる研究チームが「低温仮死状態」に関する研究論文を発表した。
 救急医療で患者の生存率を高める新薬の開発につながる可能性があるとして注目を集めている。

 チームはミミズと酵母を使い、低温状態における有機体の生存能力を調べる実験を行った。
 この実験ではまず、ミミズと酵母を氷点下に近い低温状態に24時間放置した結果、ミミズも酵母も99%が死亡した。

 次に、窒素を使ってミミズと酵母の細胞の酸素消費を止め、生命を一時停止させる「応急処置」を施した上で、前回と同条件の環境に放置した。
 
 すると、窒素酸化物を取り除かれ常温に戻された後、ミミズと酵母の大半は蘇生した。

 研究結果は「低体温法」と呼ばれる医療技術への応用が可能であることが指摘されている。

 低体温法とは、大量出血や卒中、心停止などを起こした患者の体を冷却し、体温を通常より下げることで生存率を高める方法でロシア等で行われていた。
 
  

心臓や脳などの危険度の高い外科手術では、血液の循環を一時的に停止させる必要があることから、体温を超低体温状態にする方法で手術が行われる場合もある。だが、これは脳障害や心臓不整脈を引き起こす危険性が高いため、最後の手段とされている。

将来、今回の実験で使われた物質と同様の機能を持つ硫化水素を使った「仮死状態」薬が開発され、脳障害などを引き起こさない低体温法を発見できれば、救急医療での患者の生存率向上につながると考えられている。ロス氏が共同設立者となっている企業が現在、こうした効果を持つ薬物を開発中だという。

manekinecco at 20:11トラックバック(0)よもやまばなし  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

June 23, 2010

 自然の大麻の抽出物を成分とする医薬品
    サティベックス
が多発性硬化症という中枢神経系疾患の治療薬として、英医薬品庁(MHRA)が18日に承認、21日から販売が開始された。

 サティベックスは口腔内にスプレーして投与する薬品で、厳重な管理の下で大麻を栽培し、薬品の原料となる成分を抽出している。薬品会社のバイエル・シエーリング・ファーマが販売に当たり、購入には処方箋が必要になる。

 開発元のGWファーマシューティカルズによれば、サティベックスの治験段階では多発性硬化症の患者の約半数にけいれんの症状の改善が見られた。長期間使用しても依存状態になったり耐性ができたりすることはないという。
 ただ、めまいや疲労感などの副作用が出ることがある。

   

manekinecco at 20:09トラックバック(0)よもやまばなし  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

June 22, 2010

 一般的にワクチンを注射すると、抗体が血液中にできるが、インフルエンザウイルスは血管から離れた粘膜表面で増殖するため、効果が弱い。
 インフルエンザウイルスのように鼻やのどの粘膜から感染する病原体を防ぐため、粘膜の免疫力を高める
   塗るワクチン
として利用できる素材を、清野宏教授(東京大学)や大阪府立大などの研究チームが開発した。

 粘膜で働く抗体を作るには、粘膜の表面にウイルスや細菌の断片を長期間、付着させる必要がある。
 ただ、鼻水などですぐに流されてしまうのがこれまでの課題だった。

 粘膜がマイナスの電気を帯びていることに着目し、グルコースなどから、プラスの電気を帯びたゼリー状の物質を合成した。
 この物質に毒性をなくしたボツリヌス菌や破傷風菌の破片を混ぜてマウスの鼻の中に塗ると、粘膜に10時間以上残り、粘膜と血液中の両方に、菌を退治する抗体ができた。

 このワクチンは、これまで米国などで開発された「塗るワクチン」に比べ、ウイルス感染や副作用のおそれが少ないのが特徴という。
 
  

manekinecco at 21:14トラックバック(0)サイエンス  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

June 21, 2010

 福田裕穂教授(植物生理学 東京大学)の研究チームは木の堅さや繊維の方向など木質を左右するたんぱく質を特定した。
 
 このたんぱく質の働きを制御することで、プラスチックのように幅広い用途に利用できる樹木の開発につながる可能性がある。
 
 植物特有の「木質細胞」の細胞壁には、ところどころ壁が薄くなっている壁孔がある。
 壁孔は水や養分が行き来する「窓」の役割を果たし、その配置や数は木質を決める重要な要素になっている。
 
 しかし、こうした構造がどのようにして作られているのかはこれまで謎だった。

 研究チームでは、植物の実験でよく利用される
   シロイヌナズナ
を使い、木質細胞を作る手法を開発し、細胞が生きた状態で壁孔が作られる過程を調べた結果、どの木質細胞でも
   MIDD1
と呼ばれるたんぱく質が働いている場所で壁孔が作られていることを発見した。
 また、MIDD1は細胞壁を構成する炭水化物
   セルロースを集積させない
ことで壁孔が作られることも突き止めた。
 このたんぱく質がないと壁孔はできなかった。
 
    

manekinecco at 06:04トラックバック(0)新発見  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

June 20, 2010

 厚生労働省は18日、胃がんの原因にもなる胃粘膜細菌
   ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)
の除菌治療について、内視鏡による治療を行った後の早期胃がんなどに対しても保険適用することを決め、都道府県などに通知した。
 
 胃潰瘍(かいよう)と十二指腸潰瘍への保険適用さであったが、日本ヘリコバクター学会が適用拡大を求めていた。
 なお、早期胃がんのほか、胃MALTリンパ腫と特発性血小板減少性紫斑病についても適用が認められた。
 
    

manekinecco at 10:38トラックバック(0)よもやまばなし  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

June 19, 2010

 福典之研究員(東京都健康長寿医療センター研究所)らの研究チームがサッカーのように高い持久力が求められる競技のトップ選手で多く見られる遺伝子の特徴を発見した。遺伝子の個人差がスポーツの得意不得意に影響を与えている可能性がある。
 
 米国では、子どもの運動能力は遺伝的に父より母の方が影響を与えているという疫学調査がある。

 そこで、研究チームは、母から子に引き継がれ、細胞内で生命活動に欠かせないエネルギーを作り出すミトコンドリアの遺伝子型に注目した。

 エネルギー効率を上げるのにかかわっているとされる遺伝子に特徴を持っている人の割合は、サッカーのような持久力の必要な元五輪選手では一般人に比べて2.4倍高いことが分かった。
 また、筋肉の収縮を調整する関連遺伝子に特徴のある人の割合は瞬発力の必要な元五輪選手で一般人より2.5倍高かった。

   

manekinecco at 23:40トラックバック(0)サイエンス  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

June 18, 2010

 国立感染症研究所などの調査で新型インフルエンザ感染が疑われると診断された患者の2割が、インフルエンザ以外のウイルスに感染していたことがわかった。

 インフルエンザ以外のウイルス感染症も発症すると重症化する恐れがあるため、注意を呼びかけている。 

 研究チームは昨年9月〜12月、兵庫県内の私立病院で発熱などの症状からインフルエンザ感染が疑われると診断された患者計129人に遺伝子検査をした結果、91人(71%)は実際に新型インフルエンザにかかっていたが、38人は新型ではなかった。

 38人は季節性インフルエンザにも感染しておらず、調べたところ25人(19%)は手足口病などを起こすエンテロウイルス(10人)、鼻かぜの原因となるライノウイルス(8人)などのウイルスに感染していた。

 新型インフルエンザの流行時、医療機関の多くは、簡易検査で新型と判明しなくても、症状や周囲の感染状況を見て、先入観で新型に感染したと判断し、タミフルやリレンザなどの治療薬を処方していた。
 
 薬効がない場合に別の病気を疑うというが、そもそもろくに調べもせずに薬を出すことが問題にもなりかねない。
 
  

manekinecco at 21:21トラックバック(0)よもやまばなし  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote
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