戦争を語るブログ

平和を愛し、いさかい好む

2009年07月

モスクワでシベリア抑留の新資料発見


モスクワでシベリア抑留の新資料判明
日本側推定より二十万も多かった?



(共同通信)




旧ソ連抑留76万人の新資料発見 日本への提供で合意


 モスクワのロシア国立軍事公文書館で、第2次大戦後、シベリアなど旧ソ連に抑留された日本の軍人や民間人に関する約76万人分の新資料が発見され、日本政府への提供で原則合意したことが23日、明らかになった。早ければ年内にも順次提供が始まる見通し。

 厚生労働省はこれまで「シベリア抑留者」の総数を約56万人、うち死亡者を約5万3千人と推定。今回のような全抑留者を網羅する規模の資料発見は初めてで、抑留者や死者の総数確定など戦後最大の悲劇ともされる抑留の全体像究明に大きく寄与するとみられる。

 埋葬地や死亡日が新たに分かり、遺族や平均年齢85歳を超えた元抑留者に、墓参実現への道を開く可能性もある。

 厚生労働省は、推定される死者のうちロシア側の資料がなかった300人を抽出、ロシア側に新資料との照合を依頼した。その結果、約20人分が新たに確認された。

 新資料は、氏名、生年月日、収容所の移動歴、死亡記録などをタイプ打ちした十数項目に、手書きで記入したカード型。これまで旧ソ連やロシアから断続的に提供された名簿や個人資料とは異なる形式で、日本側は体系的な新資料との見方を強めている。

 同公文書館の保管庫に1人分1枚で約千枚ずつを入れた段ボール箱757個があることが昨年分かり、日本側も実際に確認した。ただ、同一人物の情報が複数混在する可能性もあり整理は難航しそうだ。


(共同通信/2009年7月23日)
http://www.47news.jp/CN/200907/CN2009072301000867.html







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差別する時もナチの猿真似

差別する時もナチの猿真似
(「ROOSTER ROOST」より転載)



「ニワトリ。おまえ、差別されるんだって?」
「孔雀や白鳥みたいに大事にされないんです」
「あいつら少数種だから、珍しがられるだけだろ」
「お店でも鶏肉は、牛肉や豚肉より安く売られるし」
「大衆に愛されてる証拠だ」




いまだに「単一民族幻想」が根強い日本という国は、そのかぎりにおいて、世界でもっとも人種的な差別意識の強い国だと指摘されることがある。
とにかく、日本人と日本人でない人とを分けたがるのだという。

それも、すべての異人種を等しく拒絶というのとは異なった、いやらしい分け方をする。
世界人類というものを、ゴビノー流の色分けにならいながら日本の立場は保ちつつ、上中下の階層に分類し、固定してしまう。

筆者が内心、気掛かりでならないのは、日本人がどうやら自分自身を白人の仲間だと勘違いしているのではないかと思えることだ。
それは大げさにしても、自分たちを、文明人が原始人とは違うようにアジア人を超えた存在と思っているのはたしからしい。
劇画でも日本人キャラクターを、明るい髪の色、明るい目の色、コーカソイド系の顔立ちとして無思慮に描いたのが目立つ。
 「日本人は器用だ。鏡を見ないで自分の姿を描くなんて」


能うならば、筆者もこう言いたい。
「日本はナチズムやKKKの国じゃない。差別思想のまかり通るところと違います」
そんな抗弁に内側から盛大に水を浴びせ、身も蓋もないようにしてしまう毛のむけ狂った連中がいる。
日本語で書き込める掲示板を根城に、ネット中でヘイトスピーチを撒き散らす、日本流ネオナチ集団ともいうべきバカウヨどもである。

彼らの差別意識となると、日本一般のものよりもさらに極端だ。
なにしろ同じ日本人同士の間にさえ線を引き、なんとかして日本を巨大なカースト社会に造り変えようと必死でいるのだから。
人種差別、部落差別、障害者差別、学歴差別、性差別……。
差別することは、彼らバカウヨどものまさしく信仰なのである。

こんな差別狂どもが野放しとなった日本の正体を、世界の前に隠しておきたいといちばん切実に思っているのが、靖国派の現政権かもしれない。
なんといっても、「日本が戦わなければ、いまでも世界は白人に支配されたままだった」という神話を教えるのが国民に自信をもたせることだと本気で信じる連中なのだから。

しかし、そのように人種平等がもたらされたはずの世界でただ一箇所、インターネットの日本語圏では北東アジア人への大々的な迫害キャンペーンが公然とおこなわれる。
そこでは、「日本が人類をみな平等にした」と教え込まれたバカウヨどもが、真顔で言いふらすのだ。
「南京大虐殺や従軍慰安婦をめぐる世界的な反日現象は、日本をうらみ、ねたむ支那人や朝鮮人が裏で仕組んだ」

中国のような地位も力もある国が、日本での昭和ファシズム正当化の動きを非難するとき、わざわざ「裏で仕組む」必要があるかという疑問はさておき、日本語の掲示板やブログではこの手の流言が絶えることがない。

 なんで日本のネオナチは、白人じゃなくて、同じアジアの中国や韓国を目の仇にするんだろ?
 バカウヨさんは、「日本がアジアを解放した」と鼻高々に威張りたい。でも実際の日本は、韓国を併呑し、中国では暴虐を。解放者どころかアジア唯一の侵略国家だった。そんな歴史の真相をすぐ隣りから突き付けられ通しだったので具合が悪い。
「夢を壊すな」と、逆恨みしたくなるんでしょう。
 道理もヘチマもない、さもしさだな。

ほんとうに。
「バカウヨの壁」の中では、「韓国人や中国人はすべて、日本人に執念深い敵意をもち、日本を貶めようと日夜、暗躍する」という認識ができあがってしまっているのだ。

 似たような言い草どこかで聞いたことあるぞ。
 いかにも。

ドイツが苦境に陥るのは内外のユダヤ人の陰謀によるものと根拠もなく決め付ける、被害妄想に満ちたあのヒトラーの演説と不気味なほど酷似している。
およそ心を病んだ者でなければ、こうしたことは言えるものではないのだが。

特筆すべきはバカウヨどもが、第三帝国崩壊後六十何年もたった今という時にナチの宣伝文句と変わらぬ内容を語っていることだ。

彼らは、在日コリアンのような外国人が日本の中に何十万人も暮らすのは大問題だから、すべて、日本国籍に帰化させるか、国外退去させよと無理難題を言い張る。

むろん、問題のつかみどころを間違えている。

 「在日コリアンって、テロ活動とかするのかい? 自治を要求して暴動おこすのか?」
「そんなの聞いたことないし、想像もできません」
 「つまり日本人とおなじ、法に従い、税も納めてる、おとなしい連中なんだ」

あきらかに日本にとっての問題は、在日コリアンが何十万もいることではなく、在日コリアンのように日本という国に融けこんだ外国人居留者が何十万もいるにもかかわらず、なお異端分子として問題視せずにいられない者がいることだろう。
すなわち、バカウヨ自身の存在こそ日本にとっての大問題なのである。

彼らはまったく、時代から遅れ、世界から外れてしまっている。
精神状態も時代意識も、大東亜戦争時のままのようだ。
掲示板やブログでのレイシズムで染めあがった投稿の数々に目を通すだけで、日本人が戦時中、アジア各地で他国民を過酷に虐げたのは本当のことだとすんなり納得できてしまう。

そんなバカウヨどもが、コリア系住民はいかに日本にとって有害であり排除しなければならぬかを嬉々として弁じたてたところで、外人の目からは、今頃ナチの人種政策にかぶれるような頭の足りないレイシストに見られるだけのこと。
(しかも、彼らが主張の拠りどころにする『嫌韓流』という漫画は『わが闘争』にも匹敵するガセネタ本なのである)

右手に日の丸   左手に『嫌韓流』

一、日韓併合は朝鮮人のほうで求めた
一、在日コリアンはみんな密入国
一、在日コリアンの五人に一人は生活保護の寄生虫
一、在日コリアンは税金免除など在日特権をむさぼってる
一、南京レイプは、日本軍の朝鮮人部隊がおこした
一、帰ってもらおう、半島へ

バカウヨ系ネオナチ派の図
彼らは連日、コリア系住民に悪印象を抱かせようと
幼稚な嘘を言いふらし、迫害者をきどる



そもそも、外国人には日本人も在日コリアンも見分けがつかない。彼らレイシストがなぜコリアンを迫害したがるのか理解に苦しむだけだ。
そして思うことだろう。
 「こんな奴らがヒトラーの同盟者だったのは当然か」

バカウヨどもへの評価はそれで確定だ。
おなじ文化圏の韓国人や中国人とすら仲良くできない彼らが、軍国時代の日本がいかにアジアの民族自立に貢献したかを得意になって語ったところで、アジア人からも白人からも真に受けてもらえるはずがない。
 当たり前だ、ボケ!


ば〜か
笑われて
わからずにいる
国の恥



( 続く )



差別する時もナチの猿真似
(ROOSTER ROOST)
http://www.geocities.jp/ondorion/now/rooster_roost5.html




キルロイ見てるぞ





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