戦争を語るブログ

平和を愛し、いさかい好む

長崎市長

長崎元市長、野中広務と対談


「戦争を起こしたのは日本人
アジアの人に謝罪するしかない」
長崎元市長、野中広務との対談で訴える



(共同通信)

元長崎市長の本島等さん(左)と野中広務元自民党幹事長



戦争を「アジアの人に謝罪」
元長崎市長、銃撃20年で訴え


 「天皇に戦争責任はあると思う」と発言した当時の長崎市長、本島等さん(87)が1990年1月、右翼団体幹部に銃撃された事件から20年の18日、本島さんと野中広務元自民党幹事長が長崎市内で「戦争をしてはならない」をテーマに対談した。

 本島さんは「戦争を起こしたのは日本人で、原爆投下につながった。アジアの人たちに心からの謝罪をするしかない」と持論を展開。野中元幹事長は中国残留孤児や、旧日本軍の遺棄化学兵器が処理されていない問題を挙げ「不幸な第2次世界大戦を経験した国で、日本だけ責任を果たしていない」と指摘した。

 「戦争に手を出さない国をつくるために、若いみなさんが歴史を訪ねて」と野中元幹事長が聴衆に訴えると、本島さんも「『戦争をしてはならぬ』という言葉を、ここへ集まったみなさんが言ってほしい」と応じ、会場から拍手が起きた。


(共同通信/2010年1月18日)
http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010011801000933.html




関連リンク

野中広務
(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/野中広務

本島等
(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/本島等




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銃社会と従社会


長崎市長、死んでしまいました。
会ってもないのに「心から哀悼の意を」とか空々しい事いうのも何だけど、核兵器廃絶を訴えるなど、現政権に都合の悪い発言をさかんにしてきた立派な人だったらしい。
惜しい人を奪われたのは確かなようだ。

それはともかく、安倍総理がここぞとばかり、「いっそうの銃規制を」とか言ってる。

今の日本で銃の規制だって?
おい、おい。
この国で必要なのはまず、暴走する現政権への規制だろ。

銃さえ取り上げれば平和な社会をもたらせるっていうのか。
殺す気さえあればナタだって虐殺に使えるのは、ルワンダでの出来事が証明してるし、逆に言えば、使い方をわきまえた者に護身道具を所持させても危なくはない。

治安を良くするとかの口実で国民の権利ばかり奪っていくなんて、国民は政府の従者かい? 本物の自由主義国家であるならば、国民が武装する権利も認められてしかるべきじゃないか。

政府は国民を守るばかりとはかぎらない。
指導者の裏切りや他国による乗っ取りなど、国体がいざとなった場合も想定し、国民自身にも圧政から身を守る道具が必要だ。
それがアメリカ人の発想であり、銃規制の必要が叫ばれながら奏功しないひとつの理由となっている。

アメリカの場合は極端だし、銃を持たせろと言う気もないが、日本国民もなんらかのかたちで、政府が道をはずしたときに備え、個々の身を守るという意識をもつことは必要だと思う。

「銃を規制して平和な世の中に」
聞こえはいいが、安倍晋三のような人物がその言葉を口にする場合、意図は見えすいている。
やることは態のいい「刀狩り」にほかならない。
国民から政府に抵抗できる爪を剥ぎ取ってしまおうというわけだ。

昨今のこの男のやることなすことからすれば、そう思わざるをえない。
ますます国民を政府に従わせる、「従社会」にしてしまおうというのだ。



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