May 2016

May 31, 2016

 
 心臓から全身に血液を送る大動脈が内側から裂ける
   「大動脈解離」
は突然死を引き起こす。
 
 この病気の兆候を見つけようと、大阪循環器内科医で大阪警察病院名誉院長の児玉和久さん(77)が大動脈内を直接観察できる内視鏡を開発し、臨床研究を進めている。
 
 開発した内視鏡は直径約2ミリのひも状で、ふとももから血管に入れて大動脈まで届かせ、内側の画像をモニターに映し出して診断するもの。

 児玉さんは心臓を取り囲む冠動脈の詰まりが原因で起きる心筋梗塞(こうそく)や狭心症の治療が専門で、20年以上前に冠動脈の内視鏡を開発した実績がある。
 
 先端から透明な液体を出して血管内の視界を確保することで、血流を止めずに使用できる点が画期的と評価され、医療現場でこれまで活用されてきた。

 2014年、仲間の医師がこの内視鏡を使用していたところ、冠動脈から抜けて偶然大動脈に入り、映像が映った。
 
 瓢箪から駒の観測で「大動脈にも使えるのでは」と思い立ち、液体の出る量を増やし、血流が多い大動脈で使えるように改良した。

 
 これまで大動脈の検査には、エックス線撮影や超音波などが用いられるが、血管内を直接のぞくものではない。
 
 このため、異常を詳しく把握するのは難しかった。 
 

   

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May 30, 2016

 
 理化学研究所脳科学総合研究センターなどのグループはメスの魚が水中に出すフェロモンをオスが受け止めるために必要な遺伝子を特定した。
 
 また、フェロモンの刺激で神経回路が活性化され求愛行動を促す仕組みも解明した。

 鼻の奥にある細胞では、においを受け止める「嗅覚(きゅうかく)受容体」を作る遺伝子が働いている。

 この遺伝子は熱帯魚のゼブラフィッシュでは約150種類ある。
 しかし、一つの細胞では1種類の遺伝子しか働かないことを発見した米国の研究者は2004年にノーベル医学生理学賞を受賞している。

 グループではプロスタグランジンF2αというフェロモンによる刺激で活性化する細胞を選び出し、フェロモンを認識する嗅覚受容体の遺伝子を突き止めた。
 
 なお、この遺伝子の働きを止めると、メスを追いかけるなどの求愛行動をしなくなることも確認した。
 
 
 
 

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 オリンピックが開催されるブラジルなど中南米を中心に流行している
   ジカウイルス感染症(ジカ熱)
の拡大防止に向け、田中貴金属工業がジカウイルスを検出する試薬を開発した。 
 
 
 これまでウイルスの検出には特別な設備が必要で、半日〜1日を要していた。
 
 この新試薬では10〜15分で済むようになるという。

  世界で初めて血中から直接、ウイルスを検出できる試薬で、2005年から金の微粒子にウイルスのたんぱく質(抗原)やウイルスを攻撃する抗体を結合させる研究を始め、インフルエンザの診断キットの開発にも成功している。
 
 これまで培ってきた技術を応用し、新試薬にはジカウイルスと反応する性質を持たせたとのこと。 
 
 

  

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May 29, 2016

 
 京都大学京大大学院アジア・アフリカ地域研究研究科の
   座馬(ざんま)耕一郎研究員
らは類人猿のチンパンジーが木の上に作る寝床をヒントに
   究極の快眠
へ誘(いざな)うベッドを開発した。
 
 その名も「人類進化ベッド」で京大総合博物館で開催中の「ねむり展」で公開している。
 
 
 野生のチンパンジーは食べ物を求めて移動し、たどり着いた場所で樹上に枝を折り重ね、中央がくぼんだ寝床を作って眠る。
 
 アフリカの森で一度そのベッドに寝てみたことがあり体を自然に包み込む形と適度な揺れるという。
 
 生まれてこのかた一番の寝心地だったことから人間のベッドに活用できないかと考え、環境デザイナーの石川新一さんや寝具メーカーのイワタ(京都市)と昨年5月から開発を進めてきたとのこと。

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May 28, 2016

 
 理研、名古屋大学、東京大学の共同研究グループでは26日、睡眠不足時に
   大脳新皮質
に刺激を与えると記憶力が向上することを発見したと発表した。

 睡眠には、浅い眠り(レム睡眠)と深い眠り(ノンレム催眠)がある。
 
 人は眠りにつくと、まずノンレム睡眠が現れ、次にレム睡眠へ移行する。
 
 約90分周期で1晩に4〜5回、繰り返され、このような睡眠には、起きているときの知覚体験を記憶として定着させる機能があるという。

 この機能は、睡眠時の脳内の内因的な情報により知覚記憶が定着すると考えられているが、具体的にどの脳回路が知覚記憶の定着に関与するかはこれまで不明だった。


 共同研究グループでは、マウスによる動物実験で学習直後の断眠時に大脳新皮質を再活性化させることで、睡眠不足であっても知覚記憶を向上させられることを証明した。

 なお、知覚記憶を定着させるには、睡眠不足の状態であっても記憶力の低下を脳刺激によって補えることが分かった。


 今後、さらに臨床に適用できるように改良することで、睡眠障害による記憶障害の治療方法の開発に応用できることが期待される。
 
 

 

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May 27, 2016

 
 ニコン 京都大学iPS細胞研究所と共同研究契約を締結したと26日発表した。
 
 顕微鏡でとらえたデジタル画像を解析し、iPS細胞の状態を客観的なデータで評価する手法を開発する計画。
 
 培養の方法によって細胞の品質にどのような差が生じるかを数値で比較し、安定した大量培養技術の確立に役立てるとしている。
 
 従来は細胞評価を研究者らの目視観察に頼っており、ばらつきが課題になっていた。 
 
 

   

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May 16, 2016

 
 排せつ教育や公共トイレの整備などに取り組む民間団体
   NPO法人日本トイレ研究所(東京都港区、加藤篤代表)
が小学生4833人を対象に調査したもの。
 調査の結果、現代の子どもが成人女性と同程度に便秘状態になっている可能性が推定された。

 この調査は今年3月、全国47都道府県の小学生の保護者を対象に「小学生の排便と生活習慣に関する調査」として実施された。

 
 結果によると、国際的な便秘の基準に照らし合わせて、小学生の5人に1人(20.2%)が便秘状態にあった。
 一方で、その保護者のうち32.0%は、子どもが便秘状態にあることを認識していなかった。
 
 また、小学生の2人に1人(49.7%)が学校で排便しない、またはほとんどしないと回答した。
 
 学校での排便を我慢することについても、2人に1人(52.8%)がよくある、時々あると答えた。
 この理由を尋ねたところ、55.9%が「友達に知られたくないから」と回答した。

 「学校で排便したことで、友達にからかわれることはありますか」という質問には、18.0%がよくある、時々あると答えた。
 
 さらに、友人の目を気にする傾向は学年が上がるにつれて強くなった。

 便秘状態にある子どもの保護者への調査では、そうでない子どもの保護者に比べて「食生活、睡眠、運動などの正しい生活習慣が十分でない」と感じている傾向があった。

 
 また、睡眠に関しては、便秘状態にある子どもは、そうでない子どもに比べて午前7時以降に起床し、午後10時以降に就寝することが多い傾向があった。
 
 ただ、便秘状態にある子どもの保護者のうち、18.6%は特に対策をしていなかった。
 
 
 
    

manekinecco at 06:51トラックバック(0)よもやまばなし  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

May 15, 2016

 
 中部大学と名古屋大学のチームがホタルの発光のもとになる
    物質「ルシフェリン」
が、2種類の化学物質を水の中で混ぜるだけで簡単に合成できることを、発見した。
 

 チームによると、ホタルの祖先は約1億年前に現れたとされる。
 しかし、発光能力がどう進化したかは分かっていない。


 この化学物質は「ベンゾキノン」と「システイン」で中性の水に入れ、室温で3時間かき混ぜると微量のルシフェリンが合成できたとのこと。
 
 
 
    

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May 14, 2016

 
 国立循環器病研究センター(国循、大阪府吹田市)は6日、脳の血管にこぶができ、脳出血の原因となる「脳動脈瘤」の新しい治療機器の臨床試験(治験)を9日に始めると発表した。
 
 
 この治験で使うのは、特殊なフィルムで覆われた長さ2〜3センチ、直径3〜5ミリの筒状の機器(ステント)で、国循が開発した。
 
 脚の血管から送り込んだこの機器をこぶ周辺の脳の血管に挿入するとフィルムが血流を完全に遮断し、こぶが縮んで破裂を防ぐ。
 
 こぶに直接触れないため安全性が高いという。

 従来は、こぶの根元をクリップで留める外科手術などで血流を遮断していた。
 しかし、こぶが大きいと完全に遮断できず破裂するケースもあった。
 

 治験では、国循など3施設で実施。現在の治療で根治が難しい患者12人に使い、2年かけて安全性と効果を調べるとのこと。
 
 
 

     

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May 13, 2016

 
 地球温暖化につながる二酸化炭素の排出量が多い鉄鋼業界で、鉄を作るときに水素を投入することで二酸化炭素の排出量を抑制する最新の設備の実証実験が来月から始まる。

 製鉄では、鉄鉱石に含まれる酸素を取り除く必要がある。
 
 大手鉄鋼メーカーでは、高炉に石炭を原料とするコークスや鉄鉱石を入れて熱し、酸素と炭素を反応させている。
 
 その結果、業界全体として大量の二酸化炭素を排出していることが課題となっている。
 
 大手鉄鋼メーカー各社とNEDO=新エネルギー・産業技術総合開発機構は、二酸化炭素の排出量を抑える最新の設備の実証実験を来月から始める。
 
 千葉県君津市に設けられた設備では、高温状態の高炉の中に水素を投入し、鉄鉱石に含まれる酸素と反応させることでコークスの中の炭素と反応する酸素の量を少なくし、二酸化炭素の排出量を抑える技術が使われる。 
 
 ただ、この技術では、水素と酸素の反応で水蒸気ができ高炉内の温度が下がって鉄の生産量が落ちることにつながる。
 
 このため、実験では、どう水素を投入すれば最適の生産につながるか確認する研究が主体となる。
     
 
 
 
    

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