March 2015

March 31, 2015

 
 九州大学の広津崇亮助教・濱川昌之博士課程学生らによる研究グループは、指定した時期に狙った細胞だけで遺伝子の働きを抑える新しい手法を開発した。

 遺伝子の働きを知るためには、その働きを阻害した際に現れる影響を観察する必要がある。
 
 このため、狙った時期に、狙った細胞でだけで遺伝子の働きを制御することが求められる。

 
 研究では、異なる性質を持つ2つのプロモーターを使って、片方は指定する時期、もう片方は指定する細胞でのみRNAが発現するようにした。
 
 両者が合わさったところでのみRNAiを引き起こす新しい手法「T.C.RNAi法」と名づけた。


 実際に2つの細胞にGFPを発現させて、フォトブリーチングで蛍光を一時的に消失せたところ、熱刺激を与えなかった場合は通常の細胞でのGFPの明るさは正常に回復した。
 
 しかし、GFPの発現を抑えるT.C.RNAi法を施した細胞では熱刺激を与えるとGFPの明るさは回復しなかった。
 
 
 今後は、T.C.RNAi法が、幅広い遺伝子に対してその働きを時期・細胞特異的に抑える手段として活用できると期待される。
 
 
 
 
   

manekinecco at 21:35トラックバック(0)サイエンス  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

March 30, 2015

 
 大阪大学の
   永井健治教授
らは青色とオレンジ色を発するたんぱく質を開発した。


 従来開発した緑色に光るたんぱく質と組み合わせて使い、細胞内で働く複数の遺伝子の様子を同時に観察できた。
 
 
 細胞にとって毒となる紫外光をあてる必要がなくなり、より生体に近い状態で再現できる利点がある。
 

 研究グループはほたるのように自ら光を発するウミシイタケに注目した。


 「ウミシイタケルシフェラーゼ」という物質と「セレンテラジン」という物質が関わることで光を発する点に注目した。
 
 この物質にエネルギーを増幅するよう構造を改変すると、肉眼でも観察できるくらい明るい色を出すことに成功した。

 なお、蛍光物質と組み合わせるため、色のパターンはさらに増やせるという。

 
 様々な細胞に成長する万能細胞の一種、胚性幹細胞(ES細胞)の実験に使えるか試した結果、「Oct4」など万能性に関わる3つの遺伝子についてそれぞれ青色、緑色、オレンジ色と色を分けて同時に観察できた。
 
 
 
 
    

manekinecco at 21:34トラックバック(0)新発見  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

March 29, 2015

 
 東京大学の浦野泰照教授らによる研究グループは
   外科手術時
   内視鏡・腹腔鏡手術時
に、がんが疑われる部分にスプレーするだけで、数分でがん部位のみを光らせて検出することを可能にする新たな蛍光試薬の開発に成功した。
 
 
 卵巣がん患者の半数以上は、治療開始の段階で既に治療難度が高い腹腔内に転移があると診断されており、手術の際に1mm以下の微小な転移まで切除すると術後5年生存率が大きく改善することが知られている。

 
 研究では、糖鎖分解酵素であるβ-ガラクトシダーゼと反応することにより、これまでと比べて1,000倍以上明るく光る性質を持つ蛍光検出試薬を開発した。


 実際に、開発したスプレー蛍光試薬を卵巣がんモデルマウスに適用したところ1mm以下の微小ながんまでも高精細に検出可能。
 
 以前開発した蛍光試薬では検出が困難であったがんも検出可能であることが分かった。
 
 
 今後は、本研究で開発した蛍光スプレーが、腔鏡を活用したがん治療に画期的な役割を果たすことになると期待されている。


 
 
     

manekinecco at 21:32トラックバック(0)新発見  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

March 28, 2015

 
 理化学研究所の宮脇敦史チームリーダー
   筒井秀和客員研究員
らによる研究グループは、生きた細胞の中で巨大な結晶を瞬時に形成する
   蛍光タンパク質 
      Xpa(Crystalizable and photo-activatable:クリスパ)
を発見した。

 一般に、タンパク質の結晶を作製する場合は、タンパク質の純度と濃度の高い水溶液を静置することで、大きくて美しい結晶が得られる。
 
 
 生きた細胞の中では非常に多くの種類の分子が絶えず動き回っているため、結晶の形成は起きにくいと考えられていた。

 
 研究では、紫外線を浴びて緑色から赤色に変わる蛍光タンパク質「KikGR」にアミノ酸変異を導入する実験過程で、ある改変体が細胞内で結晶化することを見つけた。
 
 これを「Xpa(Crystalizable and photo-activatable:クリスパ)」と命名した。


 そして、XPaタンパク質を発現する培養細胞をタイムラプスイメージングという手法で観察したところ、細胞質中に広がったXpaタンパク質が一瞬にして集積し、数ミクロン程度のひし形結晶に変身する様子が確認された。

 
 本研究成果が、アルツハイマー病におけるアミロイド斑形成やプリオン病におけるプリオン凝集などの現象解明にも繋がると期待されている。
 
 
 
  
  

manekinecco at 21:30トラックバック(0)新発見  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote
   
 土星の1日の長さは、10時間32分45秒であるとの最新の研究結果が25日、発表された。太陽系の内側から6番目の、輪を持つガス状巨大惑星に関する謎の解明をさらに進める成果だという。

 土星の自転周期は長年、科学者らの頭を悩ませてきた。土星表面には目印になる動かない物体が存在しないため、自転速度を容易に計測することができないことがその理由だ。

 自転周期のこれまでの計測では、米航空宇宙局(NASA)の無人探査機ボイジャー(Voyager)に搭載の電波測定器を用いた結果は10時間39分22.4秒、土星探査機カッシーニ(Cassini)では10時間47分6秒という結果が得られていた。

 イスラエル・テルアビブ大学(Tel Aviv University)などの研究チームが今回発表した自転周期は、土星の重力場の測定に基づき、惑星の形状と密度に応じた補正を加えて算出したもので、論文の執筆者らは「これまでで最も正確」と考えられるとしている。

 研究チームはこの結果を検証するため、木星の自転周期に同じ測定手法を適用し、裏付けを得ているという。木星は、土星の隣にあるガス状の惑星で、自転速度の解明がすでに十分進んでいる。

 論文共同執筆者の一人、同大のRavit Helled氏は、AFPの取材に「土星の自転周期を正確に求めることは、土星大気の動態と内部構造の理解に関して重要な意味を持つ」と電子メールで述べた。

 同氏は、内部構造を理解することにより「ガス状巨大惑星の形成過程に関する重要な情報が得られる」としており、また最新の計測結果については、土星のコアがこれまで推定されていたより小さいことを示唆していると指摘した。

 今回の手法は将来、他の巨大惑星の自転周期を導出するために利用される可能性があるという。
 
 
 
 
   


manekinecco at 09:10トラックバック(0)サイエンス  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

March 27, 2015

 
サウジアラビア軍

 サウジアラビア陸軍、サウジアラビア海軍、サウジアラビア空軍、サウジアラビア防空軍、サウジアラビア国家警備隊で構成されている。

 サウジアラビア軍の法律上の最高司令官は国王となっているが、事実上の指揮権はサウジアラビア政府のトップである首相が有している。
 
 ただ、建国以来、首相職は一貫して歴代国王の兼任。


 サウジアラビア軍の管理・運営は国防省 (Ministry of Defence) が担当している。


 1902年にジャバル・シャンマル王国のラシード家を
   アブドゥルアズィーズ・イブン・サウード(初代国王)
がリヤドを奪回するために集めたサウード家の親戚縁者からなる40人の兵力でマスマク城に守備隊3,000人とともに居を構えていたアジュラーン総督を討ち取り奪還した。

  イギリスのジョン・フィルビーの所属したインド総督府の支援を受けて軍備を拡張していき、ラシード家やハーシム家との戦争に勝利して現在のサウジアラビアの国土を得た。

 
・サウジアラビア陸軍
  75,000人の兵力を保有
  
 
・サウジアラビア海軍
  3000人の海兵隊員を含む13,500人の兵力を保有。
  艦船隻数:95隻  航空機数:33機  コースト・ガード:船艇24隻

 
・サウジアラビア空軍
  11の部隊から編成された20,000人の人員を保有。 
  装備する航空機はアメリカ、フランス、イギリスなどさまざまな国から購入している。

  F-15SA 84機 F-15S 68機 F-15C/D 80機 タイフーン戦闘機 42機

  トーネドIDS 80機 ホーク練習機 30機 キングエア 6機  など


・サウジアラビア防空軍
  16,000人の人員を保有。
  MIM-23 ホークやパトリオットミサイルを多数保有。


・サウジアラビア国家警備隊
  25,000人の民兵を含む125,000人からなる常設組織で、1975年に米国の民間軍事会社
    Vinnell Corporation
  の指導により1980年代初めまでに、4個混成大隊を有し、装備・練度においては正規軍を上回る
  エリート部隊となった。
 
 
 1992年に定められたサウジアラビアの統治基本法は、軍の任務として「イスラム教義、二聖モスク、社会と祖国の防衛」を定めている。



  

manekinecco at 06:23トラックバック(0)軍事戦略  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

March 26, 2015

 
 太陽系には太陽から最も遠く離れた海王星など8つの惑星があるとされているが、スペインと英国の天文学者が、少なくともあと2つ惑星が存在するはずだと、英国王立天文学会の学会誌「Monthly Notices of the Royal Astronomical SocietyMNRAS)」で発表した。
 
 

 海王星のさらに外側には冥王星があるが、国際天文学連合(International Astronomical UnionIAU)は2006年、冥王星を惑星から「準惑星」に格下げし、太陽系の惑星を8個とした。しかし現在でも太陽系で最も太陽から遠く離れた惑星は冥王星だと主張する人はいる。

  

 太陽から極めて遠く離れている「ETNO(extreme trans-Neptunian objects)」という種類の天体は、理論的には、太陽から約150天文単位(1天文単位は地球と太陽間の平均距離で、約1億5000万キロメートル) 程度の距離にあり、太陽系の惑星とほぼ同じ軌道面にあるはずだった。しかし十数個のETNOを観測したところ、太陽からの距離が150〜525天文単位と いうかなり広い範囲に散らばっていた上に、それらの軌道面は惑星の軌道面から20度ほど傾いていた。

  

 

 天文学者らは、これらのETNOよりずっと大きな天体──惑星──が近傍に存在し、ETNOに影響を与えているのではないかとしている。
 
 
 
 
  
   
   


manekinecco at 09:17トラックバック(0)サイエンス  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

March 25, 2015

 
 スイス、ジュネーブ大学の研究チームはカメレオンの皮膚にはとても小さな結晶を含んだ細胞の層があり、この
   細胞の伸縮
によって体の色を変化させていることを発表した。

 
 研究チームが調べたのは、パンサーカメレオン(学名:Furcifer pardalis)の皮膚構造で、このカメレオンの皮膚には、微小結晶入りの細胞でできた2つの層があるという。

 
 2つの層を作っている細胞は虹色素胞といい、このうち体表に近い1層目が完全に発達しているのはオスの成体だけ。


 色とりどりの体をメスに見せてアピールする目的がある。


 カメレオンがリラックスしている時、結晶は密に並んでおり、青色の光を反射した。
 
 それが皮膚にある黄色の色素と結びついて、体が緑色に見える。


 逆に、細胞が引き伸ばされると結晶同士の間隔が広がるため、現れる色は黄色から赤の範囲になるという。

 下層にあたる2層目は、どのカメレオンにもあるもので同じく虹色素胞でできているが、反射する光のスペクトルは1層目よりも広く、特に近赤外線を反射する。

 目には見えないが、熱として感じる波長に近い光という。
 

 研究チームでは、この2層目の働きが変温動物であるカメレオンの体温調節に役立っているのではないかと推測している。


 一方、体表に近い1層目は、敵から身を守るためのカムフラージュと、求愛のための体色変化に関わっていると考えられるとのこと。
 
 
 
  
   

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March 24, 2015

 
 東京大学 米国のウィスコンシン大学やミネソタ大学、理化学研究所と共同で、植物から
   抗菌物質
を発見した。

 農作物に感染する病原菌の生育を抑え、従来の硫酸銅を含む農薬に比べ、抗菌作用が10倍強いという。


 植物の物質を使った農薬として、3〜5年後の実用化を目指す。
 
 

 研究では稲わらや樹皮、木片を分解して、9種類の天然物質を調べた。
 
 最も抗菌作用のある物質
   「ポアシン酸」
は、酵母の細胞壁にくっついて体が維持できないようにしていた。

 この物質は酵母のほかにジャガイモやトマトに感染する糸状菌や、ダイズに被害をもたらす卵菌でも感染を抑える効果もわかった。
 
 
 現在、ウィスコンシン大学の農場で試験しており、まずは米国での実用化を計画している。

 
 なお、原料が植物からできているので、環境汚染のリスクは低いと考えられる。
 
 
 
 
     

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March 23, 2015

 
 東京大学の藤原晴彦教授らによる研究グループは、シロオビアゲハとナミアゲハの2種のゲノムを解読し、シロオビアゲハの雌が翅の紋様などを毒蝶のベニモンアゲハに似せて捕食者から逃れる擬態(ベイツ型擬態)の原因遺伝子や分子機構の一端を明らかにした。

 
 シロオビアゲハは、毒蝶であるベニモンアゲハに紋様や行動を似せて捕食者をだますベイツ型擬態をすることで知られている。
 
 ナミアゲハは、蝶の視覚、味覚、隠蔽型擬態など多様な現象を理解するための実験材料として広く使われている。
 
 
 研究では、これら2種のアゲハチョウのゲノムを完全に解読することに成功した。
 
 シロオビアゲハのゲノムは2.27億塩基対、ナミアゲハは2.24億塩基対で、オオカバマダラなど他の蝶とは同程度の大きさであることが分かった。
 
 
 シロオビアゲハの雌の擬態型(優性:H)とシロオビアゲハの雌の非擬態型(劣性:h)の全ゲノム配列を比較したところ、両者の配列が大きく異なる領域が常染色体上に1か所だけ見つかった。
 
 そこには性分化を制御すdoublesex(dsx)という遺伝子が主に存在し、この領域では染色体の並びが逆転する現象が起きていることも明らかになった。

 さらに、新たに開発した遺伝子導入技術などから、擬態をするシロオビアゲハの擬態型dsxのメッセンジャーRNAが翅の紋様などの擬態を生じさせることもわかった。

 今後は、明らかになったゲノム情報が多様な基礎研究や、食植性昆虫の防除・生育制御に役立てられることが期待される。
 
 
 
 
 
   
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