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『WILD HALF』10巻
作:浅美裕子
出版:集英社
【ストーリー】
依頼された事件は100%解決するという正体不明の探偵「ワイルドハーフ」、、、刑事の兄を持つ高校生のタケトは探偵ワイルドハーフにあこがれている。あるとき公園で人の雰囲気を持つ不思議な犬と出会う。その犬はサルサと言い、なんと人間の言葉を話せる「獣人=ワイルドハーフ種」の犬であった。タケトとサルサは飼い主と飼い犬の情を交わしながら様々事件を解決していく。
タケトが偶然、山勘が当たってテストで良い点をとったことで田中という男につけまわされることに。田中は自分を救う為に川で死んだ人の両親に恩返しをするために必死で勉強していた。それで一番になったタケトに勉強法を学ぶためにつけまわすことになったのだ。しかし、田中には重大な秘密が・・・。
【見所】
またまた新レギュラーが登場。ワイルドハーフなのに人間と思い込む田中がまた結構いろんな形でうまい具合に絡んでくる。さらにその絡みにいろんな形でつながる山中さんも登場。ますます大きな展開していくワイルドハーフワールドをお楽しみ。
【心に残る言葉】
・誰かに「情」をよせるのは勇気のいることだ。喜びとそれと同じだけの不安や苦しみの種を抱えこむことになるのだから。
・こいつの胸には世界一の勇気がつまってるんだ。どんな血統書にも負けるもんかよ。
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