戦争を語るブログ

平和を愛し、いさかい好む

ネット絵師


海外での反AIツイートだが。
AIツールで出来た(とかいう)画像と映画の場面とを並べてみせ、
「そっくりだろ? midjourneyによる画像盗用の証拠だ」と言い立てるのがあった。
いや。本当にAIツールが作ったものを持ちだしたかはまるで疑わしい……というか。
どう見てもフェイク画像なんだよなあ(笑)。

真に受ける阿呆などいるかと思うのだが、
これが、日本のネット絵師の間じゃ大盛況!
反AI教徒はどんなフェイクであれ、AIを貶められるならば藁にもすがる思いで飛びついてしまうのかもしれない。
ようは、Qアノンやクラーケンのデマ話にすがりつくトランプ信者と変わらんわけ。

実際のところ。
ネット絵師がまことしやかに言いふらす事々がいかほど信頼できるかといえば。
かつて、ネット右翼や嫌韓厨が慰安婦や在日コリアンを貶めた繰り言とおなじ程度。
(まるで信頼に値しないということだ)
https://ondorion.mond.jp/now/mougen.html
一言たりとも聞く値打ちなし。

ネット絵師は何万ものイイネが付いた反AIツイートを見せ、AI画像生成に反対する者の多勢ぶりを豪語する。
惑わされてはいけない。
AI描画ツールに飛びつくことで、それほど数が多い(はずの)ネット絵師らの足元を揺るがす事態を招いた世界中の何百万何千万もの人々。
これこそ、サイレント・マジョリティなのだ。
絵師たちと「議論」しても意味がない。
不快な言葉しか吐かない奴らの無体な言いがかりに耳をふさぐこと。
あなたはひたすら、AIと共作でのお絵描き遊びを楽しんでいればよい。

親の仇に対したような口ぶりでAI描画ツールとその無数の利用者に向けて罵詈を吐き捨てる。
ネット絵師を見るに、ネット右翼そのものとの感を強くする。
廃れた価値観にしがみつき、脚光を浴びる新参者を誹謗せずにいられなかった奴らの性癖。
お絵描きの世界にそのまま持ちこされたようだ。

ねちねちと陰湿なリプライの付け方も、まさにネット右翼。
世界劇場での歴史戦や韓流阻止に完敗した彼らは今度こそという勢いで、AI画像阻止の方角に向きを変え、大挙してなだれ込んだのではと勘繰りたくなる。
(二次オタとネット右翼で親和性が高いのは知ってたけど)
しかし、ここでは壊滅的な打撃をこうむることだろう。
インパールに攻め込んだ日本軍のように。






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北米ゴジラ詐欺


東宝もファニメーションも腹をくくったわけだ。
興収額で『パラサイト』を抜くのがよほど大事だったのか。
周囲が見えなくなってしまったらしい。
よりによって、あのつまらない(まずアメリカの観客と肌が合わない。日本でさえ『シンゴジラ』に及ばない集客の)『マイナスワン』が北米で受けているよう見せかけなくてもと思うが。
それでも興行実績を残せばあとで有利になる。
邦画界にはゴジラ以上に動員力ある国際スターがおらず、ここでやらねば機会はもう来ないと見切ったか。
しかし。作為はすぐわかる。
東宝側が介入した北米市場の収益を欧州各国での受けの悪さと比べれば歴然なのだ。
かたや『パラサイト』ははじめから欧州でも大受けしていた。
(直近ではジブリの『少年とサギ』も)
どう眺めても、『マイナスワン』の商品価値があの興行結果をもたらしたわけじゃないという残念な結論以外に出てこない。

仕掛けはわからない。
カドカワがまるで面白くない『天と地と』で強引に収益を確保したやり方に近いのか。
いや。悪いと言ってるわけでは。
そういうのも商売の形態に違いないし。
東宝もファニメもあくまで合法の範囲でやったのだろう。
自社で作った品物をどう売り買いしようが映画会社の勝手だ。
しかし……(嘆息)
それを『マイナスワン』でやったのはまこと不名誉きわまりない。
(やるに事欠いて)
北米市場の開墾どころか今後に悔恨をのこすだろう。

追記
大変な思い違いを。
『マイナスワン』の北米配給は、ファニメーションじゃない、
TOHOインターナショナルという東宝作品の海外配給のため設立された新会社だ。
『マイナスワン』は、その配給一作目。
(道理で。絶対に失敗できなかったわけだ。邦画でもハリウッド映画並みに稼働するとの既成事実をつくりあげたい東宝側の決意の具現化だ)
ファニメーション、ごめん。
(すでに存在しない会社だが)
『君の名は。』や『進撃の巨人』とおなじに考えてた。
今回の件で、ファニメがこれまで邦画の北米配給ではいかにフェアな仕方で勝負してたのかよくわかった。






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神様、銃をください(再掲)


神さま。銃をください、
わたしに。
悪い奴らと戦う銃を。
母さんと父さんを奪い、
家を焼いたあいつらを倒すため。
奴らから弟や妹を守るため。
おねがい、神さま。
銃をください。
わたしでも撃てる銃を。




2022年11月20日の記事の文章を、挿絵だけ替えての再投稿です。http://blog.livedoor.jp/manfor/archives/52272205.html






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うるさくて寝られんから、戦争やめてくれる?


「四千年間、静かに寝てたのに。ドンパチやられちゃかなわんからさ」
「余は日に三時間しか寝ていない」
「いや、そーゆーことじゃなく……」




ナポレオンのエジプト遠征を描いたジェロームの有名な絵。
AIツールでいじって、スフィンクスを巨大猫に変えました。






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A New Friend





 アリスを迎えに来たのはドラゴンでした。
「あら、ウサギさんは?」
「今年から、俺がおまえのお相手。よろしくな」
 アリスはがっかりしました。
 ウサギさん、もふもふして乗り心地よかったのに。
「やだわ。ドラゴンって爬虫類でしょ、ヘビやトカゲのお仲間の?」
「おまえだってサルの仲間じゃないかよ」






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いらっしゃ〜い!

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