攻撃型の潜水空母である。
全長はUボートの倍。
敵地で急速浮上、折りたたみ式の搭載機をカタパルトで発進させる。
地球を一周半できる航行距離により、地上のどこにでも爆撃が可能という。
いや、仮想戦記の話じゃない。
大戦末期、日本海軍が現実にあらしめた戦力だ。
三隻竣工させたものの、出撃直前に終戦となって戦果ゼロ。
もっと早く実戦に投入すればと、残念がる向きは多い。
しかしながら。




帝国海軍は、潜水艦の使い方を知らない。
(素人目には凄い戦略兵器に思えようが)
米国西海岸やパナマ運河爆撃のため開発させたというが、たった三機の艦載機で何が出来るだろう。
おそるべきセンスの欠落。
敵潜水艦から海運がズタズタにされてる時にだ。
それへの手当てもほったらかしで、こんなコケ脅かしきわまりないものつくらせる。
まるで借金取りに押しかけられ妻子を形に取られながら、さらに博打を打って借財を返そうとするのとおなじで無体なさには言葉も出ない。

発案者はどこの馬鹿かと思ったら。
どうやら、あのお方なのが有力らしいというので納得。
連合艦隊司令長官山本五十六元帥閣下。
やはりあのお方、滞米時代に鬱憤がそうとう溜め込まれたんじゃなかろうか、アメリカさんに泡を吹かせることしか頭になかったようだ。




関連リンク

伊四百型潜水艦
(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/伊四百型潜水艦





にほんブログ村 歴史ブログ 近代・現代史(日本史)へ この記事を気に入ってくれた人、よろしくね