戦争を語るブログ

平和を愛し、いさかい好む

「霊能大戦」2


 最初に思いついたのは、教会へ逃げ込んでマリア様の加護を受けることだった。
 このあたりはカトリック教団の力が絶大で、どれほど過疎な村落にも、こじんまりしているが瀟洒な外観の伝道所が建てられている。
 守ってもらおう。あの建物、あのたのもしい神父様に。
 リマの足は伝道所のある村の広場へと向かった。
 阿鼻叫喚の騒乱の中を、小さな身が突っ走る。
 あいにく。
 誰もがおなじことを考えたらしく、神の家の前は避難する人々でごった返していた。
 この建物にこんな大勢の信者がこれほど熱気をもって押し寄せたことはなかったという混雑ぶりだ。

 けれどもリマは、すばしこい身で大人たちの体の隙間や足の間を巧みにくぐり抜け、すみやかに人だかりの奥へと進み、教会の中まで達した。
 と。頭が、ひときわ大きな人の足にぶつかった。
 神父さまだ。
 リマは体をつかまれ、抱えあげられた。
「おや、おや。天使が飛び込んだかと思えばおまえか、リマ。こんな風に一目散に教会に駆けつける信者ばかりなら、終末も先延ばしできたろうに」

 あの神父は酔いどれだと噂が立っていた。
 もっと高位にのぼり詰める胸算用だったのがこんな辺鄙な地の伝道所に赴任(まわ)されて栄達の望みを断たれ、ふて腐れて、酒びたりになってるのだという。実際、息が酒くさい。
 今夜も一杯やってるときにこの騒ぎが始まってしまい、いよいよ裁きの日かと腹をくくりながらも一気飲みでボトルを片付け、しぶしぶ出てきたといった態だ。
 それでもリマには、崇敬に値する存在だった。
 いまも神父を見下ろす高さからリマは、真摯な目で見つめる。
「おねがい、たすけて、神父さま(パードレ)」
「おまえは清らかな身だぞ、リマ。救いは俺にではなく、聖母に求めろ」
 リマを前にすると昔日の純真を取り戻すらしく、神父の態度も違ったものになる。
 リマは思うのだ。
 神父さまっていつも、あたしにだけきれいな目を向けてくれる。

 かくするうちにも、押し合い圧し合いする背後を死霊に襲われた犠牲者だろうか、凄まじい絶叫が轟いてくる。
 混乱はいや増し、避難する人々の狼狽ぶりに拍車がかかった。
 酔いどれ神父は人々に言い放つ。
「皆の衆。ここは神の家だ。ふさわしい入り方があろう」
 聞き従う者などいなかった。
 救いを求めて神の家に殺到しながら、その番人の言葉を聞かずに押しのける。
 日頃の村人たちの信心ぶりを思い合わせれば致し方あるまい、と神父も見切ったようだ。

 言葉で効き目がないとわかると、神父は動きはじめた。
 片手でリマを抱えたまま、もう片方で十字架をつかんで歩きだす。
 そうして人群れを押し分けて流れと逆向きに進みながら、リマに恐ろしいことを言った。
「一緒に来い。おまえが伴にあれば、主のご加護が得られよう」
「いや、こわい」
 リマは抱っこされた格好で、神父にしがみつく。
「外には死霊がいるのよ。殺されちゃう」
「俺にはおまえがいる」

 逃げこんでくる人波をかき分けて玄関に立った神父は、いよいよ死霊たちと向き合った。
 酒が入ってふらついた足取りながら、身を張って信徒たちを守る気概を示そうとする。

 教会の前は、死霊と死霊の餌食になった者ばかりだったが。
 (死霊に殺された者は、さらに死霊になって人を襲いだす)
 神父の姿を認めるや、死霊どもは攻撃をやめた。
 敵意はそのままに、なにやら強敵らしきものの出現にひるんだらしく、寄り合って様子見している感じなのだ。
 蛇の群れがシューシューシューととぐろを巻くようで不気味だ。

「見るがいい、リマ。人間の信者たちより死霊どものほうが司祭の俺には一目おいている」
 神父はいくぶんの皮肉をこめながら目の前の光景を笑い飛ばしてみせ、おびえるリマを安堵させようとする。
 それからリマの足を地面に着けさせると、耳元で言い聞かせた。
「聖母に祈っていろ」
「いつまで?」
「ずっとだ。主が降臨されてこの騒ぎが片付くまで」
 神父はそのあと、あるいは主のみもとに召されるまでと、リマには聞こえないよう小声でつぶやいた。
 彼女は祈りはじめた。ひたすら、マリア様に向かって。

 神父は、片手をリマの頭の上におき、片手で十字架を死霊どもに突きつける。
 リマにはわからない言葉で祈りの文句を唱えはじめた。

 やがて。
 緊張が極限に達した頃合で。
 堰を切ったように死霊たちは、襲いかかった。
 教会の入り口めがけて、神父めがけて、リマめがけて、なだれ込んできた。
 足は歩速で動かしてるのに、なぜかすべるような速さで迫ってくる。
 恐ろしい顔、顔、顔……。
 リマは総毛が逆立つ思いがした。
 神父さまの傍らにいるのでなければ一目散に逃げだすところだ。、
 その神父は一歩も退かぬ気構えで、聖句を唱え続ける。
 リマも祈った。もう必死で祈った。
 背後で恐怖に負けた人々の悲鳴があがり、大勢が動揺するさまを感じながら。
 恵み深きマリアさま、恵み深きマリアさま、恵み深き……。

 けれども死霊たちは、ひるみなどしない。
 お祈りも十字架も、まるで効き目がないかのようだ。
 とうとう、神父とリマの目前まで達した。
 そして。
 死霊たちがぶつかってくる。
 ぶつかってくる。
 ぶつかる……。
 激突した。
 障壁に。
 跳ね返された。
 死霊たちが。
 そう、障壁。
 目に見えない障壁。
 死霊たちは目に見えない障壁に衝突したかのごとく、跳ね返されてしまった。
 どよめく会衆。
 リマは目を見張った。
 神父さま、すごい!

 死霊どもは後から後から押し寄せてきたが、  なんとしても神父の前に築かれた目に見えない障壁を越えられない。
 やがて。死霊どもは思わぬ防御力の前に戦意をくじかれた様子で、一散に退いていった。

 この一事で、とたんに神父の株は上がった。
 多くの信徒が彼に付き従うように後ろで跪き、ともに祈りはじめた。

「神父さま。いまのお祈りはなに? 悪魔を撃退するおまじない?」
 神父は自分のひき起こした奇跡がなお信じられないといった風に、肩をすくめた。
「俺は……自分のやった過ちを、聖母に詫びただけだ」
 え? 神父さまでもマリア様にお赦しを請うようなことあるの?
 リマは不思議がった。
「まず罪を告解し、魂を清めたうえでないと、祈っても聞き届けてもらえない」
「神父さまのような方なら、何をお願いしたって聞いてもらえるわ」
「どうかな。懺悔もはばかられる、特大の罪がまだ残ってる」
「どんな罪?」
 リマの無邪気な疑問に神父は答えず、代わりに正面の方向を指さしてみせた。
 次の攻撃が始まるので備えろという合図だ。

 態勢を立て直すように群れあっていた死霊どもだが、さらに集まった仲間もくわえて勢いを増し、ふたたび押し寄せる構えでいる。
 神父がまた、十字架をかまえる。
「神父さま、頑張って!!」
 背後の人だかりから声援が飛ぶ。
 その中にはリマの学友たちの声もあった。
 そういえば。
 教会に逃げこんだ子は大勢いるのに、ロザンナの姿が見当たらない。
 無事だろうか?
 すでに村人のほとんどが死霊の餌食にされ、生き残りは教会(ここ)にいる人たちだけではと案じられてならなかった。

 ついに死霊たちは攻撃を再開した。
 雪崩を打って、殺到してくる。
 数が倍に増えていた。
 顔! 顔! 顔! 顔! 顔!
 その中に。見覚えあるものを見つけ出し、リマは愕然とした。
 ロザンナがいる。
 まぎれもない、ロザンナ。
 死霊となって変わり果てたロザンナだ。
 やっぱり餌食にされてたんだ。
 リマは落胆と悲痛な思いに包まれた。
 なつかしさはまったく感じられない。むしろどの霊よりも怖い顔してて、見るだけでゾゾッとなる。
 でもロザンナの霊は、リマに目もくれない。
 神父さまだけ見てる。
 いや、睨んでる。
 神父さまに、まるで私的な怨みをでも抱くかのように。
 毒を含ませた不気味な笑みを浮かべた。
 リマは目にしたものが信じられなかった。
 ロザンナはリマといるとき、子供が背伸びするように大人ぶることはあったけど、あんなあだっぽい笑い方しなかったのに。
 そういえば彼女、熱心な信者でもないのに教会に行くことが多かった……神父さまから英語を学んでるって言ってたけど……神父さまのこと、この村でただ一人の男らしい男の人だって褒めてた……特別に親しくしてるようだった……。
 リマの心に疑いがわいた。
 どういうことなの、神父さま?
 神父もロザンナを認めた途端、様子が変わった。
「おまえは……」
 どうしてか硬直したようになり、ラテン語での祈りの句の朗誦が途切れてしまった。
 一時的な中断だが、命取りだ。

 死霊どもはぶつかる直前まで迫っていた。
 神父は俄然、我に戻ると朗誦を再開、恐ろしい形相で向かってくるロザンナにまるで唾でも吐きかけるように祈りの句を見舞ったが。
 手遅れだった。
 死霊の群れは、またもや正面から体当たりかと思いきや、「障壁」の直前で蛇行するように折れ曲がり、今度は神父の真横へと回り込んできた。
 「障壁」は正面にしか築かれていなかったのだ!
 どの人間よりも先に、神父が襲われた。
 どの死霊よりも先に、神父にはロザンナが襲いかかった。
 首根に喰らいつく。
 ゾカッ
 首が、千切れ飛んだ。神父さまの首が!
 会衆は絶望的にどよめいた。
 神父の胴体。首を失い血しぶき噴きあげる巨体が、なお命あるかのように片手で十字架を握り締め、片手をリマの頭においたまま、くずおれてくる。
 リマは悲鳴をあげ、飛びのいた。
 人々の間に、動揺が拡がっていく。

 死霊どもを防ぐ手立てはない!!
 あとはもう、数多の絶叫が唱和する修羅場だ。

 恐慌のうちに逃げだす人も、とどまって神にすがりつく人も、いた。
 逃げる人は片端から餌食になった。
 とどまる人もそれほど幸運ではなかった。
 野獣の群れに囲まれた羊たちのように、手当たり次第に殺されていく。

 神父の傍らから飛びのいたあと、リマは人々の群れの中で座りなおすようにして跪き、ふたたび祈りの姿勢をとった。目前でおきたことが信じられず、いや信じたくなくて、なおも祈りの句をつぶやき続けた。
 恵み深きマリアさま、恵み深きマリアさま……。
 けれども。死霊に襲われる犠牲者の悲鳴が上がるたび、しだいに口舌は空回り、思いも上の空となるばかり。
 恵み深きマリアさま……え? 守ってくれないの?……恵み深きマリアさま……いくら祈っても無駄?……恵み深きマリアさま……リマも……死…ぬ…の?
 疑問への答えを探りだすより先、彼女の足はいち早く、人の群れから離れていた。
 聖母への祈りはなお唱え続けたかもしれないが、リマにはもう自分が何を言っているのかわからなくなっていた。
 多くの人は絶望的状況では仲間同士かたまり合って暴れるか動かなくなるのが相場だが、彼女は違った。
 逃げだすしかないと見定めたのだ。
 ここにいても救いは得られない。

 でも。
 正面から出たのでは死霊の餌食になるだけ。
 とっさにリマは、抜け道があったのに思い当たった。
 神父さまのお部屋。まずそこに行って、窓から出る。
 以前、ロザンナから教えてもらったけど(ああ……ロザンナ)、神父さまのもとにこっそり遊びに行くとき、建物の裏手にまわって窓から入るのだ。
 神父さまは一対一で向かい合うと、すこしも堅苦しいところのない、遊び相手としても楽しい人だった。お父さんのいないリマには信仰とは別の意味で癒しをあたえてくれる存在だった。
 何回かそれで単身訪問をなし遂げ、お茶をご馳走になったりしたものの、数度目のときに「もう、窓から来てはいけない」ときつく言われてしまったけど。
 今度は、その逆でいこう。

 リマは、逃げまどう人々と襲いかかる死霊とが入り乱れる地獄絵図の中を、死霊の攻撃を巧みにかわしながら、神父の部屋へと急いだ。
 死霊たちは、一撃でしとめ損なって逃げられた獲物は追わずに他の死霊にまかせ、自分は近場で別の獲物を探す、そういう定めでもあるかのような「人の狩り方」をする。
 いち早くそこに気付いたリマは、そうした彼らなりの縛りにつけ込んで難をまぬがれ続けた。
 その分、他の人のリスクが増すわけだが、今の場合に行為の妥当性を気にしていられない。どのみち、リマほどの敏捷(すばしこ)さがなければ、どうあがいても生き延びるのは無理だろう。
 そうやって転がりこむようにして、神父の部屋まで駆け抜けた。

 神父さまの部屋には誰もいない。
 安全だ。
 ベッドの上に立ち、窓を開け放して、施設の中庭へ降り立とうとした。
 と。
 窓枠に座りこんで着地のために足を伸ばしたリマの前に。
 待ち伏せていたかのように、一体の死霊が立ちはだかった。
 リマは反射的に、身を引いた。
 だけど戻っても、建物の中では他のおびただしい数の死霊が群れなすばかりだ。いまも、餌食にされた人の断末魔の悲鳴が断続的に聞こえてくる。
 これほど窮地にありながら、リマは場違いにも、目の前の相手をじっと見据えてしまった。
 見覚えがある顔の死霊だったから。
 間違えようもない。
 神父さま……。
 険しい顔をしているが、さっき死んだばかりの神父さまだ。
 ロザンナに殺されたけど、そのあと神父さまも死霊になったのね。
 でも。
 神父の死霊は襲ってこない。
 それどころか、リマの前に身を引いて場所を空け、招くような動きをする。
 え? 行っていいの? リマを逃がしてくれるのね?
 ああ、神父さま! 命をなくし死霊になってもリマのこと助けてくれるなんて。
 リマは涙ぐむほど歓喜しながら外に降りたち、神父さま――だったけど今は別の存在――の前を通り過ぎ……ようとした。
 だが。
 神父の死霊は、獲物を独り占めできる状況を待ちかまえていたかのように、なんの容赦もなく襲いかかってきた。
 罠だった!
 ぎゃーーっ!
 もはや絶叫するほかない。
 リマにはまさしく、この世の終わりだ。


( 続く )




関連リンク

「霊能大戦」
(文芸新世紀)
http://ondorion.mond.jp/bungoo/shiryou/shiryou2.html


「」
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霊能大戦


 安らかだった。
 それが襲ってくるまでは。

 星空と呼ばれる満天にひろがった他の天体の群れが発する瞬きは、いずれすべての領域が人類の生存圏となりその技術文明で覆いつくされる宇宙規模での繁栄を約するかのようだった。

 リマは胸の昂ぶりを覚えた。
 ラジオでは、米国人実業家アーロン・マックスが企てた火星移住計画のニュースを報じている。
 電池が切れかけて感度は悪いが、それでも昂ぶった声でキャスターが伝える概要は聴き取れた。
 遠からぬうち、数千人単位の規模で移住団を火星に送り込むという。
 我々の生存圏はついに、火星にまで達する!
 彼女の小さな身には遠大すぎる出来事とはいえ、人類の一員として、この世界の一部として、等身大の事件と感じるほど身近でおきた快挙として受け入れていた。

 いや、リマにとっては自然なことだ。
 彼女が住むのはどこか南米の高地にある小さな村。
 住民の収入は低く、水道も電気もない。
 しかし。どこでどんな暮らしをしようとも、自分にも人類の火星行きを祝う権利があるのを疑いもしない。

 昼間にも村の広場で、友達のロザンナとこんな話をし合ったばかり。
「火星に行けるって、スゴイことなの?」
「人類の昇華に選ばれるんだからこんな名誉は、ほかにないんじゃないかしら」
 ロザンナは博識だ。なんでも知っている。父親から言われたことをそっくり覚えて、リマに教えてくれるのだ。
「お父さん、言ってた。火星行きの前にメキシコの砂漠で、すごい大きな居住施設に入って訓練するそうよ。何千人も収容できるほどの。火星につくる予定の未来都市そっくり再現したものなんだって。そこで何ヶ月も、何年も、地球を離れて火星で暮らせるか適応性を確かめるっていうけど」

「ねえ、どういう人が選ばれるのかしら?」
「たいへんな審査があるみたい。うんと頭が良くて、うんと態度も良くて、体もがっちり出来てる……そういう人たち」
「この村からじゃ無理かな?」
「無理でしょ」
 どの村人も、痩せていた。着るものは古着ばかり。いちばん学歴の高い人でも高卒止まりだ。もっとも大学を出ていたら、こんな村にはいられないだろう。
「ロザンナだったら、行けるんじゃない?」
「いえ、わたしは行きたくないけど(笑)」
 ロザンナはすこやかに伸びをした。
「火星なんて世界の果てだもん。ここより辺鄙なのよ。行ったら、帰れないし。わたし大きくなったら、首都に住むの。お金持ちと結婚して、おしゃれなアパートメント借りて、車を乗り回す。首都だから、美味しいものがいくらでも食べられる」
「いいなあ」

 ロザンナは村長の娘、同年代の少年少女らの憧れの的。
 家は村ではいちばん立派、良いものを食べ、身だしなみは誰よりも小ぎれいだ。お小遣いがたくさんもらえるばかりか高い教材も買ってもらえ、学校では優等生だった。
 彼女のまわりにはみんなが集まってくる。
 そのロザンナは、誰よりもリマがお気に入り。三つ年上ながらとても気が合い、おねえさんのようにやさしく接してくれるのだ。
「リマにもチャンスはあるわ」
 リマがロザンナのことを羨むと、いつもこう言って話を締める。気休めの言葉なのだが、ロザンナから言われると気休めには思えない。
 そうよ。自分の人生がこのままで終わるはずないじゃない。
 やがて必ず、世界中から祝福されるほどの劇的な変化が身に訪れるのをリマは信じて疑わなかった。


 リマは井戸に、水を汲みに行った。
 おばあちゃんが喉が渇いたというけど、あいにく水を切らしてた。
 蛇口をひねれば水が出る暮らしでないのを貧しいとか不便とは感じない。
 井戸に通うのは、すっかり習慣になっていることだ。日本の主婦が専用容器を提げてスーパーまで料理用の純水をもらいに行くのと気分的にそう変わらない。
 地上のものを実体的に輝かせる光を投げかける星空の下を歩くのはちっとも怖くない。

 今夜はひときわの感慨を抱き、ポリバックを両手にぶらさげて馴染んだ夜道を歩きながら、リマは祖母の身を気遣った。
 ひさしい前から体の調子が悪いのだ。
 寝込みっきりで、なかなか起きられない。
 家のことはすべて、自分がやるようになった。
 夜空を見上げながらリマは思う。
 人は死んだら星になるというのはよく聞かされた。でも、おばあちゃんも死んだら星になるのかしら、とは考えたくない。
 祖母が死ぬなんて信じられなかった。怖かったし、あってはならないことだった。
 やさしいおばあちゃん。
 両親がいなくなったあと、リマを引き取って面倒を見てくれ、ときには厳しい態度でのぞむけど、求めると存分にあまえさせてくれる。

 井戸に近づくと、リマの足取りはかたくなった。
 忌むべきものが目に入ったからだ。
 ホルヘがいる。
 井戸のそばで待ち受けるようにして、こっちを見てる。
 嫌な奴。何かといえばからんでくるのだ。

 向こうは挨拶したが、リマはツンとした態度で無視を決め込む。
 井戸の場所から近くの家まで悲鳴をあげれば聞こえるほどの距離だから、わざわざ逃げるほどではない。
 ホルヘは背は高いが軟弱そうな少年だし、強引な真似はできないと侮ってもいた。
 そばに来て水汲みを手伝ってくれようとしたが、お断りだ。
 なんのかの理由をつけて体にさわろうとする、彼女にはそう思えた。

 ホルヘにこんな冷たくするのはリマだけじゃない。
 村の女の子はみんな、彼から距離をおいている。
 女の子ばかりか、村中から避けられるのだ。ホルヘの父と兄は反政府ゲリラと通じているのがわかり、軍隊にしょっ引かれた。
 おばあちゃんもあいつとだけは関わるなと言う。

 小さい頃はよく一緒に遊んだものだけど、彼が「村八分」にされてからはすっかり疎遠になってしまった。
 ホルヘがなぜこれほど忌まれるかといえば、ホルヘの父親とロザンナのお父さんとの仲がものすごく悪く、広場でつかみ合いをするほどだったので、そうした感情が子供同士の関係にまで持ち越されことによる。
 とりわけ、ロザンナの敵意は激しく、ホルヘばかりかホルヘと関わる者にも容赦しなかった。
 いきおい、彼の味方はいなくなった。

 実は悪いのは村長のほうで、喧嘩はホルヘの父が村長の不正を暴いたことに起因する。軍隊にしょっ引かれたのも村長の密告によるもので、ほんとうは濡れ衣にすぎないと一部で囁かれていたが。幼いリマにはそうした事情はわからない。
 ただ、大好きなロザンナが蜥蜴のように嫌う相手だから、リマもホルヘと仲良くしたくないのだ。多くの子供たちも理由はおなじだろう。

 ホルヘはリマに、熱心に話しかけてきた。
 リマは一切、相手をしなかったが、ひたすらにしゃべり続ける。
 普段の彼なら、無視していれば二言三言であきらめて黙り込むのだが、今夜の彼はしつこい。何事か訴えたくてたまらない様子だ。もう、必死なほどに。
 いままでとはどこか違う。
 リマは敏感に察したが、どうしてか理由を突き詰める気にもなれず、彼女の態度はこれまで通りだ。

 ホルヘが一方通行の会話での話題をついに、火星移住計画にまで持っていったとき。
 水を汲み終わったリマは、彼に背を向け、満たしたポリバッグをつかんでさっさと歩きだす。お別れの挨拶もなし。
 ホルヘなんかと人類の未来を話し合っても仕方がない。
 離れていく間にも、後ろ姿を見つめられてるかと思うとゾッとするほどだ。
 なるたけ足早に歩いた。


 家に帰ると、リマは息を呑んだ。
 待っていたのは、まったく認めたくない場面。
 土間におばあちゃんが倒れてる。
 動かない。
 容態が急に悪化、助けを求め寝床から起きようとして転げ落ち、そのままのたうちながら最期を遂げた様相だ。

 あまりのことに、リマは立ち尽くすばかり。
 だが。
 片隅の暗がりで物静かにたたずむ祖母の姿を認め、リマはほーーっと大きく、安堵の吐息をもらした。
 ああ、マリア様!
 よかった。生きてた……。
 リマは歓喜のあまり泣きそうになった。
 おばあちゃん、起きられるほど調子が良くなったんだ。

 でも……。
 同時に、疑問が生じてきた。
 それじゃ……これは、誰なの?
 リマは恐るおそる、土間にころがる死体に目を凝らした。
 おばあちゃんによく似てる。いや。あきらかに、おばあちゃんだ。
 幻などではない。

 なんだか頭が混乱してくる。
 おばあちゃんが死んだ。
 ここに倒れてる。
 そんなの、いやだ!
 ちがう、おばあちゃんは生きてる。
 あそこに立ってる。
 ああ、よかった。
 だけど……。

 不安にかられたリマはいま一度、屋内の隅でたたずむ人に目を凝らし、誰なのか確かめようとした。
 それは見間違えようもない、祖母の姿をしている。
 けれども、なぜだろう。
 視界に入れるだけでゾクッとさせるものがある。
「おばあちゃん」
 リマは呼びかけた。
 いつも通り、祖母を呼ぶときの声で。
 答えてくれない。

「おばあちゃん」
 何度呼んでも、やはり答えない。
 リマは思い余って、さらに祖母を呼びながら近寄っていく。
 相手はようやく、反応を示す。
 うなだれていた顔を上げた。

 リマは目を疑った。
 違う。
 おばあちゃんじゃない。
 いえ、おばあちゃんだけど。
 いつものおばあちゃんと違いすぎる。
 だって……だって……ものすごく怖い顔してるもん。おばあちゃん、こんな怖い顔したことないのに。

 ちょうど、そのとき。
 人類の火星行きを快活な調子で伝えていたラジオのニュース番組が、突如として様変わりしたように物々しいものとなった。
 キャスター自身が信じられないといった声で、聴取者に、避難するよう、隠れるよう、そして神に祈るようにと早口で呼びかける。
 まるで、津波でも押し寄せてきた現実の大災害を報じるような、落ち着こうと努めながらも切迫感をにじませた物言い。
 おびただしい死霊の群れが人々に襲いかかってきた。
 国中で、いや世界中で。

 え、なに?
 リマは耳まで疑った。
 どういうこと?
 これ、ニュースなの? ラジオ・ドラマじゃないの? なにかホラー系のお話の……。
 そういえば。
 外の通りがにわかに、騒がしくなったようだ。
 火事か交通事故でも起きたのか、人々の叫び声が聞こえる。

 だが、今のリマにとって由々しいのは、この家の中だ。
 我が家が抜き差しならない場になってしまった。
 狭くて粗末だけど、くつろげて、あまえられる人がいるはずの安住の地が。
 リマは無理に微笑んだ。
 目の前の存在にではなく、いつもの大好きなおばあちゃんに対するときのように。
「お水もってきてあげた。喉かわいたでしょ?」

 相手はやっと、返事をしてくれた。
「そう…かい?」
 力の抜けきって、ゾッとするようなしわがれた声音だ。おばあちゃん、年取ってたけど、こんな声だしたことなかった。もっと生き生きしてたのに。
 それに、声はおばあちゃんからでなく、リマの頭にじかに響いてくる。まるで映画のナレーションのよう。おばあちゃん、口も動かしてない。

「持って…きて…おくれ……お水…を」
 おばあちゃんはまるで、獲物を待ち受けていた獣のような仕振りを示す。
 まだ本性はむき出しにせず、し止めたい相手をさらにそばまで招こうとする。
「お…い…で…」

 おばあちゃん?
 行っちゃいけない。本能が忠告する。

 おばあちゃんはなおも、力なく手招きする。
「お水…を…おくれ。欲…し…い…よ」

 ちがう。
 おばあちゃんが欲しいのはお水じゃない。きっと……。

 リマがなお逡巡していると、おばあちゃんはとうとう、向こうから距離を縮めてきた。
 本性をあらわす直前だ。
お…い…で…
 リマは悲鳴をあげて飛びのいた。
 霊気としか言いようのない恐ろしいものの実感が、拒絶の反応をさせたのだ。
 その拍子に、ぶら下げていたポリバッグを手から落とした。
 こぼれ出たたくさんの水が、おばあちゃんのいるほうへ向かって勢いよく流れていった。
 すると。
 なぜか、おばあちゃんは動きを阻まれた。いまにもリマに飛びかからんとしてたのが。
 まるで、水の流れに魔を封じ込める力があるかのよう。
 なぜ?
 理由を詮索するより先に、リマは状況を利用して動いた。
 一目散に、家から逃げだした。

 必死で思う。
 あれはおばあちゃんじゃない。
 それじゃ、なんなの?
 とにかく懸命にダッシュし、往来へと走り出た。
 みんなに助けを求め、来てもらいたい。
 だが。
 外も安全な場所ではなくなっていた。
 村中が大混乱だ。
 悲鳴をあげ、逃げまどう人ばかり。
 誰もが追われている。
 すごく恐ろしいものに。
 どの人も殺されまいと必死だ。
 すごく恐ろしいものから。

 ほんとうだ! 死霊が襲ってきた!


(続く)




関連リンク

「霊能大戦」
(小説家になろう)
https://ncode.syosetu.com/n6875ey/


「霊能大戦」
(文芸新世紀)
http://ondorion.mond.jp/bungoo/shiryou/shiryou1.html






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『ゴジラ/キング・オブ・モンスターズ』はなぜ爆受けしない? 怪獣四つも出るのに


『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』北米公開。
https://www.boxofficemojo.com/movies/?page=main&id=godzilla2.htm
初日の売り上げ約2000万ドル。2014年版ゴジラの半分の額で、『ジョン・ウイック3』(2200万ドル強)にも及ばない。大ヒットに違いないが意外な集客力の弱さをさらしたといえる。





つまり、もっと興行的に爆裂してもよかったのだ。
作った側にすれば、「前回ギャレス・エドワーズ版の『GODZILLA』は二億ドルいった。今度はこれだけ怪獣が出てきて派手派手に暴れるのだから前よりさらに受ける、うまくすれば『アベンジャーズ』並みに」。
そう期待したに違いない。

ところが。蓋を開けてみれば、興行成績は前作より大きく下回ってしまった。
(最終益はおそらく、前のゴジラの三分の二どまり)
なぜ?
作った側にとって理由を突き詰めるのは今後の重要な課題になると思うが、自分はそちら側ではないので受け手の側から推測するしかない。 つまり、だ。

監督マイケル・ドハティはゴジラオタクということで本作にあらんかきりの「ゴジラ愛」をそそぎ込んだらしいが、それが仇になったという仮説。
マニアックな思い入れが過剰すぎ、平均的な観客の求めるものからかけ離れてしまったのでは。

マーケティングにも問題があったと思う。前回のゴジラの評判の悪いところにこだわりすぎたようだ。
「ゴジラもっと出せ」「破壊の場面ちゃんと見せろ」「人間ドラマどうでもいい」……怪獣映画オタクとでも呼ぶべき連中の声ばかり反映された結果がこれだろう。

公開前から気になったのは、ネットでこの映画の出来の悪さ(「話メタメタ」「人間描写ダメダメ」等)について評判が伝わるや、「かえって面白そう」と好感を示す特撮系映画のオタク(略して特オタ)が多かったこと。
言うまでもないが、特オタの嗜好は一般観客から過激に乖離している。そこにシフトさせて映画を作れば、どういう出来になるかは言わずもがな。特定層には好まれようが、大向こうでの集客がやりづらい。

ギャレス・エドワーズ版の『GODZILLA』は人間描写をメインに物語を引っ張っていけた。
公開時には「つまらない」とさんざん酷評されたものだが、改めて見直してみれば、驚くほどちゃんとした作りの映画になっていて退屈したりダレたりはしなかった。さればこそ興収二億ドルの大台に乗ったのに、今作の『キング・オブ・モンスターズ』では前作の優れたところを逆にマイナス要因とみなし捨てたわけで、当然すべてが裏目に出た。
(今にして思うなら、ギャレス版ゴジラを悪しざまに貶したのは特オタばかりだったのかも)

特オタの嗜好に特化して作られたドハーティ版のゴジラ。
ドラマ部分など申し訳程度、ゴジラやラドンやギドラの暴れる場面に手をかけた怪獣映画というのは、まさしく特オタら待望の一本であろう。
しかし特オタ以外のより広範な層まで惹きつけるにはイマイチの出来となって、今作の集客規模が定まったといえる。

余談として。
この『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』。北米ばかりか海外市場でもおしなべて盛り上がりに欠けているが、ひとつ中国だけは例外的な爆受け状態、初週三日で7000万ドルを達成し、このままいけば二億ドル相当の元収入をたたき出すかもしれない。
前作『GODZILLA』の中国での収益が8000万ドル足らずだったのを思えば、なんという皮肉。
ともあれレジェンダリー社の本拠では目論見が成功したことになる。






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『Yasuke』


ひさしく前からハリウッドで企画が進行している、織田信長に仕えた黒人侍を描く『ヤスケ』について思うことがある。

「うるせー。欲しいのは『ヤスケ』の実情報だ、おまえの思いなんか知るか」だと?
わかってる、わかってる。でも、ぼくの映画の予想はだいたい当たるので(それも悪い予想が)、一聴の価値はあるから心して聞いてほしい。

ジョージ・ルーカスが二次大戦で活躍の黒人戦闘機隊を描く『レッドテールズ』の企画を出したとき、どの映画会社からも「黒人ばかりの映画は海外市場で集客できない」との理由で断られたという。
結局ルーカスは自費で作ったのだが案の定、北米ですこし話題になったきり、海外ではまるで無視される結末に。



ちなみに。これが『レッドテールズ』の戦闘場面
『スターウォーズ』ばりにVFXを駆使、迫力満点のアクション満載にもかかわらず、日本では劇場公開すらされていない。


『ブラックパンサー』が十億ドル台の世界的ヒットを飛ばした今となっては隔世の感があると言いたいが、実のところ黒人映画が北米以外の地域で振るわない実情はあまり変わらない。
アメリカで爆受けした『ゲットアウト』にしろ『Us』にしろ、海外市場では驚くほど集客率が低いのだ。

さて。期待される『ヤスケ』だが。
先に述べた諸々の事情から、ハリウッドはこの企画に熱烈に乗り気というより、「ちょっと一発、作ってみるか」という程度の興味の抱き方と察する。
弥助を誰が演じるかで予算の規模も違ってくるが、『ラスト・サムライ』級の大作に仕立てるのは難しいんじゃあるまいか。

そもそも日本にロケ隊がやってくるかも怪しいのだ。
『ヤスケ』は金のかかること必至の題材であり製作費を効率化して使わねばならず、撮影は政府から補助金の出る台湾や韓国、あるいは中国、もしかしたらニュージーランドでおこなわれる可能性がむしろ高い。
(おなじ事情から、スコセッシも『沈黙』を台湾で撮った。『ラスト・サムライ』もほとんどの場面がニュージーランドで撮られた。『47RONIN』に至ってはヨーロッパで収録されている)

お。



噂をすれば何とやら。
主人公の弥助役に『ブラックパンサー』のチャドウィック・ボーズマンが決まった。
朗報だ!

そうは言っても『ブラックパンサー』は日本で大きくヒットしなかったから、多くの日本人にはピンとこないだろう。
チャドウィック・ボーズマン?
熱心な洋画ファンでもなければ、顔がすぐに浮かんでこないのでは。
実際、トム・クルーズやキアヌ・リーブスが侍を演じるほどのインパクトはあるまい。
しかしこれで、中規模以上の予算は確保されたわけで大きな進展となる。

ところで、どんな内容になるのか?
だいたい映画の実録ものが史実どおりに描かれないのはむしろ定石。
『ラスト・エンペラー』といい、『アラビアのロレンス』といい、実際とは大きく異なる作中世界を構築してるし、それでこそ傑作に仕立てられたと言っていい。

だから、この『ヤスケ』の場合も。
史実を飛び越えて、主人公に荒唐無稽な大活躍をさせそうだ。
(T・E・ロレンスも坂本竜馬と同様に、実際は使い走りに過ぎなかったというが)
たとえば。木下藤吉郎のしたことをそのまま弥助にやらせるとか、明智光秀が寝返ったのは信長と弥助の関係を妬んだからとか、弥助の功績や影響力を過大に描くのでは。
なんか、そんな気がする




関連リンク

「Chadwick Boseman set to play African samurai in 'Yasuke'」
(CNN entertainment)
https://edition.cnn.com/2019/05/08/entertainment/chadwick-boseman-yasuke/index.html


「」
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ハリウッド製ポケモン映画は果たして当たるか?


こんな映画が今日から世界に先がけ、本邦公開される。




日本のゲームキャラがハリウッドに上陸して大丈夫なの?
たぶん案じなくていいと思う。
これはハリウッドの映画人が世界市場で稼ぐために作ったものだ。日本製コンテンツでも、あちらの手にかかれば商品価値が見違える。

不思議でならないのは、「こうした企画をなぜ日本のほうから率先してやらずにいたか?」ってことだが。
そこを残念がらず、ハリウッドに先んじられお株を奪われたのを、「凄いだろ? 世界が日本のコンテンツに注目してんだぜ」としたり顔でせまる日本スゴイ教徒たち。
バッカじゃなかろか。

ところで当たるとしたら、どの程度?
微妙。
映画のピカチュウは予告編でみるかぎり、小生意気でよくしゃべり、自立的に動く性分らしい。ようはアメリカ人好みにキャラが改変されてる。アニメに馴染んだファン、とりわけ日本のファンには違和感が多かろう。

むろん当たり外れを決めるのは映画の出来次第、つまり面白いか否かだが。
うまくいけば設定をガラリと変えた『ピーター・ラビット』並みに、(北米で)一億ドル超の収益をもたらすほど好感されるかもわからない。

とはいえ、集客数は蓋を開けてみなければ。日本のアニメやゲームの実写化はリスキーで、『マリオ』や『ドラゴンボール』は大コケ、『ゴースト・イン・ザ・シェル』も惨敗に近かった。
こいつはどうなのか? 今はまだ、映画評サイト「腐れトマト」で点数が付くのを見守る必要がある。
(現在、トマトメーターは70%を境に上下している)




関連リンク

「Pokemon Detective Pikachu」の評価
(腐れトマト)
https://www.rottentomatoes.com/m/pokemon_detective_pikachu





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