August 09, 2015

魚類も論理的思考能力を持つ

 
 哺乳類、特に霊長類においては、「A>BかつB>C であればA>Cである」という論理的思考能力を持つことが知られている。


 大阪市立大学の幸田正典教授らの研究グループは、魚類の一種が、「A>BかつB>CであればA>Cである」という論理的な思考ができることを明らかにした。



 魚類の研究例はこれまでなかった。

 研究では、カワスズメ科の一種である「ジュリドクロミス」を用いた実験を行った。

 まず、同サイズの雄3個体を準備して2個体を水槽に入れて闘わせ、勝った個体をB、負けた個体をCとする。
 
 次にAとBが闘っているところを、水槽越しにCに見せたところ、Aが勝った。
 つまり、A>Bという場面を、Cは目撃したことになる。

 CはAとは直接には闘っていないが、もしCが“自分より強いBに勝ったAは、自分より強いだろうと推測できるのなら、CはAに対して闘う前に劣位行動を示すと予想される。

 実際に別の水槽でAとCを出会わせると、12個体のCのうち11個体が、統計的に有意にかつ的確に、劣位行動を取ることが分かったという。
 

 従来の動物行動学や動物心理学では、大脳が大きく発達した哺乳類(特に霊長類)が賢くて、洞察、類推や問題解決などの「思考」が可能である。
 
 
 これに対し、脳の小さな爬虫類、両生類、特に魚類にはそのような思考や認識能力はないと考えられてきた。


 今回の研究成果は、魚類でも論理的な思考ができることを示しており、研究グループは、いずれは教科書の書き換えにつながっていく発見ともいえる成果。
 
 
 
 
   

manekinecco at 04:43トラックバック(0)新発見   このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

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