新発見

January 08, 2018

 
 慶応大の奥野博庸(ひろのぶ)助教らの研究チームは生まれつき目や耳などに障害がある難病が起こるしくみの一部を解明し、専門誌で報告した。
 
 「チャージ症候群」の患者らから皮膚の細胞を提供してもらった
   iPS細胞
を使って胎児の時にどのように病気になるかを調べた。
  
 目や耳といった感覚器などのもとになる「神経堤(てい)細胞」という細胞に、これをニワトリの胚(はい)に移植して様子を観察して病気のなり立ちを調べた。
 
 患者の症状を改善するための手がかりになる可能性があり、治療薬の開発につなげたいという。

 チャージ症候群の患者は視力や聴力の障害のほか、心臓や神経など様々な臓器や組織で特定の遺伝子がうまく働かないことが原因とされる問題が起きる。

 なお、生まれた時にはすでに障害が生じており、どのようにして病気になるのかよくわかっていなかった。

   

manekinecco at 21:47  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

January 01, 2018

 
 理化学研究所、東京医科歯科大学などの共同研究チームは、大規模な解析により
   新しいぜんそく関連遺伝子
と、ぜんそくと自己免疫疾患や炎症性疾患との関係、感染などへの免疫応答の関与などの手がかりを発見した。

 ぜんそくは多因子疾患とされ罹患率や遺伝子要因のぜんそくへの寄与率の推定値は国や人種によって大きく異なる。

 もともと、ぜんそくは環境の違いに左右されやすく、症状も多様なこともあり、これまで20の研究からぜんそくとの関連が認められた遺伝子座はわずか21である。

 現在最大規模となる世界中の多集団(142,000人以上)で大規模ゲノムワイド関連解析を行った結果、人種や環境の違いに左右されにくい、ぜんそくのリスクとなる18遺伝子座と878の一塩基多型(SNP)の包括的なカタログを構築した。
 
 これにより、ぜんそくに関連する5遺伝子座を発見した。
 ぜんそくと花粉症の併発症で示唆されていた2遺伝子座内に、既知のものと異なる新しいぜんそく関連SNPも発見している。
 
 解析により、これらは自己免疫疾患や炎症性疾患の関連SNPと大きく重なることが明らかになった。
 同時に、ぜんそく関連SNPが、免疫関係の制御を担っている可能性も示された。
 
    

manekinecco at 18:46  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

December 28, 2017

 東京医科歯科大学の野田政樹教授らの研究グループは
   骨粗しょう症の原因
の一つとして、骨を作り出す
   骨芽細胞の運動の低下
が関わっていることを突き止めた。
 
 新たな治療法の開発や、将来的には骨粗しょう症の全容を明らかにする成果。
 
 骨は一度作られたらそのままではなく、古くなった部分は破骨細胞によって壊される。
 そこに骨芽細胞が骨の内部を移動(遊走)してくることによって骨が修復される。
 
 これらの作用のバランスが保たれていればもともとの骨の量が保たれた状態になる。
 逆に言えば修復のスピードが壊されるスピードよりも遅くなってしまうと骨量はどんどん減少していくことになる。
 
 研究グループは骨が壊されて欠けた部分に骨芽細胞が移動してくる遊走に着目した。
 これまで遊走に関連する遺伝子は分かっていたものの、骨粗しょう症との直接の関連は解明されていなかった。

 実験では細胞の形や遊走制御する遺伝子Nckを破壊して、骨の欠損部に移植しました。
 すると正常な細胞と比較して遊走が抑制され、細胞が広がる範囲が狭くなることを確認した。
 
 さらにNckを抑制した動物で骨の状態がどうなるかを調べたところ、骨粗しょう症の症状を示すことも確認することができた。

 こうして骨芽細胞の遊走が骨の維持のために重要で、機能が損なわれれば骨粗しょう症になることが明らかになった。
 
 
   

manekinecco at 19:14  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote
 立命館大学スポーツ健康科学部田畑泉教授らの研究グループは
   タバタ・トレーニング
として知られる高強度・短時間・間欠的運動が大腸がん発症の最初の段階である
   前がん細胞
を減少させ、将来の
   大腸がんの発症を予防する仕組み
を解明したと発表した。

 タバタ・トレーニングとは、続けて行えば 50 秒程度で疲労困憊に至るような高強度の運動 20 秒と休息 10 秒を 1 セットとして合計 6〜7 セット行うインターバルトレーニングの一種。
 
 約4分間という短時間で極めて高い運動効果が得られるという。
 
 有酸素性および無酸素性エネルギー供給機構を同時に 最大に向上させられる効率的なトレーニングとして世界のトップアスリートに取り入れられている。

 大腸がんは、正常上皮細胞からがん腫に変化するまでに、がんの初期段階(前がん細胞)と考えられる aberrantcrypt foci (ACF)を経由して腺腫(ポリープ)となることが知られている。

 研究では発がん物質を与えたラットにこのトレーニングを水泳で行った。
 その結果、非トレーニング群と比べて大腸内皮細胞のACF数が半分以下となったことを明らかになった。
 
 これは「ストレス」や「免疫」という観点で一般的にがん予防に有効と考えられているような中等度の運動に加えて、タバタ・トレーニングに大腸がん発症抑制効果があることを示唆しているという。
  
    
 
  

manekinecco at 06:53  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

December 23, 2017

 
 東京大学大学院農学生命科学研究科の村田幸久准教授と前田真吾助教らの研究グループは、食物アレルギーを発症させたマウスの尿中に、この病気に特異的かつ症状の程度に比例して尿への排泄量が増える分子(PGDM:prostaglandin D metabolite)を発見した。
 
 PGDMは、アレルギー反応を引き起こす原因となる
   マスト細胞
から産生される物質の代謝産物であることがわかった。
 
 さらに、食物アレルギー患者の尿中にもこの物質が高い濃度で排出されるという。
  
 この物質の尿中濃度を測定することにより、簡単に食物アレルギーの診断や症状の程度評価が行えるようになる可能性がある。

 この診断マーカーを利用して症状を客観的に評価することが可能となれば、現在行われている免疫療法や治療薬の開発の指標としても大いに役立つことが期待される成果。
 
 
    

manekinecco at 07:11  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

January 25, 2017

 
 京都大学の研究グループは
   ビタミンD
が脂質の代謝を調整し、体内の脂質量を抑制する生理的なメカニズムの解明に成功した。

 脂質の過剰摂取は現代の病でもある。
 
 脂肪は本来、必要不可欠な栄養素とされるが重量あたりのカロリーが高く、またファストフードなどには過度に含まれている。
 
 先進国の多くではメタボリックシンドローム(メタボ)、癌など、多くの疾患の元凶ともなっている。

 疫学的調査から、ビタミンDの摂取がメタボリックシンドロームや癌を抑制することが、経験的には知られていたがその原理は不明であった。


 研究ではビタミンDがSREBPなるものの働きに関与しておりビタミンDを摂取すると生体内での「脂質を作り出せ」という命令系統は弱まり、逆にビタミンDが不足すると、その命令系統が強まるということ。
 
 
  

manekinecco at 21:54トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

January 07, 2017

 
 名古屋大学などの共同研究グループはヒトの脳の中で
   飢餓状態
が起こった時に、身体全体にそれに備えるための反応を引き起こす回路が、延髄の網様体と呼ばれる部位にあることを明らかにした。

 現生人類(ヒト)の20万年の歴史の中で、飢餓以上の脅威はそうそうなかった。
 
 農耕によって安定的な食糧獲得が可能になったのは、この1万年ほどのことに過ぎない。
 残りの19万年ほどの時間、ヒトは飢えとの戦いに晒されてきた。
 
 ヒトは飢えに耐えるための様々な能力を持っている。

 ヒトは、飢えると、基礎代謝が下がり、カロリーを浪費しなくなる。
 また、たくさん食べたくなることなど、他にもいろいろあるが、この二つが最も重要とされる。
 
 この二つが、ダイエットというものがなかなか成功しない最大の原因でもある。
 
 文明以前のヒトにとって、食べ物が多すぎて困るなどという珍事はそうそうなかった。
 この為、ヒトは根本的に、ダイエットには向かないように進化している。

   
 
      

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October 08, 2016

 
 自然科学研究機構生理学研究所(愛知県岡崎市)などのチームは5日、脳内の
   死んだ細胞
   老廃物
を取り込む免疫細胞「ミクログリア」が神経細胞と接触することで、脳の回路が作られることを発見したことを発表した。

 研究所の鍋倉淳一教授(神経生理学)は「さまざまな発達障害で脳回路の異常が起こっていることが知られている」と指摘した。
 
 ミクログリアを活性化させることで、脳回路の異常が原因の病気の治療や予防につながる可能性があるとした。

 ミクログリアは神経細胞同士が情報をやりとりするつなぎ目「シナプス」が正常に働いているか確認する役割も担うとのこと。
 
 
 
   

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October 06, 2016

 
 東京大学や国立遺伝学研究所(静岡県三島市)などの研究チームは20日、高温や真空などの過酷な環境で生きることができるため
   「最強の生物」
と呼ばれる小動物クマムシが、強い放射線からDNAを守る遺伝子を持つことを見つけたと発表した。

 通常、DNAは強いエックス線を当てると傷つく。
 
 人の培養細胞でこの遺伝子を働かせると、損傷が大幅に少なくて済むことも分かった。
 
  
 
     

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October 02, 2016

 
 東京大学の間野博行教授などの研究グループは15歳から39歳までの若い世代に多いがん
   B細胞性急性リンパ性白血病
の原因が解明されていなかったものの、がんの原因となる遺伝子を発見し、新たな治療法の開発につながると期待されている。。

 グループでは、B細胞性急性リンパ性白血病の患者73人から、がん細胞を取り出し、遺伝子を詳しく解析した。
 
 がん患者からは合わせて19の遺伝子の異常が見つかり、これらの遺伝子が、がんを引き起こしていること明らかになった。
 
 このうち「DUX4−IGH」という遺伝子の働きを抑えると、がん細胞が死滅することも確認できた。

 B細胞性急性リンパ性白血病の国内の患者は、年間5000人近く。
 
 15歳から39歳までの若い世代では、最も多いがんの1つ。
 ただ、有効な抗がん剤の種類は限られ、5年生存率は6割程度にとどまっている。
 
 
 
 

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