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ユーハバッハの居城から上空へ立ち上る光の柱

一護:何だよ・・・  あの光は・・・!?

・・・黒崎一護
一護に語りかけるユーハバッハ

一護:!

ユーハバッハ:私の声が届いているだろう

黒崎一護

我等を光の下へと導きし者よ

感謝しよう
と笑うユーハバッハ。

一護:・・・・・・・・  どういう意味だ

ユーハバッハ:お前のお陰で

私は霊王宮へと攻め入る事ができる
と天を指差すユーハバッハ。

一護:!?

ユーハバッハ:お前が今まとっているその衣は
王鍵と呼ばれる零番隊の骨と髪で編まれている

霊王宮と瀞霊廷との間に存在する
七十二層に渡る障壁を強制的に突破させる為

そして何より
その際の摩擦からお前自身を守る為に

それ以外の素材では創り得なかったのだ

素晴らしい耐性 素晴らしい防御能力だ

死神が手にできるものの中で
それに勝る衣は無いだろう

だがその絶大な防御力ゆえ
お前の突破した七十二層の障壁は

その後6000秒の間 閉ざす事ができぬ!

それを聞いた一護はユーハバッハの所へ向かおうとするが

一護を横から殴り飛ばすミニーニャ
ミニーニャ:これだけ囲まれて陛下を追えると思うなんて・・・

考えが甘いですぅ
と一護に連撃を浴びせるミニーニャ。

さらに
ナナナ:死ね!
と頭上から切りかかるナナナ

それを躱す一護。

しかし今度は
ミニーニャ嬢に殴られて目眩の一つも起こさないとは・・・

頑丈な人だ
と一護のこめかみの辺りに銃を突きつけるヒゲの滅却師。

一護:!

放たれた弾丸をなんとかかわすが

今度は
バズビー:バーナーフィンガー 1
背後から一護に襲いかかる。

一護:くそッ――!
次々に襲い来る滅却師達、ついにバズビーの攻撃をかわしきれなくなる一護。

その時
バチィ
一護とバズビーの間にしなる斬撃が飛び込んでくる。

首もとをかすめる斬撃に焦る一護。

おう!危ねえ危ねえ!

ギリギリ助かったなァ!  一護!
と援護にやって来る恋次。

一護:俺の首がな!!

恋次:ゴチャゴチャ言うなよ
あたんなかっただろが

行けよ こいつらは通さねえ

詳しい事ァ知らねえが
滅却師の親玉とは因縁があんだろ?

ゆずってやるよ おめえの仕事だ
と一護に言う恋次。

そして恋次にその場を任せ、再びユーハバッハの下へ向かう一護。

それを阻止しようと一護を追いかける滅却師達。

するとそこへ
ズアッ
千本桜が滅却師達に襲いかかる。

足を止め、現れた死神達を見据える滅却師達。


恋次:・・・カッコつかねえから何度も言わせんじゃねえよ

通さねえって言ったろ

恋次とともに滅却師達の行く手を遮る
白哉、ルキア、檜佐木、一角、弓親

ブリーチ BLEACH 586話へ続く。


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