戦争を語るブログ

平和を愛し、いさかい好む

2011年01月

それにしても、ネット右翼!


それにしても、ネット右翼!

自分も若い頃は、似たようなもんだった。
ソ連と中共が手を組んで自由世界に牙を剥き、第三次大戦が起こるのではないかと真剣に危惧したほどだから(笑)、もともとは小林よしのりなんかと同じ穴のムジナと言ってもいい(自嘲)。

したがって、彼らのことをあまり批判できない道理になる。
自己を取り巻く沈滞した社会環境を巨大で異常な変動が見舞い、そんな中で本来あるべき自己へと脱皮し、ヒロイックに活躍できたらという彼らの腹の内もよくわかる。

でも敢えて言うが。
そんな自分でも、ネオナチの真似をして少数派の人々の迫害に躍起になるほど外道ではなかったつもりだ。
たとえ、ちっぽけな祖国が世界地図から消滅するような妄想に浸ろうとも、一個の人間の身でやっていいことと許されないことの見極めは付けられた。

また。
いかに敵の陣営であろうとも、中国人やロシア人の一人一人が日本人やアメリカ人と変わらぬ人間だという認識まで失ったりしなかった。
ところがネット右翼ときたら、ぼくのような者にすら備わっていた人間として最低限のモラルまで身に付けられなかったようだ。

彼らがああなのは、社会や教育制度が劣悪なせいではない。
彼ら自身のゆえだと断言しよう。








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南京事件否定派が通州事件や済南事件で騒ぎ立てる理由

なぜ南京事件を否定するバカウヨは
通州事件や済南事件で騒ぎ立てるのか?


結局、こういうことなのだろう。

南京大虐殺の「肯定派」にとって、いまさら通州事件や済南事件のことを言われようと、別にどうということはない。それは南京事件が事実なのと同じように、他所での事実を指摘されることだし、そもそも「肯定派」が済南事件や通州事件を隠したり否定したわけではない。
肯定派(バカウヨのいう「反日左翼」)には事実が大切なのであり、日中戦争での責任論議を「日本対中国で鬼畜ぶりを比べる品評会」と捉える人など誰もいない。

「否定派」にとってそうはいかないのだ。
南京大虐殺否定派には、事実なんてどうだっていい。古い日本の名誉こそ何よりも尊ぶべきものである。
(でなければ、『ゴー宣』のようなものにかぶれたりできるわけがない)

しかし現実の世界で南京事件をめぐる彼らのそうした  嘘  理想を実現させるには厳しいものがある。
溜まりこんだ鬱憤は相当な量に違いない。
それで、「肯定派」に向かって中国人の残虐行為だけを挙げつらねると、なんだか打ち返してやった気分になるらしい。

バカウヨどもは、彼らにしかわからぬ道理をもって、「南京」の仇を「通州」や「済南」で晴らしているつもりなのだ。




関連エントリー

「左翼は、日本人が虐殺された通州事件を黙殺」?
http://www.geocities.jp/ondorion/now/mougen.html#32




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「左翼はなぜ、通州での邦人虐殺を非難しない」?

Twitterでの投稿・増補
「左翼はなぜ、通州での邦人虐殺を非難しない」?
「ネット右翼の妄言録」より)


新年早々、こんな話題でエントリーを仕立てるのもなんですが。
そこは、言いたいことがたまたま、元旦と重なっちゃったということでご容赦を。
まあ、みかんでもつまみながら読んでください。
餅を食べながらだと喉に詰まらせる恐れがあるので、ご注意を。


南京大虐殺を狂ったように
叫ぶ反日左翼どもは 、
支那人が邦人を虐殺した
通州事件のことで
なぜ非難をしないのか?



【通州事件/新世紀大辞典】
 1937年、日本の傀儡政権である冀東防共自治政府のあった通州市で、邦人居留民数百が殺された暴動。
 南京事件をしのぐ人類史上最悪の残虐行為であり、この事実をもちだせば、日中戦争での日本の罪はすべて許される…………と一部の人は本気で思ってる。



この通州事件について、バカウヨどもは「反日左翼が隠し続ける支那人の残虐性」とか狂おしく吠え立てるのが相場だが、事実と反している。

すでに六十年代、五味川純平が大河小説『戦争と人間』の中で、済南事件などとともにかなり詳しく記述しており、歴史好き以外ではむしろ左翼系の人の間でよく知られていたはずだが。

済南事件のほうは1970年、日活が映画化した『戦争と人間・第一部』でとっくに描き出されている。
1972年には全国ネットで放映され、子供でも観ることができた。
(TVで視聴し、日中戦争の時代に興味を持った人もいた由だ)

み ん な、 普 通 に 知っ て い た。

それが20世紀末頃になり、「自由主義史観」というネオ・ファシズムを奉じる一団によって、思いもよらない下劣なやり方でぶり返されただけなのだ。
「南京大虐殺は嘘っぱち」「中国人こそ日本人を虐殺した」「日本人はあんな残虐な殺し方はできない」という調子の、恥を知らない自己正当化に利用された。

だから、今頃になってそうした宣伝に乗せられ、「通州事件だ、済南事件だ」と騒ぐような者こそ、みずからの無知無学ぶりをさらけ出しているのである。
「封印された歴史が、小林よしのりによって脚光を浴びせられた」と言い出す馬鹿までいて呆れるが、小林よしのりごときは、ゆがんだ頭の右翼学者の受け売りをしただけで、例によって新しい事実などひとつも掘り出してはいない。

ところで。
当時から『戦争と人間』を読んだ人達が、済南事件や通州事件での凄惨な殺害の記述に接しても、今のバカウヨどものようにヒステリックに憤らなかったのは事実である。
それはこの小説全体が、小林よしのりの『戦争論』などとはわけが違う、至極まっとうなヒューマン・モラルによって貫かれていたからにほかならない。

小説の作者は、はばかることなく叙述する。
「暴徒が襲ったところは、済南事件に限らず、人間が野獣以下のものでしかなくなる瞬間の証拠を歴然と残す。」

「青竜刀でぶった斬られたのがいる。銃剣で突き刺されたのがいる。頭蓋骨を粉砕されたのがいる。腹腔の内臓が全部露出したのがいる。男では、男根を切断されたのがいる。」

「女の被害者は、こういう場合の常として、全裸に剥かれて致命的な迫害を蒙りながら、輪姦の辱かしめを受けている。そのあげくに、殺されてまで、陰部に異物を押しこまれている。息絶えるまでは淫欲の対象となり、息絶えれば代替物を挿入されて、狂熱の視覚的快楽の対象となる。」

(五味川純平『戦争と人間/運命の序曲 第一部』
1965年2月16日発行)


だがこれらは、どんな人間でも状況次第で悪鬼になり得るという観点から記されている。
今のバカウヨどもの、「支那人はこんな野蛮な奴らだ」といった調子で民族的な嫌悪の念を植え付け、日本側の罪を相殺させようとする『ゴー宣』流のしょうもないゴロツキ論法とは高みにおいて雲泥の差があるものだ。


「……支那人が日本人に対して叛乱を起こすのは当然だとは思うけどね。だが、そのことは、抵抗力のない婦女子までも虐殺することを正当化しはしないんだ。支那人を虐殺した日本人、日本人を虐殺した支那人、そんな連中が一目でそれとわかる鬼畜の顔をしていればいいんだが、実際には、日常生活に戻ったらみんな善良そうな顔をしてるんだろうな。」

(五味川純平『戦争と人間/劫火の狩人 第二部』
1968年11月20日発行



五味川純平は文士としては二流どころだが、こうしたことの洞察眼は一級だった。
一方、小林よしのりは、漫画家として二流の才能ながら人間としてはまったくの屑としか言いようがないのである。




関連リンク

通州事件後、冀東政府は日本に正式に謝罪・賠償したのに、
やたら「通州事件をなぜ隠すのか」と質問する人がいるのはなぜですか?

(Yahoo! 知恵袋)
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1314679138




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