サイエンス

August 17, 2018

 
 筑波大の釜江陽一助教(気象学)は
   西日本豪雨
の際、気象庁の水蒸気量や風向きのデータを基に、水蒸気の流れを分析した。
 
 その結果、太平洋と東シナ海などから集まった水蒸気が九州・四国の南で合流し、日本列島と重なるように大気の川が形成された状態が、7月5日未明から4日間続いていたことがわかった。
 
 大気の川は、発達した前線に熱帯の湿った空気が大量に流れ込んだ時に起きる現象。
 
 大気の川の規模は時間と共に変化したが、大きい時は長さ3000キロ、幅800キロ、厚さは地表近くから上空3キロにまで及んだ。
 
 水蒸気量を川の流量に換算すると、毎秒48万立方メートルが流れていたことになり、アマゾン川(毎秒20万立方メートル)の2・4倍に相当する。
 
 水蒸気はさらに上昇して氷や水滴になった後、雨となり、同6日以降の深刻な豪雨被害をもたらした。
 
    

manekinecco at 21:58  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote
    
 国立国際医療研究センター(東京都新宿区)による意識調査で一般の人の3人に1人が
   「処方するのは良い医師」
と思っていることが分かった。
 
 こうした患者の意向に沿って処方する医師が6割に上るという別の調査結果もある。
 医師、患者の双方が抗菌薬の安易な使用を助長している実態が浮かび上がった。

 抗菌薬は細菌の増殖を抑える働きを持つ。
 ただ、乱用するとかえって薬が効かない耐性菌の出現につながるジレンマがある。
 
 鹿児島大病院でも今月、耐性菌に感染した患者の死亡例が明らかになった。
 
 厚生労働省は2年前、使用量を減らす行動計画をまとめた。
 風邪の治療ではできるだけ使わないよう求めた。

 同センターでは2月、インターネットを通じて、一般の人の意識調査を実施した。
 
 回答者3192人のうち、43・8%が
   抗菌薬
は風邪やインフルエンザに効くと誤解していた。
 
 また、風邪に抗菌薬を処方する医師を良いとした人は33・3%に上った。
 
 
    

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 国立国際医療研究センター(東京都新宿区)による意識調査で一般の人の3人に1人が
   「処方するのは良い医師」
と思っていることが分かった。
 
 こうした患者の意向に沿って処方する医師が6割に上るという別の調査結果もある。
 医師、患者の双方が抗菌薬の安易な使用を助長している実態が浮かび上がった。

 抗菌薬は細菌の増殖を抑える働きを持つ。
 ただ、乱用するとかえって薬が効かない耐性菌の出現につながるジレンマがある。
 
 鹿児島大病院でも今月、耐性菌に感染した患者の死亡例が明らかになった。
 
 厚生労働省は2年前、使用量を減らす行動計画をまとめた。
 風邪の治療ではできるだけ使わないよう求めた。

 同センターでは2月、インターネットを通じて、一般の人の意識調査を実施した。
 
 回答者3192人のうち、43・8%が
   抗菌薬
は風邪やインフルエンザに効くと誤解していた。
 
 また、風邪に抗菌薬を処方する医師を良いとした人は33・3%に上った。
 
 
    

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August 07, 2018

 
 理化学研究所生命機能科学研究センター、バイオリソース研究センター、神戸大学大学院医学研究科の共同研究チームは、気管など
   管状の臓器
が正しい形へと発生する仕組みをマウスで明らかにした。

 多細胞生物の器官は、細胞が作る筒の内部に空間が備わった
   管腔構造
をしており、血管は血液の輸送路、消化器は食べ物の処理ライン、気管支は呼吸の吸排気装置としてそれぞれ働いている。
 
 これらの“管”の長さ、太さ、配置は、精密に制御されている。
 
 哺乳動物の管腔形成に関するこれまでの研究は、毛細血管、唾液腺、乳腺などの細い管腔が中心であり、臓器のような大型の管が作られるメカニズムは全く分かっていなかった。

 
 研究チームは、発生過程のマウスを用いて、気管の長さと太さを決める仕組みを調べた。
 その結果、気管はまず
   長さ方向
に伸長し、続いて径が拡大することを明らかにした。
 
 また、遺伝子機能解析から
   Wnt5a-Ror2シグナル
により、気管平滑筋のもとになる細胞が円周方向に整列して連結され、気管上皮の長軸方向の伸長を促していた。
 また、Sox9遺伝子が気管軟骨組織の分化・成長を促して径の調節をしていたことが分かった。

 平滑筋や軟骨は間充織に由来する組織で、間充織細胞の極性、分化が管構造の形成に重要な役割を担うことが明らかになった。
 
 この研究では、再生臓器の成形技術への応用や、先天性気管狭窄症などの病態の理解にもつながると期待される。
 
 
  

manekinecco at 04:30  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

July 14, 2018

 
 富山大の井ノ口馨教授とアラム・ジャハンギール特命助教らは動物実験で運動が記憶力を活発にさせる可能性があることを突き止めた。
 
 認知症や記憶力の低下の予防・回復につながることが期待される成果。

 記憶は、最初に脳の「海馬」と呼ばれる部分に保存されるが、海馬は記憶容量が小さく、大脳皮質へ移って長期の記憶になることは判明している。

 井ノ口教授らは、神経細胞が次々と作り出される「神経新生」という現象が、海馬で古い記憶を消す役割を担っていることを解明していた。
 
 今回の研究では神経新生によって古い記憶が消されることで海馬の記憶容量が保たれていることを明らかにした。

 また、ラットを使った実験で、海馬の記憶容量を飽和させて新たに記憶できない状態から、神経新生によって新しい出来事を記憶できるようになるまでの期間を比べた。
 
 回し車のあるケージで運動しながら暮らすラットは、そうでないラットに比べ、神経新生がほぼ2倍のスピードで進んだことが明らかになった。

 井ノ口教授は「人も運動によって神経新生が促される効果が期待できる」としている。
 
 
    

manekinecco at 21:03  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

July 12, 2018

 
 京都大iPS細胞研究所(CiRA)などのチームは
   人工多能性幹細胞(iPS細胞)
由来の巨核球(血小板を作る細胞)から、輸血に必要な量(1000億個以上)の質の高い血小板を作ることに成功したと発表した。
 
 従来からあったiPS細胞由来の血小板は量も品質も輸血に使えるレベルではなかった。
 
 チームは血流の乱れ(乱流)が巨核球からの血小板生成を促していることを突き止めた。
 乱流を発生する培養器を開発し、高品質の血小板を短期間で大量に作製できた。
  
   

manekinecco at 21:08  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

April 09, 2018

 
 京都府立医科大など世界7カ国の共同研究グループは
   急性心筋梗塞
の発症時刻と日照時間に密接な関連性があることを突き止めたと発表した。
 
 7カ国計2270症例の分析の結果、日照時間の長い夏は他の季節に比べ
   夜に心筋梗塞の発症が増加
していたという。
 
 医療スタッフの効率的な配置などにつながる成果としている。
 
 
 心筋梗塞は夏よりも冬、夜より日中に発症しやすいことがこれまでも知られていた。
 
 グループでは日中と夜間の発症数を夏とそれ以外の季節に分けて解析した。
 
 夏は日中の発症が少なく、夜間に多かった。
 また、通年の日照時間がほぼ一定のシンガポールでは、晴れた日ほど発症が夜にシフトしていた。

 更にグループは、日光により体内で合成されるビタミンDに着目した。
 
 スウェーデンの研究で得られた血中のビタミンD合成量の季節推移と、地理・人種的条件がほぼ同じフィンランドの心筋梗塞発症数を比較した。
 
 ビタミンDの血中濃度が最も高い夏に、夜間の発症率が上がっていたことが分かった。
 グループは体内のビタミンDが発症を抑えている可能性があると推測。

  
   

manekinecco at 06:48  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

April 07, 2018

 
 横浜市立大学の高橋琢哉教授らと富山化学工業は、脳卒中後の
   リハビリ効果
を大きく促進する新薬の候補化合物「エドネルピクマレアート」を特定した。
 
 マウスやサルに投与すると、リハビリテーションの運動機能回復効果を大きく増進した。
 脳卒中発症後1カ月程度の患者約40例を対象に治験を始める。
 
 この成果は6日、米科学誌のサイエンスで発表された。

  
   

manekinecco at 06:51  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

April 06, 2018

 
 マダガスカルに生息する霊長類の
   ネズミキツネザル
は、1日の摂取カロリー量を成体期を通して少なくすると他の個体より長生きするとの研究論文が5日、英科学誌コミュニケーションズ・バイオロジー(Communications Biology)に論文が掲載された。
 
 食事と寿命をめぐって繰り広げられている議論に一石を投じた。

 この研究では、摂取カロリーを制限したネズミキツネザルの方が、老齢期になってもより身体的に若々しく、がんや糖尿病などの病気にかかる確率も低かった。
 なお、灰白質が減少するペースは他よりも速かった。

 研究によれば、継続的な適度(約30%)のカロリー制限を成体期の早期に開始した場合、ネズミキツネザルの寿命を(飼育下でカロリー制限をしなかった同年齢の個体に比べて)50%延ばす可能性があるという。
 
 ただ、灰白質減少の加速は懸念材料となり得る副作用だが、ネズミキツネザルの認知能力に明白な影響を与えていないと、研究を行ったフランスのチームは指摘した。

 必須栄養素を減らしたり
   栄養失調
を起こしたりせずに食物の量を減少させる
   カロリー摂取量の制限
は、ラットなどの短寿命種動物の寿命延長や、一部の動物の全般的な健康状態の向上などの効果があることが、これまでの研究で明らかになっていた。

 ただ、平均寿命が27年と比較的長く、個体によっては40年生きるアカゲザルを対象に行った実験では、これと相反する結果が出ている。
 
 
   
 
 
  

manekinecco at 12:55  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

April 05, 2018

 
 東京大学と東北大学は、ミネソタ大学が主導している国際共同研究チームに参加し、ハッブル望遠鏡による観測によって、地球から90億光年離れた渦巻銀河の中にある星
   「MACS J1149+2223 Lensed Star 1」
の観測に成功した。
 
 この星は研究チームによって「イカロス」という名称がつけられた。

 イカロスはこれまでに人類が観測したうちで最も遠くにある星となる。
 
 現代の最高性能の望遠鏡をもってしても、地球より数十億光年という規模の距離にある星を、銀河全体としてならばまだしも単独で観測するのは通常の方法では不可能という。
 
 過去、単独での星の観測は、1億光年以内が限界であった。
 このため、重力レンズと呼ばれる自然の集光現象を活用したイカロスの観測はその大幅な記録更新となる。

 重力レンズは一般相対性理論から導き出されるものでアインシュタインが提唱した。
 これを利用したことによって、イカロスの明るさは元の明るさの2,000倍以上の感度で観測できた。

 また、宇宙の謎であるダークマターに関して、大きな示唆をもたらすことになった。
 
 
    

manekinecco at 07:13  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote
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