February 2011

February 28, 2011

 山梨大医学部の中尾篤人教授(免疫学)の研究チームでは、じんましんなどアレルギー反応は
   体内時計に制御
されていることを、マウスの実験で明らかにした。

 アレルギー性疾患の新たな予防や治療法の開発につながる可能性がある成果という。

 鼻炎やぜんそくの症状が朝方に悪化することが多いなど、アレルギー反応が特定の時間帯に起きやすいことに着目し、睡眠や血圧など一日のリズムを制御する体内時計がアレルギー反応と関係しているとの仮説を立てた。
 この実験では、体内時計で中心的な役割を果たす遺伝子を変異させてマウスの体内時計を乱した。
 その結果、特定の時間帯だけでなく、一日中アレルギー反応を示すようになったという。
 
 

manekinecco at 20:20トラックバック(0)よもやまばなし  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

February 27, 2011

 財団法人「岩手生物工学研究センター」などの共同研究グループでは主に釣りや養殖魚の餌などに利用されているオキアミの一種
   イサダの抽出物
に、中性脂肪の蓄積を抑え、高脂肪食摂取時の体重増加が抑制される効果があると21日、発表した。

 イサダは安価な上、すでに発見されている成分より効果が高いことから、健康食品などへの幅広い利用が期待できる。
 
 イサダの抽出物は、中性脂肪をため込むよう指令する遺伝子の働きを抑制する効果がある。
 動物実験では、体重17グラムの若いマウスに高脂肪の餌を与え続けると、120日後に48グラムに太った。
 同じ餌にイサダの抽出物を1%混ぜて与えたマウスは45グラムに体重増加が抑えられた。
 
  

manekinecco at 20:06トラックバック(0)サイエンス  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

February 26, 2011

 大阪大学などは脊椎動物の受精卵が三つに分裂した胚の段階で
  神経系と骨、筋肉
が別々の細胞からできるとしていた定説を覆し
  体軸幹細胞
と呼ばれる共通の細胞からできることを発表した。

 定説では
  神経や表皮になる外胚葉
  骨・筋肉になる中胚葉
  肺・消化管などになる内胚葉
の三つに分かれるとされるが、遺伝子操作したマウスの胚を使った実験で、神経、骨・筋肉にもなり得る「体軸幹細胞」を見つけた。
 
 さらに神経になる際は、人工多能性幹細胞(iPS細胞)作成に必要な遺伝子「Sox2」が、筋肉・骨では「Tbx6」という別の遺伝子が作用しており、形成される組織の種類を左右するのが
  遺伝子の種類
であることを突き止めた。

 
   

manekinecco at 20:38トラックバック(0)サイエンス  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

February 25, 2011

 重い心臓病を患ったサウジアラビア人の男性が、大阪大学病院(大阪府吹田市)で最先端の手術を受け
   自分の足の筋肉細胞で
心臓機能を回復させ22日退院した。

 国内でこの治療ができるのは同病院だけで
   高度医療
を海外の患者に提供する
   医療ツーリズム
の先駆けとなった。
 同病院の澤芳樹教授はこれを機に日本も国際貢献の輪に加わることができればと話した。

  

manekinecco at 20:04トラックバック(0)サイエンス  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

February 24, 2011

 東京医科歯科大学の西村栄美教授らのグループは白髪になったり毛が抜けたりするしくみをマウスの実験で見つけた。
 17型コラーゲンというたんぱく質が、毛のもとになる毛包幹細胞や、髪の黒さのもとになる
   色素幹細胞の働きを保つ
のに必要とわかった。
 ただ、飲み薬や注射で補っても、幹細胞に効果がある可能性は低いことから、幹細胞内でコラーゲンが作られるしくみを解明する必要があるという。
 
   

manekinecco at 19:55トラックバック(0)サイエンス  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

February 23, 2011

 クライストチャーチ付近は活断層が知られていなかった地域だという。
 今回の西隣で昨年9月に地震(M7.3)が起きた場所でも活断層は知られておらず、長期間動かなかった断層が活動したとみられる。
 
 ノーマークの活断層を見つける方法を探る方法は今のところないのではないだろうか。

 太田陽子横浜国立大名誉教授によると、ニュージーランドの活断層に詳しいが昨年の地震では、最大4メートル程度ずれた跡が地表に約30キロ現れたという。
 こうした活動が繰り返されると、ずれが重なった活断層の地形ができるはずだが、1万4千年前以降の地形に跡は残っておらず
   1万4千年以上、活動を休んでいた活断層
が動いたと話す。
 
 こうした発生残渣を詳しく調べて予想する方式で地震予知が成立しているのかもしれないが、所詮は短いレンジのものであり同様の動きが続くことも保障は出来ず、確率的に高いものを考えるといったことが正解であり、確実に当たるというようなことはないのだろう。
 
  

manekinecco at 20:01トラックバック(0)サイエンス  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

February 22, 2011

 ストレス関連ホルモンを阻害するある化合物に、頭髪を再生してくれる可能性を期待できる研究結果が発表された。

 マウス実験によって
   アストレシンB
と呼ばれるこの物質が、脱毛治療で使用される
   ミノキシジル
よりも発毛効果があることがわかった。

 なお、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(University of California at Los Angeles、UCLA)と米退役軍人省の研究チームは、アストレシンBの効果を発見できたのは全くの偶然だったという。 

 実験では、CRF阻害薬が
   消化器系の機能
に及ぼす影響を調べるというもので、カリフォルニア州のソーク研究所(Salk Institute)が開発したアストレシンBをこれらのマウスに注入した。
 ただ、何ら効果は現れなかったので5日間、同じ実験を続けた時点で終了し、使用したマウスを毛の生えた普通のマウスのいるケージに戻した。

 3か月後、再び実験で使用するためマウスの元に戻った研究者らは、もはや遺伝子組み換えマウスを識別することができなかったという。
 どのマウスも毛が再生してふさふさしており、逆に加齢とともに白くはならず、色素を保つ働きをしているようにも見えた。

 研究チームは、毛のないマウスにミノキシジルだけを投与する実験も行ったが、毛の再生具合は人間の場合同様、それほど劇的ではなかった。
 
 このことはアストレシンBに対する反応もマウスと人間では同様でも
   人間でも劇的な発毛効果
がありうることを示唆している。

   

manekinecco at 20:32トラックバック(0)サイエンス  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

February 21, 2011

 京都大ウイルス研究所の松岡雅雄所長の研究グループなどはウイルスが原因となる血液のがん
   成人T細胞白血病
で遺伝子
   HBZ
ががん化に強く関与している可能性が高いことを突き止めた。
 現在のところ、成人T細胞白血病は骨髄移植以外に有効な治療法が見つかっておらず、治療のターゲットの絞り込みにつながることが期待されている。

 成人T細胞白血病はこれまで
   Tax
というウイルス遺伝子ががん化に強く影響を与えているとみられてきた。
 京大グループのマウスの研究では、成人T細胞白血病を発症させた多くのケースでTaxは壊れ、すべてのケースでHBZが発現していた。

 さらにHBZが免疫細胞の「Tリンパ球」を、免疫機能を抑制した「制御性Tリンパ球」に変換し、その後、がん化させている流れも解明した。

   

manekinecco at 22:21トラックバック(0)新発見  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

February 20, 2011

 米国のアラスカ大学などの研究チームでは冬眠中の熊の心拍数が最少では毎分9回まで減るなど、極限まで生命活動が抑えられることを突き止めた。

 研究チームは、アラスカ州当局に捕獲されたアメリカクロクマ5頭に、心拍計などを埋め込み、赤外線カメラや酸素計測機器を備えた巣穴で冬眠させた。
 その結果、心拍数は通常の毎分55回から、最少で9回まで減り、拍動の間隔は20秒に及ぶこともあった。

 また、5〜6度の体温低下で代謝は25%まで落ちたことも判明した。
 これまで代謝を半減させるには、10度下げる必要があると考えられてきた。
 なお、熊の通常の体温は37〜38度だが、冬眠中は30〜36度の間を、数日周期で行き来するサイクルも新たに見つかったという。
 
   
 

manekinecco at 20:25トラックバック(0)サイエンス  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

February 19, 2011

 静岡県立大などの研究チームでは虫歯のもとになる
   ねばねば成分
を作り出す酵素について、立体構造を初めて解明したと発表した。

 この酵素だけをねらい撃ちし、虫歯を効果的に予防する薬などの開発に役立つと期待される。

 虫歯は、糖分の一種で粘着性の
   グルカン
にすむ細菌から出る酸が、歯を溶かして起こる。
 グルカンは歯周病を起こす歯垢(しこう)の原因にもなるという。
 
 グルカンを作るのはミュータンス菌の出す酵素
   グルカンスクラーゼ
で、でんぷんを分解する酵素アミラーゼなどと似た構造だが、詳しい違いまではわからなかった。

 伊藤創平助教らは、この酵素を
   人工的に大量に作り出すこと
に成功した。
 X線を使って分析した結果、アミラーゼにはないらせん状構造の部分などが、グルカンを作り出す機能にかかわっていることが判明した。
 
 グルカンスクラーゼの働きを邪魔する物質には、緑茶に含まれるカテキンがあるが、立体構造がわかれば、他の食品での探索や化学合成の手がかりになるという。
 
   
 
   

manekinecco at 20:22トラックバック(0)サイエンス  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote
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