October 27, 2008

細胞外からの増殖信号によるがん(悪性中皮腫)発症のメカニズムを突き止めた

 愛知県がんセンターの研究グループが、アスベストが原因とされる悪性中皮腫で

    細胞外からの増殖信号

による発症のメカニズムを突き止めた。

 現在進められている治療薬の開発に成果が活用できるとみられる。

 胸膜や腹膜にできる悪性中皮腫は早期発見が困難で、手術が難しい。

 同センターは今回、細胞膜上にあり、外部から増殖の信号を受け取って細胞内に送る

   受容体が2種類以上、同時に異常活性化

していることを突き止めた。
 現在は十数種類の受容体が確認されているが、これらが異常に活性化すると細胞分裂の信号を勝手に出すようになり、がんなどを発症させるという。

 それぞれの受容体に働き、副作用がない薬の開発が進んでいるが、1つの受容体の異常活性化を抑制する薬を使用しても、7−8割以上、細胞が生き残った。
 しかし、2種類に対する薬を同時に投与すると細胞数は3割以下に下がったという。
   


manekinecco at 01:13トラックバック(0)新発見   このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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