ドガの1億円の絵が盗難
AFP通信によると、南仏マルセイユ市街にある
カンティニ美術館
で31日、展示中だったフランスの印象派画家ドガのパステル画「合唱隊」(1877年、パリ・オルセー美術館所蔵)が壁から消えてなくなっているのを館員が発見、警察に通報したという。
警察当局は盗難事件と見て捜査に着手した。
全仏美術館会議によると、被害額は80万ユーロ(約1億400万円)に達する見込み。
警報装置が取り付けられていたものの展示されている絵が縦27センチ、横幅32センチと小さく、容易に持ち運びが可能であったもの。
警察は何者かが侵入したか、同美術館の関係者による犯行と見て調べている。