June 30, 2015

結晶に光を照射すると変形し移動するという現象を発見。

 
 産業技術総合研究所の則包恭央主任研究員らは
   アゾベンゼン
という単純な構造を持つ有機物質の結晶が、光照射によってガラス板の上を変形しながら移動する現象を発見した。

 これまで、固体表面上の液滴や固体を、光を照射して移動させた例が報告されているが、特殊な表面処理を施した基板や、光照射の精密な制御、光源としてレーザーを必要とするといった条件が必要だった。

 

 研究では、単純な分子構造を持つアゾベンゼン誘導体である3,3'-ジメチルアゾベンゼン(DMAB)をガラス板上に載せ、紫外光と可視光を互いに反対方向から斜めに照射したところ、紫外光から遠ざかる方向に結晶が移動することが分かった。

 結晶の移動速度は、光の強さや角度によって変わった。

 また、ガラス板を垂直に立てた状態での光照射による結晶移動を試みたところ、結晶が壁面を上る(鉛直方向に移動する)ことも可能であることが分かったという。

 今後、光で結晶が移動する現象の詳細なメカニズムの解明を目指すとしている。


 物質や物体移動の自在制御やバルブなどの応用技術の開発に向けて、より速く移動する化合物や、より弱い光でも移動する化合物についての研究を行う予定。
 
 
  
 

manekinecco at 08:10トラックバック(0)新発見   このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

トラックバックURL

はじめに
当ホームページ内の情報はあくまでも参考情報です。投資にあたっての判断は投資する人の自己責任でお願いします。
当ホームページでは、一切の責任を負いませんでご了承下さい。
記事検索
Publicidad
パーツ提供:ALL外為比較
analisis
  • ライブドアブログ