戦争を語るブログ

平和を愛し、いさかい好む

国際情勢

ついに戻らなかった北方領土


いや、領土が自分から戻ってくるわけない。
犬じゃあるまいし、帰巣本能もなし。
プーチンがとうとう返さなかったということで。
かくして「犬の年」は暮れ、来年からは猪突の様相を見せるのか。



ロシア軍、北方領土に防衛線

ロシア軍が2020年までに千島列島や北方領土に地対艦ミサイルを増強し、全域を覆って防衛線をつくる構想があることが30日分かった。共同通信がロシア当局の内部文書を入手した。米国に対抗する核戦力の拠点となっているオホーツク海を守る上で、北方領土を戦略上、重視していることを裏付ける内容。実行に移されれば、日本との平和条約交渉への影響は必至だ。
(共同通信)

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6308539







関連リンク

北の島を返さないプーチン
(当ブログ)
http://blog.livedoor.jp/manfor/archives/52066143.html


スウェーデン徴兵制復活
(当ブログ)
http://blog.livedoor.jp/manfor/archives/52059099.html






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北の島を返さないプーチン


プーチン大統領、北方領土を日本に引き渡した場合、米軍が展開する可能性があるとの懸念示す
https://this.kiji.is/242955782456559100

うわ。プーチン、痛いとこ突いてきた。
死んでも米軍にお引取りをねがえない安倍政権の急所。

北の島々を返してほしくば日米同盟は破棄しろって意味だけど、それ絶対不可能だから。米国タカ派の後ろ盾がなければ窮地に陥る日本側の事情をプーチン、百も承知で言ってるはず。

あっはっは!
北方領土を返す気は毛頭ないってわけ。
だいたい世界中が脅威と認識、制裁でストップかけてるプーチンと仲良くなり、領土を返してもらおうとか考えるほうがどうかしてる。

この際だから当て付けで、北方領土と向き合う根室あたりに米軍基地を招致してやるのはどうか?
今の総理の度量では無理だろうけどね。






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スウェーデン徴兵制復活


スウェーデン徴兵制復活 ロシアの脅威に対応、女性も対象
http://www.afpbb.com/articles/-/3119940


このニュースに日本のネット右翼が大喜びというのがまず信じられない。
連中の頭では、永世中立国のスウェーデンが兵役をふたたび義務化させた事実をもって「サヨクの鼻をあかしてやった」ことになるらしいのだ。
まったく、どこまでバカウヨなんだろう。

なぜスウェーデンで2010年に廃止の徴兵制がここにきて復活かといえば、語るまでもない、プーチン政権下のロシアによるクリミヤ併合の衝撃だ。
北欧の平和国家スウェーデンでさえ兵役を復活させるほど欧州、いや世界に危機感をあたえるプーチン大統領。
これに対する日本政府の対応。
危機意識どころか仲良くなろうと歩み寄って犬まで贈り(まさか北方領土の返還話を真に受けたとも思えないが)、ネトウヨどもにいたっては、まるで自分らの大将になってほしいのではと疑いたくなるほど崇敬の眼で見つめるという。
この国際情勢のまったくわかってないようなズレっぷり、どうにかならんものか?
それはともかく。
安倍政権に3000億円相当の経済協力を約させながら案の定、プーチンから何の見返りもないのだがネット右翼はまったく騒がない。
慰安婦問題での「合意」では10億円の拠出で侃々諤々になる連中が。
やはりバカウヨだからどうにもならないのだろうか。

ちなみに。
スウェーデンは早くから、良心的兵役拒否を法制化しており、諸々の事情から兵役に服したくない者は他の奉仕活動をもって入隊を免除される。






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「自爆テロやると地獄に堕ちる」


「自爆テロやると地獄に堕ちる」
イスラム学者が宗教令


これ、いいかもしれません。
「死ぬのは怖いが、天国がご褒美なら……」という特攻志願の人にすごく効き目あるでしょう。
爆弾抱えて突っ込んで、多くの敵を地獄に送りこみ、自分まで道連れでおなじ地獄行きじゃたまりませんから。

でもヘタすると、イスラム学者のところに猛り狂った自爆屋が飛び込んでくるかも。
ちょうど、神道の専門家が「特攻して死んでも英霊になるどころか地獄行きだ」と諭すようなもんですからね。

勇気ある人だなあ。

テロリズムはテロリズム、暴力は暴力だ。イスラム教の教えにそれが存在する余地はなく、正当化することもできない

まことに道理で。
日本神道にもおなじことが言えるでしょう。

掲示板があった当時、戦争で殺しあって死んでも「英霊」になって祀られる靖国神社を擁護し、神道はどんな教義解釈もありの世界一寛容な宗教なのだと得々と語る馬鹿がいて困りました。

その世界一寛容な宗教の大日本帝国にあれほどの大量殺戮・大量自決ができたのは何故?
良い木は悪い実を結ばぬものなのに。
いま一度、恥を知れと言いたいです。

近代の国家主義神道の狂熱性は、浄明正直を尊ぶ本来の神道とは似て非なるもの、縁もゆかりもない代物なのは素人目にも明らかなこと。
二度と特攻隊の悲惨を繰り返さないためにも、これは銘記せねばなりません。

教義をもちだしてまで神風を讃える人がいたら、地獄に堕ちてもらいましょうか。
(「神道はどんな教義解釈もあり」なら、地獄もありでしょ?)



イスラム学者がテロ否定の宗教令、
過激派の自爆テロを糾弾


ロンドン(CNN) イスラム教の著名学者が「ファトワ」と呼ばれるイスラム教の宗教令を発表し、過激派によるテロ行為を厳しく批判、「自爆テロを行った者は地獄に落ちる」との解釈を打ち出した。

イスラム学者のムハンマド・タヒル・カドリ氏が発表したファトワは600ページにおよび、テロ行為を糾弾するとともに、イスラム教の教えを持ち出して暴力を正当化しようとする過激派を批判している。

英テロ対策シンクタンク、キューリアム財団の発表によると、イスラム過激派のテロ行為をここまで包括的な理論で否定した宗教令が発表されるのは初めてだという。

ロンドンで記者会見したカドリ氏は「テロリズムはテロリズム、暴力は暴力だ。イスラム教の教えにそれが存在する余地はなく、正当化することもできない」と指摘した。


(CNN.co.jp/2010年3月4日)
http://www.cnn.co.jp/world/CNN201003040009.html




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エジプト空軍、高いお買物



エジプト空軍、高いお買物
戦闘機24機を32億ドルで



(AFPBB News)

ギザのピラミッド上空を合同で飛行する米国とエジプトの空軍機
(1993年8月撮影、資料写真)



しかし。
24機で32億ドルでは一機あたり一億三千万ドル以上の買い値ではないか。
ブログ主のうろ覚えな知識では、開発当時のF16は先代のF15とくらべ、ほぼ半額一千万ドルくらいで製造できたとおぼしいが、いつの間にそんな高価で取引されるようになったのだろう。

エジプト空軍もエジプト空軍だ。
三十数年前の兵器をよくぞそんな巨額で買い入れたものである。

むろん、F16は名機である。
1982年のレバノン侵攻時に発揮された圧倒的な航空戦力には、世界が驚いた。
イスラエル空軍によるシリア側のミグ戦闘機に対する勇戦ぶりは伝説となっている。

アラブ国家であり、イスラエルに負け続けだったエジプトにはその当時の衝撃が残ったままなのか。



エジプト空軍、F16戦闘機24機を追加調達


【12月30日 AFP】米航空宇宙器機大手ロッキード・マーチン(Lockheed Martin)は29日、F16戦闘機24機を32億ドル(約2900億円)でエジプトに販売すると発表した。

 同社によると、米エジプト両政府はこの件について合意しており、来年の早い時期に契約を締結する見通しだという。

 エジプト空軍はF16の保有機数が世界で4番目に多い。今回の調達は現有戦力を補強するもの。バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領のもと、米エジプト関係は改善している。(c)AFP


(AFPBB News/2009年12月30日)
http://www.afpbb.com/article/economy/2678489/5101521




関連リンク

F-16 (戦闘機)
(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/F-16_ (戦闘機)




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パレスチナのアニメ映画「ファテナ」

Fatenah
パレスチナのCG映画「ファーティナ」
封鎖の中、乳がんで命おとす女性の悲劇



(CNN.co.jp)

CGアニメ「ファーティナ(Fatenah)」の一場面



舞台はガザの難民キャンプ。乳がんを患いながら紛争や風習に阻まれ、治療が受けられずに命をおとす女性(ファーティナ Fatenah)を主人公にしたCDによるアニメ映画がパレスティナ自治区で公開されました。

実話にもとづいており、「ファーティナの悲劇はパレスチナでは特異なものではなく、女性なら誰にでも起こり得る」
(アフマド・ハバシュ監督)。

パレスチナでは初めての商業アニメということで。
なぜアニメで描いたといえば、「乳がん、病、死、ガザ、封鎖、すべてが重く、つらいテーマ。実写でやったらとても暗い内容になってしまうので、アニメを使うことにした」
(製作者サイード・アンドーニ)

ハリウッドや日本のものにくらべると技術的にいまひとつのようですが、こうしたものの製作がパレスティナで可能になったというのも時代の恩恵なのでしょうか。

上映会では好評だったそうですが、この映画がきっかけとなりパレスティナでも戒律上のタブーを超え、女性と乳がんについての見方が改まってほしいとの作り手の願いはかなえられるでしょうか。

アキバ系アニメに牛耳られた日本では公開になるかも怪しいけど、ネット経由での視聴など見る手立てはいくらでもあるかもしれません。




(CNN.co.jp)

「ファーティナ(Fatenah)」の一場面


乳がん題材のアニメ映画、パレスチナ女性の苦悩描く


ヨルダン川西岸ラマラ(CNN) パレスチナ自治区で乳がんを題材にしたアニメーション映画「ファテナ(Fatenah)」が制作され、このほどヨルダン川西岸のラマラで上映会が開かれた。パレスチナで商業アニメ映画が制作されるのは初めてだという。

主人公ファテナはガザの難民キャンプに住む若い女性。胸にしこりを見つけて医師に相談したが、最初にかかった医師はブラジャーを緩めればいいと言い、別の医師は結婚すれば治るだろうと主張。半年かかって出会った医師がようやくまともに診察してくれ、乳がんを宣告される。

パレスチナでは宗教上の理由で女性の身体について語ることはタブーとされ、進んで治療してくれる医師はほとんどいない。ファテナは痛みや屈辱と闘いながら、治療を受けるためにガザから出ようとするが、イスラエルとパレスチナの関係に阻まれ、ようやく治療にたどり着いた時は既に手遅れだった。



(CNN)


監督のアフマド・ハバシュ氏、プロデューサーのサイード・アンドーニ氏は、乳がんのため28歳で2004年に亡くなった実在の女性の話に触発されてこの映画を作ったと話す。パレスチナではファテナのようなケースは特異ではなく「女性なら誰にでも起こり得る」とハバシュ監督。

アニメ化は賭けでもあったが、「乳がん、病、死、ガザ、閉塞、すべてが重く厳しいテーマだ。それをアニメ化することで、新たな次元、新たな観点が生まれる」とアンドーニ氏は言う。

映画の中ではファテナが胸のしこりを調べるシーンもある。これがきっかけとなって宗教の壁を破り、乳がんについて公に語れるようになって欲しいとの願いを込めた。

上映会では観客が口々に共感を語り、亡くなった女性の父親は涙を流していたという。アンドーニ氏は「映画の中の(女性の身体について語るという)タブーについて、誰も批判したり、とやかく言う人はいなかった」と話している。


(CNN.co.jp/2009年10月8日)
http://www.cnn.co.jp/showbiz/CNN200910080027.html



(Youtube)

映画「ファーティナ(Fatenah)」予告編




関連リンク

映画「ファーティナ」公式サイト
http://www.fatenah.com/Fatenah_2009/Intro.html




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「ハマスには第2次大戦での日本と同様の対処を」



あら、云っちゃった〜。

イスラエル極右政党党首さんによる演説の一節。
「米国が第二次大戦で日本にしたのと同じように、イスラム原理主義組織ハマースと戦い続けなければならない」

それでもう、バカウヨさんたちは不平ふんぷん。
(いつでも不平を言ってる連中なんだが)

しかし党首さん、立場上しごく当然なこと語ってるわけで、今の日本に対する侮辱の意図までうかがえないし、問題発言には当たりません。

かえって、ハマスのほうが怒ってるんじゃないかと思うんです。
「俺たちを、何百万人も殺した侵略国家と一緒にしやがって!」

だって、戦前の日本が国連の非難決議無視で中国侵略を続ける「テロ国家」だったのは、村山談話を持ちだすまでもない、世界史上の確定事項ですから。

そういう意味では、むしろ今のイスラエルのほうが旧日本軍と似通っている。
どうせならそちらの方向から突っ込んでほしかったのに、バカウヨ系の人でシオニストを戦前の日本にたとえて批判をするのはいません。

彼らには、自分らの信奉する大日本帝国をテロ集団と同じに扱われた、それも「悪いもののたとえ」に使われたのがひたすら気に食わないわけです。

ともあれ日本のネットでは、「ハマス=日本」の部分だけ一人歩きしてる気がします。

それで示したバカウヨさんたちの反応は、やっぱり面白い。
たとえば、このブログ。


日本ってこんな風に思われてきたんだ。

自虐史観の押しつけのなれの果て。

田母神さんの危機感がよくわかる。


(ケボチ I S M)
http://blogs.yahoo.co.jp/quevotigets/22306822.html



はっきり言って、錯乱したコメントです。
なにゆえ、外国人政治家の国際通念にもとづいた所見に対して、「自虐史観の押し付け」やら田守神さんまで引き合いに出すのでしょう?

日本のことしか考えない鎖国脳だと、こんな風になってくるのでしょうか。

あと、2ちゃんねるなどでやたら目立つのが、「戦時中に日本はユダヤ人を救ってやったのに」という図々しい言い草。

杉原公使の個人的な功績ばかり恩に着せ、当時の日本がヒトラーの最大の同盟国だった大事実のほうは見えてない。
(見ようとしない)

いや、なんともです。

きわめつけは、「大戦中の日本と同様の対処を」 という表現を変な風に受け取り、イスラエルが核を使用して(つまり難民の上に原爆を落として)パレスティナ問題を解決する気だといってる馬鹿。

ご多分に漏れず、ユダヤ陰謀論だのを真に受けてる電波さんに特有の差別感情が被害者めかしたかたちで滲み出てるのがありありとうかがえてしまいます。



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ガザその後

あれからガザではいろいろありました。
調停の申し入れもあったけど戦闘は続けられ、なんやかんやで、死者は八百人に達する模様。

国際世論ではイスラエルの過剰攻撃への批判が目立ちますが、だからといってハマスが擁護されるわけでもないようです。


1月8日までのガザをめぐる情勢
(AFPBB Newsより転載)




残念ながら、ぼくごときにはまるで可視できないのがパレスティナ問題の先行きです。

ただ一点。
たしかなのは、イスラエルが存続し続けるということ。
なにしろ建国から六十年、イスラム世界が束になってかかっても、しかもソ連の援助まで受けながら、人口数百万のイスラエル共和国を滅ぼせなかった。

アメリカによる後ろ盾も大きいのでしょうが、イスラエル自体の強さを認めなくては説明できない状況です。
たとえば南ヴェトナムは、あれほどアメリカに応援されながら北に呑まれてしまいました。

イスラエル人はリアリストです。
各地で苦難を生き延びた人々の知恵と遺伝子が集積され、比類なき強さのもととなっている。

こうした国と戦って勝つことが目的をなしとげる前提である以上、どれほど犠牲を払っても反シオニスト側の願いがかなえられるとは思えません。



追記です。
ガザ情勢について新しい動きがありました。


即時停戦求める決議案、欧米とアラブ諸国が合意 安保理で採択へ


【1月9日 AFP】米英仏の欧米3か国とアラブ諸国の外相は8日、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)での即時停戦を求める国連安全保障理事会(UN Security Council)の決議案で合意した。同日中にも安保理で採択される。複数の外交関係者が明らかにした。

 パレスチナの国連オブザーバー、リヤド・マンスール(Ryad Mansour)氏は記者団に対し、「アラブ諸国の修正を受け入れることで合意があった」と述べるとともに、決議案は安保理で全会一致で採択されるとの見通しを示した。

 ある欧米の外交官は匿名を条件に、「ガザ地区からのイスラエル軍の完全撤退」につながる、ガザ地区での「即時かつ永続的、完全に尊重される停戦を求める」との文言について合意に達したことを認めた。英国が作成した前案では、即時停戦の「必要性を強調する」という表現にとどまっていた。

 国連安保理は現地時間8日午後5時(日本時間9日午前7時)から非公開協議を開始し、この決議案を採択するものとみられている。(c)AFP/Gerard Aziakou


(AFPBB News/2009年1月9日)
http://www.afpbb.com/article/politics/2555977/3660329



イスラエルはどう出るでしょうか?


さらに続報です。
採択されました。


国連安保理、ガザ停戦決議を採択 米国は棄権


【1月9日 AFP】国連安全保障理事会(UN Security Council)は8日、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)での「即時かつ持続的な停戦」と「イスラエル軍の完全撤退」を求める決議を、賛成多数で採択した。米国は棄権したが、その他の安保理構成国は14か国すべてが賛成票を投じた。

 決議案の要点は、「即時かつ持続的で、完全に尊重される停戦が緊急に必要であることを強調するとともに、(停戦が)イスラエル軍のガザ地区からの完全撤退につながることを求める」「食糧、燃料、医療などの人道支援が、妨害されることなくガザ地区全体にいきわたることを求め、持続した支援が可能な人道回廊の設置を歓迎する」「市民に対するすべての暴力・敵対行為と、あらゆるテロ行為を非難する」「全加盟国に対し、ガザ地区の持続的な停戦と平穏を保障し、武器弾薬の密輸を防ぎつつ検問所を開放するため努力を求める」などとなっている。

 また、エジプトが主導する停戦案をはじめ、停戦実現に向けた地域的、国際的な交渉を歓迎するとしている。

一方、ガザ市(Gaza City)からの報道によると、イスラエル軍の攻撃で9日、新たに9人の死亡が確認され、一連の攻撃開始からの総死者数は777人になった。(c)AFP


(AFPBB News/2009年01月09日)
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2556202/3666474



関連して、こんな続報も。


米下院、ガザ紛争でイスラエル支持決議案を採決へ


ワシントン(CNN) 米下院は9日、「パレスチナ自治区ガザからの攻撃に対するイスラエルの自衛権を認める」決議案の採決を実施する。ペロシ下院議長が8日明らかにした。


決議案は民主党のペロシ議長とベイナー共和党院内総務が提示する。イスラエルにロケット弾を発射し、米国がテロ組織とみなすイスラム原理主義組織ハマスが、戦闘員や指導者、武器を民間家屋や学校、モスク、病院に巧妙に配置し、パレスチナの民間人を人間の盾にしていると非難。そのうえで「民主主義国家」イスラエルの治安や生存を強く支持し、ハマスの「絶え間ない攻撃」から国民を守るための自衛権を認めている。またブッシュ米政権に対し、ハマスの復活を阻む持続的停戦に向けて努力するよう促している。


決議は圧倒的賛成多数で採択される見通しだが、法的拘束力はない。


(CNN.co.jp/2009年1月9日)
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200901090003.html



ナンシー・ペロシ議長といえば、一昨年の従軍慰安婦謝罪法案では主導的な役割を果たした一人ですが、今回は、おおかたの左翼ブログの主張とかけ離れた態度をみせてくれました。

アメリカは絶対にイスラエルを見離すことはありませんね。

アメリカがイスラエル贔屓なのはユダヤ・ロビーやユダヤ票のゆえだと、平然と言い放つ人もいます。
そういう人の言うことだからその通りなのでしょう。

でもそれなら、なぜアメリカはイスラエルを助けるため過去に一度も出兵したことがないのでしょう?
実際にアメリカ兵が血を流した朝鮮戦争やヴェトナム戦争は、韓国系やヴェトナム系による圧力だったでしょうか?

さらにひとつ。
いつか日本が危なくなった時、日系米人はこれほど日本のために影響力を行使してくれるでしょうか?

いろいろと考えさせられるのです。



関連リンク

【図解】ガザ地区への攻撃状況
(AFPBB News)
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2555810/3662786



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イスラエル、ガザで大手術

イスラエルの考えることはわかる気がする。
これはハマースという癌を摘出するための、イスラエルとパレスティナ、双方に多量の出血をともなう、選ぶ道のない大手術なのだ。
今これをしなければ(しかも成功裡に)、今後長きにわたりさらに多大の血が流されることになる。

「国際的な非難」がなんだろうか。
もしも、対外的な体裁に気をつかい武力行使を控えたのがテロリストを力づけたとイスラエルが結論したとすれば、そんなものに耳を傾けるはずがない。


ガザ地区内外の攻撃状況
(AFPBB Newsより転載)


実際には、テロ集団ハマースは押し入った盗賊のように力づくでガザを掌握したわけではない。

ハマースをのさばらせたものはガザ地区での文字通りの栄養失調だ。
それが百数十万ものパレスティナ難民に深刻なストレスをこうむらせ、テロリズムの増殖を抑える免疫力を削いでしまった。

ハマースの脅威は、多年におよぶ迫害的なパレスティナ政策が土壌となったものにほかならない。
今回の事態は、いかにイスラエルに正当性があり、幼い死傷者がすべて誤爆によるものだとしても、ガザへの侵攻がまったくの自衛行為だと思わせるのはむずかしい。

作戦のあとでイスラエルは今度こそ、わが国との共存こそ平和をもたらす道なのだとパレスティナ人に思わせることができるだろうか?
できなかったとすれば、また次の作戦 ( operation ) が必要となるだろう。

ハマースについては共同通信は、次のように定義している。


ハマス

イスラム国家の樹立を目指すパレスチナ最大のイスラム原理主義組織。1987年に創設された。イスラエルの生存権を認めず、イスラエルとパレスチナの「2国家共存」を前提とした中東和平に反対している。本拠はガザ地区。自爆テロなどで対イスラエル攻撃を繰り返す一方、教育や福祉活動で貧困層に浸透している。今年1月のパレスチナ評議会(議会)選で第一党になり、単独で自治政府内閣を発足させた。欧米諸国やイスラエルがテロ組織に指定している。(共同通信)




自称左翼の中にはこのハマースを過大にもちあげる人もいるが、本来、平和主義者やリベラル思考の人間と相容れるような組織ではない。



関連リンク

記事名【図解】ガザ地区内外の攻撃状況
(引用元)(AFPBB News)
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2553984/3647345



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