March 2016

March 31, 2016

 
 ブラックホールのなかでも巨大なものは、物質を吸い込む。
 一方で、周りからガスを噴き出しているが、この「ジェット」が、これまで考えられていたよりも早い段階で光速近くまで加速していることを国立天文台の秦和弘・助教らのグループが観測で確かめた。
 
 強い重力をどう振り切っているのか、噴出の仕組みを解く手がかりになる。

 
 巨大ブラックホールの周りでは、高温高圧となった物質のエネルギーなどによって、ガスが2方向に噴き出している。
 
 これまではゆっくりと噴き出し、100光年ほど進む間に加速されると考えられていた。

 研究チームでは、おとめ座にあるM87銀河のブラックホールがつくる長さ5千光年のジェットに注目した。

 2013年から日本と韓国の電波望遠鏡7台を使って観測したところブラックホールから3〜5光年と、従来の説よりも10倍以上手前の位置で光速の8割に達していることが分かった。

  
 
  
    

manekinecco at 07:55トラックバック(0)サイエンス  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

March 30, 2016

 
 子宮頸(けい)がんワクチン接種後の健康被害を訴える少女らを診療している厚生労働省研究班代表の池田修一信州大教授(脳神経内科)は16日、脳機能障害が起きている患者の8割弱で免疫システムに関わる遺伝子が同じ型だったとの分析結果をまとめた。
 
 
 ワクチン接種前に遺伝子型を調べることで、接種後の障害の出やすさの予測につなげられる可能性がある。 

 研究班は信州大と鹿児島大で、ワクチン接種後に学習障害や過剰な睡眠などの脳機能障害が出た10代の少女らの血液を採り、遺伝子「HLA−DPB1」の型を調べた。

 「0501」の型の患者が信州大で14人中10人(71%)、鹿児島大で19人中16人(84%)を占めた。
 「0501」は一般の日本人の集団では4割程度とされ、患者の型に偏りが見られた。

 
 今後、対象を手足の痛みなど別の症状のある患者も含めて150人に広げ、発症の仕組みなどについて研究を続けるとのこと。 
 
 
  
 
    

manekinecco at 07:51トラックバック(0)よもやまばなし  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

March 29, 2016

 
 富山大大学院医学薬学研究部免疫バイオ・創薬探索研究講座(県寄付講座)の高津聖志客員教授らの研究グループは、漢方薬の原料として使われる甘草の成分
   「イソリクイリチゲニン」(ILG)
が、メタボリックシンドロームなどの進行を抑制する仕組みを解明したと発表した。
 
 ILGの粉末を混ぜたエサを約5か月、メタボ化したマウスに与える実験を実施したところ、ILGが、脂肪細胞や白血球に作用し、内臓脂肪の炎症や組織が硬くなる状態「線維化」を抑制することを突き止めた。

 
 これまでメタボ発症には内臓脂肪の慢性的な炎症が深く関わっていることが判明していた。
 
 
 
  

manekinecco at 07:46トラックバック(0)新発見  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

March 28, 2016

 
 東京大宇宙線研究所は25日、岐阜県・神岡鉱山にある重力波観測装置「KAGRA(かぐら)」の試験運転を始めたと発表した。
 
 重力波をとらえるためのレーザー光を初めて照射し、約1カ月間にわたり基本的な性能を確認する。

 KAGRAは昨秋にほぼ完成しており、今後も試験運転を繰り返し、2017年度中の本格観測開始を目指す。 
 
 
 
 
  

manekinecco at 07:18トラックバック(0)サイエンス  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

March 27, 2016

 
 米国のクレイグ・ベンター博士らのチームは生命活動を維持するのに必要最小限のゲノム(全遺伝情報)だけを持った細菌を人工的に作ることに成功した発表した。

 自己複製できないウイルスなどを除けば、自然の中にいるどの生物よりも遺伝情報や遺伝子の数が少ないという。
 
 ベンター博士は「生命の起源や進化の謎に迫る成果だ」と話した。
 
 
 
 
  

manekinecco at 07:16トラックバック(0)サイエンス  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote
 
 コンゴ動乱とは、フランス植民地が次々と独立していくことに刺激されて、独立を求めて暴動を起こすようになったもので1960年にベルギーのアフリカにあった植民地コンゴが独立した直後から始まった内乱のこと。

 ただ、ベルギーは独立を認めたものの南部の豊かな鉱山地帯(有数の銅、コバルトの産地)であるカタンガ州を分離独立させて影響力を残そうとして軍隊を派遣した。
 
 同年7月11日に、旧宗主国のベルギーから支援された
   モイーズ・チョンベ
は、この混乱の拡大に乗じて南部カタンガ州がカタンガ国として分離独立することを宣言した。
 
 混乱を収拾するために国際連合安全保障理事会常任理事国の米国とソ連の一致で国際連合安全保障理事会決議143が採択されてコンゴ国連軍が投入された。
 
 しかし、国連事務総長ダグ・ハマーショルドの中立姿勢から国連軍はカタンガへの介入に消極的であったことから、初代首相パトリス・ルムンバは支援を求めてソ連に急速に接近した。
 
 この動きが米国寄りの初代大統領ジョゼフ・カサブブとの対立を生んだ。


 ジョゼフ=デジレ・モブツは、1960年9月14日に、政治状況の打開を口実として無血クーデターを起こした。
 首相であった新ソ連派のルムンバは自宅軟禁下に置かれた。
 
 その後、ルムンバは、モブツによって、カタンガのチョンベに引き渡され1961年1月17日に処刑された。
 
 同年9月18日には、紛争の拡大を話し合いで収束させようとカタンガ側との仲介を試みた国連事務総長ダグ・ハマーショルドが、飛行機墜落事故で死亡した。
 
 なおハマーショルドはスウェーデン出身で経済学者であったが国連に入り、事務総長としてスエズ問題の処理にあたり、その公正で誠実な人柄は国際的な信頼を受けており、この墜落事故は国際鉱山資本の権益を守るためにイスラエル諜報機関モサドが実行した謀略であったとも噂されている。

 

 ハマーショルド死後の国連は新しく選ばれた事務総長ウ・タントが対応を激変させて武力で、カタンガに積極的に介入する方針に転換した。
 
 米ソ双方の支持を取り付けた国際連合安全保障理事会決議169)で国連軍を投入し、1963年1月21日に、コンゴ国連軍がチョンベ派の最後の拠点を制圧、カタンガの分離活動は沈静化に向かった。

 毛沢東主義に感化されて左傾化した旧ルムンバ派の一部は、シンバの反乱を引き起こし、1964年7月末からコンゴ中部及び東部で急速に勢力を拡大した。
 
 スタンリーヴィルに監禁された人質を救出する目的で、1964年11月24日から米国とベルギーが合同で展開した
   ドラゴン・ルージュ作戦
によって、シンバの反乱軍勢力は大打撃を受け、その直後に崩壊した。

 
 カサブブと、亡命先から帰国して暫定首相に就任したチョンベとの間で新たな政治的対立が生まれた。
 こうした混沌とした政治状況の打破を狙い1965年11月25日に、モブツが二度目の無血クーデターを起こして権力を掌握し、独立以来続いていた混乱は事実上終結した。


 このコンゴ動乱は、冷戦を主導した米国とソ連による代理戦争であり、動乱の期間中に、約10万人が殺害されたと見られている。
 


 
 
   

manekinecco at 06:40トラックバック(0)軍事戦略  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

March 26, 2016

 
 コホルス(cohors)
 
 ローマ帝国時代、重装歩兵からなる
   ローマ軍団(レギオ)
の編成単位で現代の軍隊編制における大隊におおよそ相当する。
 歩兵大隊などと訳される。

 通常、コホルス1個はマニプルス(歩兵中隊)3個
 マニプルス1個はケントゥリア(百人隊、歩兵小隊)2個から構成されていた。
 コホルス1個はすなわち6つのケントゥリアから構成され600人となる。
 
 なお各レギオの第1コホルスは名誉ある部隊とされ、通常の2倍の兵力で構成された。
 1個コホルスの人員は時代によって異なり、マリウスの軍制改革以後では定員600人ほどだが、実際には定員割れを起こしていることが多かった。
 
 なお、のちにアウグストゥスの治世では軍制改革が行われて定員が450人となった。
 
 
 コホルスの指揮は上位の
   ケントゥリオン(百人隊長)
が担い、下位のケントゥリオンに命令を下した。
 
 またコホルスの中でも第1コホルスの指揮は
   「プリムス・ピルス」
と呼ばれる筆頭ケントゥリオンが執った。
 
 
 

    

manekinecco at 05:08トラックバック(0)軍事戦略  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

March 25, 2016

 
 名古屋大学の堀克敏教授らは、独マックスプランク研究所のLupas博士らとの国際共同研究で、微生物のもつ巨大ナノファイバー蛋白質の一部の立体構造を解明することに成功した。
 
 この蛋白質は微生物細胞を様々な材料表面に強固に接着させる機能を持っている。
 
 今回の成果は、微生物細胞を固定して効率的に利用する技術の改善につながる可能性がある。

 堀教授が巨大ナノファイバー蛋白質を約10年前に発見し、AtaAと名付けていた。
 
 その後、薬の原料や化学品を生産する有用な微生物にこの遺伝子を導入してAtaA蛋白質をつくらせることで好きな材料表面に微生物を固定化し、効率的に物質を生産する技術の開発に成功した。

 ただ、AtaAは3630アミノ酸からなる巨大なポリペプチド鎖三本で構成される複雑かつ巨大な蛋白質であり、その立体構造は明らかとなっていなかった。

 
 研究では、AtaA蛋白質の一部の結晶化に成功し、その構造を分析した結果、3本のポリペプチド鎖が三つ編み様に編まれてコイルドコイルと呼ばれる超らせん構造などを持ち、簡単には壊すことのできない強い構造体を形成していることがわかった。

 一方、曲がることのできる柔軟構造が散りばめられており、剛直ではなく柔軟なファイバーを形成していることもわかった。

 さらに、ループと言われる構造があるためファイバーの太さが急激に変化しないことなどが明らかになった。
 
 太さの急激な変化は応力集中という現象を引き起こし、そこから壊れやすくなるが、そのような面でも補強されていることがわかった。

   
 

 
     

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March 24, 2016

 
 熊本大(熊本市)は23日、遺伝子組み換え実験で使ったウイルスを滅菌せず、誤って実験室の流し台に捨てたと発表した。
 
 なお、ウイルスに病原性はなく、貯留槽内で薄められ、下水道への流出はないとのこと。

 遺伝子組み換え生物使用規制法は、拡散防止のため、遺伝子を組み換えた生物は熱や薬品で死滅させて廃棄するよう義務付けており、熊本大学では「再発防止に努める」としている。

 大学院の生命科学研究部によると、2月26日、ウイルスを遠心分離した後の上澄み液約50ミリリットルを処理前に誤って流し台に廃棄した。
 
 このミスに気付き、約1時間後にウイルスを不活性化させる溶液を流し台に投入した。
 
 
 
 
    

manekinecco at 07:08トラックバック(0)よもやまばなし  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

March 23, 2016

 
プリムス・ピルス(prīmus pīlus, プリームス・ピールス)
 
 古代ローマのローマ軍における階級
 下士官・軍団兵の最高位にあたる。
 
 ケントゥリオ(百人隊長)の筆頭で
   筆頭百人隊長
   首位百人隊長
などと意訳される。

 ラテン語で「第一の槍」という意味であり、第1の(プリムス)コホルス(歩兵大隊)でトリアリイ(第三戦列)の「槍(ピルス=ピルム)」を受け持つケントゥリア(百人隊)を指揮していたことに由来している。

 各軍団内の下士官・軍団兵の中で最も階級が高く、定員の2倍の規模を持つ「第1コホルス」を指揮し、軍団長であるレガトゥス・レギオニスの相談役を受け持った。
 
 将校に対する兵士の筆頭を務める者として軍団兵から非常に敬意を表された階級とされる

 
 なお、プリムス・ピルスを務めた者は退役後、ローマ社会の上流階級の入口である
   騎士階級
の一員として迎え入れられ。
 
 将校として軍隊に残ると、レギオの事実上の副司令官を務めることもあったが、その際には「野営長官(プラエフェクトゥス・カストロルム)」という階級が用意された。

 現在の軍隊で言えば大佐に相当する。
 
 
 

    

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